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タイトル:Daily Drama Express 2008/05/29 バッテリー (8)  2008/06/09


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/05/28 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル バッテリー
局  名 NHK
放映日時 木曜20時
キャスト 原田巧 (中山優馬)
 永倉豪 (高田翔)
 原田青波(森本慎太郎)
 原田真紀子(斉藤由貴)
 原田広 (堀部圭亮)
 井岡洋三(石橋蓮司)
 沢口文人(永嶋柊吾)
 東谷啓太(松川尚瑠輝)
 海音寺一希(川村亮介)
 奥平  (登野城佑真)
 矢島繭 (宮崎香蓮)
 伊藤春菜(梶原ひかり)
 戸村真 (千原ジュニア)
 小野薫子(ちすん)
 歌子(理髪店店主)(中尾ミエ)
原作   『バッテリー』あさのあつこ(角川文庫刊)
脚本    相良敦子   
主題歌  Mr.Children「少年」

あらすじ 第8話「心は届くのか?」

 豪(高田翔(ジャニーズJr.))の代わりを買って出た啓太(松川
尚瑠輝)はやる気満々だ。文人(永嶋柊吾)は豪以外にキャッチャー
はいないと止めた。
「豪には言ったんか?」
「あいつはやめたんだ」
「……待て。豪を呼んでくる。ちゃんと話せ」
 文人は豪を呼んできたが、豪は気にするそぶりもなく、巧(中山優
馬(関西ジャニーズJr.))も表情を硬くしたまま練習に向かった。

 巧は啓太相手に投球練習を始めた。むろん全力では投げない。
「で、何割の力じゃ?」
「……4割」
 だが、肩があったまってくると、巧の球は威力を増し、啓太は思わ
ず逃げ出してしまった。見かねた文人は豪の家に行って戻るように説
得したが、豪はもう野球はやらんの一点張りで動こうとしなかった。

 とりあえず啓太とバッテリーを組んでみたものの、もちろん納得し
ているわけではなかった。家に帰ると疲れ果てた様子で部屋に引きこ
もってしまった。

 買い物帰りの青波(森本慎太郎(ジャニーズJr.))は豪を見かけ
ると、すぐ声をかけた。
「今日うちカレーなんや。食べにきいへん?」
 青波は巧と豪がけんかしているのを知っていて気にしていた。
「だめなんじゃ、塾があるから」
 豪は断った。そこへ春菜(梶原ひかり)がソフトクリームを持って
現れた。
「原田の弟だよ」
 豪は紹介した。春菜はこれから映画見に行くのよと青波に言ってし
まった。
「なんや、嘘ついたんか?」
 青波はショックを受けて走っていってしまった。

 家に着くと、青波は豪のところに行ってと巧に言った。必死に、懸
命に。だが巧は煩わしがって相手にしない。ところがそこへ豪がやっ
て来た。驚いた巧だが、豪は青波が忘れていった買い物袋を届けに来
ただけですぐ帰ろうとした。
「おい豪、お前本当に野球をやめるのかよ」
 巧はたまらなくなって怒鳴った。だが豪は何も答えようとしなかっ
た。

 巧と啓太が投球練習にやって来ると、瑞垣が現れた。豪がやめたこ
とを聞きつけたらしい。
「姫さん(巧)は天才じゃ。凡人のお前じゃキャッチャーは務まらん」
 相変わらずの毒舌に啓太は思わずうつむいた。
「帰ってください」
 巧は不快感を露にした。瑞垣は肩をすくめて立ち去ったが、豪が戻
らない限り門脇を抑えることはできないぜとあざ笑った。

 巧は啓太相手に投げ始めたが、たった1球で啓太は立ち上がった。
「やめよう、もうええ」
 啓太は巧の球に気持ちが入ってないのを感じ取っていたのだ。瑞垣
の言葉を否定して見せたものの、やはり豪でなければダメだという心
が見えるのだ。
「そんなことない。まだ組んだばかりじゃないか」
 これから徐々にバッテリーになっていけばいいと巧は言った。する
と啓太は怒り出した。
「その言葉、豪に言ってやるべきじゃろ。俺はよそに気を取られてい
る奴の女房なんぞごめんじゃ!」
 啓太の本気さに巧は目覚めるような思いがした。

 豪はすぐさま豪の家に走った。家にいないと知ると豪がよく練習し
ている神社へ急いだ。自然とそこへ足が向いたのだ。豪は神社にいた。
境内近くで青波相手にキャッチボールをしていた。
「なんだよ、これ!」
 巧は裏切られたような思いがした。
「お前野球やめたんじゃないのかよ」
「僕が頼んだから相手してくれたんだよ」
 青波が説明した。だが巧は許せなかった。遊び半分の野球なんて。
巧は一緒に野球しようと青波が差し出したボールをひったくると、怒
りに任せて投げ捨て、走り去ってしまった。

 夕飯の時間になったが、青波が帰ってこないので真紀子(斉藤由貴)
や洋三(石橋蓮司)は心配していた。まさかボールを捜していて何か
事故でも……。あのボールは青波が試合ではじめてフライをキャッチ
した大切な記念ボールだったのだ。不安と罪悪感に襲われた巧は神社
へ向かった。

 巧は青波を探し回ったが見つからず、焦っているうちに誤って池に
落ちて、溺れてしまった。もがいたが、泥がぬかるんで手がつかず沈
んでしまう。意識が遠のいく中で豪の声が聞こえた。
「巧!」
 巧は間一髪のところで豪に助け出された。豪は青波のことで電話を
受け、神社に来たのだった。

 巧と豪はとにかく青波を探した。幸い青波は無事でボールも見つけ
出していた。青波はケロリとした様子なので巧も豪もあきれてしまっ
た。
「だって僕、兄ちゃんが助けに来てくれるって思ってたもん!」
 青波は笑顔で言った。巧は思わず涙がこぼれた。記念ボールを投げ
捨てるようなマネをしたのに、助けに来るって信じていたなんて……。
豪も同じ思いだった。巧と自分、自分のことばかり考えて相手を信じ
ることを忘れかけていた。

 よく晴れた休日、巧は青波や文人、啓太とともに野球をするために
集まった。今日はのんびりと青波たちの相手をするつもりだった。そ
こへ豪が現れた。ユニフォームを着て、気合十分だ。啓太はマスクを
豪に譲った。

 文人が打席に立ち、青波が投じた球を打ち返した。大飛球が外野を
守る巧のところへ飛んだ。文人は長打と見て一気にホームを狙った。
巧はボールを取ると100mはあろうかという距離を豪を目掛けて投
げ込んだ。うなる剛速球がダイレクトで豪に帰ってきた。

 バシッ!

 乾いた気持ちのいい音が鳴り響いた。豪はその感触をじっくりとか
み締めた。そしてボールをとると高々と掲げた。外野から見ていた巧
はそれを見て自然とうなずいた。

 巧と豪の表情が和らぎ、笑顔がこぼれた。


寸  評  バッテリーに不可欠な信頼関係。巧も豪もそれをわかっていなが
らうまく伝え合えないもどかしさがよく出ていました。青波の素直さ
に打たれてようやく復活。またひとつ成長していくという感じですね。
やはり試合のシーンは出てきませんが、うまく描けるものだなあと感
心しました。

執 筆 者 けん()

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2. 編集後記
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 社会人になってから皮膚が弱くなった感じで、季節の変わり目などにすぐ荒
れてきてしまいます。最近暖かくなってじめじめしてくるので、かゆくてひっ
かいていると炎症を起こしてただれてしまいます。薬を塗って治していますが、
対処療法的でおさまる気配がなく、困っています。食事とかに気をつけないと
いけないかなと思ってます。(けん)

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