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タイトル:Daily Drama Express 2008/07/24 コード・ブルー (4)  2008/07/30


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/07/24 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル コード・ブルー
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 藍沢耕作(山下智久)
 白石 恵(新垣結衣)
 緋山美帆子(戸田恵梨香)
 冴島はるか(比嘉愛未)
 藤川一男(浅利陽介)
 田所良昭(児玉 清)
 森本忠士(勝村政信)
 梶 寿志(寺島進)
 西条 章(杉本哲太)
 三井環奈(りょう)
 黒田脩二(柳葉敏郎)
脚  本 林宏司
主題歌  Mr.Children「HANABI」

あらすじ 第4話「」

 ある朝、耕作(山下智久)は黒田(柳葉敏郎)に呼び出され、1つ
でも多くベッドを空けろという指示を受けた。
「追い出せ、ということですか?」
 耕作は淡々と聞き返した。
「ベッドが空かなければ患者を受け入れられない」
 さらにきついこと平気で言える耕作が適任と黒田は何食わぬ顔で答
えた。むろん本当のところは退院、転院を勧めることで患者とのコミ
ュニケーションのとり方を学んでほしいと思ったからだ。

 恵(新垣結衣)は極度の貧血と目眩を訴えた宮本という中年男性を
診察した。
「じゃあ胸をあけてもらえますか?」
 患者を診察しようとして、恵は言った。患者はシャツのボタンをは
ずしたが、腹部に何箇所も手術で切った跡があって驚いた。
「その傷……」
 すると、男性は突然吐血した。慌てて胃カメラを使って診察したが、
胃にも十二指腸にも潰瘍の形跡がなく、恵は首をかしげた。原因不明
の奇病としか言いようがなかった。

 一男(浅利陽介)と美帆子(戸田恵梨香)は胸に痛みを訴えた
72歳の男性の緊急処置に当たったが、その最中にドクターヘリ要請
がやって来た。チャンス!と一男は思った。耕作は退院係、恵は別の
患者につきっきり、美帆子は嘘を言ってヘリに乗って以来黒田に嫌わ
れていると悩んでいるところだ。

 一男はしきりに黒田の顔をうかがってそれとなくアピールしたが、
黒田は患者に徐細動を施そうとしていてそれどころではない。そこへ
ベッドから患者の手がだらんとたれさがった。
「あっ」
 一男は思わずその手をベッドへ戻そうとした。そのとき黒田の徐細
動が実行され、一男は患者の手から通電して、卒倒してしまった。
「黒田先生、フェロー誰を行かせます?」
と尋ねる森本(勝村政信)に黒田は呆れた顔で一男を見つつ、美帆子
に行くよう指示した。その一男は心停止を起こしていて、黒田は即座
に心臓マッサージに取り掛かった。

 美帆子が現場に駆けつけて、事情を聞くと、飯田という21歳の男
性が川底に頭を打ったという。意識はあるものの、美帆子は診察して、
頭蓋骨損傷の可能性もあるとして、すぐさま搬送させることにした。

 恵は宮本の容態が落ち着いたのを見て取って、腹部の手術跡につい
て尋ねた。
「それがよくわからないのです」
と宮本は答えた。それで試しに何回かお腹を切ってもらったのだと。

 美帆子はヘリで帰って来たが、突然飯田はぐったりして反応がなく
なった。自発呼吸が難しくなり、黒田は美帆子に送管を指示した。美
帆子は躊躇したものの「やってみます」と言って作業にかかった。
 そこへ西条(杉本哲太)がやって来た。
「救急は手荒いな」
 ぶつぶつ言いながら患者の様子を西条は患者を見た。脳内ヘルニア
が起きていると察した西条はCTを取る暇がないとして、ドリルを用
意、即オペに踏み切った。

 一男は一命を取り留めたものの、1、2日は入院することになった。
ちょうど母親が訪ねてきていたが、一男は煩わしがって追い返してし
まった。
「お前さ、邪魔」
 他の人が心配する中で、耕作は毒づいた。これで空きベッドがゼロ
になってしまい、退院係としては頭痛の種になるだけだったのだ。

 西条の緊急処置で飯田は小康状態を取り戻した。後はオペ室でと西
条は言って搬送して行った。
「今日は落ち着いていたわ」
 環奈(りょう)が美帆子を誉めた。だが美帆子は険しい表情で黒田
に尋ねた。
「あの、病状は?」
「詳しい所見は西条に聞いておけ」
 黒田は多くを語ろうとしなかった。

 西条が言うには飯田は頚髄がやられてしまい、首から下は動かない
し、何も感じないだろうと美帆子に説明し、告知を任せた。21歳と
いう若さを思うと美帆子は気が重かった。
「詳しい検査結果はこれからですが、とりあえず頭の手術は成功しま
した」
 だが、助かって大喜びしている家族を見ると、美帆子は本当のこと
を告知することができなかった。

 エレベーターで黒田と一緒になった耕作は明日のヘリ担を聞いた。
「緋山だ。連続で乗せて慣れさせる」
「そうですか」
 耕作はいつものように抑揚のない口調で答えた。
「藤川はどうだ、お前の評価は?」
「別に。ただ緋山は難しい気管送管ができた、藤川はできなかった。
そういうことだと思います」
 外科医とは才能と経験しかない、耕作はそう付け加えた。
「そのとおりだ」
 黒田は否定しなかった。

 宮本がひざに虚脱感があるというので、恵は脳腫瘍の疑いありと見
て西条を訪ねた。しかし西条の検査でもどこにも異常がなくますます
わけがわからなくなるばかりだった。しかも宮本は2人の子どもが事
故死し、妻とは離婚、会社もクビになったという自分の不運を愚痴る
ばかりで、恵の問診にあまりこたえようとしない 有様だった。

 一男の母親が一男を訪ねてきたが、一男は失敗続きの腹いせで追い
払ってしまった。しかたなく母親は耕作を訪ね、申し訳なさそうに一
男の様子を聞いた。母親は一男がフェローの中でトップの成績をとっ
ていると聞かされていたような口ぶりで、耕作は閉口した。
「それは、本人に聞いてみてください」
 この手の受け答えが苦手な耕作は突き放すように言った。すると母
親はショックを受けてしまったのか、突然倒れてしまった。

 幸い軽い熱中症で大事に至らなかった。はるか(比嘉愛未)が看病
に当たった。
「藤川先生はこんなに愛されて幸せですね」
 はるかはそう声をかけた。
「どこの親だってそうよ。あなた、親御さんとは離れているの?」
「ええ。たぶん一生あうことはないかも」
 はるかは思わずそう口走った。
「そんな親不孝言っちゃだめよ」
「こどもが嫌いな親もいるんですよ。できの悪い子の顔なんて見たく
もないっていう親も」
「それは間違っている。そんな親はいません」
 はるかは一男の母親の顔を見た。非難するわけでもなく、にこやか
な顔つきだったので、はるかはそれ以上何も言い返せなくなってしま
った。

 宮本が今度は唐突に全身痙攣を起こした。
「どうなってんじゃ、この患者は」
 黒田は首をかしげた。痙攣の既往歴もなく、なぜ起こるのかも原因
がわからない。

 美帆子がまだ告知していないと聞いて、環奈はすぐ告知するように
促した。ぐずぐずしても何のいい結果も出ない。患者を現実に向き合
わせることも大事だと。もちろんそのことは美帆子にもわかっている
のだが、初めての告知の重さにまだ心の整理がつかない。

 宮本は一男のいる病室に移された。MRIの検査結果を前に黒田も
耕作も恵も困惑していた。とにかくわからない患者で、低血糖の説明
もできない。
「消化器癌が脳に転移したとしか考えられません」
 耕作が言った。
「そのとおりだ」
 黒田もうなずいた。
「ならもう一度消化器や脳を検査しなおしましょうか」
 恵がそう言ったが、西条はうんざりした顔をした。
「うちも暇じゃないんだ。もう少し見通しを立ててからコンサルして
くれ。案外まったく別の病気かもしれないぞ」
「そんな……」
 恵は考え込んでしまった。

 美帆子は西条にかけ合って、飯田をオペで少しでもよくしたいと提
案してみた。
「無理だ。脊髄がやられているんだぞ」
「でもアメリカの論文によれば」
「おい、医者は神じゃない。患者も医者も成すすべがないことがある
ということを受け入れるべきだ」
 西条にさえぎられて、美帆子はそれ以上何も言えなかった。

 一男の母親は回復すると一男に会わずに退院しようとした。
「あたしが会いに行くと怒りますから」
 母親ははるかに笑いかけて出て行こうとした。
「あの」
 はるかが呼び止めた。
「親に心配されて嫌なんていう子どもはいませんよ」
 今度は母親の方が何かを気づかされたような顔をした。

 母親は一男の病室の前まで来た。すると黒田と一男が話しているの
が聞こえてきた。
「先生、俺もう大丈夫です。明日はヘリに乗せてください!」
 一男は必死に訴えた。
「だめだ。お前は向いてない。1ヶ月もいればわかるだろう。ここ辞
めて他に行け。救命だけが医者じゃない。自分に会う病院を探せばい
い」
「そんな……」
 一男は病床でもフライトドクターの本を読んでチャンスを待ってい
ただけに、ショックが大きかった。

 気落ちする息子を遠目に見た母親は会うことができず、少ししてか
ら電話を入れてみた。だが一男はイライラが募っていて思わず罵倒し
た。
「なんどもかけてくんじゃねえよ。俺はあんたと違って暇じゃないん
だから!」
 そうまくし立てて切ってしまった。

 美帆子の告知に家族は泣き崩れ、本人は呆然として目はうつろだっ
た。
「こんなに元気なのに、信じられねえよ……」
 美帆子は申し訳なさそうにうつむいて立っていた。逃げ出したい気
持ちを抑えて自分も現実と向き合っていた。

 病院のソファで落ち込んでいる一男の母を見かけて耕作は声をかけ
た。母親はぽつりぽつりと話し始めた。一男は昔喘息もちで今生きて
いるのが不思議なくらい身体の弱い子だった。だから元気でやってい
てくればそれでいい、他には何もいらないからと。
「ごめんなさい、先生、あたし自分のことばかり。先生のご両親は?」
「いません」
 耕作は相変わらず無表情に答えた。耕作の両親は小さいころに離婚
し、その後は祖母に育てられた。
「両親のことは良く知りません」
「ごめんなさい。悪いこと聞いてしまって」
「いえ」
 耕作はまったく感情を表に出さず淡々と答えるばかりだった。
 母親は肩を落としてとぼとぼと帰っていった。耕作はその姿から目
が離せなかった。親の情というものをよくわからない自分にとって、
あの人は何を訴えかけてきているのだろうか。

 はるかが宮本の病室から血液が付着した小さな樹脂製の筒を発見し
た。もしや、これは!黒田や恵はすぐ病室へ向かい、病室内をくまな
く探して、注射器やらインシュリンを見つけ出した。
「これは典型的なミュンヒハウゼン症候群だ」
 黒田ははき捨てるように言った。はるかも恵も非難するような目で
宮本を見た。
「し、知りませよ、僕は」
 宮本はうろたえた。するとそばにいた一男が言った。
「だったら、寝ている間に飲んだんじゃないでしょうか。そういうこ
とってありますよ」
 一男には宮本の気持ちがよくわかった。夢破れてどうしていいかわ
からなくて、寂しさを紛らわせるためにこんな小細工に走ってしまう
のだ。
「そ、そうかもしれません」
 宮本はどこかホッとしたような顔をして、うなずいた。

 一男はようやく復帰したが、どうしていいかわからなくなってしま
った。そんな一男に田所(児玉清)が声をかけた。
「やはりユニフォームが一番似合いますね」
「すいません、いつも役に立てなくて」
 一男は頭を下げた。
「いえいえ、藤川先生は寝ながら適切な診療をしましたよ。ミュンヒ
ハウゼン症候群の患者は追い詰められるとエスカレートするものです。
藤川先生の一言で患者は救われ、現実を受け止めたのです」
 田所にそう言われて、一男の表情が見る見る明るくなった。乗せれ
ばすぐ元気になる、これが一男のいいところだろう。

 恵も美帆子も虚脱感に襲われていた。患者にコロッとだまされる、
結局告知するだけで何もできない。
「何やってんだろ、あたし」
 恵も美帆子も同時に口をついた。そこへ一男がやって来た。
「聞いた?黒田の奴俺をヘリに乗せないんだってよ。あれは中年の嫉
妬だな。でも俺はやめないよ、絶対」
 空元気には違いない。けれど恵も美帆子もそれがおかしくて、なん
だか元気付けられるような気がした。

 耕作が一男を呼び出して気管切開のオペを担当させてみた。一男は
耕作の妙な気配りが腑に落ちなかったが、ともかく耕作のアドバイス
どおりにオペを実行した。
「なあ、もしかしてお前、俺のおふくろに会ってない?」
「知らん」
 相変わらず耕作はぶっきらぼうに言うだけだった。

 ナースステーションの投書箱に一男宛に女子高生から投書があった
と言われて、一男は驚いて読んでみた。そこには「藤川先生はいい先
生です。フライトドクターになれればいいな」と女子高生にしては不
似合いな達筆で書き綴られていた。一男は思わずしゃくりあげた。あ
れだけひどいことを言ったのに、母親はいつも自分を見守ってくれて
いる。自分には支えてくれる人がいつもいると思うと、一男は人目も
はばからず声をあげて泣いた。


寸  評  相変わらず細切れのストーリー展開ですが、病状のはっきりしな
い患者、告知の葛藤などのサブストーリーはどうなるんだろう?と思
いながら見れましたので、前回よりは面白かったと思います。
 ただやはり詰め込みすぎの感を拭えません。やっぱり告知は実際に
告知しているシーンを描いてほしいと思いますし、ミュンヒハウゼン
症候群の患者を立ち直らせる一男の一言ももっと患者との交流の中で
あの一言が出してほしいと思ったりしました。目玉であるはずのヘリ
もうまく活かされてないのも気になります。

執 筆 者 けん()

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2. 編集後記
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 パソコンの調子がわるくなり、一度電源を落とすとなかなか立ち上がらなく
なってしまいました。最初はセーフモードであげればうまくいっていたのです
が、最近ではそれも徐々に効かなくなってきてかなりまずくなってきています。
しかたないので、電源を落とさずスタンバイモードでしのいでいますが、それ
もいつまで持つかという状況で、バックアップを毎日取りつつ、新しいパソコ
ンを物色しています。最近はオーダーメイドがあるそうで、うまくいけばノー
ト型でも10万以下で買えるみたいなので、いろいろとパンフレットを集めて
いるところです。(けん)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
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ID  :MM3E195F16414CD 
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