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タイトル:Daily Drama Express 2007/10/23 有閑倶楽部 (2)  2007/11/02


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/10/23 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 有閑倶楽部
局  名 日本テレビ系
放映日時 火曜22時
キャスト 松竹梅魅録(赤西 仁)
 菊正宗清四郎(横山 裕)
 美童グランマニエ(田口淳之介)
 白鹿野梨子(香椎由宇)
 黄桜可憐(鈴木えみ)
 剣菱悠理(美 波)
原  作 一条ゆかり『有閑倶楽部』
脚  本 江頭美智留
主題歌  

あらすじ  第2話 vs. 警察!誘拐作戦

 学校の屋上で、ラジコンヘリを飛ばす松竹梅魅録(赤西仁)。
 剣菱悠理(美波)に邪魔される。
 悠理は、「暇だ−−!!」と叫ぶ。

 昼休み終了間際。大量の生徒達が、有閑倶楽部になだれ込む。
 時間制限をしないと、みんなに囲まれ、昼休みが無くなってしまう。

 校長の蔵田(長谷川初範)と教頭の村上(半海一晃)は、暇だとぼ
やいている有閑倶楽部の六人に、学食以外の場所での飲食禁止。校則
違反だという。
 それに出席日数もギリギリなので、このままだと退学、という。

 あくびしながら帰宅する悠理に、メイド服姿の母親が、剣菱家の一
人娘が、あくびなんてしているのではない、と説教する。

 悠理は暇なあまり、愛猫の福助達を連れて、散歩に出る。


 魅録が暇だと帰宅すると、警視総監の魅録の父・松竹梅時宗(鹿賀
丈史)が、体中から、つまらないオーラを発していた。
 警視総監なんて、カッコイイのは名前だけ。実体は永遠に続くはん
こ押し、という。
 魅録は、時宗の愚痴は無視し、暇なときは、バイクを飛ばすに限る、
と出かける。


 愛猫の散歩中の悠理は、突然二人組に襲われる。

 でも、悠理の方が強く、二人組をやっつけると、覆面をはぐ。
 二人組は、自分たちに誘拐は無理なんだ.....と嘆く。

 悠理は、誘拐なんて、最高の暇つぶしになる、と自ら誘拐されるこ
とにする。
 誘拐犯の車に、一緒に乗っている悠理。


 警視総監を父に持ち、硬派で頼れる男。そして無類のメカ好き、松
竹梅魅録。
 父は日本画の大家、母は茶道の家元。由緒正しきお嬢様。ただし、
大の男嫌い、白鹿野梨子。
 大病院の御曹司。あらゆる学問に精通し、武道も極めたマルチ高校
生、菊正宗清四郎。
 宝石商の母と二人暮らし。魅惑の美貌とスタイルを武器に、日夜玉
の輿を夢見ている、黄桜可憐。
 スウェーデン大使を父に持つクオーター。多数の女性と浮き名を流
すプレーボーイ、美童グランマニエ。
 世界の大富豪・剣菱財閥会長の娘。運動神経は男顔負け。趣味は大
食い、剣菱悠理。

 超セレブなこの六人、金と暇をもてあまし、あらゆる事件にしゃし
ゃり出る。そんな彼らを『有閑倶楽部』と人は呼ぶ。


 剣菱家では.....
 執事が有利の父親に、悠理の誘拐を伝える。

 剣菱家から悠理の誘拐を聞き、自分に任せておけ、と大見得を切る
時宗。


 途中、悠理を乗せた車は、バイクの魅録と併走する。
 悠理は魅録に、暇つぶしに誘拐された。魅録もつきあいな、と言う。
 魅録は、面倒くさいなと言いながら、付き合うことにする。


 空手の稽古をしている菊正宗清四郎(横山裕)。
 悠理誘拐の電話を受けて、剣菱家に駆けつける。

 そこには、時宗もいた。時宗と悠理の父親・万作は、幼なじみの親
友同士だった。
 そこには、黄桜可憐(鈴木えみ)、美童グランマニエ(田口淳之
介)、白鹿野梨子(香椎由宇)がいた。


 誘拐犯親子、悠理、魅録の4人は、廃屋に着く。
 そこには、電気も何もないと聞くと、魅録は電気と電話は引いてや
る、と言う。

 可憐たちは、悠理が誘拐されるなんて、よほど屈強な誘拐犯なんだ
ろうな、と言う。

 なぜ誘拐なんて思い立ったかと言うと.....誘拐犯の妻は心臓病だ
った。妻の手術のために、退職金の前借りまでしたのに、そのお金を
だまし取られたのだ。

 その話を聞いた魅録は、涙ぐみ、思わず時宗に電話する。
 でも、魅録の要領を得ない話が、理解できない時宗。

 誘拐犯に身代金の額を聞くと、母親の手術に五千万かかるので、
五千万と答える。
 悠理は、自分の身代金が五千万なんて、許せない。10億よ、
10億!と怒鳴る。
 魅録が悠理に、もっと冷静になれ、と言う。


 悠理と魅録の前に駆けつけてくる清四郎達4人。どうして連絡をく
れなかったのだ、と怒る野梨子。
 悠理と魅録は、そういうこと、考えていなかったと謝る。

 誘拐犯は4人に、悠理が身代金10億円と言って譲らない、と言う。
 野梨子は、こんなことがわかったら、退学じゃ済まないと言う。
 悠理は、野梨子と可憐に、暇してるんなら、誘拐なんて、最高の暇
つぶしだ、と説得。
 魅録は美童に、他人にできない経験をすると男に磨きがかかると説
得。
 悠理は清四郎を、天下の警察との知恵比べだぞ、と説得。
 六人はOKする。

 誘拐犯が、そんなあっさりOKしていいのかと心配するが、不可能
を可能にするのが有閑倶楽部だ、と見得を切る魅録。

 まず清四郎は、逆探知が怖いから、と魅録にバイクを用意させる。

 魅録は剣菱家の前に着くと、懐中から、頸にメッセージの紙を巻い
た福娘(ネコ)を取り出し、下へおろすと、家へ帰らせる。

 剣菱家では、時宗が、最新鋭の逆探知機をセットし、これでどこか
ら脅迫電話が掛かってきても大丈夫、と大見得を切っていた。

 そこに執事が、福娘の首に着いていた通信文を持ってくる。そこに
は、
 ・身代金は10億円。
 ・逆探知はしないこと。
 ・娘は無事。
 ・身代金さえ受け取れば、娘には指一本振れずに返す。
 とある。
 そしてサービスとして、QRコードがついていて、アクセスすると、
福娘を抱いた悠理の姿が写っている。

 それを見た万作は、逆探知の機械からコードを抜き、逆探知の機械
を床にたたきつけて、壊してしまう。

 清四郎が変声期を使用して、剣菱家に電話する。そして、悠理の無
事な声を聞かせると、10億円は明日の昼までに、トランクに詰める。
トランクを乗せた車を大通りに出したら、時速40キロをキープして
走行。前後の車を近づけないこと、と言う。


 誘拐犯の親子と有閑倶楽部のメンバーは、バーベキューをする。
 誘拐犯・父は、有閑倶楽部の六人を見ていると、悩んでいる自分が、
バカのように見える、と言う。

 誘拐犯・息子は、魅録が取り分けた肉を、施しは受けない、と断る。
 魅録は、そんなこと言わずに、食え、と食わせる。

 肉を食べながら泣く誘拐犯・息子。お母さんが心配なのだ。

 魅録は、お母さんの手術は成功すると言うと、金をだまし取った男
について聞く。
 目の下にほくろがあって、足を引きずっている。
 誘拐犯・息子はそう説明すると、どうしてそんなことを聞くんだと
問う。
 別に.....とごまかす魅録。

 悠理は記念にみんなで写真を撮ろう、と言う。
 魅録は反対する誘拐犯・息子に、どうしても撮るの、と言い、8人
で記念撮影。
 誘拐犯・息子も嬉しそう。


 時宗が万作に、超薄型の発信器100個を札束の中に入れたいと相
談する。

 反対する万作に、身代金を払ったとしても、悠理が無事戻ってくる
保証が無いと説得。
 遂にOKする万作。


 魅録は暴走族のヘッドに電話し、詐欺犯を探すよう指示。
 ヘッドは、魅録の依頼なら、と二つ返事で引き受ける。

 誘拐犯・息子は、魅録にカッコイイ バイク乗っている。高校生に
なったら、バイク乗りたい、と言う。
 魅録は、早く寝ろよ、と言うと、バイクで出かけていく。

 暴走族のヘッドが、詐欺犯について報告してくる。
 魅録はアジトを覗いて、確かめる。


 学校では、誘拐されたのが、剣菱悠理と判明すると、蔵田校長と、
村上教頭が大あわて。
 エール理事長(白川由美)は、「あの子たち、本当に騒ぎを起こし
ますわね」と、泰然としている。


 清四郎の指令車に乗り込む、有閑倶楽部のメンバー。誘拐されたの
だから、残っていなければと言われても、悠理は、残っても暇だから、
イヤだと、一緒に行きたがる。
 清四郎は、悠理は言うことを聞かないだろうと、悠理を乗せる。清
四郎は、有閑倶楽部は、不可能を可能にするのですから、と言って。

 誘拐犯・父は、いい人達を誘拐したな、と息子に言う。


 万作は10億円を銀行で現金化し、トランクに詰めると、刑事達と
共に、ワゴン車に積み、自宅へと向かう。

 その途中で、ワゴン車の前に突然、ラジコンヘリが現れる。

 清四郎は変声機を使い、ワゴン車に、ラジコンヘリに付いてくるよ
う指示する。

 ヘリは途中で、現金入りのトランクをその場に下ろすよう指示。
 刑事達は、自宅に着く前に現金を奪取されるなんて、とパニックに
なるが、万作は『犯人』からの指示に従う。

 悠理は、うまくいった、と浮かれて写真を撮りまくる。

 有閑倶楽部は、10億円入りのトランクを、清四郎の指令車に積ん
で走っている。
 途中で悠理が、デジカメを落としたことに気づく。落としたとした
ら、トランクを車に積んだときだ。

 家に着く前に現金を奪取されるなんて、と頭を抱えている時宗に、
ワゴン車に乗っていた刑事は、発信器を一個だけだけど、トランクに
取り付けてきた、と報告。

 有閑倶楽部の六人が、小高い丘の上から見下ろすと、現金が奪取さ
れた地点の付近で、警察が大勢出て、遺留品を捜している。
 清四郎は、なんとしてでもデジカメを取り返すしかない、と言う。

 魅録は使いたくなかったが、奥の手を使うしかないな、と言う。

 悠理以外の五人は警察官と婦警に化け、現場へ行くと、「すぐに逃
げてください。この付近に爆弾が仕掛けられたとの通報がありました
ので、すぐ逃げてください」と言って、発煙筒をたく。

 みんなが逃げた隙に、悠理のデジカメを回収。

 喜びに浸る六人。あの制服は本物で、魅録のコレクションだった。
 トランクをあけてみる。

 悠理が、トランクの中に入っている機械に気づく。
 魅録は、それが発信器だと気づく。
 その発信器を、時宗を乗せた覆面パトカーが追っていた。

 魅録は指令車の運転を清四郎に代わると、外へ飛び出し、走ってき
たスポーツカーを乗っ取ると、発信器を付けて走らせる。

 激しいカーチェースの末、魅録はとある倉庫のようなところへ覆面
パトカーを誘導する。

 倉庫に突っ込むかと思った寸前、魅録はスポーツカーをドリフトさ
せて回避するが、時宗を乗せた覆面パトカーは、避けきれず、倉庫へ
突っ込む。

 そこは、あの詐欺犯がアジトにしていたところ。

 詐欺犯が組長を務めている暴力団は、飛び込んできた警察に、大あ
わて。

 魅録も指令車に戻り、アジトに戻る。

 六人は誘拐犯の前に、10億円を積み、全部持って行って、と言う。

 誘拐犯・父は、有閑倶楽部ほどの勇気は無いので、五千万円だけで
いい、と言う。
 誘拐犯・息子は、必ずこのお金は返す。借りたものは必ず返さなけ
ればならないから、と。

 有閑倶楽部のメンバー達は誘拐犯・親子の車を見送り、とてもいい
ことをした気分だ、と伸びをする。


 時宗は記者会見で、誘拐事件捜査の傍ら、詐欺、麻薬を扱っている
暴力団組織を、一網打尽にした、と発表する。


 新聞に、9億5千万円が、心臓移植協会に寄付されたとのニュース
が流れる。

 蔵田校長と、村上教頭は、誘拐された悠理はさておき、ほかの五人
は無断欠席。これでは出席日数不足だと話している。

 それを聞いた魅録は焦る。

 有閑倶楽部のメンバー達は、自主的に校庭の掃除をしていた。

 エール理事長は、蔵田校長と、村上教頭に、今回は有閑倶楽部のメ
ンバー達がああしているのだから、いいでしょうと言う。

 エール理事長は魅録に、新聞に載っている誘拐犯のラジコンヘリと
同じ型のもので、魅録が遊んでいるのを見たことがあるが、誘拐事件
に関係していないわよね、と聞く。
 関係ありません、と魅録。
 とんでもない、と清四郎。


寸  評  このストーリー、漫画で読んだ記憶があります。
 でも、小道具は現代に置き換わってしまっていて、ディテールはよ
く思い出せません。

 とろこで、車を運転できるのが二人。しかも一人はスポーツカーを
カーレーサー並みに操る。本当に高校生?−−まあ、別に20過ぎて
高校生でもいいのだけど、設定は18歳ですよね、きっと。

 それと、10億ってすごい重量です。確かに大金として魅力はあり
ますが、扱うには不便ですよね。
 富豪刑事だって、確か身代金1億円だったような。
 原作も10億なのかしら?それとも、現代用に値上がりした?

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 先日の日本シリーズでの延長、びっくりです。レコーダーの延長設定は
30分だけだったので、被害に遭ってしまいました。しかもそのゲームって、
1回で、7点入ってしまい、2回かそこいらで9点入ってそのままだったそう
ですね。別にどこでやめたって同じに思えてしまうのですが。
 野球に興味が無く、ドラマを録画している身としては、こういう予定外のこ
とは辞めて欲しいですね。
 今は、『ナースのお仕事』が突然延期になった時みたいに、どこかで『スワ
ンの馬鹿』の再放送があることを願っています。
 問題は前の晩には分からず、出社してから、帰宅できない時間に放送された
ら、目も当てられない、ってことですね。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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