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タイトル:Daily Drama Express 2008/07/14 CHANGE (最終回)  2008/07/30


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/07/14 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル CHANGE
局  名 フジテレビ系
放映日時 月曜21時
キャスト 朝倉啓太(木村拓哉)
 美山理香(深津絵里)
 神林正一(寺尾あきら)「あきら」は、常用・人名外字
 宮本ひかる(加藤ローサ)
 韮沢勝利(阿部寛)
 月丘瑠美子(堀内敬子)
 朝倉貴江(富司純子)
 鵜飼武彦(伊東四朗)
 小野田朝雄(中村敦夫)
 二瓶栄 (神山繁)
 堀内達彦(大林丈史)
 近藤光輝(風間杜夫)
脚  本 福田靖
主題歌  マドンナ『マイルズ・アウェイ』

あらすじ 最終回「最終回拡大90分SPさようなら、朝倉総理涙のラストメ
ッセージ 22分間の全国生中継」

 朝倉啓太(木村拓哉)が予算委員会の答弁中に倒れた。月丘瑠美子
(堀内敬子)が、病名は急性発作眩暈症と発表。極度の過労とストレ
スで起こっており、耳石(じせき)に異常がありめまいをおこし、倒
れた時に頭を打ち一時的に意識不明に。

 韮沢勝利(阿部寛)が美山理香(深津絵里)に、「あいつは何をし
ゃべろうとしたんだ」と聞く。理香は責任をとって辞任を表明しよう
としていたと話す。

 韮沢は、「あいつを辞めさせていいのか?」と理香に聞く。理香は
月丘から啓太に無理をさせてはいけないと言われており、これ以上頑
張れと言うことはできないと話す。

 目を覚ました啓太。お腹がすいていたようで食欲がある。理香から
総理臨時代理を決めるように言われるが、順位でいくと官房長官をし
ていた神林正一(寺尾聰)が1位だったが現在は辞任、2位から5位
までは疑惑の閣僚。韮沢が官房長官であるが、韮沢は国会議員でない
ので無理だ。啓太は生方恒男(石黒賢)に任せる。

 神林がやって来て辞任なさるおつもりですか?と聞く。啓太は答え
ないが神林が「もし私が次の政権を担えとしたら入閣していただきた
い」と言うと、啓太は責任をとったことにならないからと断った。

 生方は総理代理を引き受けた。啓太が不眠不休で仕事をしていたこ
とを知る。

 看病のために上京した母・朝倉貴江(富司純子)は啓太に辞任の気
持ちがあることを理香に確認する。

 テレビの取材で、神林は啓太に総理辞任の気持ちがあることを話し
てしまう。
 自分が政権をとるために着々と工作をする神林。

 次の総理候補が確実な神林の元へ二瓶栄(神山繁)や垣内達彦(大
林丈史)が会いに来る。

 啓太の家に教え子たちがやって来た。啓太に総理を辞めるのか?と
聞く子どもたち。啓太は総理には任命責任があり、官僚が不正をして
いたら選んだ総理にも責任があると説明する。

 啓太が退院して公務に復帰する。生方はあまりに多忙で自分が死ぬ
かと思ったと話す。生方は「本当にお辞めになるつもりですか?」と
聞く。「はい」と啓太は答え「残念です」と言う生方。

 外務省の事務次官が時期総理候補の神林の元に挨拶に来る。

 啓太は、百坂哲也(西村雅彦)、郡司(平泉成)、西(矢島健一)、
秋山(鈴木浩介)や美山理香(深津絵里)と宮本ひかる(加藤ローサ)
を集め、辞任の意向を話し、後1週間でできることを話し合う。

 少子化対策、教育改革、インターネット犯罪の撲滅などを挙げるが
どれも1週間では無理。官邸連絡会議で出されるお茶を誰も飲まない
ことから、お茶出しをなくしてはどうかと啓太は提案する。

 お茶の予算は56万円。秘書官たちは働きかけを行うがたらい回し
されあまり進展がない。

 喫煙ルーム。お茶出し廃止がうまくいかないということをSPの壇
原(大倉孝ニ)に話す啓太。壇原は「総理は今までいくつも前例を破
ってきたじゃないですか。大丈夫ですよ」と言う。

 ひかるは理香に「総理はまだやりたいことがあるんじゃないですか」
と言う。
 啓太が1週間でやりたいことに少子化対策や教育改革を挙げていた
からだ。

 内閣府の事務次官(大和田伸也)が啓太のところにやって来た。事
務次官は総理を啓太の気まぐれにつきあってはいられないという態度
をとる。

 啓太はたとえわずかでも国民の税金。官邸が率先して変えていかな
くては、小さい問題なら見過ごしてもいい、大きな問題だからあきら
めてもいいという考えにつながると思うとは話す。

 啓太は水筒にお茶を入れてもってくるようになったらこれがいい感
じでと、事務次官にお茶を勧める。お茶を飲んでおいしさがわかった
事務次官。

 事務次官は啓太の部屋を出て秘書官たちに「本当にお辞めになるん
ですか?お茶の件は了解しました」と言い、内閣府でもいろいろなこ
とを検討してみますと話す。

 お茶の件が解決し啓太がひかるや韮沢とくつろいでいると、チャイ
ムが鳴る。

 やって来たのは小野田朝雄(中村敦夫)。啓太の父とも仲が良かっ
たと話す小野田は、啓太の父が立派な政治家で日本はこれからアジア
の国々と生きていかなくてはいけないと言い、子どもたちの交流に力
をいれており、亡くなった事故も、ベトナムの小学校の視察に行こう
としていたと話す。

 小野田は啓太に責任をとってお辞めになるつもりですか?と尋ね、
それはいかにも政治家的な考え方、あなたのよさは政治の素人である
こと、もう一度初心にかえってみてはどうですか?と助言する。

 啓太は理香に、子どもたちに希望ある未来を用意してあげたいとは
思わないのかと言われたことを思い出す。

 啓太は、教え子たちがくれた寄せ書きに目をやる。啓太が子どもた
ちによく言っていたことは「アウトでも全力で走れ」。子どもたちは
「モジャ倉全力で走れよ」と書き込んでいた。

 官邸にやって来た啓太。まだ残っていた理香に啓太は2つお願いし
たいことがあるんです」と言う。

 1つは総理としてみんなに気持ちを伝える機会を作ってほしいとい
うこと、もう1つはみんなに気持ちを伝えた後に美山さんに伝えます
と言う。

 啓太は国民への話を始める。総理に就任して50日目。疑惑の政治
家を任命したことを謝る。

 政治の事件や国民的ブームで選挙に行ったかということ行かないこ
ともありました。政治が身近に感じることができなかたし、自分の一
票で変わったと期待することはありませんでした。
 何も変わらないし公約もうやむやになっているので、結局盛り上っ
た自分は何だったのだろう。自分の一票で変わることなんて思えませ
んでした。なぜか当選して戸惑うことばかりでした。何をしていいか
わからなかったんです。委員会に入っても何を議論しているのかわか
らなくて。会議の内容が結論が出ないままに終わってしまうし、政治
家になってからも政治を余計に遠く感じるようになっていました。

 そんな時、総裁選に立候補してみないかという話があり、もし自分
が総理大臣になったら希望ある未来を子どもたちに用意してあげられ
るかもしれないって他の候補者の話を聞いているうちに自分だったら
こうするのにという思いも出てきました。

 啓太は総裁選で語った演説を総理になっても忘れないでいると話す。
大同商事疑惑は朝倉内閣の不祥事であり8人の閣僚と15人の国会議
員が関っていたことで政治の信頼を失った。

 啓太は自分の任命責任を明らかにした上で総理の席に座りつづける
ことはできないと言う。

 政治は信頼を失ったが、権力な執着せず使命感に燃えて働く政治家
はいるし、自分の過ちを認め潔く身を引いた政治家もいる、官僚と言
われる人たちの中にもこの国のことを考え必死になって働いている人
たちもいる、自分の命をかれて国民を守ろうとしている警察官がいる
ことを知ってほしいと言う。啓太は自分を支えてくれた人たちに感謝
の意を述べる。

 啓太は僕は総理を辞任しますと言う。そのことで責任をとったこと
にはならないので、疑惑の政治家を含めすべての政治家に辞任しても
らおうと思っていることを話す。

 解散総選挙をして民意を問い国民一人一人がよく考えて政治家を選
んでほしいというのだ。小学校の社会の教科書にも主権在民というこ
とが書いてあるのだと説明する。

 啓太は、この解散は朝倉内閣の実績を問うものではなく子どもたち
に希望ある未来を用意するための解散ですと言う。

 啓太の話を聞いていた美山始め官邸スタッフが拍手する。

 解散のニュースが流れる。神林がやって来て、啓太に自分から何を
学んだのかを聞く。啓太は神林が政界のうみを出してくれたことを感
謝していると話す。

 神林は啓太の「選挙での健闘を祈るよ。本会議場で会おう」と行っ
て帰っていく。

 神林は二瓶や垣内と廊下ですれ違うが、二人は神林を無視して通り
過ぎて行く。

 神林は近藤光輝(風間杜夫)に「私はもう反主流だ。いやなら辞め
てもいいんだよ」と言うが、近藤は「神林先生が総理になるまでは辞
めません」と言う。

 官邸を見つめる啓太と理香。理香は「総理は私の思ったとおりの人
でした」と言う。啓太は理香に選挙に出るつもりがあるかを聞く。

 理香は「総理は私がもう私がいなくても大丈夫ですか?2つ目は何
ですか?」と2つ目の願いを聞く。

 啓太は「僕のそばにずっといてほしい。ずっとです」とプロポーズ。
理香は「はい」と言い「私の夢は今叶いました」と言う。二人は手を
つなぐ。

 選挙が始まった。韮沢がやってきた。啓太は遊説中。

 「政友党公認候補の朝倉啓太です」と挨拶する啓太。啓太を見守る
理香。


寸  評  啓太が辞任や解散について一人で話す場面がすごく長く感じまし
た。見ていて、こんなに長いセリフを覚えるのは大変だっただろうと、
そっちの方に関心がいってしまいました。


 啓太の家での韮澤やひかるとの会話は楽しげでおもしろくもあった
のですが、その反面、政界が舞台のドラマでありながら何となく緊迫
感がなかったのが気になりました。

 啓太が内閣府の事務次官にお茶を勧めた後、事務次官の表情が一変
しますが、啓太の魅力に感化されたということなのでしょうが、あま
り説得力がなく、うそ臭く感じられました。

 啓太と理香は結婚したのでしょうか?最後の街頭演説で啓太の薬指
に指輪が光っていたようなので、結婚したのかな?と思いました。

 当初総理大臣は何歳からできるか?ということからこのドラマは始
まったということだそうですが、35歳でも朝倉啓太なら総理大臣が
務まるという証明ドラマということだったのでしょうか?

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 わが家で一年中活躍しているのは、扇風機です。雨の日や花粉の時期の洗濯
物を部屋で干す時や、冷房の設定温度を高めにして冷房効率をよくするのに役
立っています。

 この暑さでテレビでは熱中症対策と冷房病対策についてやっていますが、冷
房病対策について思ったのは外気温との差5度以上だと冷房病になりやすいと
のこと。すると、クーラーを28度設定でも外が33度だと冷房病になる可能
性が出てくるわけで、熱中症だけでなく冷房病も気をつけなくては。

 そして、熱中症が最も多いのは家の中だそうで、窓を開けない、クーラーや
扇風機を回さない部屋の中だと熱中症がおこり得る可能性があるのだとか。そ
れに、湿度が70パーセントを超える日は低気温でも熱中症になる可能性があ
るとかで、どちらにしても夏を乗り切るのが大変なこの頃だと思っています。
(たま)

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