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タイトル:Daily Drama Express 2008/07/11 魔王 (2)  2008/08/01


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/07/11 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 魔王
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 成瀬 領(大野 智)
 芹沢直人(生田斗真)
 咲田しおり(小林涼子)
 葛西 均(田中 圭)
 宗田 充(忍成修吾)
 高塚 薫(上原美佐)
  芹沢麻里(吉瀬美智子)
 芹沢典良(劇団ひとり)
 中西弘道(三宅裕司)
 芹沢栄作(石坂浩二)
脚  本 前川洋一
 西田征史
主題歌  「」

あらすじ  第二回 裏切りの罠…引き裂かれた親子!!

 熊田(森下哲夫)の告別式の時、芹沢直人(生田斗真)は秘書の葛
西均(田中圭)に、林邦夫(きたろう)は真犯人ではない。真犯人は、
林を操っていた天野真実だ、と言う。

 そこに成瀬領(大野智)がやってきて、直人に体調は大丈夫か聞く。
昨日だいぶお疲れのようだったが、と。
 直人は、身体なら大丈夫だ、と答える。
 領は、真犯人もつかまったことだし、ゆっくり休んでください、と
言う。
 直人はねまだ事件は終わっていない。天野という真犯人を絶対捕ま
えてやる、と言う。

 父・芹沢栄作(石坂浩二)や兄・芹沢典良(劇団ひとり)、兄嫁・
芹沢麻里(吉瀬美智子)が現れたので、直人は領に紹介する。
 栄作は、熊田は顧問弁護士で有能だった。熊田を失ったことは、痛
いという。そして領に、『天使の弁護士』と呼ばれているそうだが、
顧問弁護士にならないか?と聞く。
 領は、身に余るお言葉ですが、考えさせてくださいと答える。

 領が行ってしまうと、栄作は、あの領は使える、と言う。


 直人と石本陽介(脇知弘)と均が待っているところに、宗田充(忍
成修吾)がケーキを持ってやってくる。出所祝いをして貰うためだっ
た。
 領は凄腕の弁護士。あっという間に示談を成立させてくれた、と言
う。
 均は、領を紹介したのは自分だという。
 充は女の家を追い出され、久しぶりに実家に戻ったら、なつかしい
写真が見つかったと取り出す。中学時代の4人の写真。

 そこに領がやってくる。
 充は昔の不良仲間だと言うが、陽介は未だにバカやっているのは充
だけで、ほかはみんな地道に働いているという。
 充は、陽介なんて取り立て屋じゃないかといい、オレはこそ泥だが、
直人は今や刑事だよな。持つべきものは金持ちの父親ってか、と言い、
とっくみあいになる。

 均が領に、騒がしくてと謝る。
 領はもう予定があるので失礼すると出て行く。


 暗室で領は、黒革の手袋をはめた手で、タロットカードを赤い封筒
に収めると、じっと栄作の写真を睨む。

 相棒の高塚薫(上原美佐)は直人にさっさとデータベースやらなん
やらを調べるよう、言う。

 また天野真実から直人に、宅配便。中には赤い封筒が入っていて、
またタロットカードが入っている。今度は『月』。手紙も入っている。
 <<すべてのものが一つの全体を作り上げ、一つがほかと響き合い、
作用し合う>>

 直人は留置場に飛んでいき、林にまた、タロットカードが届いた。
誰からなんだと言って締め上げる。
 知らない、と言う林に、林は天野と電話で話しているだろう、と直
人。

 係長の中西弘道(三宅裕司)にたしなめられ、二人は屋上で話す。
 直人は、タロットカードが予告殺人なのではないか、と言う。前回
カードが届いてまもなく熊田が亡くなった。熊田は林に恨まれていた。
また直人のまわりで誰かに恨まれている人物が危ないのでは、と。

 誰か心当たりがあるのかと中西に問われた直人は、父・栄作が危な
い、と答える。栄作は商売のために、様々な人の恨みを買っていると
言って、飛び出す。
 その背中に、「落ち着け、焦ったら犯人の思うつぼだ」とたしなめ
る。


 『南無阿弥陀仏』と彫られた墓石に供えられる白いユリの花。
 それを供えた領は、「母さん」と語りかける。


 栄作の所に飛んでいった直人は、会社の入り口で女性にぶつかりそ
うになり、危ういところで避ける。

 直人は栄作に話をする。
 栄作は国会議員とホテルの経営者をしていると、恨まれることなん
て、あまたある。警察の戯言なんて、付き合っている暇はない、と断
る。

 直人は典良に、宅配便の箱は届かなかったかと問う。
 何も届かなかった、と典良。
 直人は均に、もし栄作宛に宅配便が届いたら開封せずに、直人に連
絡して欲しいと頼む。

 均の携帯に着信。均は大学時代の友人から、と言うが、本当は麻里
から。麻里が今晩出張だから会いたい、と。


 麻里がいる部屋に、均が入っていく。2人は会うなり、熱いキスを
する。

 チャイムが鳴り、ビクッとする2人。
 鍵を勝手に開けて入ってきたのは、充。均のところに泊めて貰おう
と思ったと言って。そして麻里を見て、彼女か?と聞く。
 均は、麻里はいとこ。田舎から出てきたばかりで疲れているから外
で飲もうと言って、充を無理矢理外へ連れ出す。

 雨の中、一本のビニール傘を差して歩く均と充。
 ベランダに出て、均を送る麻里。
 その麻里をじっと見つめている黒いこうもり傘をさした男。


 陽介は、借金をしている相手に、前借りをしてでも何でも、借金を
返せ、と怒鳴っている。
 陽介を止める直人。警察署の前で取り立てはまずいだろう。早く足
を洗え、と言う。
 意外にも陽介は、近々足を洗うつもりだと答える。

 陽介に借金の返済を迫られていた女性は、あの時直人がぶつかりそ
うになった女性・新谷多恵(奥貫薫)。
 多恵は本当に上司に前借りを頼むが、300万なんて多すぎる、と
断られる。

 陽介は、取り立て屋なんて辞めて、居酒屋を開くのが夢なのだと、
直人に店のプランを見せる。
 陽介が直人に頼み事をする。最後の相手は、直人の家のホテルの従
業員。職場に追い込みを掛けたら、直人の顔を潰すことになるだろう。
多恵が給料を前借りできるようにして欲しい、と。


 その頃多恵は、栄作の部屋を掃除していた。床に落ちていた財布を
拾い上げると、万札がぎっしりと詰まっている。
 そこに栄作が入ってきて、この部屋は掃除しなくていいと言っただ
ろう。その手のものはなんだ?このホテルに泥棒はいらない。今過ぎ
出て行け、クビだ、と言う。
 多恵の言い訳に耳を傾けない栄作。

 直人は、多恵の給料が前借りできるようにすることはできないが、
その借金は自分が典良から借りて返す、と言う。
 それじゃ、直人が借金を肩代わりすることになるじゃないかと心配
する陽介に直人は、うちには金が余っている。それに早く陽介のとこ
ろで酒を飲みたいし、と言う。


 領は、経済誌の表紙を飾る栄作の顔をにらみつけている。


 直人は、栄作の周辺を洗ったが、天野真実という人物は射なかった
と西山に報告。
 薫は出典が見つかった。ゲーテの戯曲『ファウスト』で、悪魔に魂
を売った人物、と言う。


 領がしおりが居候をしている タロットカフェ「ガランサス」に、
コーヒーを飲みに来る。
 カフェの経営者・仁科江里(篠原真衣)も、『いい男』、と嬉しそ
う。

 そこに直人が赤い封筒を持ってやってくる。しおりの顔が曇る。

 領は、直人が急用のようなで、と席を立ち、直人に、「ステキなお
父様ですね。誠実という言葉がピッタリの」と囁く。

 直人はしおりに、送られてきた『月』のカードを見せる。
 しおりが、『月』のカードを読み解く。今は夜。待つことしかでき
ない。なぞめいたことが起こる暗示。動くほど混乱し、なすすべはな
い。

 しおりがタロットカードをサイコメトリー。
 くまのぬいぐるみ。大きなホテル。ロビーには、翼のはえた彫刻。
拳銃。
 直人は、「おやじのホテルだ」と言うと、西山に報告する。

 パトカーの中から直人は典良に今からSPを向かわせる。パーティ
ーに不審人物が紛れ込んでいないか、注意して欲しいと言う。
 典良はパーティー会場の前で多恵とすれ違う。

 栄作はパーティー会場から社長室に連れ込まれ、自宅にも帰らない
で欲しいと言われ、不機嫌になっている。
 直人は、銃の携帯許可まで下りているのだから、と自宅に帰ろうと
する栄作を押しとどめる。

 直人たちが社長室の前で見張っていると、領が来る。顧問弁護士に
と言われた件で、と。
 直人は、今日は栄作は誰とも会えない、と断る。
 領は、それなら仕方ない。疲れた顔をしているが、大丈夫か?と聞
く。
 直人は、たいしたこと無いと答える。
 領は、ゆっくりお休みなさい。疲れは判断を狂わせる、と言う。


 多恵は公園に座って、呆然と督促状を見ていた。
 ふと顔を上げると、熊のぬいぐるみを持って座っていたはずの娘・
空がいない。

 多恵は半狂乱になり、陽介に娘を返せと電話する。
 でも、陽介には何のことかわからない。

 陽介は直人に電話し、借金の件がどうなったか聞く。直人はまだ、
と答える。
 すると陽介の前に宅配便が置かれる。
 直人に問われ、送り主の名を読む。天野真実。

 直人は箱を開けるなと言うが、すでに陽介は開けていた。
 中身を問う直人。中には熊のぬいぐるみと赤い封筒に入った『月』
のタロットカード。

 直人は薫と共に、陽介の所へ急ぐ。

 その頃陽介のところに、半狂乱の多恵がやってきて、娘を返せ、と
言う。
 陽介は知らないと答えるが、机上にあった熊のぬいぐるみを見た多
恵は、拳銃を構える。

 直人はトラックに道をふさがれ、陽介の所へ行くのが、遅れる。

 直人たちが駆けつけたときには、陽介は床の上に倒れており、直人
の呼びかけも虚しく、陽介の身体から力が抜ける。


 しのぶは教会のバザーの準備をしていた。
 そこに領が現れ、手伝うという。
 お忙しいのでは?としのぶに問われると、仕事は昨晩のうちに片付
けてしまいました、と領。

 教会の前から、女の子の泣き声が聞こえる。しのぶと領は、その子
のところへ行く。
 泣いていたのは空で、熊のぬいぐるみを抱きしめている。
 領は優しく空に声を掛ける。


寸  評  この展開って、領の弟を死なせてしまったのは、直人たち4人で、
主犯の直人を無罪にしたのが熊田。だから、領はこの5人を復讐のた
め殺す。まずは方々で恨みを買っていそうな熊田を殺す。次は取り立
てで恨まれている陽介。
 その次は、こそ泥の充でしょうか?
 この多恵は今後も絡んでくるのでしょうか?それとも今回限りの存
在?
 どうして、領は、『天野真実』という名前をつけたのでしょうか?
 でも、この通りの展開だったらおもしろみは少ないですよね。どう
いうどんでん返しが用意されているのでしょうか?

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 最近猛暑が続いていますが、平日は朝出勤してから夜退社するまでずっと会
社のビルの中にいるので、日中は暑さを感じずに過ごしています。
 今日は休日出勤だったため、お昼を買いに外に出ました。最初は曇っていて、
今日は朝よりも涼しくなっていて、快適!と思いました。
 でも、社に戻るときには太陽が顔を出し、うだるような暑さ。一歩一歩がよ
ろめきそうでした。
 今度夕方帰宅するときには涼しい風が吹き、これなら隅田川の花火見物も楽
かなと思わせられました。
 実際には人混みで息苦しいかもしれませんが。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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