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タイトル:Daily Drama Express 2007/08/15 ホタルノヒカリ (6)  2007/08/21


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/08/15 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル ホタルノヒカリ
局  名 日本テレビ系
放映日時 水曜22時
キャスト 高野誠一(藤木直人)
 雨宮 蛍(綾瀬はるか)
 手嶋マコト(加藤和樹)
 三枝優華(国仲涼子)
 二ツ木昭司(安田 顕)
 山田早智子(板谷由夏)
  神宮司要(武田真治)
原  作 ひうらさとる『ホタルノヒカリ』
脚  本 水橋文美江
主題歌  aiko

あらすじ  第六夜 干物女のキス…大切な恋に最大のピンチ

 雨宮蛍(綾瀬はるか)は、デザイナー・手嶋マコト(加藤和樹)に
謝る。
 マコトは嬉しかった。蛍に嫌われていると思ったから、と言う。

 すると蛍の部屋に野良猫が入ってきて、部長・高野誠一(藤木直人)
が追いかけて入ってくる。
 蛍は思わず、「部長」と言ってしまう。
 マコトに不審がられ、「部長によく似たネコが、庭に来る」とごま
かす。

 一軒家なの?と聞かれ、ハイと蛍。

 その時高野が痛い!と言い、「大丈夫ですか?」と言ってしまう蛍。
 マコトに、両親と住んでいるの?と聞かれ、両親は松本と蛍。

 お盆休みには松本に帰るの?と聞かれ、帰らないと蛍。

 マコトは、お盆休みに蛍をデートに誘う。


 蛍は、高野の蛍が食べこぼしたせんべいの破片を踏み怪我したした
足に、包帯を巻きながら、マコトからデートに誘われたことを報告。
そして高野も妻と復縁できるといいですねと言う。
 高野は、自分のことはどうでもいい、と自分が話題になることを避
ける。

 自室に戻った高野は、別居中の妻に離婚届を書いてもいいと言った
ことを思い出しながら、離婚届を手にする。


 終業時刻。明日からお盆休み。とはいえ、たった三日間だけだが。

 男性社員が、バーベキューやる人!と言い、マコトにも声を掛ける。

 でもマコトは、蛍と約束がと、言ってしまい、蛍とマコトのデート
がみんなにばれてしまう。
 三枝優華(国仲涼子)の表情が、固くなる。


 会議室に男性社員たちが軽食を持って集まる。
 神宮司要(武田真治)はマコトに、蛍のどこがいいのか、と問う。

 そこに高野もやってくる。


 縁側で蛍はスルメをかじりながら、ご機嫌でいる。
 蛍は、高野に、マコトが自分のことをなんと言っていたか、聞く。

 高野は、マコトは蛍が自宅では干物女であることを知らない。会社
でのテキパキした蛍しか知らないのだからもっともだ。時々、変な行
動を起こすのさえ、かわいいと思っている。
 すると蛍は、立派な大人の女性となると言う。
 高野もいい大人の男性だ。何の関係もない男女だとしても、一緒に
住んでいると知ったら、普通の人はどう思うか、と問いかける。
 蛍は、高野の奥さんに知られたら大変ですね、と言い、高野は自分
のことはいいから、マコトにばれないようにしろ、と言う。
 蛍は、全力でバレないようにします、と誓う。


 −− ずっと昔、遠い夏の記憶。
    幼かったときのわたしの手の中にいた、小さな蛍。
    消えそうな明かり。


 表参道駅前で待つ蛍。大人の女性は、少し遅れてくるのか?大人は
時間通りに来るべきか?と悩んでいる。そして、大人が分からない!!
とパニックになりかける。

 すると、後ろから、目隠しされる。
 当然マコトだと思って振り返ると、要!?−−暇だったからきてし
まったという。

 そこに来たマコトは、要がいることにびっくり。

 蛍は要を何とか追い払おうとするが、考え直す。大人の女性には、
ここで余裕がなければならない、と。

 要とマコトを振り返り、「どこへいきましょうか?」と聞く蛍。
 要は、三人というのもなんだから、もう1人呼んで、ダブルデート
にしようと言う。


 遊園地では、蛍とマコト、要と優華でペアになる。
 優華は要に、優華は、要を連れ戻しに来ただけ。二度とこんなこと
をしないで。お願いだから二人の邪魔をしないでと頭を下げ、要を連
れ戻す。

 それを見た蛍は、思わずマコトに、帰りましょうと言ってしまう。
 内心、間違ったと思うが、後の祭り。

 マコトが蛍を送っていくという。蛍は断り切れず、送ってもらうこ
とに。

 東京に戻ったが蛍は無言で道を歩いている。
 たまりかねたマコトが、さっきから同じところを回ってると指摘す
ると、蛍は、「じゃあ、ここで」と言って、一目散に逃げ出す。


 帰宅した蛍は玄関に倒れ込む。これは恋愛から遠ざかっていたバツ
だと思う。

 高野に声を掛けられ、ダイニングに入った蛍は、ビールを取り出そ
うとするが、携帯が鳴る。
 見るとマコトからのメール。

 蛍は勇気が出なかったので、ダイニングでワイシャツにアイロンを
掛けていた高野に、代わりに読ませようとする。

 高野は、ステキな大人の女性なら、自分で読むように言い、蛍が勇
気を出してメールを開けると、『明日は2人でドライブに行きません
か?』だった。

 リベンジだ!と有頂天になる蛍。
 明日こそ、うまくやるぞと言うのを高野に聞かれ、今日は失敗した
のかと突っ込まれる。

 明日に備えて休もうと、ビールを取り出す蛍。
 高野に、返信しなくていいのかと指摘される。
 高野に、見栄を張った返信のメールの文面を相談していると、次の
着信。『ところで雨宮さんはひとりぐらしですよね?』と。

 高野に、どう返信したらいいかと相談する蛍。
 「はい」と打っておけ、と高野。
 蛍はウソをつくんですか!と高野にくってかかる。
 高野は、サラッと受け流して、別の話題にふれ、とアドバイス。

 それでも返信できない蛍は、縁側に横になってしまう。
 高野に、「寝るな!」と言われているところに、また次のメール。
『もう寝ちゃったのかな…お休みなさい』と。

 向こうからメールを終わらせてくれました、と高野に嬉しそうに報
告する蛍。
 高野は、メールを打つことになれていなかった自分に感謝するんだ
な、と言う。

 蛍は、最近のドライブって、どんなかな?と雑誌をめくっていて、
『大人の女はセクシーな魅力で落とす』というキャッチフレーズに、
心奪われる。


 洗面所で、片肌を脱いで、セクシーポーズの研究をする蛍。

 でも、休日出勤の支度をする高野には、蛍が全然セクシーには見え
ない。

 蛍は隆子に、今日はセクシー大作戦!と宣言。


 ドライブ中、蛍はしきりにマコトにウィンクするが、「眠いの?」
とマコトから聞かれる。


 高野が出勤すると、男ばかり来ている。
 要までもが、やってくる。

 −− この職場の男どもは皆、休みをもてあましているのか!? 
by 高野。


 蛍は緊張して、ペットボトルのお茶を一気飲み。
 マコトに、好きな音楽や血液型、好きな食べ物など、次々聞くが、
蛍には逆に聞き返されたとき、大人の女性としての受け答えができず、
ことごとく中学生レベルの会話。


 男ばかりの職場では、コーヒーの場所も、発注伝票のありかもわか
らない。
 でも、高野がすべてを探し出す。

 経理部次長・二ツ木昭司(安田顕)までやってきて、この部署はみ
んないていいなと言う。


 ドライブ中、緊張の余り居眠りしてしまう蛍。
 目覚めると、猛烈にトイレに行きたくなる。
 意を決して、マコトに「トイレに行きたい」と言う。

 トイレが終わった後、宇宙のチリになりたいと思う蛍。

 家まで送っていくというマコトを強引に断り、表参道駅でおろして
貰う蛍。それから一目散に家に逃げ帰った。


 高野は、職場に現れたマコトにびっくり。


 いつものようにビール片手に縁側でスルメをかじる蛍。
 マコトからメールが全く来ないことに、ショックを受けている。


 プールサイドで外人男性と並んで、デッキチェアでくつろいでいる
山田早智子(板谷由夏)。
 そこに、相談したいと要がやってくる。

 携帯が鳴る。蛍からで、相談があるという。

 早智子のもう一つの携帯にも、男性社員からの相談したいとの電話。
 早智子はその男性社員に、悩みはないはず、と言って切る。

 早智子は蛍の電話に戻り、恋の相談と聞くと、恋に正解はない。あ
るとしたら、それは蛍の出した結論。三者三様だと答える。

 早智子の言葉をそばで聞いていた要は、ありがとうと言って立ち去
る。
 訳の分からない早智子。


 高野はマコトと飲んでいた。
 高野が、蛍とデートじゃなかったのか?と聞くと、イヤになったと
いう。
 もう蛍がイヤになったのかと聞くと、マコトがイヤになったのは、
蛍を楽しませられない自分に対して。蛍は男と住んでいて、彼氏がい
るのでは、と心配しているのだ。
 高野は否定する。


 蛍の携帯が鳴る。
 いそいそ出ると、高野から。家の前にいると言う。

 蛍が玄関から顔を覗かせると、なんとタクシーの中に熟睡したマコ
ト。

 高野は蛍に、とりあえず着替えた方がいいとアドバイス。

 蛍は自分のクローゼットを探すが、いい服がない。
 困って高野に相談しようとすると、高野は庭の池のそばで、賽の河
原の石積みのようなことを、一心にやっていて、蛍の呼びかけに反応
しない。
 蛍が高野の身体を揺すると、そのまま倒れて、蛍の腰に手を回して
寝てしまう。

 蛍を妻・深雪と勘違いしているのだ。
 蛍が、自分は雨宮だと言うと、高野は、まだ蛍のことを深雪だと思
いこんでいて、「太ったな」と寝言を言う。

 なんとか高野の腕を脱して玄関へ行くと、タクシーの運転手が、マ
コトが熟睡しているからと、玄関まで運んで、置いていってしまう。

 玄関にはマコトが寝ていて、庭には高野が寝ていて、着替えもでき
ないまま、パニックになる蛍。

 なんとか着替え、ちょんまげもやめてポニーテールにし、座敷も片
付けた蛍は、座敷にひいた布団までマコトを引っ張っていって、寝か
せる。

 次ぎに高野を引っ張っていって、自分の布団に寝かせ、カーテンを
閉めながら高野に声を掛けるが、高野は「お休み」と言い出す。
 思いあまった蛍が、「チューしますよ」と言うと、飛び起きる高野。

 蛍は高野に、高野の部屋はきれいなので、そこを蛍の部屋とする。
高野は同居人の『おタカさん』ということにする。おタカさんは、散
らかし上手ということにする、と指示。

 座敷で熟睡するマコトを見て、高野は驚く。
 火事場の馬鹿力だと、蛍。

 それから二人は高野の者を隠す。
 慌てる高野に、マコトの目に付くところだけでいいと指示。

 マコトを連れてきてしまったことは、自分の失敗と自覚した高野は、
素直に蛍の指示に従う。
 こんなことになったのは、マコトに深雪とのことを話していた流れ
で、と高野。

 蛍が高野に、自分を深雪と間違えた。奥さんも自分のようないい女
なんですねと言うと、高野は酒の力は恐ろしい。一生の不覚だと言う。

 蛍は、高野も男なんですね、と言う。そしてマコトとの恋は初めて
自分から好きと言えた、大切なもの。高野が今でも奥さんのことを好
きなのと同じ。今までは何となく始まって、気づくと別れていただけ
だから、今回の恋を大切にしたいと言う。

 さあ、キスしてマコトを起こそう、と立ち上がる蛍。
 高野は「早まるな!」と慌てる。

 マコトの寝顔を見ている蛍。


 高野が座敷を見ると、マコトの横で寝てしまっている蛍。蛍はマコ
トの手を握っている。
 高野はそっと蛍の身体にタオルケットを掛けると、家を出て行く。


 朝になり、目覚めるマコト。横に寝ている蛍に気づき、声を掛ける。
 蛍は、「おはようございます」と挨拶する。

 蛍は、コーヒーのフィルターを使用して緑茶を入れ、縁側に腰掛け
ているマコトに出す。

 マコトは、この縁側がいいと言う。
 蛍も、この家と、この縁側が気に入っていて、帰ってきて、ここで
飲むビールが最高、と言う。
 言ってしまってから自分の失敗に気づく蛍。

 でもマコトは、蛍が会社の屋上で缶ビールを飲んで、自分自身を励
ましているのを見ているから、驚かないという。

 しばらく並んで縁側に腰掛けている蛍とマコト。

 蛍がマコトを駅まで送っていく。
 マコトは、蛍が男を住んでいるのではないかと疑っていたことを詫
びる。そして、『おタカさん』にもよろしく、と言う。

 蛍は、家が散らかっていたことを詫び、遊園地もドライブもリベン
ジしたいというと、二人は別れる。

 いったん駅に向かって歩き出したマコトだったが思い直して、蛍を
追いかけると、蛍の手を握り、これから遊園地へ行こう、と引っ張る。


 高野はそっと家の様子をうかがう。
 座敷は無人で、布団がたたんである。そして縁側のお盆に二つ並ん
だ湯飲みを見る。

 高野は甚兵衛に着替えると、その湯飲みを洗い、座敷に掃除機を掛
ける。冷蔵庫の中も掃除。


 蛍はマコトと遊園地で、めいっぱいはしゃぐ。プリクラも撮る。


 座敷に座った高野は、離婚届を書き、判を押す。


 夕陽の中、一緒に歩くマコトと蛍。
 マコトは、夕べ高野から、奥さんと初めてデートしたこと、初めて
手をつないだときのこと。でも、緊張し、ドキドキしていたはずなの
に、いつのまにか忘れちゃう。
 あの頃に戻りたいか、戻りたいとしても戻れないが、もし高野がマ
コトだとしたら、つないだ手は、離さない。だからマコトも離しては
いけない。
 酔って覚えていないけど応援してくれた、と言う。

 マコトは蛍に、「蛍さん」と呼んでいいか聞く。
 蛍はマコトに、「マコトさん」と呼んでいいか聞く。
 お互い名前で呼び合い、手をつなぐ。

 −− ああ、それがいわゆる、ラブラブモード。わたしたち、でき
たてバカップル!

 マコトは蛍にキスをする。

 −− あ、ありがとうございます!


 高野は、妻・深雪への封書を投函する。


 お花を抱え、優華がビルから出てくると、要がいる。自分が誘いた
いから来た、と。
 要は、優華にヘルメットを渡すと、バイクの後ろに乗るよう言う。

 優華は、この恋が駄目だったら、次の恋なんて器用なこと、自分に
はできない、と言う。


 スイカを下げて、高野の家を訪ねる二木。
 チャイムを鳴らすが、誰も出ない。
 あきらめきれずにひこにいると、高野が帰ってくる。

 でも、そこに現れる蛍。
 蛍はニコニコと、マコトとのデートを報告する。そして高野が手に
提げている食材を見て、目を輝かせる。
 高野が、なんで蛍の食事を作るんだと言い、蛍がそれならわたしが
作りましょうと言うと、高野は蛍に玄関の鍵を開けさせる。

 和気藹々と家へ入る蛍と高野。

 門柱の影から転がり出すスイカ。
 続けて二ツ木がヨロヨロと現れる。


寸  評  遂に、マコトとのデートに成功しましたね。
 蛍も普通にしようとすれば、できるじゃないですか、という感じで
したね。

 ところで、高野はお坊ちゃまだったのですね。
 蛍の待ち合わせの場所から推察すると、高野の実家は、表参道駅か
ら歩ける範囲。山手線の内側です!
 建物は平屋で、ドラマに出てくる部屋だけでもダイニングキッチン
約8畳、座敷が8畳、蛍の部屋が多分四畳半でしょうか。そして高野
の部屋がベッドの大きさから考えて、六畳の洋間でしょうか。
 縁側まであります。これは玄関から続く長さがあるようです。

 そして、日の当たる庭があるのです。

 こんな都内の一等地に広い土地を持っている(借地にしても大変で
すよね)家のお坊ちゃまだったのですね。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 フジテレビで2時頃放送が始まった『朱蒙』の第1話から第3話までの録画
に失敗してしまいました。
 お盆の間、普通に出社していたので、リアル・タイムでのチェックができま
せんでした。
 『チャングムの誓い』をやっていた頃、男性版でこの『朱蒙』があって、人
気だと聞いていたので、とても楽しみにしていたのですが、NHKではなく、
フジテレビで日中に放送を始めてしまうとは予想していませんでした。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
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(http://www.mailux.com/)
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