メルマガ:日刊ドラマ速報
タイトル:Daily Drama Express 2006/08/25 タイヨウのうた (7)  2007/09/18


===================================================== 発行部数   25 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/08/25 (Fri) ☆☆
======================================================================

== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
======================================================================

----------------------------------------------------------------------
1. 金曜日の連続ドラマ
----------------------------------------------------------------------
タイトル タイヨウのうた
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 雨音薫 (沢尻エリカ)
 藤代孝治(山田孝之)
 橋麻美 (松下奈緒)
 大西雄太(田中圭)
 立浪隆介(川村陽介)
 加藤晴男(濱田岳)
 松前美咲(佐藤めぐみ)
原作  天川彩
原案  板東賢治
脚本  渡邉睦月
主題歌  『』

あらすじ  第7話 約束のステージへ

 橋麻美(松下奈緒)は逃げようと言った後、「孝治ははここにいて
幸せ?」と付け足す。「もうウソの自分を生きるのは、耐えられない」
と。
 「少し考えさせてくれ」と藤代孝治(山田孝之)。

 麻美は孝治に、連絡先のメモをわたし、「連絡待っている」と言う
と、去っていく。
 あたりは完全に明るくなっていた。


 民宿に戻った孝治は叩かれる。雨音薫(沢尻エリカ)の病気利用し
て追い返して、卑怯だと。
 否定しない孝治。

 薫に謝って、と言われ、もう薫には会わないと孝治。

 バンドをどうするんだ、と三浦修(竹中直人)
 辞める、と孝治。

 あんなに楽しみにして頑張ったバンドが、孝治にとっては何でもな
いものなのかと怒られる。

 お客さんが起きていて、仕事が始まる。


 放心状態の薫。

 XPなんかでなければと嘆く薫の父・雨音謙(勝村政信)に、どん
な恋にも障害はつきものよ、と薫の母・雨音由紀(黒田知永子)。


 薫のところへ行けない孝治に、立浪隆介(川村陽介)は、少年院に
いたことは、そんな特別なことなのかと問いかける。高校生の時の孝
治には、何も変わったこと無いじゃないか、と。
 孝治は、なんで高卒後も弁当工場で働いていたか知っているか?と
言う。それは、どこからも内定取れなかったから。この民宿もばれて
クビになる前に自分から辞めてやると言う。


 夜が訪れる。
 夕食の後片付けが終わったとき、加藤晴男(濱田岳)が、孝治の書
き置きを見つけたと飛び込んでくる。まだバイト代も払われていない
ので、孝治は一文無し。

 そこに薫が顔を出し、薫は耕史を捜しに出る。

 だが、見つからないまま帰宅した薫。


 工藤洋平(要潤)が麻美に、どこへ言っていたか詰問。

 麻美は、何か浮かぶかと思って、月を見ていたと答える。

 要は、31日に退院記者会見をし、同時に新曲発表をするという。
入院中に書いた執念の曲と言うことで、と。


 みんなは孝治不在のまま、三浦の指導でバンドの練習をする。
 隆介が、孝治がいない−−ギターが無いバンドなんて、やってられ
るか!と練習を止めようとする。

 三浦は、孝治が帰ってきたとき、ビシッといいところをみせるため、
練習しようと言い、みんなやる気になる。


 孝治からの電話を受け、31日の新曲発表の件を話す麻美。
 孝治は一緒に逃げようという。


 また夜になり、孝治を捜す薫。
 ほかの三人は三浦の指導で練習。
 「間に合うのかよ」というつぶやきに対して、「間に合うわけない
だろ」と三浦の厳しい言葉。今はまだ、薫と孝治が入ればどうにかな
るだろうと思っているからいけない、と。


 孝治が弁当工場でバイトしていたと言っていたことを思い出し、訪
ねる薫。

 工場長は、住み込む前は、茅ヶ崎当たりに住んでいたと言っていた
という。


 食べ物を買おうと入ったコンビニ。孝治の所持金で買えるのはおに
ぎり程度。

 その時店に入ってきた人が、駅前でカッパのようなものを着て、人
捜しをしている女性がいると話しているのを聞く。

 探されている人は孝治。探している人は、やはりピンクの防護服を
着た薫。

 孝治は薫を確認すると、立ち去ろうとするが、薫はしゃがみこんで
しまう。
 孝治は駆け寄り、トンネルの暗がりに連れて行く。そして、30度
を超しているんだぞ、と言う。

 薫は、日中の方が人を探せると思った。みんな三日後のバンドフェ
スティパルに向けて頑張っている。孝治が帰ってくると信じて。孝治
は、みんなから必要とされ、幸せ者。今度は孝治がみんなを幸せにす
る番、と言う。
 そして、朝から何も食べてないでしょ、とおにぎりを渡す。

 なんで、逃げた自分を怒らないんだよ、と孝治。
 薫は、自分も逃げたから、お互い様だという。


 三浦結子(小林麻央)は父・三浦にビールを出し、お父さんの世話
を焼くのも、今年限りと言う。
 三浦は、女子アナになるだけじゃないか。嫁には行かせないからな、
と言う。


 自室で歌の練習をする薫。

 隆介達も自室でも、運指の練習をしている。


 いよいよジャズフェスティバル当日。

 正美の部屋に入った工藤は、部屋がもぬけの殻で、『昔に帰ります』
という書き置きを見つける。
 会見まであと三時間。


 両親も榎戸真一(山本圭)も、薫を応援するパネルや横断幕を作り、
張り切っている。

 薫に、工藤から電話。孝治と連絡を取りたい、と。
 なぜ孝治と連絡を取りたいのか、と薫。

 工藤は、麻美と一緒かもしれないから、と言う。
 薫は、孝治は今晩のバンドフェスティバルに出るので、麻美と一緒
のはずはないと言って、電話を切る。

 みんな、時間までに孝治が戻ってこなかったらどうしようと言う。
 薫が、ギターを弾くという。
 左手、治ったの?と聞かれ、治るわけないじゃん。右手でコード押
さえるの、と答える。
 できるの?と問われ、できるわけないてじゃん、と薫。


 結子の司会で、バンドフェスティバルが始まる。

 孝治が息せき切って駆けつけた先には、荷物を持った麻美。
 「過去に逃げるのはやめよう。もう昔には戻れない。あの頃には戻
れない」と弾む息で言う孝治。
 「一緒にはいられないってこと?」と麻美。
 無言の孝治。

 「雨音薫、あの娘のため?」と麻美。
 「あいつに会えて、分かったんだ。人生は本当に一度きりなんだっ
て。だからオレは前だけ向いて生きていきたい。麻美にもそう生きて
欲しい」と孝治。
 「書けないのに!孝治にまで見放されたら」と麻美。
 「見放すんじゃない。見守りたいんだ。音楽の楽しさを教えてくれ
たのは、麻美だろ。麻美が音楽を嫌いになるわけがない。音楽から嫌
われるわけがない。麻美なら大丈夫。みんなが待っているから」とだ
け言うと、また駆け出す孝治。


 もう順番は最後の薫達。まだ孝治は来ない。
 ギターを抱えていた薫だが、楽屋へギターを置こうとする。

 するとそれをつかむ手。息を切らした孝治だった。

 薫は孝治にキスをし、「遅い」と言う。
 「ごめん」と孝治。
 「行くよ」と薫。

 舞台へ駆け上がる薫と孝治。
 「悪い」と仲間に謝る孝治。
 「走れメロスか」と隆介。

 声援に迎えられ、『タイヨウのうた』スタート。
 『タイヨウのうた』は、大きな拍手に包まれる。

 薫はもう一曲歌う。

 −− みんなで一つになった喜び。それは満月のようにでっかく輝
いている。どんな宝石を持っているより、誇りに思っている。
    それがもうすぐ汚されるとも知らず、とっても誇らしく思え
て。


 麻美と孝治が会っている写真が、誰かに手渡される。


寸  評  孝治は、あのまま失踪してしまうのかと思いましたが、最後、き
ちんと帰ってきて、バンドを成功させました。

 孝治は元々麻美に憧れていたようですが、今はどうなのでしょうか?
単に、窮地を救っているだけでしょうか。

 孝治と薫の関係は、恋人同士となるのでしょうか?そして、薫の病
状は、これからどうなっていくのでしょうか。

執筆者  鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

----------------------------------------------------------------------
2. 編集後記
----------------------------------------------------------------------
 番組改編で、レギュラー放送が無くなったときが、取りためたドラマを見る
チャンスです。
 ものによっては、引き込まれると、連ドラを一気見してしまいます。

 最近では、昼ドラの『暖流』を一気見してしまいました。
 最初は、あまり面白く感じていなかったのですが、中盤からドンドン引き込
まれ、最後は終わってしまうのが惜しくて仕方なくなりました。
 だんだんのめり込むと、自分がそのストーリーに引き込まれて、空想が広が
っていきます。
 空想って言うときれいですが、妄想と言った方がいい?

 そういえば、『妄想』と言う言葉ですが、タモリがテレビで使うようになっ
てからかわかりませんが、昔ほど、人前では恥ずかしくで言えない言葉ではな
くなったように思います。
 実際に、どうなのでしょうか?
 空想のうち、どこからは、妄想なのでしょうか?
 そんなことを考えている時点で、すでに変でしょうか?(鈴木)

======================================================================
発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。
(http://www.mailux.com/)
======================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。