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タイトル:Daily Drama Express 2008/01/15 あしたの、喜田善男 (2)  2008/01/30


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/01/15 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル あしたの、喜田善男 〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜
局  名 フジテレビ系
放映日時 火曜22時
キャスト 喜田善男(小日向文世)
 矢代平太(松田龍平)
 杉本サマル(生瀬勝久)
 三波貴男(今井雅之)
 長谷川リカ(栗山千明)
 鷲巣みずほ(小西真奈美)
  森脇大輔(要潤)
 宵町しのぶ(吉高由里子)
原  案 島田雅彦『自由死刑』
脚  本 飯田譲治
主題歌  

あらすじ  第2話 母との別れ…と罠

 −− 11日後に死ぬと決めたその日は、嵐のような日だった。奇
妙な人たちが自分の人生に入り込んできた。あと残された時間は
10日間。

 宵町しのぶ(吉高由里子)は、「善男ちゃん」と呼ぶ。そして好き
なように呼んであげる、と言う。
 呼び方なんて、どうでもいい、と喜田善男(小日向文世)。

 しのぶは、喜田が疲れていそうだから、マッサージと言って、ベッ
ドに横になる。
 そういうのはいいから、と言う喜田に、しのぶは足裏マッサージと
言って、自分のすねに口紅で線を引く。ここから上に入っちゃダメ、
と。
 つまり、喜田がしのぶの足裏をマッサージすると言うこと。

 マッサージしながら、気持ちいいと言わされている喜田。

 しのぶが寝てしまったのを見て、マッサージをやめると、しのぶに
布団を掛け、外へ出る。

 するとナース服姿の鷲巣みずほ(小西真奈美)が立っていて、喜田
の耳元で囁く。

 カレーを食べようとした喜田の上に、何かが落ちてくる.....と思
ったら、ソファーから、寝ぼけて落ちる喜田。

 今日は喜田は、お袋に会いに行く。
 机上には、しのぶの置き手紙。


 二日目 さよなら、母さん。

 みずほが目覚めてシャワーを浴びる。
 シャワーから上がると、森脇大輔(要潤)から電話を受ける。
 大輔は、杉本サマル(生瀬勝久)について調べたが、杉本はやっか
いな人物。今日約束の時刻より早く会いたいと言い、了解するみずほ。


 矢代平太(松田龍平)は長谷川リカ(栗山千明)と一緒に寝ていた。
 電話で目覚める。電話の相手に、みずほを5万円で探させているの
だ。

 大輔はそんな時間有るの?と問う。


 平太はお金に困り、兄に借金を頼んだが断られ、自棄を起こしたと
ころだ、タクシー乗り場へ行って、腹立ち紛れに騒ぎを起こし、喜田
と知り合った。

 夜中に目覚めた喜田は、オヤジの墓参りにも行かなければならない
し、温泉にも行きたいな、と思う。

 平太がやってきて、今日中にみずほの居所がつかまりそうだ。その
時のために、10万円預かっておきたいという。

 平太に、しのぶへの10万円は高かったかと聞かれ、高くないです
よと喜田。


 しのぶはビキニでゲームをするというグラビア撮影をしていて、不
機嫌。


 大輔の報告。杉本は、過去、保険金詐欺を沢山暴いてきた。それも
黒と思った事件しか担当しない。だから担当した事件は黒にする、と。
 みずほは、自分にはやましいところがないからいいけど、杉本はア
ホな顔をして、切れるタイプなのね、と言う。


 店の女の子達と中村屋のカレーを食べている喜田。女の子達に死ぬ
前にやりたいことって何?と聞く。
 ある子が温泉に行きたいと答えると、今からでは無理だから、明日
ね。丁度行こうと思っていたんだ、と言う。


 昨日、喜田のカバンを奪ったのは、杉本の部下。その目的は、カバ
ンの底に発信器をガムテープで貼り付けることだった。
 でも、カバンを取り戻した平太にボコボコにされたところが、痛い
という。

 でも、そんな部下のことを気にしていない杉本。


 喜田は、父親の墓参を済ませると、実家へ行く。母親(八千草薫)
は、実家なのだから、ドンドン入ってきて、と嬉しそうに言う。

 母親はカレーの調合をしていたところだった。
 ピーナッツじゃなくて、カシューナッツにしなきゃ、と言う喜田に、
喜田も父親もピーナッツが好きだからじゃないかと母親。棚には古い
調味料も並んでいる。いつ喜田が戻ってきてもカレーが作れるように、
きらさないように取っておいたのだという。

 喜田が仏間に入ると、額に入った喜田の皆勤賞が、小学校一年生か
ら六年生までずらっと並べられている。

 『喜田家特製チキンカレー』ができた、と母親。
 三人分食卓に並んでいる。
 誰が来るの?と聞く喜田に、お父さんがもうすぐ帰ってくるよ、と
母親。

 母親は、みずほとはうまくいっているの?と聞く。
 喜田が戸惑いながらも、離婚したというと、母親は喜ぶ。みずほは
喜田には酷だけど、みずほだけはよくない人だ。別れて正解。すぐ次
のお嫁さん見つけなきゃ、と言う。

 喜田が決心して、みずほと別れたのは昔で、それ以来ずっと独身。
父親も亡くなっていて、先ほどお墓参りに行った、と言う。
 母親は、「変なこと言うわね、この子は。カレー食べたら、すぐお
帰り」と言う。

 喜田は自分の食器を片付けると、まだ『父親』の分のカレーの載っ
た食卓に座り続けている母親を見つめる。
 母親は、「まだ何か用かい?」と声を掛けられる。

 その声で決心したように家を出、夜の街をボーッと歩いている喜田。

 すると突然喜田の前で、何かが落ちてきて、粉々になる。
 呆然とする喜田。

 その喜田の身体を押しのけ、助けてくれる人。
 助けてくれたのは平太だった。
 喜田はまだ死ぬわけにはいかないが、身体が動かなかったという。

 平太に促されても、腰が抜けて立てない喜田。

 なんとかガード下にたどり着く喜田と平太。
 平太は、みずほの居所がだいたいわかった。詳しい住所まではまだ
だが、都内にいるらしい、と言う。
 喜ぶ喜田。

 平太に、お袋さん元気だった?と聞かれ、元気だったと答える喜田。
そして自分のような不幸な男はそばにいない方がいいんだと言う。

 平太は喜田に頼みがあるという。
 喜田はまた命を助けられてしまったので、平太の頼みなら、何でも
聞く、と言う。

 平太は、保険に入って欲しい。受取人は母親にすればいいから、と
言う。
 喜田が、自殺しちゃ、受取人を誰にしても同じじゃないか、と言う。

 平太は、リカが保険の外交をしていて、大きな契約が欲しい。受取
人は母親にするのが一番自然だという。
 喜田は承知する。

 喜田は、明日みずほに会う。そしてクラブの女の子達に、温泉に行
く件で話をしなくちゃ、と言う。

 喜田は、人は秘密を抱えているとつらい。でも、それを誰かに話せ
るだけで楽になる、と言う。
 平太に促され、照れながらも話し始める喜田。
 喜田は、みずほが初めてだった.....


 みずほは精神科医に、また最悪の夢を見てしまった、と言う。

 精神科医は、みずほのような環境にいると、精神的に弱い部分がで
きてしまう。そのために人生で最悪のことを思い出してしまうのだろ
う、と言う。

 みずほのその最悪の思い出は、喜田との初夜。喜田は自分が初めて
だった、と言う。

 みずほが相談を終え、地下駐車場へ下り、車に乗る。その様子をた
だ黙ってじっと見続けている杉本。


 喜田は廃業になった高級エステサロンのベッドの上に大の字になり、
人生で最高の思い出、みずほとのことを思い出そうとする。

 そこにまた突然、『ネガティブ善男』が現れ、喜田にいいことなど
一つもないのだ。今日だって、せっかく大きなものが落ちてきて、死
ねるところだったのに、逃げたじゃないか、と責める。

 喜田は、自分だって、楽しかったことを思い出してもいいじゃない
か、と怒鳴り、『ネガティブ善男』を消す。

 チャイムが鳴る。
 またしつこく『ネガティブ善男』がやってきたのだろうと思った喜
田は、花瓶を抱えると、怖い顔でドアを開ける。

 だが、そこに立っていたのはしのぶで、「また来ちゃった」と言う。
 今日は昨日より、長く足裏マッサージ、させてあげると言って、勝
手に上がり込む。

 ベッドに横になっているしのぶの足裏をマッサージする喜田。


 そのころみずほは1人、ベッドの上に座り、自分で自分の足指をマ
ッサージしていた。


 足裏マッサージされながら、しのぶは眠ってしまっている。

 −− オレの二日目が終わろうとしてる。そうさ、その時、オレは
ずっとみずほのことを考えていたんだ。エンドマークにまた一つ近づ
いた。瑞穂に会える明日、楽しみだ。


寸  評  みずほと喜田は同じ出来事を思い出していて、正反対の気持ちを
抱いているのですね。
 喜田がみずほと結婚したのは、よくわかるのですが、みずほはなん
で喜田と結婚したのでしょうか。
 みずほも、喜田と結婚するときは、喜田のことがよく見えたのでし
ょうか?いわゆる、あばたもえくぼ状態。
 そして、離婚するとなると、坊主憎ければ袈裟まで憎い状態?女性
の方が、嫌いになったら、徹底的に嫌いになるそうですからね。

 平太がリカを使って何を企んでいるのかが、気になりますね。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 『薔薇のない花屋』が今のところ視聴率トップらしいですね。視聴率という
と最近怪しいですが、ネット上のランキングでもトップのようです。
 あっさりと竹内結子の秘密もばらしたし、三浦友和と本仮屋ユイカとの関係
も見えているし、こんなにドンドンばらしていって、最後には何が飛び出すの
でしょうか。
 多分一番大きな謎は、なぜ香取慎吾があんなに人のためにつくし、自分は質
素に暮らしているかなのでしょうね。その中で、なぜ娘・雫が頭巾をかぶるか
の謎も。単にパペット・マペットに憧れただけではない、深層心理が有りそう
に思います。
 ところで、野島伸司の脚本では、人を職業で呼ぶことが多いような気が。
「お花屋さん」という台詞を聞く度に、そう思います。

 ところで、ここで釈由美子が出てくるし、喜田善男でも要潤が出てくるので、
昼の再放送時間帯に『ひみつの花園』をやってくれないかなと待っています。
謝って、第一回の録画を消してしまったため、ずっとその後も見られないまま
取ってあるのです。レンタルビデオ屋にもこのドラマは置いていなくて。(鈴
木)

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