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タイトル:Daily Drama Express 2008/02/12 貧乏男子 (5)  2008/02/28


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/02/12 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 貧乏男子 ボンビーメン
局  名 日本テレビ系
放映日時 火曜22時
キャスト 小山一美(小栗旬)
 オムオム(ユースケ・サンタマリア)
 新城すみれ(仲里依紗)
 白石 涼(三浦春馬)
 中原未海(山田優)
 引田修三(八嶋智人)
  チャぎー(上地雄輔)
 テルテル(音尾琢真)
脚  本 山岡真介
主題歌  BENNIE K 『』

あらすじ  5th debt ボンビーどん底!最強母の告白

 小山一美(小栗旬)は、元金の一部をオムオム(ユースケ・サンタ
マリア)に返し、残金を99万円にする。そしての残りのお金をポケ
ットにしまう。

 オムオムにその金は?と聞かれ、家賃、と答える。家賃をきちんと
払わないと、追い出されてしまうから、と。

 オムオムに、一美は今どこにいる?と問われ、どん底、と一美。
 オムオムは、まだ一美には、どん底の自覚が無い、と言う。

 一美は、家賃のために取り分けておいたお金も、オムオムに渡す。

 オムオムは、一美の利息を決めるのにも飽きた。一美のどん底とい
う生活を見せてくれ、と言う。


 いつものコインランドリーでチャぎー(上地雄輔)とテルテル(音
尾琢真)から、一美の話を聞く引田修三(八嶋智人)と中原未海(山
田優)。
 一美は、家賃を払わなくて済むように、アパートを出て、野宿する
というのだ。

 未海は、一美をどうにかしなければならないんじゃないの?と言う
が、修三は、いつもどうにかなると言っているから、仕方ないのでは
ないのか。そんなに心配なら、未海が付き合えば?と言って、殴られ
る修三。
 未海が電話しても、一美の携帯は不通。


 引っ越し準備を整え寝ていた一美は、母親(市毛良枝)に起こされ
る。

 今回は夢ではなく、現実だった。携帯がつながらないから、まさか
携帯代が払えないほどお金に困っているのではないかと思って、心配
して出てきたのだ。
 出てきたついでに、暫くいるから、と言う。  

 一美はお金にだらしがないところがあり、親切だから、お金に困っ
ているのではないか、と母親。
 借金大変ね、と言われ、ギクリとする一美。
 でも、それはさっき母親が立ち話をした、お向かいの白石涼(三浦
春馬)のことだった。

 母親は、借金とギャンブルは許せない。もし一美がそんなことをし
ていたら、母親は、一美を刺して自分も死ぬ、と言う。


 涼は、明日新城すみれ(仲里依紗)とのデートなのに、一美の母親
に身の上話をしちゃった、と嘆いている。

 一美は、母親を涼に預けて飛び出す。
 不動産屋へ行って、家の解約を待って貰う。電気なども回復し、携
帯もつながるようにして貰う。

 オムオムのところへ行って、母親が出てきてしまって、泊まるとい
うので、アパートの解約を待って貰いたいと頼む。
 オムオムは、一美の母親を接待しなければと言うが、一美は丁重に
断る。

 一美は、修三と未海に、毎日自分たちと一緒にいるけど、そんなに
仕事暇なのか?と聞く。
 未海は、自分が買い物をしてしまう一番危険な時間帯が、昼休み。
その時に、一美や修三の、貧相な顔を見ていると、買う気も失せるの
で、と言う。

 修三は、それならこの世で一番貧相な顔の一美をそばに置いておけ
ば安心、と勧め、未海にヒールで殴られる。


 その頃、一美の母親は、涼と東京見物をしていた。涼は明日、すみ
れとデートなのだが、プランができていない、と言う。
 一美の母親は、江戸東京博物館を見学して、深川をブラブラしてみ
たら?と勧める。


 帰宅した一美は、バイトの時間なのに、母親が戻ってこなくて、イ
ライラしている。

 チャイムが鳴って、戸を開けると、未海が布団を持ってきてくれて
いた。

 そこに母親が帰ってきて、未海を一美の恋人と思いこむ。涼は、一
美の母親とは別れて、デートの下見に行ったというのだ。


 一美はファミレスでバイトしている。未海と一美の母親が、お客と
して来ている。
 未海は、一美の話をすると、借金のことを口を滑らせてしまうそう
で、怖いと言う。

 涼はまだ出勤してきていない。涼は携帯を持っていないので、連絡
の取りようがない。

 その頃涼は、深川局の消印のある葉書を手に、両国あたりを歩いて
いた。

 ファミレスに、オムオムがチャぎーとテルテルたちを連れてやって
きて、一美の母親達のテーブルの隣のテーブルに座る。

 オムオムは、借金や利息を連想させるような名前の料理ばかり注文
して、一美や未海を、はらはらさせる。

 ファミレスの電話が鳴り、一美が出ると、修三からで、深川をフラ
フラと歩いていて、職質にもまともに答えられないので、保護した。
連絡先を聞くと、ファミレスの番号しか答えないので、連絡した。と
にかく、引き取りに来て欲しいと言う。

 修三のいる交番に駆けつける一美。


 一美の母親は、オムオムのホストクラブで、歓待されていた。
 一美の母親はオムオムに、一美が迷惑を掛けていないか?うっとお
しくないか?と心配して聞く。

 オムオムは、そんなことはないけど、ただ一つ、分からないことが
ある。それはなぜ、一美があれだけ人のために頑張って、笑っていら
れるのかということ、と聞く。

 一美の母親は、その理由を話す。
 一美には2才年上の兄がいた。兄は一美にとって、何でもできる、
憧れの存在だった。
 でもある日、重い病気になってしまった。
 一美は、お金さえあれば助けられると思って、貯金箱を持って駆け
つけたが、兄は助からなかった。

 一美は、兄が死んだのは、自分がためらって、貯金箱を届けるのが
遅くなったからだと、心を痛めた。

 その一美に母親は、そんなことはない。一美は何があっても笑って
いるのが、一番兄のためになると教える。
 だから、それから一美はいつも、「喜んで!」と笑って言うように
なった。

 オムオムは、いい話を聞かせて貰ったという。

 一美の母親は、『オムオム』とは珍しい名前。外国の方ですか?と
聞く。
 オムオムは、フランス人、と答える。


 夜、未海から借りた布団に母親、いつもの寝袋に一美が入り、横に
なる。

 母親は、オムオムから、すごいこと聞いちゃった、と言う。
 ビクッとする一美。
 でも、何でもない顔をしている。

 一美の母親は、オムオムはフランス人なんだって、と言い、ホッと
する一美。


 翌日、いつものコインランドリーで話をする、一美、修三、未海。

 未海と修三は、オムオムは、何をするか分からないから気をつけて、
と言う。

 一美は、母親からのプレゼント、と、ボンボン付きの毛糸の帽子を
二人に贈る。
 二人は嫌々ながらもかぶるが、結構似合っている。


 翌日、母親は帰り支度をしている。何も一美にしてやれなかったけ
ど、困ったことがあってら、何も言ってと言う。

 そこに、チャぎーとテルテルがやってきて、一美と、母親をオムオ
ムの部屋に連れて行く。

 オムオムは、一美の内定祝いと言う。

 一美はもう母親は帰るところだったと断ろうとするが、母親はまだ
大丈夫、と言う。

 一美は、ステーキの焼ける匂いに、必死に抵抗して、帰ろうとする
が、くす玉の中の垂れ幕の文字も気になる。

 オムオムは一美に、母親には本当のことを知って貰わなければなら
ないと思って、垂れ幕に書いた、と言う。
 でも、オムオムとのゲームに勝ったら、止めてもいいと言う。その
ゲームとは、ステーキ10枚を、オムオムと一美のどちらが速く食べ
終わるか、と言うこと。

 でも、オムオム自身が食べるのではなく、オムオム側は、オムオム
がたちまちをしている力士だった。
 オムオムは、「相撲は弱いが、胃袋はえげつなくて」と力士を紹介
する。

 力士は、次々とステーキを平らげる。

 一美は、おいしい.....と味わいながら食べる。


 浅草寺の前にいた涼は、ある男の背中を見て、ハッとする。


 なんと、一美の方が力士よりも食べるペースが速い。しかもそのペ
ースが落ちない。

 一美が十皿目を食べているとき、携帯が鳴る。涼からで、一美にし
か相談できないんだけど.....と前置きして、話し始める。深川で、
父親らしき人を見かけた、と言うのだ。

 一美は即座に、「追えば」と言うが、涼はまた迷ってしまった。1
人では勇気がない、と言う。

 一美は、すぐ行くからと、涼に待っているよう言う。
 母親には、ここで待っていて、と言う。
 母親は、行ってらっしゃい、と送り出す。

 エレベーター・ホールでエレベーターを待っている一美に、オムオ
ムは、途中棄権で、一美の負けでいいかと問う。
 一美は、それでいいと答える。

 オムオムは、一美の兄の話を聞いてしまった。お金があっても仕方
がない。一美の笑顔が、兄を癒すって話を、と言う。

 一美は、兄はまだ死んでいない、と言う。
 驚くオムオムに、一美は目をつぶれば、いつも兄の笑顔があり、そ
れが一美を癒す、と言う。

 一美は、今、母親に本当の笑顔を見せられていない。だから戻った
ら、一美自身で母親に、借金のことを話す、と言う。


 涼の所に駆けつける一美。
 涼は親とまた一緒に暮らすために、東京へやってきた。でも、今親
に会ったら、文句を言ってしまいそうだ、と言う。

 一美は涼に、「笑顔」と言い、抱きしめる。


 飛んで帰った一美は、くす玉を割ろうとするオムオムを止め、自分
から言うと言うが、「シャ.....」の後が、続けられない。

 オムオムは、面倒くさいと、くす玉を割ってしまう。

 飛び出したくす玉の垂れ幕には、オムオムの本名・尾武村賢三郎
(オムラケンザブロウ)が書いてあった。

 母親は、一美に、「シャ.....」何?と聞く。
 まだ迷っている一美に代わって、「社会人になっても頑張ると言い
たいそうです」と言う。

 そこに修三が飛び込んできて、オムオムに今月の返済分を差し出す。
一美の母親からのプレゼントの帽子をかぶっていた。
 修三は、部屋を間違いました!と言うと飛びだしていく。

 一美の母親が出て行くとオムオムは一美に、母親に借金、ばれちゃ
ったね。自分の口から言えなかったね、と言う。


 帰宅した一美は、机の上に、母親からのメモ『あなたを信じている
から』と、スーツ代が入った封筒が置かれていた。

 一美は母親が乗ったバスが出る前に、とバス停に走っていく。
 だが、一美がバス停に着いたときは、バスが出て行ってしまってい
た。

 一美はオムオムを訪ねる。
 オムオムは、一美はいい人で、悪い人ではない。でも、その『いい
人』が、オムオムをイライラさせる。一美の『いい人』は、一美の独
りよがりで、親切の押し売りではないか、と言う。

 一美は、「そうでしょうか?」と反論する。オムオムがイライラす
るのは、お金のことしか、考えていないからだ、と。

 オムオムは、そうだと開き直ると、一美の母親のパーティー代、ホ
ストクラブ代計28万円を請求する。いい人をやっていると、借金増
えちゃうね、と言って。それから、一美のポケットの封筒に目をつけ
る。
 一美の母親の手紙は要らないが、金だけ受け取るという。また、約
束通り、アパートは出て行って貰う、とも言う。

 一美は、そうする。一日も早く、借金を無くしたいから、と。


 一美は、修三と未海に手伝って貰い、荷物をまとめ、アパートの部
屋に一礼して、出て行く。

 未海は、一美に貸した布団を、修三に持たせる。

 一美の借金総額 96万円+28万円−5万円=119万円。


寸  評  まさか、一美の母親まで、うまくオムオムに利用されてしまうと
は思いませんでした。
 一美が、なんであそこまで、人のために身を削るかの原点は、亡く
なった兄との経験だったんですね。

 一美も母親を心配させたくないから、借金のことを言えなかったの
だと思いますが、逆にそのことが、母親も一美も陥穽に落としてしま
うのですね。
 いつ、一美は借金のことを母親に正直に告白できるのでしょうか。

 そして、この寒い時期に野宿になってしまった一美はどうするので
しょうか。

 ところで、オムオムの苗字、「武」は要らないのではないでしょう
か。なぜ、あの漢字?

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 今年の年初処理は、例年にも増してやらなければならないことが盛りだくさ
んで忙しいのですが、そこに、年明け早々から監査が入って、その資料を揃え
るのに、大忙しです。
 例年なら、年末大忙しだった分、年明けしばらくはのんびりムード、と言っ
たところなのに、今年はいきなり大忙しの年明けで、大変な目に遭っています。
 あらすじももっと早く書き進めなければならないのにな、と思うのですが、
なかなか手が進みません。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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