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タイトル:Daily Drama Express 2007/10/30 有閑倶楽部 (3)  2007/11/09


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/10/30 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 有閑倶楽部
局  名 日本テレビ系
放映日時 火曜22時
キャスト 松竹梅魅録(赤西 仁)
 菊正宗清四郎(横山 裕)
 美童グランマニエ(田口淳之介)
 白鹿野梨子(香椎由宇)
 黄桜可憐(鈴木えみ)
 剣菱悠理(美 波)
原  作 一条ゆかり『有閑倶楽部』
脚  本 江頭美智留
主題歌  

あらすじ  第3話 花嫁救出(秘)女装作戦!

 警視総監を父に持ち、硬派で頼れる男。そして無類のメカ好き、松
竹梅魅録。
 父は日本画の大家、母は茶道の家元。由緒正しきお嬢様。ただし、
大の男嫌い、白鹿野梨子。
 大病院の御曹司。あらゆる学問に精通し、武道も極めたマルチ高校
生、菊正宗清四郎。
 宝石商の母と二人暮らし。魅惑の美貌とスタイルを武器に、日夜玉
の輿を夢見ている、黄桜可憐。
 スウェーデン大使を父に持つクオーター。多数の女性と浮き名を流
すプレーボーイ、美童グランマニエ。
 世界の大富豪・剣菱財閥会長の娘。運動神経は男顔負け。趣味は大
食い、剣菱悠理。

 超セレブなこの六人、金と暇をもてあまし、あらゆる事件にしゃし
ゃり出る。そんな彼らを『有閑倶楽部』と人は呼ぶ。


 有閑倶楽部のメンバー達の写真を撮る生徒達。新聞部が取材をして
いるのだ。

 校長の蔵田(長谷川初範)は、彼ら六人をスターと呼ぶ教頭の村上
(半海一晃)をたしなめる。ほかの生徒達が感化されたら、どうする
のだ、と。

 取材で結婚観を聞かれる有閑倶楽部のメンバー達。
 いずれは人並みに、と菊正宗清四郎(横山裕)。
 自分が、1人の女性のものになっては、世の女性達が耐えられない
だろう、と美童グランマニエ(田口淳之介)。
 結婚するなら、中華料理のシェフか、フランス料理のシェフか、イ
タリアンか、和食の板前か.....と言う剣菱悠理(美波)に、シェフ
なら雇え、と突っ込む松竹梅魅録(赤西仁)。

 魅録は結婚なんて考えたこともない。

 白鹿野梨子(香椎由宇)は、結婚するならゆっくりと時間を掛けて
お互いを理解した上で、と言う。
 黄桜可憐(鈴木えみ)は、できるだけ早く結婚したい。それも絶対
玉の輿、と言う。

 そこに蔵田校長と村上教頭が入ってきて、新聞部を追い出すと、高
校生が結婚なんて語ってないで、高校時代しかできないことをすべき
だ。高校生は勉学にいそしむべきだという。

 その時そこに、OGの吉乃川あゆみ(入山法子)が入ってきて、将
来は結婚で決まる、と言う。

 蔵田校長と村上教頭は、あゆみに、神亀グループ社長・神亀圭介
(正名僕蔵)との結婚、おめでとうございますともみ手をする。この
結婚は超玉の輿。

 可憐は、『玉の輿』という部分に食いつく。
 あゆみは、玉の輿以外の結婚なんて、あり得ないという。

 蔵田校長も、神亀グループから毎年多額の寄付を貰っているので、
卒業生が結婚することを喜んでいる。

 あゆみは、蔵田校長と村上教頭に、今週の土曜日が結婚式なので、
是非来てくださいと招待状を渡す。

 あゆみは有閑倶楽部のメンバー達にも、是非結婚式に出てください
と言う。

 あゆみは19歳で、神亀の年齢をはっきりと覚えていないが、40
歳ぐらい、と言う。

 可憐と共にあゆみは、玉の輿結婚の相手は、成功者。ということは
ある程度年齢が上なのも当然。愛さえあれば、なんて一時的なもの。
結婚は主食、愛なんておやつ、と言う。

 是非、おやつには自分をと言った美童はあゆみに叩かれる。
 結婚しようという女性を口説いたのだから当然、と清四郎。

 あゆみは魅録にも来て欲しいと言うが、魅録は行けたらな、とつれ
ない返事。


 魅録はバイクで、『寿司の玉吉』という店に入る。
 店では、玉司聖二(忍成修吾)が開店準備をしていた。
 魅録が、あゆみとは別れたんですねと言うと、相変わらず魅録の情
報は早いなと聖二。
 族上がりの自分と、神亀グルーブの車掌とでは、比較にならない。
今週の土曜日は開店のため、結婚式に出られない、と聖二。

 高校時代、仲がよかった聖二とあゆみの姿を思い出す魅録。二人は
聖二の出す予定の店の名前を考えていた。


 魅録は清四郎から電話を受ける。
 任侠集団・白藤組組長の白藤吾郎(黒沢年雄)が、清四郎のところ
の病院に入院した。何者かに襲われて怪我をしたためだという。

 魅録が病室の名札をみると、白藤の名札の下に、『大作フランジリ
コ』という名札が挿さっている。

 中へ入ると、大作フランジリコは、警視総監の魅録の父・松竹梅時
宗(鹿賀丈史)の偽名。
 時宗は、アフロヘアをかぶって変装しているのがバレバレ。内偵捜
査中なのだが、魅録と会ってしまい、バツが悪そう。

 そこに白藤が手下二人と共に戻ってくる。
 そして魅録に、組を次いで欲しい。高校生組長なんて、面白いぞと
言う。
 魅録は、高校生だけでも充分楽しいので、と断る。

 白藤は、それなら組は解散だ。組員達の再就職先は、自分が世話を
する。残された娘のことだけは宜しく頼む、と言う。
 娘がいたことに驚く魅録。
 白藤は、昔好きだった女に娘を生ませたが、結婚は、彼女の親に反
対され、叶わなかった。遺産はすべて娘に行くよう、遺言書は残して
ある、と言う。


 夕食の時、悠理の父・万作(片岡鶴太郎)は、高校の先輩なら、
1千万ぐらい包まなければならないかな、と言う。
 悠理の母・百合子(かとうかず子)と悠理は、500万でいいので
は、と言う。

 また、百合子は、言い寄ってくる男がいても、簡単にOKしてはい
けない。押して、押して、押しまくる男でなければならないと言う。
 万作もそうだった。でも、今はメイド服でいることにも、ピンクの
ベッドカバーにも、フリルの付いた猿股にも反対する、と怒る百合子。
 万作は、わかったと承知させられる。


 有閑倶楽部で新聞を読んでいた清四郎が、このところ吉乃川商事の
株が下がっている、と言う。吉乃川商事は、あゆみの父の会社。結婚
どころでは?という心配は、神亀がついているから大丈夫。引き出物
も1人20万円もするものを用意しているらしい。


 結婚式当日。
 教会の前までいくと、あゆみが駆けだそうとするのを止められてい
た。

 あゆみは両親から、この結婚がイヤなら止めてもいい。自分たちの
ために無理しているのではないか、と聞く。
 そんなことはない、とあゆみ。

 そこに神亀が入ってきて、女性が結婚する時悩むのは当然。でも、
一分でも一秒でも一緒になりたいから、結婚届けに署名して欲しいと
言う。
 署名捺印するあゆみ。

 部屋を出た神亀は、部下に式が終わったら、婚姻届を区役所へ出し
ておくよう指示する。これで吉乃川商事の全財産は、神亀のもの。そ
してあゆみが再び逃げ出さないように、見張っておけと言う。

 有閑倶楽部のメンバー達が新婦控え室にあゆみを訪ねると、あゆみ
は少しも楽しそうではない。なぜなら、聖二の友人から、聖二が事故
に遭って、意識不明の重体だと聞いた。さっきは確かに逃げだそうと
したけど、そんなことができるわけではない。

 親のために、なぜそこまで?と悠理。
 あゆみは、自分は養女。本当に大切に育てられたから、その恩返し
なのだ。
 生活は主食、愛はおやつ。生活は大切よね、と自分に言い聞かせよ
うといるあゆみ。

 可憐が、聖二に会ってきて、と言う。意識不明なのだから、と。

 玉の輿ではなくなるかもしれない、と野梨子。
 可憐は、今のあゆみの顔では、玉の輿に乗ったって、勝ち組ではな
い、と言う。

 魅録は箸袋を見せる。『玉吉』の玉は、玉司の玉。そして吉は、吉
乃川の吉。

 式まで、時間がない、とあゆみ。
 魅録は、まだ30分ある。バイクなら十分だ、と言う。

 魅録が廊下を覗くと、神亀グループの社員達があゆみを見張ってい
る。

 みんなから、どうかして欲しいと言われ、清四郎は、不可能を可能
にする。それが有閑倶楽部だから、と引き受ける。

 可憐があゆみの身代わりに花嫁役をやりたいと言うが、くじ引きで
花嫁役は、野梨子に決まる。

 控え室から出てきた花嫁が、トイレに入る。
 それは悠理で、個室で元の服に着替えると、ウェディングドレスは
大きなバッグに詰め込み、肩から提げる。そして何食わぬ顔でトイレ
から出てくる。

 一方魅録は、あゆみとそっと控え室を抜け出すが、そこかしこに神
亀グループの社員がいて、建物から抜け出せない。

 魅録が清四郎に電話し、清四郎は作戦Bでいくという。

 女子社員にトイレを調べさせると、誰もいない。
 神亀グループの社員達は、社長に怒られる、と必死の形相であゆみ
を探す。

 すると花嫁が逃げていくのが見える。社員達はそれを追う。

 その隙を突いて、魅録と歩みは建物から抜け出そうとする。


 白藤のベッドがもぬけの殻。何かあったらどうするのだと探しに行
く、時宗と部下達。


 花嫁は二人いた?
 いや、二階にもいる?


 白藤は、神亀の右腕の男にドスを突きつけ、建物の陰に連れて行く。
 神亀は、白藤が全財産をあゆみに譲るという遺言状を知って、その
譲られる土地を狙って、あゆみに近づいた。
 神亀は暴力団に近づき、覚醒剤を売りさばくような男。今すぐ、あ
ゆみと手を切れ、と言う。
 でも、その時白藤は胸を押さえ、倒れる。

 神亀の右腕の男は、白藤を見下す。

 そこに、ウェディングドレスを着た清四郎が飛び出し、空手の技で、
その男を退治する。

 清四郎は無線で魅録に、白藤が倒れたこと、あゆみが白藤の娘であ
ることを伝える。


 いよいよ式場に新婦入場。

 白藤の手当をする清四郎。そばに、魅録とあゆみもいる。
 清四郎が白藤に、あゆみにすべて話すべきなのではないかと勧める。
 だが、断る白藤。

 清四郎が、このままあゆみが真価目と結婚してもいいのかと問うと、
否定する白藤。

 清四郎があゆみに、白藤が父親だと言うが、否定する白藤。

 白藤はあゆみに謝る。全財産を譲るなんて遺言を残してしまったば
かりに、あゆみをトラブルに巻き込んでしまったから。

 白藤を襲ったのは、神亀の手の者。遺言さえあれば、白藤が早く死
んでくれた方がいい。
 でも、それでは白藤の財産は神亀のものにはならないな、と考えて
いると、神亀の右腕の男が入ってきて、あゆみには死んで貰う。でも、
まだ婚姻届を出していないので、あゆみを死なせてはいけない、と言
う。

 清四郎と魅録は、部屋に入ってきた神亀グループの者たちを倒す。
あゆみには、白藤を連れて逃げるよう言う。


 その頃、教会では、式が進み、誓いのキスを、というところに来て
いた。
 野梨子は、神亀の頬を、手形が残るほどの力で叩き、神亀はすっ飛
ぶ。さいでに神亀のカツラもずれる。

 花嫁がすり替わっているのがばれてしまったので、有閑倶楽部のメ
ンバー達は、逃げ出す。

 白藤の手を引いて逃げ出したあゆみは、まだ婚姻届を取り返してい
ないのに気づき、引き返そうとする。

 そこに教会から逃げてきた野梨子達が来る。

 神亀は、倒された部下の懐から婚姻届を取り出す。
 魅録がそれを奪おうとするが、勢いで、婚姻届は宙に舞う。

 魅録と神亀が飛びつこうとするが、いち早く悠理がキャッチする。
 悠理は、婚姻届を食べてしまう。


 あゆみは白藤に遺言書を返す。自分の父と母は1人だけ。両親は会
社をたたんで出直すことにした。そんな両親を尊敬している、と言う。
 そして、お寿司が食べたくなったら、是非来てくださいと、箸袋を
渡す。
 白藤は、是非食べに行く、と言う。そして魅録に、魅録が組を継い
でくれるまで頑張らなければ、と言う。


 魅録はバイクの後ろにあゆみを乗せて、聖二のところへ行く。

 あゆみは眠ったままの聖二に謝る。

 目覚める聖二。
 聖二は意識不明の重体ではなく、軽い脳しんとうを起こしただけ。
ただ、開店準備でずっと寝不足だったから、よく寝てしまったという。
 そして、自分の店の開店の日に、結婚式をするなんて、ひどいじゃ
ないか、と言う。
 あゆみは、好きな女性が結婚すると知ったら、普通止めるんじゃな
い?と言い、喧嘩になる。


 時宗は、かねてからの内偵捜査が功を奏し、白藤を遅い、覚醒剤の
密輸も行っていた神亀を逮捕したと発表する。


 神亀逮捕のニュースを見て、蔵田校長と村上教頭は、もうこれで大
口の寄付が無くなった、と頭を抱える。


 有閑倶楽部の部室で寿司を振る舞う聖二とあゆみ。二人は結婚した
のだ。
 あゆみは、頑張って支店も出したい。そうしたら支店は可憐に任せ
る。可憐は考え方が似ているので、きっとうまくいくという。
 可憐は断る。自分は絶対玉の輿に乗るのだから、と。

 悠理は、他人の分のお寿司まで食べてしまう。


寸  評  予告の時、どうして身代わりが野梨子なのに、清四郎達男性まで、
ウェディングドレスを着ているのか、と疑問に思っていました。
 追っ手を交わすためだったんですね。

 ところで、魅録はどうやって、ヤクザの親分の信頼をあれだけ得た
のでしょう。そもそも、警視総監の息子が、ヤクザの組長と親しくし
ていては、それだけで、倫理違反ではないでしょうか?

 そんなところが、全部吹っ飛んでますよね。

 それと、「花より男子」の気分が抜けないと、彼らが通う高校まで
お金持ちの学校と感じるのですが、必ずしもそうではないようですよ
ね。聖二はきっとお金持ちではない生徒だったんでしょうね。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 遂に、「予知夢」も借りて読み始めました。「ガリレオ探偵」と合わせて
10作品ありますが、これを全部ドラマで取り上げるのでしょうか?
 それと、長編もあるそうなので、長編は映画で、なんてもくろんでいるので
しょうか?
 急いで返さなければならないので、頑張って読まなければならないのですが、
楽しみです。
 そういえば、「モップガール」は、小ネタにクスクスと笑ってしまいます。
この枠は、やはり小ネタと小さな笑いですね。通ぶれる。
 「SP」も始まりました。友達はV6の岡田君ファンですが、わたしは、ど
んな堤真一が見られるかが楽しみです。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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