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タイトル:Daily Drama Express 2006/08/22 結婚できない男 (8)  2007/09/10


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/08/22 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 結婚できない男
局  名 フジ系
放映日時 火曜22時
キャスト 桑野信介(阿部寛)
 桑野育代(草笛光子)
 早坂夏美(夏川結衣)
 沢崎摩耶(高島礼子)
 中川良雄(尾美としのり)
 田村みちる(国仲涼子)
 村上英治(塚本高史)
 吉川沙織(さくら)
脚  本 尾崎将也
主題歌  Every Little Thing『♪スイミー』

あらすじ  第八話 犬がキライで悪いか!!

 自宅で本格的作業で船の模型を組み立てる桑野信介(阿部寛)。タ
イタニック号か?
 テーマミュージックを掛け、甲板上の船員や乗客も付ける。

 いよいよ完成して見つめると、部品が一つ足らない。
 床の上を探すが、無い。
 「もうワンセット買うか」とつぶやく桑野。


 桑野は家の外からも、家人のことが見える方がいいと言う家主に対
して、他人に家を覗かれるなんて、考えられない。他人に家の中を触
られたくない、と言う。

 桑野は自作のタイタニック号の写真を見せ、黒く見えるところも、
正確な色の調合をする、と言う。


 桑野が帰宅するとき、丁度買い物帰りの田村みちる(国仲涼子)と
会う。犬のえさが、前のところの方が安いとぼやくみちる。
 桑野が、「犬のえさか」と言うと、みちるは「ケンちゃんの食事で
す」と反論。
 子供なら大きくなれば親に小遣いぐらい渡すが、犬は一生世話して
貰うだけだ、と桑野。

 家で、自分だけを待っていてくれる存在が愛しい、とみちる。
 えさを待っているだけだ、と桑野。

 桑野が手にしているのは、タイタニックの、新しく購入したキット。

 桑野はたった一つのスクリューを、新しいキットから取り出し、接
着。完成。


 みちるは腹痛で、早坂夏美(夏川結衣)の診察を受ける。
 夏美は、虫垂炎と思われるので、一刻も早く外科を受診し、手術し
た方がいいと言い、とりあえず鎮痛剤を打つ。


 みちるは、入院するとなると、愛犬・ケンの面倒を見てくれる人が
必要と、千鶴(SHEILA)や夏美に相談するが、二人のマンションは共
にペット禁止。

 四日間の入院の間、村上英治(塚本高史)に預けることになり、設
計事務所にケンと、ケンのえさなど一式を持って行き、村上に預ける。
 そこに桑野が来合わせる。
 みちるがタクシーで去った後、ケンを連れて事務所に入ろうとする
村上を桑野はとどめる。

 犬はどこにフンをするか分からないし、鼻息も荒そう。今日は仕事
はいいので、ケンを連れて帰宅するように、と指示する。


 犬の散歩をする村上。
 吉川沙織(さくら)は不機嫌。そして、二人で仲良くやっていれば、
と沙織は帰ってしまう。


 夏美が一人でラーメンを食べていると、ケンを連れた村上が、店の
前を歩いていく。


 桑野の家のインターフォンが鳴る。
 村上がちょっと話があると言う。
 部屋の前に通すと、ケンを連れている。沙織に、自分と犬とどっち
が大事、と言われ、ケンを置いておけなくなったので、預かって欲し
い、と言う。

 桑野は、当然断る。

 そこに夏美が顔を出し、たった四日間だけですから。自分のところ
は大家さんがダメで、と言う。

 桑野は、引き取り手がなければ、保健所へ連れて行けばいいだろう
と言う。

 夏美は、ならもうわたしの診察は受けに来ないで。病院なんて、沢
山あるんだからと言う。

 二人はケンを連れて夜の道をトボトボ歩く。

 桑野が追いかける風でもなく、二人に追いつき、結局四日間だけケ
ンを預かる。

 帰宅し、あの引き出物の皿を、ケンの餌皿にする。
 そして机の脚にケンをつなぎ、桑野はステーキを食べる。

 いつも通り音楽を聴くが、ケンがなんとなく気になる。


 朝の散歩をこなし、机の脚にケンをつなぎ、出勤。そして犬用のカ
メラで遠隔監視。

 そこにお客様が来る。目の端でケンを追っていると、なんとケンを
つないでいた縄が机の脚から外れ、部屋の中を自由に走り始める。
 ゴミ箱をひっくり返し、オーディオセットをなめる。


 みちるはいよいよ手術。手術前に村上に電話し、ケンの様子を聞く
というみちる。
 夏美が仕方なく、ケンは桑野が預かっていると言うと、予想通り不
安になるみちる。


 帰宅途上の桑野の携帯が鳴る。沢崎摩耶(高島礼子)からで、自分
がケンを預かることにしたという。


 桑野は、摩耶が預かってくれることになったから大丈夫、と言う。
 摩耶は、このままでは桑野の仕事に支障が出そうなので、預かるこ
とにしたのだ。摩耶のマンションはペットOK。

 だが、いざ桑野がケンを連れて行くと、問題発生。
 摩耶は犬が苦手で、今でも治っていなかったのだ。
 逃げていく摩耶。

 仕方なく、桑野が預かる。

 今度はしっかりとくくりつけ、家を片付け、もう一度やったら保健
所行きだぞ!と脅すと、中川家へ行く。

 でも、姪が犬アレルギーで、預かって貰えない。
 母・桑野育代(草笛光子)が預かってもいいけど、温泉旅行ね、と
言い、桑野はそっちの方が面倒そうだからと断る。

 今度はケンは自分で首輪を外してしまう。

 帰り道、育代と一緒にタクシーに乗ると、育代は有料老人ホームに
入ると言う。入所金が高いので、今の家を売り、夫の残した退職金も
つぎ込む。よって一銭も子供には残せない、と言う。

 桑野は、老人ホームの仕様を見て、自分も入りたくなったと言うが、
育代は親子でなんてみっともないので、別のホームにして、と言う。

 桑野は家の中を心配するが、「保健所行き」という脅しが効いたか、
ケンは家の中を散らかしてはいない。
 タイタニックの模型も無事。

 ケンの世話をする桑野。

 自分の食事の時、少しステーキを分けてやる。

 高野は音楽鑑賞。

 タイタニックの模型にカーテンの端が引っかかり、開けた窓から入
ってくる風に揺れている。

 ケンが気づいてそばに行く。

 ガチャン!という音。

 桑野が振り返ると、タイタニックの模型が落ちて壊れている。

 桑野はケンを叱る。

 ケンは自分のせいじゃないと抗議するかのように吠える。

 桑野からの連絡を受けて、夏美が引き取りに来る。

 夏美は、犬でも人間でも、多少の欠点があるのだから、寛容になら
なければ、と言う。

 夏美が引き取り、餌をやるが、食べない。

 桑野から電話。引き取ったときはすぐに餌を食べないが、しばらく
置いておくと食べる。そしてゴミ箱を漁る癖があると。

 夏美が悲鳴を上げると、誰にでも欠点はあるのだから、寛容になら
ないと、と言う。

 村上が、金田裕之(高知東生)がホーム・ページを更新しているの
に気づく。
 『ちょっとパーティーに行ってきました』

 「こいつも、家に誰もいなくても平気なタイプだな」と桑野。
 「家にいなくても、お持ち帰りはするから」と村上。

 帰宅した桑野は、誰もいない家の中に、安心感を覚える。

 窓を開け、仕事に掛かる。

 すると、ガチャンと言う音。
 なんとタイタニックの模型が落ち、壊れていた。

 タイタニックの模型を落とした犯人が風に揺られたカーテンだと気
づいた桑野。

 いたたまれなくなって、バーへ行き、『ソルティー・ドッグ』を頼
む。
 そのバーには、女連れの金田が、先客としていた。


 その頃夏美は、ケンに引っ張られて公園を走り回されていた。
 喉が渇き、途中の自販機でビールを買おうと、ケンを近くの柵につ
なぐ。

 桑野から電話。散歩はケンの行く方に合わせなくても、引っ張って
いけばついてくると教える。
 ほかにも、音楽はワーグナーより、モーツァルトが好きなど。

 夏美が、早く言ってくださいと言ってケンの方を向くと、いない。
首輪が抜けてしまったのだ。

 電話でそれを聞いた桑野は、探しに出る。

 川の中に、何か白いものが浮かんでいる。

 桑野が川の中に入り拾う。
 でも、それはぬいぐるみだった。

 夏美が川岸にいるケンを見つける。

 桑野は、ケンをしばらく見つめた後、帰る、と言う。
 夏美は、ケンと桑野は同じ目をしているとつぶやく。


 みちるが退院し、夏美はケンを渡し、犬を愛せる人は、人も愛せる、
と言う。
 みちるは桑野のことを引き合いに出し、犬も人も愛せないという。


 帰宅途中の桑野は、ペットショップの前で、子犬を眺める。

 桑野が帰宅すると、ケンを連れたみちるもタクシーで帰宅。
 ケンを預かってくれた礼を言うみちる。

 みちるに「我が家だよ」と言われてケンが部屋に入っていくと、桑
野は、「さあ、忘れよう」と自分に言い聞かせる。


寸  評  わたしは犬が苦手です。だから、桑野が犬嫌いだったら、よかっ
たのに、と思いました。
 桑野は、単にほかの人だけでなく、生き物にも家の中を荒らされた
くないだけだったのですね。
 そうすると、桑野にピッタリのペットは金魚?蛇なんかも案外いけ
るかもしれません。

 わたしも、小さいときは今ほど書類を散らかしていなかったので、
ネコと共存できましたが、今すぐにネコと一緒に住むと言われても困
りますね。どこに何を置いたか分からなくなるのは、ゴメンです。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 こちらも、一年ぶりに再開しました。
 去年の夏、異様に忙しくなって、あらすじを書くことができなくなってしま
いました。
 忙しくなったその原因および状況は今も変わっていないのですが、とりあえ
ずその忙しい状況にもなれ、少し生活のリズムを付けることができるようにな
ったというところでしょうか。
 積み残しがないよう、頑張っていきます。(鈴木)

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