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タイトル:Daily Drama Express 2008/07/04 魔王 (1)  2008/07/22


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/07/04 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 魔王
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 成瀬 領(大野 智)
 芹沢直人(生田斗真)
 咲田しおり(小林涼子)
 葛西 均(田中 圭)
 宗田 充(忍成修吾)
 高塚 薫(上原美佐)
  芹沢麻里(吉瀬美智子)
 芹沢典良(劇団ひとり)
 中西弘道(三宅裕司)
 芹沢栄作(石坂浩二)
脚  本 前川洋一
 西田征史
主題歌  「」

あらすじ  第1話 愛を捨てた復讐鬼−哀しき魔王

 「今日は哀しい戦士の話をしましょう」
 最初の絵に、子供達は「悪魔みたい」と言う。
 次にルシファーの絵を見せると、「きれい」と子供達。

 ルシファーは神様に愛されていたけれども、ある日神の怒りに触れ、
楽園を追い出されてしまった。
 「行き場を無くしたルシファーは、サタンに名を変え、地獄に降り
ていったの。そしてそこで魔王になってしまったの」

 成瀬領(大野智)はまた裁判で勝つ。
 取材陣に対して、「真実を示しただけですから」とクールに答える
領。


 全力で犯人を追いかけ、遂に執念で捕まえる芹沢直人(生田斗真)。
 屋上から下へ落とすマネをして、強引に自白させる。

 駆けつけた同僚から、「やり過ぎなんだよ」と指摘されても、「捜
査にやり過ぎなんて無い」と開き直る。


 シャワーを浴びた領は、暗室に入る。そこには、現像し、乾燥中の
写真がつるされている。学生服姿の男子の写真もあれば、先ほどの直
人が犯人を屋上から突き落とそうとしたところの写真もある。

 領は1枚タロットカードを引くと、折りたたみナイフの刃を出し、
写真の直人の喉に刺す。


 直人は昨晩も署に泊まっていた。相棒の高塚薫(上原美佐)に文句
を言われると、大学出ているからって、威張るな。オレの方が、刑事
になったのは早いんだ、と文句を言う。

 その時、男が連行されて来る。
 直人は、その男・宗田充(忍成修吾)が同級生だと言うと、取り調
べに当たる。
 でも、宗田は弁護士が来るまで、何も話さないと粘り、直人は別の
刑事とチェンジさせられる。

 席に戻ると、天海真実という人物からの小包が届いている。直人は
その名に心当たりが無いが、とりあえず開ける。
 すると中に封筒が入っていて、開くと中から20番の正位置のタロ
ットカードが1枚だけ出てくる。

 その時、強盗事件のアナウンスが流れ、刑事部屋を飛び出した直人
は、駐車場で、領にぶつかってしまう。
 直人は領に、弁護士ですか?と聞く。
 領は、宗田の弁護に来たという。

 "Over the Raimbow" を鼻歌で歌いながら、咲田しおり(小林涼子)
は、タロットカードの大アルカナのスートを眺めている。
 そこに仁科江里(篠原真衣)が来て、ピアスが片方見つからない、
と騒いでいる。

 しおりは残ったピアスを受け取ると、サイコメトリーで、もう片方
を探す。
 江里は、出勤前に疲れちゃうよねと言いながらも、見つけて貰えて、
嬉しそう。


 しおりは図書館で、白手袋をはめて本を整理していた。
 領が、建築関係の本が無いか聞く。

 しおりは本を渡し、弁護士さんって、もっとおじさんばかりかと思
ってた。貸し出しは2週間だけど、2,3日ならおまけしますよ、と
言う。


 領が事務所に戻ると、事務員が先日勝訴した裁判の依頼人や支持者
から感謝の手紙が沢山来ている。領は『天使』だと言われているとほ
める。

 自室に入った領は、「天使か.....」とつぶやくと、直人の「はじ
めまして」と言ったときの顔を思い出す。


 署に戻った直人は、係長の中西弘道(三宅裕司)から、あんなやり
方をしていたら、ごろつきと一緒だと叱られる。
 でも直人は、検挙すればいい、と開き直る。

 兄・芹沢典良(劇団ひとり)から直人に電話。今日のパーティーに
は必ず来るように。その時はスーツを着てくるように、と言う。


 領は両手に黒手袋をはめると、暗闇に立っている。


 芹沢家のパーティーに遅れて駆けつける直人。スーツは着ておらず、
ラフな恰好をしている。
 典良は、公式の場では「兄さん」ではなく、「社長」と呼べと言う。

 父・芹沢栄作(石坂浩二)のところに、顧問弁護士の熊田(森下哲
夫)が来ている。検挙率トップだそうですねと言う熊田に、運が良か
っただけです、と直人。

 栄作は、散々熊田に世話になっておきながら、直人の態度は何だ。
いい加減、刑事など辞めろ。高卒なんて、ただの兵隊じゃないか。い
つまで地べたを這っているつもりだ、と責める。
 栄作を睨む直人。

 典良は直人に、栄作は今度ドバイに進出するつもりだ。栄作は直人
に、早く帰ってきて欲しいのだ。そうすればここを直人に任せられる
から、と言う。
 典良は一度、妻・芹沢麻里(吉瀬美智子)の手料理で一杯飲もうと
言う。
 直人も麻里の手料理はおいしいから、と賛同する。

 熊田は、誰からか携帯に、ややこしい話を受け、仕方なく事務所に
戻る。

 麻里は空き部屋に引っ張り込まれる。そこには直人の同級生で、典
良の秘書の葛西均(田中圭)がいて、麻里は自分から均の唇に、自分
の唇を重ねる。


 事務所に入っていく熊田を、暗闇から見ている黒手袋の男。


 石本陽介(脇知弘)は、債務者を脅すようにして借金の取り立てを
している。
 直人が陽介に、強盗だと声を掛ける。これ以上強引な取り立てをす
ると、捕まえると。
 二人は中学の時の同級生同士だった。
 陽介はひどい咳をしている。
 直人が病院へ行ったのか?と聞くと、忙しくてそれどころではない、
と陽介。

 直人は、熊田が事務所で刺殺したいとして見つかったとの報を受け、
駆けつける。

 直人は、熊田の事務所でタロットカードを見つける。それは直人が
貰ったのと同じ20番・審判。
 そのカードは、直人同様、小包で送られており、送り主は天海真実。
 直人は勢い込んで熊田法律事務所の事務員に、天海真実とは何者か
と聞くが、心当たりが無いとの返事が返ってくる。
 入っていたのはタロットカードだけかと問うと、ナイフも入ってい
たという。
 そのナイフは、熊田の身体に刺さっているものと同じ形。


 教会で熊田の葬儀が行われている。神妙な顔で参列している領。

 ふと横を見ると、しおりも参列していて、薄ら笑いを浮かべている。


 その頃、直人は熱心に捜査をしていて、栄作は典良から熊田殺害の
報を受けていた。

 捜査会議。
 熊田宛に届いたタロットカードの差出人の住所はでたらめ。天海真
実なる人物もおそらく偽名と、報告される。

 刑事課に戻ると、宅配便を受け付けた店が判明したとの報告がもた
らされ、飛び出す直人。


 熊田の葬儀が終わり、参列者達はゾロゾロと教会から出てくる。
 領を呼び止めるしおり。領は賛美歌が好きだという。しおりも同じ。
自分の実家はそこだから、と教会の裏手の建物を指さす。
 しおりは孤児院で育てられたのだ。子供達が出てきて、しおりに
「お姉ちゃん」と駆け寄る。


 直人は薫と共に、その宅配便を受け付けた店へ駆けつけるが、担当
者は、一々お客さんの顔や名前なんて、覚えていないと言い、直人は
がっかりする。

 今度は、タロットカードを売った店がわかったというので、駆けつ
けると、すでに中西がいた。
 しおりは、タロットカードはこの店のオリジナルであるが、売った
人は覚えていないし、名前を控えてもいないという。

 中西はしおりに、サイコメトリーを依頼する。
 そんなこと、できるわけないという直人に中西は、3年前、しおり
のサイコメトリーで時効寸前の殺人犯を捕まえたことがある、と言う。

 しおりはナイフのサイコメトリーにより、めがねを掛けたおじさん
が宅配便の箱を開け、中から赤い封筒と、そのナイフを取りだし、め
がねのおじさんはナイフを構えて、誰かを刺そうとしている、と言う。
 中西が熊田の写真を示すと、そのめがねのおじさんは熊田だという。
 直人は、熊田が刺されたのだから、逆じゃないかと言うが、中西は、
しおりのサイコメトリーを信じる。
 しおりにも、熊田が誰を刺そうしていたのかまでは見えなかった。


 領は暗室に貼ってある写真のうち、直人の写真を一瞥した後、熊田
の写真に大きくバツ印をつける。

 部屋に戻ると、領はオルゴールを開く。"Over the Rainbow" のオ
ルゴールが鳴る。
 その中に入っていた、真ん中がへこんだハーモニカを取り出す領。
ハーモニカの下には、親子3人が写った写真が入っていた。

 領は思い出す。
 学生の直人を弁護する熊田。最初にナイフを構えたのは相手であり、
直人は正当防衛だと主張。
 熊田の主張は受け入れられ、直人は無罪となる。
 裁判が終わると、栄作は熊田と握手する。
 その様子を裁判所の前で雨に打たれながら、見ている。


 現在。
 雨の中、傘を差して歩いている領。
 木の根元にうずくまっている男に声を掛ける。


 捜査会議で、林邦夫(きたろう)55歳の名が容疑者として浮上す
る。ここ2ヶ月頻繁に熊田に電話している。林は窃盗の常習犯だが、
13年前に傷害事件を起こし、その時の検事・熊田が辞め検として弁
護士に転じる際の手柄代わりに不当に重い罪を求刑され、投獄された
と、熊田を恨んでいる。

 道夫は、自分が絶対林を捕まえてやる!と飛び出そうとする。

 その時ドアが開いて、領が入ってくる。
 後ろに林がいる。
 領は、林が自首したいと言うので連れてきた、と言う。

 取調室。領も同席している。
 直人はタロットカードを示して、何でこれを直人と熊田に送り、熊
田を殺したんだと怒鳴る。
 林は、殺すつもりは無かったという。

 領が内ポケットからICレコーダーを取りだし、これは林が所持し
ていたもの。この中に真実が録音されていると言って、再生する。
 その録音には、熊田が先にナイフを構え、林ともみ合い、倒れた弾
みに、自分が持ったナイフで、自分の腹を刺してしまったときの様子
が録音されていた。

 何で熊田の所に言ったんだと聞くと、林は熊田から呼び出されたと
言うのみ。
 事務員に聞いたら、林なんて知らないと言っていたぞ、と直人。

 林の家の家宅捜査の結果として押収されたのは、大量の赤い封筒で、
差出人の名前は『天海真実』となっている。
 刑務所に入れられていたとき、毎月1通ずつ送られてきていたとい
う。
 中に入っていた手紙を読む中西。

 <<あなたが受けた12根かという刑期は、明らかに不当です。検
事から弁護士に鞍替えしたい熊田が自分の名を売るために、林を利用
したのだ。熊田に復讐するために、マスコミを利用すべきだ>>と書
かれている。

 直人は、熊田に電話し、林を呼び出したのは、この天海なんだ、と
言う。

 直人は林に、熊田には家庭があったんだ。それを壊したんだ。この
手紙で復讐心をあおられたんだな、と問われた林は、むしろこの手紙
には感謝している。さもなければ本当に熊田を恨んで射ただろう、と
言う。


 直人はしおりに無理矢理頼み込んで、天海が送った赤い封筒のサイ
コメトリーをしてもらう。
 しおりは、サイコメトリーで見えたものは、男の人がパソコンで文
書を書いている。その男は黒い革手袋をしている、と言う。

 それだけか.....という顔の直人に、サイコメトリーをした時感じ
たものだが、その男には心がないようだと言うしおり。


 領は子供の時を思い出す。弟の誕生日プレゼントにハーモニカを贈
った。弟は喜んだ。

 河原でハーモニカで、"Over the Rainbow" を吹く弟。
 「母さんが一番好きな歌だから、喜ぶぞ」と領。
 弟は、大きくなったら弁護士になってお金を沢山稼いで、母さんを
楽にしてやるんだ、と言う。


 現場検証。
 被害者役のゼッケンをつけている直人。

 そこに領がやってきて、直人が熊田の役か、と言う。
 なんで来たんだ、と直人。
 領は、立ち会いと言う。
 直人が、部外者は立ち入り禁止だと追い出そうとするが、中西は、
まあいいじゃないかと許す。

 熊田役の直人はナイフを取り出す。
 でも、ナイフを手にした直人の脳裏に、学生の頃のことがフラッシ
ュパックする。−−ナイフを手に持つ学生。もみ合って.....
 林の証言でナイフを構えるが、直人はびっしょりと額に汗をかいて
いる。

 林が落とした書類に足を取られて倒れ、その上に熊田が倒れてと説
明し、中西が直人にやれと言うが、なかなか動けない直人。
 やっとのことで林の上に倒れ、林はあの時、何が起こったのかわか
らず、身体の上に乗っていた熊田の身体を横へどけた。すると、熊田
の腹にナイフが刺さっていた、と言う。
 直人は自分の腹に、模造ナイフを刺したマネを出来ない。
 中西に何度も促され、やっとのことで腹にナイフを刺すマネをする。

 領は、林の証言とICレコーダーの音声は一致する。先にナイフを
構えたのは熊田であり、林には正当防衛が成立する、と宣言する。
「わかっていただけました?真実はねじ曲げられない」と。


 夜の道を歩く領を呼び止める男(二宮和也)。男は熊田の息子だと
名乗り、「『天使の弁護士』って呼ばれてるんだっな」と言うと、父
を殺した復讐をすると言う。


 直人は、『過去の償い』というしおりの言葉を思い出している。

 しおりもまた、タロットカードの『審判』を見つめている。

 領は暗室に入り、直人のほか、陽介や均の写真を睨み、最後に栄作
の写真をじっとにらみつける。


寸  評  出だしはなかなか興味をそそられ、今後の展開に期待を持ちまし
た。このゾクゾク感を最後まで保てるか、頑張って欲しいと思います。

 ところで、しおりはタロットカードに詳しそうなのに、なぜカード
が正位置か、逆位置かを気にしないのでしょうか?カードによっては、
正位置と逆位置とでは、正反対の意味になるものがあります。たとえ
ば『死に神』では、正位置なら終わりを、逆位置なら再生を意味しま
す。

 学生時代、一時期タロットカードに凝っていたことがあるので、カ
ードの扱いが気になってしまいます。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 昼間の暑さは、会社の中にずっといると感じずに済むのですが、朝夕の通勤
時はつらいです。それに家に帰って自分の部屋に入ったときの蒸し暑さ。
 夜もクーラーをドライにして掛けたままにしておかないと寝られません。
 幸い、喉が痛くなることも無く、むしろぐっすり寝られて体調を保つには必
要なことなのですが、子供の時は、網戸もしくは扇風機で寝られたことを考え
ると、世の中、間違っているというか、悪循環ですよね。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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