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タイトル:Daily Drama Express 2007/09/10 ファースト・キス (10)  2007/09/18


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/09/10 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル ファースト・キス
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 福永美緒(井上真央)
 加納和樹(伊藤英明)
 高木蓮子(松雪泰子)
 福永りえ子(夏木マリ)
 番場大 (竹中直人)
 結城秋生(平岡祐太)
 進藤一流(劇団ひとり)
 斉藤はるな(酒井若菜)
 諸畑健夫(蕨野友也)
 二階堂勝(阿部サダヲ)
脚  本 井上由美子
主題歌  小田和正『こころ』

あらすじ 第10回「兄と妹の最終章!」  

 ロサンゼルスに帰国する福永美緒(井上真央)に加納和樹(伊藤英
明)は、結城秋生(平岡裕太)のメッセージを伝えたところで倒れて
しまった。

 和樹は応急処置を受けるが、軽い熱中症で念のため病院に搬送され
ることになる。

 美緒はロサンゼルスに帰るのを取りやめて和樹に付き添うことに。
斎藤はるな(酒井若菜)は、「イケメン先生に電話しな」と美緒に言
う。

 病院では手術が終わり、高木蓮子(松雪泰子)が青木教授(柴俊夫)
に、秋生の札幌行きを考え直してほしいと頼む。

 秋生の電話に美緒から連絡が入る。美緒は自分も秋生に会いたいと
言う。

 和樹は病室で眠ったまま。進藤一流(劇団ひとり)と二階堂勝(阿
部サダヲ)が見舞いに来る。

 はるなも見舞いに来て、和樹はいい加減だしバカだし一つ一つは好
きじゃないけど全体は好きなのと言ってのろける。そこへ秋生が和樹
の様子を見に来る。はるなが、美緒に自分は和樹と二人きりになりた
いから二人でお茶でも飲んできたらと言って二人を外に出かけさせる。

 青木は蓮子に、秋生の将来性を考慮して病院に残すが、秋生と患者
が付き合っていることは、看護師たちの間で噂になり始めているので、
何もなかったことにはできず、秋生の監督責任ということで、代わり
に蓮子に札幌医大に言ってほしいと命じる。蓮子は「ご指示に従いま
す」と言って引き受ける。

 美緒と秋生は外を二人で歩く。美緒は秋生に「あんな別れ方をしち
ゃったからもう一度会いたかった」と素直に話す。秋生は「手術が終
わったら日本へもう一度戻って来いよ」と言う。

 秋生は美緒の主実が絶対に成功すると信じている、そして待ってい
ると言う。
 二人は手をつないで並んで歩く。

 病室。蓮子が和樹の見舞いに来る。和樹は蓮子に話があるから、は
るなに席をはずしてほしいと言われて不機嫌に帰る。

 蓮子は、「結城先生のことを認めることで私の過去も認めることが
できました、ずっと忘れたいと思っていました。お兄さんが言ってく
れたことで(和樹が先生は間違っていないと言ったこと)、医師にな
って良かったと思いました」と言い、和樹は照れる。

 はるなが怒って帰るところに、美緒と秋生は出くわす。

 番場大(竹中直人)のスタジオ。一流と勝から和樹が入院したこと
を聞いた藩場は、身内のことにかまけていると和樹を非難。諸畑健夫
(蕨野友也)に「餞別」だとフィルムを渡し、和樹をクビにする。勝
は写真だけで食っていくのは難しいからクビにしないでほしいと頼む
が、番場は「だからだよ」と何か思案があってクビにしたようだ。

 病院。戻って来た美緒が、高木先生と何かあった?とからかう。美
緒は和樹に手術が終わったら日本に帰って来ることを約束したと話す。

 秋生は看護師たちの噂話で、自分の身代わりに蓮子が札幌に行くこ
とを知り、青木に会いに行く。秋生は自分が責任を取るというが、プ
ライベートで騒がせる人間に人事をとやかく言う必要はないと言われ
てしまう。

 そこへ蓮子が入って来て「やめなさい。私は納得してるの」と言う。

 退院してきた和樹。ご馳走が並べられているのを見て、退院祝いか
とご機嫌になるが、失業祝いだった。健夫は和樹に番場からの餞別の
フィルムを渡す。

 病院。蓮子は秋生に、今まで患者に対して同情や共感を持たないよ
うに感情を波立たせずにいたため、冷静と言われたがそのために何か
をなくしたと思っている、秋生を見ていて自分が忘れていた大事なこ
とを思い出した気がした、これからどうしたいのかをゆっくり考えて
みたいと話す。

 一流の家。和樹がクビになったことを知った美緒は、番場に理由を
聞いてくると言うが、和樹は「これは一人立ちしろっていう意味だと
思う」と言って止めさせる。

 だが雑誌などは有名な写真家としか契約しないため、番場の弟子を
辞めさせられた和樹の将来は暗い。和樹は美緒が日本に来て難しい手
術をすると決めたことを聞いたから、自分もイチがバチかやってみる
と言う。美緒はそれを聞いてあきれる。

 勝が「そのバカのために乾杯」と乾杯の音頭をとり、失業祝いが始
まる。美緒は胸が苦しくなり、部屋に行きニトロを飲む。美緒はだん
だん不安になる。

 酔った和樹は寝てしまい、美緒は家の外に出た。コンビニから帰っ
て来た勝は、炭酸飲料水を持っており、これを飲むと幸せだと話す。

 美緒は勝の幸せを安上がりだと言い、幸せはずっと続かないから怖
いものだと意味深なことを言って自分もコンビニで炭酸飲料水を買っ
て来ると言って出かけて行く。

 勝は家に入るが、ペットボトルにわずかに残った炭酸飲料水を見て、
美緒の言った幸せを考える。勝は美緒がどこかに行ってしまうのでは
ないかと不安になり、和樹を起こす。

 美緒は母・福永りえ子(夏木マリ)に電話する。美緒はりえ子に今
まで一番の夏だったと話す。りえ子は、それなら手術に備えられるわ
ねと安心するのだが、美緒は「そんなに簡単じゃないよ。お兄ちゃん
になんか会わなきゃよかった」と心が乱れている様子。

 りえ子は美緒が恋をしているのではないかと直感するが、「さあ、
どうでしょう。またのお楽しみ」と美緒は電話を切ってしまう。

 病院。蓮子が荷物をまとめている。それを見た秋生は「僕はまだ納
得できません」と言う。

 蓮子が一人になったところへ和樹から電話。和樹は秋生と美緒が一
緒ではないかと思って電話したのだ。

 蓮子は和樹に、美緒さんはずっと病気と闘ってきて他の女の子より
強いから美緒さんを信じてと言う。それを聞いた和樹は、生意気な患
者に頼りない家族ですけどよろしくお願いしますと頼む。

 蓮子は昨日は言いそびれたのだが、美緒さんが戻って来ても担当す
ることができなくなりました、函館に転勤することになりました、ど
うお元気でと、転勤することを伝える。

 和樹は「先生が転勤なんておかしいじゃないですか。今から行きま
す。表で待ってます」と病院へ。

 駐車場。秋生が勤務を終えてやって来る。美緒は駐車場で秋生を待
っていた。
 「先生、私怖くなっちゃって。じっとしていられなくなって。私手
術しなくていい。50%の手術なんて受けたくない。お兄ちゃんのとこ
来て先生好きになって。楽しい幸せって思ってそしたら怖くなったの。
ずっとこのままでいたい。イチかバチかなんていや。絶対に死にたく
ない。ずっとここにいたい。先生といたい」と言う美緒。秋生は泣い
ている美緒を抱きしめる。

 和樹の独白。美緒の幸せが手に入るとそれを失うことが怖くなる。
そんなことは当たり前のことだ。お前はそんな当たり前のことを初め
て知ったんだな。でも、それは今お前がすごく幸せだってことなんだ。
妹よ。俺の妹よ。怖がらなくていい。お兄ちゃんが必ず守ってやるか
らな。


寸  評  来週の予告が、今までの回の寄せ集めで、来週どうなるのかが、
少しもわからず不満です。題名が「ファースト・キス」なのですから、
どこかでキスシーンは入るのでしょうけれど。

 和樹は蓮子のことが好き?こちらも恋に発展?

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 あまり見たいものがないと思っていた今回のドラマ、結局「ホタルノヒカリ」
と「女帝」は最後まで見てしまいました。「ホタルノヒカリ」は手嶋マコト
(加藤和樹)よりは高野誠一(藤木直人)の方がいいと思いました。加藤和樹
はもうちょっと元気そうな感じだといいのにと見ていて思いました。新人で緊
張していたのでしょうか?
 「女帝」は加藤ローサがあまりにも下手なのに、それに逆に引き込まれると
いうか、不思議なドラマでした。主役が下手な分脇役がかなり健闘していた気
がします。(たま)

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