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タイトル:Daily Drama Express 2008/02/19 貧乏男子 (6)  2008/03/05


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/02/19 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 貧乏男子 ボンビーメン
局  名 日本テレビ系
放映日時 火曜22時
キャスト 小山一美(小栗旬)
 オムオム(ユースケ・サンタマリア)
 新城すみれ(仲里依紗)
 白石 涼(三浦春馬)
 中原未海(山田優)
 引田修三(八嶋智人)
  チャぎー(上地雄輔)
 テルテル(音尾琢真)
脚  本 山岡真介
主題歌  BENNIE K 『』

あらすじ  6th debt  ボンビー借金完済!?父再会の涙

 小山一美(小栗旬)は荷物を持って、公園へ行き、寝られそうな場
所を探す。

 横になった土管を見つけ、その中に座っていた人に、一緒に入れて
くれないかと尋ねるが、「ここはお前のような奴が来る所じゃない」
と怒鳴られる。

 中原未海(山田優)は、野宿はまずいんじゃないかと一美を心配す
るが、引田修三(八嶋智人)は、一美自身が借金完済するまで、どん
底生活するって決めたのだから、放っておくしかないんじゃない?と
言う。

 一美は公園の片隅に、粗大ゴミが捨ててあるのに気付く。まだ、使
えそうな物がある。

 すると、友達が、「テレビ要る?」と電話してくる。地デジ対応液
晶テレビ、買おうと思うから、と。
 一美が断ると、「じゃあ、お金払って捨てるか」と友達。
 一美は待ったを掛ける。

 いつものコインランドリーで、一美は修三から、使っていないノー
トパソコンを借りる。物々交換サイトを立ち上げるというのだ。ネッ
ト上で交換したいことを見つけ、一美はリアカーで運び、それぞれか
ら運送料5000円ずつを貰う。すなわち、一組成立で1万円手に入
ることになる。

 チャぎー(上地雄輔)とテルテル(音尾琢真)は、一美の様子を見
ている。あまり困っていないどころか、嬉しそう、とオムオム(ユー
スケ・サンタマリア)に報告する。
 それを聞いて、不思議に思う、オムオム。

 一美は、未海にサイトを作ってもらう。
 去り際、未海は一美におにぎりをあげ、お風呂には入りなさい、と
アドバイス。

 初日にすでに5件成立。
 一美は早速手にした5万円を、オムオムに返す。
 オムオムからどん底生活をしろと言われたおかげで、臨時収入を手
に入れることができた、と明るくオムオムに言う一美。
 オムオムの想定外の反応。

 隣室を覗いた白石涼(三浦春馬)は、一美がいないことにびっくり
し、探す。
 そして公園で野宿しているのを見つけ、自分の部屋に一緒にと誘う。

 最初は辞退していた一美だが、涼の、あんなによくしてくれた一美
を放っておけないという説得に折れて、涼の所に同居することにする。

 部屋が、こんにな暖かいなんて、と感激する一美。

 涼は、新城すみれ(仲里依紗)とのデートをすっぽかしてしまった
ため、落ち着かないでいた。
 一美は、そんなの、すぐに謝って、ついでにデートに誘っちゃえ!
と励ます。

 どうしてそこまでするのか涼に聞かれて、借金を返すため、と一美。
 どうして借金なんてと問われ、人から嫌われたくなくて、ホイホイ
と借金しちゃって、と一美。

 涼が怒り出す。一美は、借金なんてする人とは思っていなかったの
に。しかも借金の理由が、人に嫌われないようにするためだなんて!
と。

 部屋を飛び出していった涼を、一美は追いかけ、必死に説得し、連
れ戻す。


 チャぎーとテルテルは、一美が涼の部屋に居候していることを、オ
ムオムに報告する。ついでに、涼があの卓球大会で優勝した子だとも
付け足す。
 二人は、涼の素性も調べてある。親の借金1000万円を背負い、
高校を中退して、働いて返済している、17才と。

 オムオムは、涼は、実存主義も真っ青の壮絶な体験をしているのだ
な。一美のような奴をお金で虐めても効果が無いんだな、と気付く。
 さっそく涼を利用することにする。


 一美は次々と仕事をこなし、借金総額はどんどん減っていく。


 すみれと会った涼は、先日のことを詫び、高校を辞めて働いている
だめな男だ、と言う。
 すみれは、涼はすばらしい。自分なら、両親を恨んでしまうけど、
と言う。

 店長は涼が暗いね、と一美に言う。

 ファミレスに修三がやってくる。涼のことで、と。

 修三は、一美と一緒に涼の部屋へ行き、両親の写真を見せて貰って、
びっくりする。
 そのまま涼には説明せず、修三は一美と一緒にいつものコインラン
ドリーに行く。

 修三は、自転車泥棒とおぼしき男性を交番に連れて行った。男は名
前として、『小山一美』と書いた。
 修三に、本名を書かないと、大変なことになりますよ!と詰め寄ら
れ、『白石』という苗字を書き始める。

 一美は、公園で土管に住まわせてくれと頼んだとき、断った人だと
思い出す。

 一美は涼の父親と話を氏、彼には17才になる息子がいることを聞
き出す。

 一美は涼に、父親に会ってもいいと思えたら、コンビニの先の公園
に来てくださいというメモを残す。

 涼は約束の時間に、約束の公園へやってきた。でも、父親は現れな
い。

 一美が涼の父親に、なぜ来なかったのか問うと、彼は、ただ会いた
くなかったんだ、と答える。
 一美は、本当は会いたいんだよね、と念を押す。

 歩いていた涼は、車から顔を出したオムオムに呼び止められる。
 オムオムは、親の借金のために苦労を背負い込むなんて、イヤだよ
ね。それを軽くする方法がある。誰かに肩代わりしてもらえばいいん
だ、という。

 一美が帰宅すると、涼は部屋にいた。涼は、自分は所詮、親に捨て
られたんだ、という。

 一美が、借金なんて返せばいいんだというと涼は、借金のために自
分がどれだけ苦労しているのか。家も出て、食事も食べられなかった。
そういうつらさを一美はどう考えているのだ、と訴える。
 そして、明日この部屋を出て行ってくれ、と一美を追い出す。


 涼の部屋に寝ている一美。
 涼は、一美を起こさないようにそっと一美のはんこを取りだし、
『涼の借金を、肩代わりします』と書かれた紙に、勝手に一美のはん
こを押す。

 一美は、まだ涼がおきないうちに、荷物を持ち、部屋に一礼して、
出て行く。

 涼は、勝手に一美のはんこを押した用紙を「こんなもの!」と言っ
て、破る。


 オムオムにお金を返しに行く修三。
 オムオムは、一美は最近すごい勢いで借金を返しに来ている、と言
う。
 修三は、自分には無い何かを持っている、と言う。


 いつものコインランドリーで、未海は、最近衝動買いしなくなった
よね、と言う。

 ついに一美は、借金を全額完済する。

 一美はオムオムに、ここに涼が来たか聞く。来ていない、とオムオ
ム。

 一美が公園まで行くと、涼がいる。その前に、涼の父親が現れ、話
をする。


 翌日、大きなボストンバックを提げた涼。
 修三に聞かれ、仙台の実家に戻ると言う。

 バス乗り場に、涼の父親もいる。涼の父親は一美に、借金を払うよ
うに、一千万円を貰ったという。
 唖然とする涼と修三。

 涼はバスには乗らずに、公園に一美を訪ね、なぜ涼のために一千万
円借りたのかと問う。

 一美は、お金が大切と身を以て知った。でもそれよりも家族が笑っ
て過ごせることはもっと大切。一美は、涼に笑って欲しかった、と言
う。

 涼は一美に、何でそんなことができるのだ。馬鹿すぎる。何でこん
なことしたんですか、と涙声で言う。

 一美は、こういうときこそ、笑うのだ、と言う。

 オムオムに、借金一千万円背負った感想を聞かれ、まあまあですと
答える一美。

 オムオムは、『ゼロサムの論理』知っているか?この世は、勝つか
負けるか、食うか食われるかのどちらかだ。なぜ一美は、自分から負
けに行く。

 一美は、この世は勝ち負け以外のものもあると言う。

 オムオムは、自分はしがない金貸しだから、できる限り早く一千万
円返してね、と言う。

 一美は、一緒に出勤返させてくださいと言う涼を、オレに任せてお
けばいいからと断る。

 修三は、一美は間違っている。借金を完済したとき、「よくやった。
一美は立派な学生さんです」と言ってやりたかった。未海も一緒だろ
う、と言う。

 未海も一美に、バカだという。

 一美の借金総額 1000万円。


寸  評  一美が馬鹿すぎて、もうわたしの理解の範疇を超えています。最
初に友達に頼まれて、ホイホイ借金して、合計100万円になった時
点で信じられない男ですが、1000万円もポン、と肩代わりするな
んて。
 人生、こんなことをしていたら失敗します。就職して、信用力がつ
いて更に借金するよりも、ホームレスとして、借金できない方が、幸
せかも知れないと思いました。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 先週の大風以来、本格的に花粉症が発症してしまいました。1月のうちから、
薬を飲み始めてはいたのですが、目のかゆみと鼻水が多くなりました。
 春一番は、花粉開始のゴングでもあるので、イヤです。
 後は、黄砂も怖いですよね。昔は、砂がざらついてイヤだなというだけで済
みましたが、今では、どんな毒性物質が混ざっているかも分かりません。(鈴
木)

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