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タイトル:Daily Drama Express 2008/08/25 太陽と海の教室 (6)  2008/09/01


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/08/25 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 太陽と海の教室
局  名 フジテレビ系
放映日時 月曜21時
キャスト 櫻井翔太郎(織田裕二)
 榎戸若葉(北川景子)
 神谷龍之介(小日向文世)
 根岸洋貴(岡田将生)
 白崎凜久(北乃きい)
 田幡八朗(濱田 岳)
 屋嶋灯里(吉高由里子)
 楠木大和(冨浦智嗣)
 日垣茂市(鍵本 輝)
 澤水羽菜(谷村美月)
 川辺英二(山本裕典)
 芝草修平(矢島智人)
 長谷部杏花(戸田恵子)
脚  本 坂元裕二
主題歌  UZ『君の瞳に恋してる』

あらすじ 第6回「友達のSOSが聞こえますか?」

 花に水をやる長谷部杏花(戸田恵子)は、娘の榎戸若葉(北川景子)
に今後の水やりを頼む。

 若葉は、芝草修平(矢島智人)から聞いた履修科目の単位数不足を
心配し、隠し通せるの?と聞く。若葉は生徒を思うなら不正を隠せと
思っているが、長谷部は学校はそんなことを教えるところではないと
告発をしようとしているらしい。

 白崎凛久(北乃きい)が遅刻してくる。何かを全員で決めているら
しく、凛久は根岸洋貴(岡田将生)を真似して手をあげると、全員一
致で、凛久が日輪祭の実行委員に決まる。

 いつも不思議な言動の多い船木真由(前田淳子)が机の上を走って
教室から出て行ってしまう。櫻井朔太郎(織田裕二)が真由を追いか
ける。本屋のレシートが落ちていて、買った本は「自殺入門」とある。

 体育館に寝転がってる真由。真由は朔太郎に「私って気持ちわるい
でしょ。ブスだし気持ち悪いし」と言う。真由は両親にそう言われた
のだと言う。真由と両親は血がつながっていない。

 朔太郎と若葉は、真由の両親がやっている「中華一」というお店を
訪ねる。

 凛久は洋貴に拾ったレシートを見せる。真由には自殺願望があるの
だろうか?
 田幡八朗(濱田岳)が本屋の店頭に貼ってある雑誌
「TOPTEEN」のポスターを見つける。次原雪乃(大政絢)とい
う生徒がモデルとして写っている。

 中華一。真由の両親(ダンカンと美保純)に会う朔太郎と若葉。真
由の母は真由が小学校の時に描いた絵を持って来る。両親の顔はのっ
ぺらぼう。両親は暴言をはくようなタイプではなく、真由を大切に育
ててきたようだが、真由にそれが伝わっていないようだ。真由が入っ
てきて、この親は偽物、本物が迎えに来ると言う。

 走って行った真由は、朔太郎とたまたま真由を見かけてついて来た
凛久に、捨てられた自分には名前も誕生日もないのだと言う。

 真由は、用具室に朔太郎と凛久を閉じ込めて帰ってしまう。

 朔太郎は、昔ボランティアをしたことがあると話す。焼け野原です
べてを失った人たちのために、コンサートを開いたという。凛久は、
そんな時にコンサートなんてと驚くが、すべてを失った人たちは泣き
叫んだりしない、祭りはその人たちが泣いたり笑ったりする感情を取
り戻すためにあるのだという。人間は泣きながら生まれてくるのは、
私はここに生きているのだとと叫びながら生まれてくるのだと。

 日輪祭の油絵を見つける凛久。キャンプファイヤーのように火を炊
いている場面が描かれていることに凛久は驚く。今はもっと地味だか
らだ。

 朔太郎は、通風孔から出られないかと、鉄の棒をドライバー代りに
するため細工を始めた。

 凛久は夏休みは受験の追い込みの時期で実行委員に選ばれたことを
躊躇しているが、朔太郎は「できるかできないかは、やりたいかやり
たくないかの後にくる」と言う。

 朔太郎は通風孔のねじを外してそこを通り抜け、外から鍵を開けた。

 八朗は、帰宅途中、次浦が一人寂しげに座っているのを見つけ「何
やってるの?」と声をかける。次浦は大丈夫だと言って帰る。

 真由がいなくなり朔太郎が探している。そのことを理事長の神谷龍
之介(小日向文世)に報告に行くが、神谷は教育委員会に呼ばれてそ
れどころでなく、若葉は朔太郎の代わりに授業をするように言われる。

 若葉が授業をしていると、生徒全員の携帯に「緊急警報発令」とい
うメールが入る。
 「今夜地球が破滅します。我こそは地球を救って見せるという方は
今夜湘南学館高校の校庭に来てください」とある。

 真由の行き先を生徒たちに尋ねるために来ていた朔太郎がメールを
読み、凛久のメールを使って「了解!地球は俺が救う 櫻井朔太郎」
と返信する。

 校庭に白線で円を描いている朔太郎。バカにされているのがわから
ないんですかという凛久。凛久は真由が言っていることはすべて妄想
だということを聞かされてたのだ。

 朔太郎は真由が出しているのSOS。朔太郎はSOSを信じると言
う。

 夜の校庭。朔太郎だけでなく凛久、洋貴、澤水羽菜(谷村美月)、
尾島灯里(吉高由里子)八朗、楠木大和(富浦智詞)、日垣茂市(鍵
本輝)もやって来た。

 凛久は、何のためにここまでするんですか?と尋ねる。
 朔太郎は先生以外の仕事をしているとしたら、もう大切な生徒を失
いたくないからだと言い、お前たちの誰一人として死なせたくないと
言う。

 真由がやって来た。

 何も言わない真由。凛久は、こんな騒動をおこしている真由に怒っ
ている。
 朔太郎は「今何時だ?」と言い「11時59分、急げ」と言い、真
由を校庭の円の中に入れる。

 円の中がライトアップされる。円の中には、光のろうそくが立ち、
「HAPPY BIRTHDAY MAYU」の文字が浮かび上がる。
朔太郎は真由に「誕生日おめでとう」と言う。

 真由は私は祝福されて生まれてきた訳じゃないから」と言う。朔太
郎は「お前の誕生日だよ。お前は祝福されて生まれてきた。今日はお
前とご両親が初めて会った日だ。
 その日をお前の誕生日に決めた。誕生日は生まれた日だけをさすん
じゃない。誕生日は親と子が初めて出会った日なんだよ」と言う。

 真由の両親がやって来る。

 教室。朔太郎は真由に両親の顔をスケッチさせる。真由は両親の顔
をスケッチする。

 朔太郎は長谷部を見つける。神谷によって不正は握りつぶされてし
まった。それを聞いた朔太郎はそんなこと許されちゃいけないと言う。

 朔太郎は理事長室へ。朔太郎は神谷に今すぐ真実を話してください
と迫るが、神谷はあなたは生徒を裏切るんですか?と言う。朔太郎は
神谷に生徒を裏切っているのはあなたじゃないですかと言う。

 神谷は来年の春、あの子たちの喜ぶ顔が見られるのならどんなこと
でもすると言う。
 対立する朔太郎と神谷。

 凛久の独白。一番悲しかったことは何?と聞かれたら、私たちはこ
う答えるだろう。
 高校三年の夏の終わりに、大切な友だちが死んでしまったことです。
あの笑顔にはもう会えなくなったことです。

 翌日。八朗は灯里と待合せをしている。灯里は時間になっても来ず、
次原に声をかけられる。次浦は、八朗に携帯のカメラで撮った事故現
場の写真を見せる。
 八朗は次原の心の状態を不安に思うが、お願いしたいことがあるか
らうちに来ない?と誘われ一緒に行く。

 次原の家。杉原は八朗に優しそうだし、私のことわかってくれそう
かなと思っていると言われる。

 部屋には「自殺入門」の本がある。八朗は次原に「何でこれ読んで
るの?」と聞く。
 八朗はモデルとして活躍している次原に不安なことがあることを不
思議に思う。

 次原は、目に見える風景と心の中の風景は違うよ、私に見える風景
は焼け野原という。

 次原は八朗の横に座り「田幡くんお願い。私と一緒に死んでほしい
の」と言う。

 灯里は遅れて待合せ場所についたが八朗の姿はなかった。

 若葉はインターネットの掲示板で不審な書き込みを見つけたことを
朔太郎に話し、その掲示板を見せる。ハンドルネームは3年1組。タ
イトルは「もうすぐ自殺しますよ」。そして、書き込んである言葉に
は、湘南学館高校の校訓と同じ言葉。

 3年1組の誰かが自殺をしようとしているのだろうか?


寸  評  主題歌が爽やかな感じなので、そういうドラマかと思っていたら、
八朗の死を予告するエンディングと予告。重苦しさが漂う終わり方で、
このドラマが最終回に向けてどう終わっていくのかが見えにくくなっ
てきました。

 不思議少女・船木の心の危機をどう救うかが焦点かと思ったら、履
修科目の単位数不足の告発、そして自殺予告と、内容が盛りだくさん
で、どこに焦点を合わせたらいいのか?と戸惑いました。

 今後どういう展開になるのかわかりませんが、八朗が好きなのは灯
里だったのでは?それが他の女の子から誘われたからと言って情にほ
だされて自殺するのか?展開に不自然さを感じました。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 女優の深浦加奈子の早すぎる訃報を知りました。「ナースのお仕事」などで
のコミカルな演技や何年か前に松嶋奈々子とのスイス旅行番組が印象に残って
います。トークもかなりおもしろくて、好感を持っていた女優さんだけに残念
です。(たま)

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