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タイトル:Daily Drama Express 2008/01/12 1ポンドの福音 (1)  2008/01/17


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/01/12 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル 1ポンドの福音
局  名 日本テレビ系
放映日時 土曜21時
キャスト 畑中耕作(亀梨和也)
 シスターアンジェラ(黒木メイサ)
 修道院長(もたいまさこ)
 向田勝己(山田涼介)
 向田聖子(小林聡美)
 三鷹秀夫(光石研)
原  作 高橋留美子『1ポンドの福音』
脚  本 福田雄一
主題歌   『』

あらすじ  第一話 すきだ!シスター

 ボクシングの試合で、畑中耕作(亀梨和也)は、優勢だった。ここ
で一発決めれば、勝てる。

 だが、その時、客席からたこ焼きの匂いがして、そちらの方を向く
耕作。
 そしてKO負け。
 リングに倒れた耕作は、腹が減って立てなかったのだ。

 耕作は、これで三連敗。

 それでも耕作は食べることを止められず、こうなったらもっと太っ
て、重いランクで戦うと言い出すが、それではキレが悪くなるし、動
けなくなる。ボクサーは、ベスト体重で戦うしかないのだ。

 耕作は、日本ランキング6位のボクサー・ドラゴン神崎(大久保貴
光)と対戦することになる。いわゆる噛ませ犬だ。

 耕作は、勝って一気に、日本ランク入りすると宣言。
 向田聖子(小林聡美)も、これで耕作が勝てば、一気に練習生も増
え、お金もガッポガッポと入る、と皮算用。

 でも、今の耕作の体重は60キロ。9.2キロ減量しなければなら
ない。

 計量10日前になっても、まだ、7.2キロ オーバー。

 ふらつきながら走っていた耕作は、公園で倒れてしまう。
 うわごとのように、「水.....」と口走る耕作。

 耕作の前に天使が現れ、紅茶を飲ませてくれる。
 正気付いた耕作は、もう一口を断り、立ち上がり、彼女の名前を聞
く。
 「シスターアンジェラ(黒木メイサ)と申します」

 耕作は、「走る」と言い、「頑張って」と声援を送るアンジェラ。

 耕作は、マリア様に応援されたと言って、頑張っている。

 そして、本当に減量成功。

 ロードワークの途中、幼女が、「シスター・アンジェラ」と呼びか
けるのを聞く耕作。
 でも、アンジェラの姿は見えないなと思っていると、上から大量の
ボールが降ってくる。

 耕作はとっさに幼女を抱きかかえ、巧みにボールを避ける。
 でも、空気入れ本体は避けたが、ホースの先で頬を切ってしまう。

 アンジェラが駆けてきて、耕作が抱きしめようとするが、無視され
る。
 アンジェラは幼女を抱きしめ、助けてくれた耕作に礼を言う。そし
て、先日の行き倒れだと気付く。

 アンジェラに連れられ、修道院へ行く耕作。
 「神に仕え、祈り暮らしているのです」とアンジェラ。
 修道院には幼稚園もあり、身寄りのない子供を預かっている。アン
ジェラもここで育ったのだ。

 傷の手当てを受け、子供達の作った料理を勧められる耕作。

 必死に耐えていたが、遂に耐えられなくなり、箸を付ける。
 箸を付けたら泊まらなくなり、すべて食べてしまう耕作。

 計量当日、4ポンドオーバー。試合2時間前までに規定の体重まで
落とせなければ、失格。

 サウナの中で汗を絞り、再計量。
 でも、1ポンドオーバーで失格。試合は中止となった。

 聖子は、ボクシングはたった1ポンドで失格になるスポーツ。何の
ためにボクシングをやっているのだ、と問う。


 耕作は、修道院の前に来ていた。
 中を歩くシスター達に、アンジェラと話したいと頼む。
 厳格なシスター・ミリー(江口のりこ)は、アンジェラは外出中で、
外出先を耕作に話す必要は無い、と言う。
 修道院長(もたいまさこ)は、「迷える子羊を見捨てるのですか」
と言って、教えてくれる。

 食材を買っているアンジェラに、声を掛ける耕作。

 公園で、アンジェラに、根性がないのでこのまま続けていても、周
りの人に迷惑を掛けてしまう。それならほかのことをした方が、幸せ
なのではないかと考えてしまうと相談する耕作。

 アンジェラは、耕作がやめたら、耕作も周りの人も幸せになれるの
なら、やめた方がいい。人は苦しみから解き放たれたとき、新しい光
を見るのです、と言う。

 耕作は明るい顔になると、ファミレスで、思いっきり食べる。


 聖子は愚痴りながら飲んでいて、悪酔いし、帰途、道路に寝ころん
でしまう。

 聖子に声を掛けるアンジェラ。
 「マリア様.....」と思う聖子。

 聖子はアンジェラを、耕作がバイトしている大衆食堂に連れて行き、
耕作の好物のカツ丼を見せる。
 耕作は、筋金入りの根性なしで、計量前日に、なぜか大食いしてし
まう、とぼやく聖子。
 でも、その根性なしが、素質はあるのだ。

 そこに三鷹秀夫(光石研)が来て、話している途中で居眠りしてし
まった聖子の代わりに、説明する。
 聖子は、ジムの跡取り娘で、小学生の時、中学生の男子五人をのし
てしまうほどのおてんば。本気でプロボクサーになる気でいた。
 その聖子の憧れが、大城というボクサーで、右ストレートが、耕作
とそっくりだった。

 アンジェラは聖子に、根性無しのボクサーを、諦めるべきではない、
と言う。


 翌日、アンジェラが、ボクシングジムを訪ねると、耕作が出て行こ
うとしている時だった。

 耕作は、苦しみから解き放たれるべきだと、シスターから言われた
と言い、聖子は、諦めてはいけないとマリア様に言われたと言う。

 中の様子をそっとうかがっていたアンジェラは、たまらなくなって
飛び出し、説明しようとするが、余計訳が分からなくなる。

 アンジェラは、耕作に大食いさせてしまったのは、自分。ボクシン
グを辞めるべきではない、と言う。

 そこに、聖子が苦労して見つけてきた、今度の対戦相手・鬼丸勝兵
(田中要次)が現れる。結構年齢は高そうで、今回の耕作との試合を、
引退試合にしようと考えていると言う。

 耕作は、試合をしないと言い、聖子は試合をすると言う。

 アンジェラが、耕作は試合をする、と言う。

 文句を言う耕作に、「この根性無し」とアンジェラ。

 その言葉に怒る耕作。
 アンジェラは、試合に勝つまで、「根性無し」だと言う。

 耕作は、試合に勝ったら、「ミスター 根性あり」と言ってくれま
すよね、と言質を取る。


 耕作は、練習と減量に励み、アンジェラは神に祈る。

 計量すると、あと1ポンド。
 「ここからが正念場だよ」と聖子。

 計量当日、OKが出る。

 試合会場に入って、様子をうかがっているアンジェラ。

 耕作はアンジェラに声を掛け、今日は計量OKだったと伝える。

 鬼丸に、これからどうするのかと声を掛けられ、アンジェラとご飯
を食べに行くと答える耕作。
 それなら、と鬼丸は、自宅に二人を招き、水炊きを振る舞う。

 鬼丸は、今まで対戦し、負けた相手の写真を居間に飾っている。自
分に勝と、みんな偉くなる。だからこいつらに負けたことを、恥じて
いないと言う。

 鬼丸の息子は、また負けるんでしょ、と言う。息子が生まれてから
鬼丸は、、一度も勝っていない。

 鬼丸の妻は、これまでずるずると来てしまったが、ここでボクシン
グをやめると思えるぐらい、スパッと勝ってくださいと、耕作に言う。

 帰り道、アンジェラは耕作に、負けるわけにはいかないですか?と
聞く。
 耕作はアンジェラに、チャンピオンになれと言ったじゃないですか?
と問うが、アンジェラは、一度くらい鬼丸が勝つところを息子さんに
見せてあげたい、と答える。

 耕作は、自分が負けたら、アンジェラは喜ぶかと聞く。
 無言で微笑むアンジェラ。


 試合が始まっても、反撃しない耕作。聖子は、負けたらあとがない、
と耕作に言う。

 アンジェラはその夜、修道院を抜け出そうとする。
 それをシスター・ミリーに見とがめられ、「ちょっとコンビニに」
と言い訳する。

 とがめるミリーに修道院長は、「わたし、おでん」と助け船を出す。

 アンジェラは、ウソをついてしまったことを神に詫びながら、試合
会場へと急ぐ。

 耕作は鬼丸に打たれながら、なぜボクシングをしているのだろう、
と考える。

 倒れたときに、アンジェラの姿を見て、やっぱり、かっこ悪く負け
たくないと思う耕作。

 耕作の反撃が始まる。

 アンジェラはどちらもガンバレ、と応援している。

 耕作は、ラウンドの合間に聖子に、今回初めて本気で戦って、ボク
シングを好きだと思ったという。

 また倒れる耕作。聖子に、腹が減って立てないという。
 聖子は、勝ったら好きなものを、好きなだけ食べさせてやると言う。

 俄然力が湧き、KO勝ちする耕作。

 鬼丸は息子に、また負けてしまったと言うが、息子はパパ、かっこ
よかった、と言う。

 耕作は、鬼丸に礼を言う。

 アンジェラのおかげで、勝てたと礼を言う耕作。そしてアンジェラ
に、付き合って欲しいと頼む。
 アンジェラは、汚らわしいと言って、十字架を握りしめる。
 ボクシングが好きだからやっているんでしょ、とアンジェラは耕作
に言う。
 だが、耕作は、アンジェラを好きだからやっている、と言う。

 アンジェラに完璧に振られる耕作。

 聖子に、耕作の口から、「ボクシングが好き」なんて言葉が出るな
んて思わなかったと言われると、つらい減量をするのも、試合を頑張
るのも、試合が終わった後のゴハンがオイシイからです、と耕作。

 その後、耕作の希望で行ったのは、焼き肉でも寿司でもなく、耕作
のバイト先の大衆食堂。そこで思いっきり、カツ丼をおかわりする。

 アンジェラは、コンビニでおでんを買う。


寸  評  どう見ても、亀梨では食べ過ぎて太ったように見えません。
 そもそも田中要次と亀梨が同じ階級には見えません。

 ボクシングの試合後の亀梨の顔をどの程度崩すかは、スタッフの悩
むところではないかと思うのですが、どうでしょう。あの顔を無様に
はらせるのもなんだし、かといって、亀梨だけきれいな顔では迫力が
ないですしね。
 今回は唇の端を切った、といった感じでしたね。田中要次よりかな
りダメージ少なそうでした。

 ところで、わたし自身はボクシングは見るのさえ苦手なスポーツで
す。減量もイヤだし、特に水が飲めないのって地獄だと思います。
 また、殴られるのも大嫌いです。
 ボクシングのポーズを取り入れたシェイプアップのクラスには行っ
たことがあります。あれって、いつも飛び跳ねているので、とっても
疲れますね。途中で足がつりそうになりました。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 やっと、図書館で予約していた東野圭吾の『容疑者Xの献身』を借りました。
 きっとこれが、ガリレオの映画の元ネタだと予想しています。
 映画を見に行くかというと.....うーん、地上波に登場するまで待って見る
かなと思いますが。
 やはりシリーズ物のいいところは、読み始めからその世界にスーッと入れる
ことですね。だれが誰か、ということを壱から覚えずに済みますから。(鈴木)

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