メルマガ:日刊ドラマ速報
タイトル:Daily Drama Express 2007/11/21 働きマン (7)  2007/12/07


===================================================== 発行部数   25 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/11/21 (Wed) ☆☆
======================================================================

== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
======================================================================

----------------------------------------------------------------------
1. 水曜日の連続ドラマ
----------------------------------------------------------------------
タイトル 働きマン
局  名 日本テレビ系
放映日時 水曜22時
キャスト 松方弘子(菅野美穂)
 梅宮龍彦(伊武雅刀)
 成田君男(沢村一樹)
 山城新二(吉沢 悠)
 田中邦男(速水もこみち)
 荒木雅美(佐田真由美)
  渚 マユ(平山あや)
 小林明久(荒川良々)
 梶舞子(吉瀬美智子)
 菅原文哉(津田寛治)
原  作 安野モヨコ『働きマン』
脚  本 吉田智子
主題歌  

あらすじ  第7話 別れ…それでも仕事はある

 わかれ【別れ】
 大切な人と、離ればなれになること。

 Q.あなたは、ずっとそばにいたいと思う人がいますか?

 ケーキバイキングではしゃぐ松方弘子(菅野美穂)と渚マユ(平山
あや)。
 荒木雅美(佐田真由美)に、幸せって、結婚では?と指摘されるが、
弘子は新二と2週間話してない、と言う。メールだけはしているけど、
と。
 それじゃ、メル友じゃん、とマユ。
 新二が忙しいと思って気を使っている。大人の余裕、と弘子。
 でも、内心は焦っている。
 それって自然消滅パターンじゃん、とマユ。
 マユは、本当にそうらしいと睨んでいる。

 弘子の企画は、『男のスイーツ50選』。

 社に戻った弘子は、新二に電話しようとするのだが、どう話してい
いのか、全然いい言葉が見つからなく、もだえている。


 山城新二(吉沢悠)はマンション建設は、是非とも自分の社でと頼
むが、すでに別のところに決めてしまったよと言われる。

 新二(28) 営業に異動して2週間。

 新二が課長に今晩の接待にそろそろ出ないとと声を掛けると、明日
にリスケになった、と言われる。
 同僚は、こんな時くらい、彼女とデートしたら?と冷やかす。
 異動したばかりだから、頑張らなければと言う新二に、同じ課の
OLたちが、新二の歓迎会を開きたいという。
 見積書がまだという新二に、同僚が営業は付き合いが大切、と言い、
新二は歓迎会へ行くことにする。


 弘子とマユは、男性の評価が必要ということで、田中邦男(速水も
こみち)と小林明久(荒川良々)を連れて、スイーツの食べ歩きをし
ている。
 でも、田中と小林は音を上げて、弘子達に見つからないように、逃
げ出そうとする。

 すると向こうからOLたちと腕を組んだ新二がやってくる。OLた
ちは、新二は一番人気なので、本社に戻ってくるのを待っていた、と
言う。

 それを見かけた田中は、慌てて弘子達に、次の店行きましょうと言
って、弘子が新二と会わないようにしようとする。

 でも、結局弘子と新二は、お互いに気づいて、ぎこちない挨拶をす
る。
 新二は後で電話すると言い、弘子は取材でこれからまだ、10店回
ると言う。


 翌朝、弘子はマユに、新二が若い女の子たちと飲んでいたのに文句
言っている訳ではない。そんな時間がありながら、電話の一本も掛け
てよこさない新二に文句を言っているのだ、と言い訳する。

 弘子は編集部の男性を会議室に集め、候補のスイーツを食べて投票
するように言う。
 甘い物にうんざりする男性達。
 でも弘子は怖い顔で、食べるよう言う。
 梅宮龍彦(伊武雅刀)と成田君男(沢村一樹)は、私生活でいろい
ろあると、弘子は仕事でその憂さを晴らそうとするから怖い、と言う。

 何とか一番人気のスイーツが決まり、自席に戻って記事にまとめよ
うとする弘子。
 携帯を自宅に忘れたことに気付き、舌打ちをする。
 すると、マンションの管理人から弘子宛、会社の電話が入る。

 話をした弘子は、血相を変えて、自宅に戻る。

 自宅マンションの前は、黒山の人だかりで、パトカーとお巡りさん
が数人いる。
 警官に制止された弘子は、このマンションの305号室に住んでい
ると言い、通して貰う。

 自室を見た弘子は、呆然とする。
 弘子の部屋では、あらゆる物が引っかき回されていた。窓ガラスの
クレッセント部分が割られている。
 警官は、この当たりに出没している空き巣の仕業だろう。充分気を
つけるようにと言うと、引き上げていく。

 一人きりになった弘子は、不安定になっていた置物が落ちて壊れる
音にさえ、びくつく。
 携帯を手に、新二に電話しようとするが、止める。


 新二は接待でキャバクラにいた。
 すぐ仕事の話をしようとする新二を、課長がたしなめる。

 新二は酒が弱いと言うが、営業だろうと飲まされる。
 新二は弘子から携帯に着信しているのが気になっていた。

 折を見て電話に出ると、弘子は謝りながら、空き巣に下着やお金を
盗られたことをいう。怖くて、と。
 そして今夜新二の家に行っていいか聞く。
 新二は、みんなに謝ると、接待の籍を抜け出して、急いで弘子の家
に行く。そして、惨状を知る。

 仕事中だったんでしょ、と謝る弘子に新二は、弘子を放っておけな
いだろう、と言う。
 新二は、一緒に片付けちゃおう、と言う。
 弘子は、新二の顔を見たら、ホッとしちゃったと言う。

 新二は、弘子に呼ばれてよかったという。
 営業はどうかと聞く弘子。
 新二は、どちらも忙しいことには変わりない。でも、営業の仕事も
頑張っている、と言う。
 よかった、と弘子。
 成績はまだまだ、と新二。

 弘子はパソコンが盗まれていることに気付き、パニックになる。
 気付かなかったのか?と驚く新二に、動揺していて、気付かなかっ
た。あれがないと、10時間分がパーになる。明日の入稿間に合わな
いかも。会社戻って書くか?と1人騒ぐ弘子。
 新二は、こんな時も弘子は仕事の心配するんだ、と寂しそうに言う。
そしてガラス屋さん、呼ばないと、と。

 新二と一緒に寝る弘子。


 朝、新二が起きるとベッドには弘子がいない。
 机の上に、書き置きがあり、原稿があるので、先に会社に行くと書
いてある。

 出社した新二は、課長から怒られる。夜の接待も大切な仕事。営業
の仕事、なめているのか?と。
 新二は、「もう二度とこういうことはないようにします」と頭を下
げる。

 弘子から新二に電話。夕べ新二に迷惑を掛けてしまったので、今晩
手料理をごちそうしたいと言う。
 新二は、そんな時間が取れるか一瞬悩んだが、弘子には、行くと答
える。弘子のことが心配だし、と。

 弘子は、一位に選ばれたあんこカルテットの記事を書いている。
 すると成田が、あんこカルテットの賞味期限偽造のたれ込みがあっ
たという。
 ラベルを剥がしそこなったあんこカルテットが廃棄されている写真。
そして剥がされた賞味期限のラベルの写真。
 でも、匿名では裏の取りようもない。
 梅宮は、このままあんこカルテットの記事を載せていたら、大変な
ことになるところだったという。

 弘子は、なんとか記事を書き終えると、時計を見る。急がないと、
新二が来てしまう。

 弘子はスーパーに飛んでいって、食材を買い物かごに入れていくが、
成田からの電話が鳴る。
 告発者が名乗り出て、証言したいと言っている。弘子は会いに行け
るか?と聞く。
 弘子は悩んだ挙げ句、結局告発者に会いに行くことにする。
 スーパーの前で、ニアミスする新二と弘子。

 新二が弘子の前でブザーを押していると、弘子から電話。自分から
誘ったけど、急な仕事が入って、と謝る。
 新二は電話を切ると、「オレって何なんだよ」とぼやく。

 新二が帰ろうとすると、雅美が現れる。また弘子は仕事を取ったん
だ、とあきれる。

 雅美は、弘子が心細いだろうと思って来た、と言い、新二が謝る。
 雅美は、新二が何で謝るのと言って、新しい仕事について聞く。

 新二は、今踏ん張らなければならないと思っている。そうしなけれ
ば、男として立つ瀬がない。でも、昨日は空き巣騒動で、接待ぶっち
ぎっちゃった。営業としては失格なのに、と言う。

 新二は、最初は、弘子は自分が守らなければならないと思っていた
けど、今は弘子から必要とされているのかさえ、分からない、と言う。


 弘子は成田と梅宮に、3時間待ったけど現れなかったと報告。
 成田は、怖じ気づいたのだろう。また接触してくるのを待つしかな
いな、と言う。

 帰ろうとした弘子は、雅美と会う。
 雅美は、いきなり弘子を平手打ち。新二が夕べ接待を抜け出したこ
とを言い、弘子はいったい新二のことをどう思っているのだというと、
行ってしまう。

 雅美を追いかけようとして、転ぶ弘子。その拍子に、新二とお揃い
のひょうたんのお守りが割れてしまう。
 すると中から、赤や青など五色の小さなひょうたんがこぼれ出る。

 そこに通りかかった梅宮は、渋い物、持っているなと言う。六つの
ひょうたんで『無病(六瓢)』というダジャレ。そして小さな瓢箪は、
五臓六腑の五臓を現している。肝臓、腎臓.....そして赤いのがハー
ト、と言う。
 弘子は小さな瓢箪を、元の瓢箪に収める。

 弘子は、昔は新二は橋を造るんだって、すごく頑張っていた。大き
な存在だった。新二に追いつこうと頑張ってきた、と言う。
 雅美は、頑張りすぎて、追い越しちゃったのね、と言う。

 帰宅した弘子は、住み慣れて、なじんだ自室を眺めていて、壁のク
ロスが剥がれているのに気付き、のりで貼る。
 家具の脇にも、ほこりや汚れ。掃除を始める弘子。

 掃除が終わり、元通りにきれいになる自室。もう外は明るくなり始
めている。

 弘子は新二にメールを打つ。


 新二はこの間、接待の席を中座してしまった時のお客様に、ゴルフ
コースが取れたと誘う。
 でも、お客様は、すでに別の会社に決めてしまったという。

 新二の部署では、新二の同僚が大きな契約を取った。課長は今夜、
お礼の接待をする。新二も来るように、と言う。にこやかに応じる新
二。


 弘子は、新二からメールも電話も来ない.....と落ち込んでいる。
 原稿を書いているうちに日付が変わる。
 すると、ドアのところで音がする。
 マッサージの棒を手に、ドアスコープで覗くと、新二。ベロンベロ
ンに酔っている。
 弘子が、お酒が弱いのにどうして?と聞くと、営業は飲むのが仕事、
と新二。

 新二は部屋がきれいになった。それに、もう新しいパソコンも、と
言う。
 新二は画面を覗き、賞味期限偽造なんて、大きなネタを追ってるん
だな、と言う。
 弘子は、まだ証言が取れていないので、下書き段階、と言う。

 弘子は大きな仕事をしていて、すごいよ。それに比べて、オレ
は.....とひねる新二。

 お水持ってこようか?と言う弘子を断る新二。仕事、途中だろう、
と。

 弘子は、まだ営業に行って日も浅いのに、あたらないでと言う。

 その時、成田から電話。
 新二は、こんな夜中に掛けてくるのだから、急用だろう。出ろ、と
言う。

 弘子は携帯の電源を切り、固定電話の電話線を抜き、ノート・パソ
コンのふたを閉める。
 そして新二に、確かに自分は仕事が好きだ。でも、それは新二が頑
張れと言ってくれたから、と言う。

 新二は弘子を抱きしめ、弘子のことが好きだ。弘子といるとホッと
する。でも、時々弘子が仕事で失敗しろ、とも思ってしまう。オレ達
は一緒にいても、ダメなんだ。会えば仕事の愚痴ばかり、と。

 そして、オレ達、別れようと言うと、弘子の部屋を出て行ってしま
う新二。

 「何、これ!?」と呆然とする弘子。
 そして気を取り直して、新二を追いかける。
 でも、見つからない。サンダルが脱げても走り続けるが、それでも
見つからない。

 −− 会う時間が少ないから、愚痴を言わないようになった。気を
使って、甘えないようになった。そして心のシミは知らない間に、広
がっていた。

 家に帰った弘子は、成田からの留守電を聞く。例のめぐみ屋の従業
員が、話してもいいと言ってきた。夜勤だそうだから、夜中でも大丈
夫だそうだ、と入っている。

 取材に行く弘子。

 その後、社へ行き、原稿をまとめる。泣きながら、なんでこんな時
に仕事しているんだろう、と自問しながら。

 朝になり、原稿が仕上がる。
 その記事を見る梅宮と成田。
 成田は原稿のできばえをほめ、次号巻頭で行く、と言う。

 屋上にいる弘子のところに、上がってくる田中。夜中に取材に行っ
たんですか。そんなの、朝になってからでいいじゃないですか、と田
中。
 弘子は、証言者は揺れていた。今日会っても、話すのを止めてしま
うかも知れない、と言う。

 編集部に戻った弘子に、マユが徹夜明けの目にはこれがいい、と冷
やしたスプーンを日本渡す。
 弘子はそれを、ウルトラマンのように、両目に当てる。

 −− 仕事で失ったもの、それを思い泣いた夜。でも、仕事で救わ
れる朝もあるから。

 すっきりした弘子。
 成田がみんなに、さあ仕事しよう、と声を掛ける。

 「出会った瞬間に、別れは始まっている」と誰かが言っていた。な
らば、「別れた瞬間に何かが始まる」と信じよう。


寸  評  弘子の述懐、よくわかります。
 最初のうちは、仕事を頑張っている彼女のことを応援するのに、彼
女が仕事をドンドン頑張っていくと、ふて腐れるんですよね。いった
い、彼女にどうして欲しいの!?と聞きたいです。
 彼女の仕事をほめたのは、話のきっかけ作りに過ぎないの?彼女に
は、仕事より、彼の方を向いていて欲しいと思うの?自分より仕事の
できる彼女なんて、イヤということ?
 いろいろ考えちゃいますよね。
 そして、彼を失ってみると、結局自分に残ったものって、仕事だけ
だと気付き、やっぱり仕事に邁進することになるんですよね。

 これから新二は、雅美と付き合うという展開も、ありなのでしょう
か?
 また、弘子の部屋の騒ぎといえば、上の階からの水漏れって言うの
もありましたが、こちらのエピソードは、どうなるのでしょう。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

----------------------------------------------------------------------
2. 編集後記
----------------------------------------------------------------------
 この二日間、ひどい目に遭いました。熱が出て、お腹を壊し、何も食べられ
ずに、うなっていました。インフルエンザだと怖いので病院に行って検査しま
したが、インフルエンザではなくて、一安心。
 お腹に来る風邪は今、流行中だそうです。
 また、インフルエンザも、例年に倍増した勢いだとか。
 皆様、くれぐれもお体には、ご注意下さい。(鈴木)

======================================================================
発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。
(http://www.mailux.com/)
======================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。