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タイトル:Daily Drama Express 2007/08/01 ホタルノヒカリ (4)  2007/08/08


===================================================== 発行部数  25 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/08/01 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル ホタルノヒカリ
局  名 日本テレビ系
放映日時 水曜22時
キャスト 高野誠一(藤木直人)
 雨宮 蛍(綾瀬はるか)
 手嶋マコト(加藤和樹)
 三枝優華(国仲涼子)
 二ツ木昭司(安田 顕)
 山田早智子(板谷由夏)
  神宮司要(武田真治)
原  作 ひうらさとる『ホタルノヒカリ』
脚  本 水橋文美江
主題歌  aiko

あらすじ  第四夜 干物女、恋も仕事もいっぺんにはムリ!?

 −− わたくし高野誠一は、小鳥のさえずりと共に起床。身支度を
調えると、朝食作りに取りかかる。まずは、鰹節を心静かに削るとこ
ろから始める。

 突然目の前に、抱き枕を抱え、奇声杉浦圭一(忍成修吾)を上げ、
座敷を転げまくる雨宮蛍(綾瀬はるか)が現れる。

 部長・高野誠一(藤木直人)が驚いて声を掛けると、蛍は、すっご
い嬉しいことがあったという。

 高野が、嬉しいと蛍は転げまくるのかと問うと、蛍は嬉しいだけで
はなく、苦しくて、切なくて.....困惑というか、どうしていいかわ
からない複雑な心境だという。

 高野が、複雑な心境のため、ゴロゴロ転がっていたとは知らなかっ
たよと言うと、蛍は複雑な心境の時は転がるのが一番。高野も転がっ
てみればいい。奥さんと別居して、複雑な心境なのだから、と言う。

 でも高野は、別に複雑な心境ではない、と断る。

 蛍が、高野に料理を教えて欲しいという。料理の一つもできたら、
自分に自信が持てるから、と。

 蛍の様子を見ていた高野は、蛍が何かを待っているように見えると
問う。
 蛍は、高野の朝食ができるのを待っていると答える。
 高野は、蛍の分は作っていない、と言う。
 余り物でいいから、と蛍。
 高野は、余ったらネコにやると言って、二人は言い争いになる。


 出勤した蛍は、営業マンがデザイナー・手嶋マコト(加藤和樹)に、
何か渡しているところを見かけ、後で営業マンに、何を渡したのか聞
く。
 営業マンは、入手困難な、東京デザインコンクールのワールド・プ
レミアム・ボックスのペアチケットを、同期のつてをたどって入手し、
渡したと答える。

 蛍は、マコトはなんだかすごいものを貰ったんだと内心思う。でも、
思わず「ペア!?」と叫んでしまう。
 誰を誘うのか?−−ふさわしいのは、やはり『ステキ女子』
か?−−いや、負けるわけにはいかない。わたしが貰う!と気合いを
こめて、マコトに、『クレ!!』と念力をこめているところに、山田
早智子(板谷由夏)が、蛍にも彼氏ぐらいいるでしょ、干物おんなじ
ゃないのだから、と声を掛ける。
 必死に否定しようとするが、できない蛍。

 やっと決心して、「わたしには、彼氏はいません!」と頭を下げる
と、「知ってるよ」と高野。
 目の前にいたのは、マコトではなく、高野だったのだ。


 シネコンのデザインで、クライアントから変更依頼が来ている。こ
のデザインを仕上げるため、二人一組で、二組作り、コンペをすると
説明する高野。
 一組目は、神宮司要(武田真治)とマコト。二組目は、蛍と三枝優
華(国仲涼子)。

 でも、早速優華はマコトに資料を渡している。
 −− 敵に塩を送る気か?

 優華は、もうすぐマコトの誕生日だね、と言う。

 蛍は優華に声を掛けられ、現場のシネコンを見に行く。
 その後カフェに入ると、蛍は、あの空間には、こんなおしゃれなカ
フェがいいかもしれないと言う。

 優華は、蛍のしているペンダントは、雑誌に載っている新作ですね、
と当てる。
 蛍は、あの雑誌は便利だ。一週間のコーディネートが、四週間分も
載っているのだから、と。

 優華は、雑誌そのままではいけない。自分なりのアレンジをしなけ
ればいけない、と言う。

 ムッとする蛍に、シネコンの空間の話しだと断り、わかりにくい言
い方で申し訳ないと謝る。

 カフェを出たとき、蛍が慌てる。そして落とし物を拾うと、優華に、
マコトから貰った大切なもの、とあの椅子のキーホルダーを見せる。
 優華は、マコトとのつきあいは、蛍より長いが、まだ何も貰ったこ
とがないと言うと、うらやましがる。
 蛍は、有頂天になりそうな自分を戒める。優華は恋のライバルなの
だから、と。


 その頃要は、マコトのほか三人の若手男性社員を呼び、恋人の女性
の意見を集めようと言うが、要やマコトも含めて、五人とも彼女はい
ない。要はマコトに、蛍に聞いておけ、と命じる。


 帰社した蛍は、マコトが自席に座っているのを見て、自分に用があ
るのだと思う。

 本当にマコトは蛍を待っていたのだが、それは資料を借りたいだけ。

 蛍はその後、マコトのそばを『ペアチケットをくれ』と念力をこめ
ながら、うろうろするが、マコトに気づいて貰えない。

 こうなったら、帰り際を狙うしかないと、エレベーター前で待ち伏
せ。

 マコトがエレベーターに乗り込むと、蛍も駆け込むが、エレベータ
ーは、重量オーバーのブザー。

 蛍が降りないと、マコトが降りてしまう。


 高野は、うどん作りの支度を調えていた。

 疲れたー、と帰宅した蛍は、ビールを取り出すと、縁側で飲む。

 高野が、うどんを打つのだと言っても、蛍はご自由にどうぞ、と無
関心。
 高野が、作るのは蛍だと言っても、蛍は作らないという。

 高野は、蛍が自分に自信を持ってマコトに告白できるように料理を
習いたいと言っていたのだろうと言い、思い出した蛍は、高野を『師
匠』と読んで習う。


 「女がわからない」と言うマコト。マコトが好きな人は、いきなり
マコトを呼び捨てにしたり、ロボットのようにウロウロしたり。入社
したときから気になっていて、寝顔もかわいくて、つい、キスをして
しまった、と言う。その後の反応も普通。しかも彼氏持ち。

 要と 経理部次長・二ツ木昭司(安田顕)は、そんな変な女やめと
け。しかも彼氏持ちなら、可能性はない、と言う。

 帰り道、二ツ木は女を8時間59分待った。しかも次の日も。そう
やって手に入れたのが、別れた女房という。
 要は、5分しか待たない、と言う。

 マコトは、普通どのくらい待つものですか?と聞き、30分待って
来なければ、駄目なんじゃないかと、二ツ木。


 蛍は高野の指導を受け、マコトをデートに誘いたい一心でうどんを
丁寧に踏む。

 ゆであがったうどんを、高野に味見して貰う蛍。
 一口食べた高野は、「うまい。初めてにしては上出来だ」と言う。

 蛍は縁側に、高野と並んで座ると、自分からマコトを誘ってみると
いう。
 チケットは入手したのか問う。
 蛍は、チケットならマコトが持っていると言う。
 チケットは、誘う側が用意しないといけないと言う高野に、蛍は面
倒くさい.....と言いかけて、慌てて、マコトの持っているのはワー
ルド・プレミアムのロイヤル・ボックスのペアチケットというすごい
ものだと、力説する。

 蛍は高野に、デザインを任せてくれたことのお礼を言う。
 高野は、単に早智子のアドバイスを聞き入れただけ、と言う。
 蛍は、それなら、早智子の提案を受け入れてくれたことに対して、
礼を言うと、言う。
 そして、恋も仕事も同時にはムリ。まずはシネコンの仕事をきっち
り終え、それからマコトを誘う。仕事が終わるまで、ビールも飲まな
い、と宣言。

 高野は、うどん一つができただけで、ここまで自信が持てるものな
のか!?とびっくりする。


 翌朝、会社でマコトに気づかない蛍。

 優華は、マコトが持っているペアチケットを「いいな.....即日完
売だったんだよね」と言う。
 マコトは優華にチケットを一枚くれる。


 優華が蛍に、おしゃれなカフェを見に行く予定だったじゃない?と
電話すると、漫画喫茶で電話を受けた蛍は、おしゃれなカフェでは、
客層が限られてしまう。シネコンには、OLだけでなく、会社帰りの
サラリーマン、学生、家族連れと、いろいろな人が来る。その人達み
んなが、気軽に立ち寄れるところを作りたい、と言う。


 営業マンが高野に、シネコンのクライアントが、プレゼンを早めた
いと言ってきていると報告。

 要&マコト組は、有名店の日本進出第一号になれるかもしれないと
いう案を披露。

 蛍&優華組は、"Cinema Cafe Library" を提案。みんなが映画を見
た後、気軽に立ち寄れて、パンフレットや関連本を手に取れたらいい
と提案。若い女性だけでなく、幅広い年齢層にアピールできるように
すると言う。

 高野と早智子は、いい案なのだが、プレゼンは要&マコト組の案で
いくことに決めたという。クライアントからの要求が一週間早まった
ので、今のこの状態では、と。

 優華は会議室を出ると、今回は残念だったけど、次回頑張りましょ
うと言う。
 蛍は、明後日までに間に合わせればいいんだから、あきらめない。
初めて任された仕事。ここであきらめたら、これからも最後までやれ
ない気がする。それに、一仕事終えた後のおいしいビールも飲みたい、
と言う。
 優華は、自分はあきらめたので、これで帰る、と言う。

 蛍は夜、1人残って仕事を進める。

 そこに突然現れる優華。
 帰ったのでは!?と驚く蛍に、あれは冗談。差し入れを買いに行っ
ただけ、と西麻布の有名な店のカレーパンを差し出す。優華も仕事を
きちんと終わらせないと気持ち悪い、と言う。
 優華に対して、闘志を燃やす蛍。
 でも、カレーパンのおいしさに、ついつい相好が崩れる。


 朝、高野は、蛍の点々と落ちている衣類をたどる。
 衣類は玄関まで続き、そこで途絶えていた。

 蛍は会社に一番乗り。さっそく仕事を始める。


 その夜、高野が寝る前に戸締まりをしていると、帰宅した蛍は、玄
関に横になって寝てしまう。
 高野は、蛍の身体の上に新聞紙を広げる。


 蛍と優華の提案書を確認し、ここまでよくやったねと言う、高野と
早智子。でも、どのプランが選ばれるかは、まだ分からない。

 早智子の依頼で、シネコンの工事の人たちに、冷えたビールを差し
入れる蛍。仕事の後の一杯はおいしいよねと言い合う。
 そばの虎のマークに、採用祈願をする蛍。


 コンペの結果、蛍&優華組の案が採用される。
 蛍は優華に、自分1人ではできなかったと、礼を言う。


 優華はマコトを屋上に呼び、ペアチケット、本当は好きな人にあげ
ようとしたんでしょ、と言う。

 マコトは、彼女には彼氏がいるらしいので、いいんです、と言う。

 優華は、彼氏がいたら、好きでなくなるなんて、本当に好きではな
かったってことではないの。このチケット、本当に好きな人に渡して、
と返す。


 一仕事終えた蛍は、マコトから貰った椅子のキーホルダーを手に、
一仕事終わったので、どうやってマコトを誘うか考える。
 でも、とにかく今晩はビール、とウキウキ帰る。

 ビールを飲もうと、自室へ放り込んだバッグの中から聞こえる携帯
の着信音。

 蛍が携帯電話に出ると、マコトから。
 マコトが誘ってくれる。
 蛍は息を整えると、「はい」と返事。

 電話の後、奇声を上げ、しきっぱなしの万年床の上を、ゴロゴロ転
げ回る。

 その声を自室から聞いた高野は、「オオカミか?」とつぶやく。


 高野は二ツ木に電話。二ツ木は、今週高野と会えなくて、寂しかっ
たという。
 高野は二ツ木から、別居した妻の連絡先を聞く。

 高野が覚悟を決めて妻の連絡先に電話する。
 呼び出し音が鳴っている間に、蛍が顔を出し、高野は慌てて追い払
う。

 高野は蛍に、明日妻に会うことになったという。
 蛍は、わたしも会いに行く、と言う。
 高野は、ついてくるなと言うが、蛍は、会う相手はマコト。誘われ
たという。
 高野は、奇跡だ。まあ、ガンバレ、と言う。

 蛍はビールを飲もうとするとが、冷蔵庫の中に入っているのは、六
缶をまとめてあった、紙の帯だけ。
 高野は、デートの前に顔がむくまなくてよかったじゃないか、と言
う。

 蛍は、誘われたのだからデートだと、有頂天。

 蛍が高野に、奥さんに会えることになってよかったですね、と言う。
 高野は、もっと複雑な心境だという。蛍は自分も複雑だ。なぜなら
1人の女性を傷つけてしまったのだから、と言う。

 蛍は、座敷の座卓を片付けると、高野に一緒に転がろうという。
 高野は最初断っていたが、結局蛍と一緒に座敷を転がる。


 翌朝、蛍は高野に、外回りなのでそのまま直帰していいか聞く。
 高野は許可しながら、蛍の服を見る。

 蛍は、会社帰りにデートというイメージにしてみましたが、変です
か?と聞く。
 高野は、変ではないが、値札が付いていると指摘。
 慌てて値札を取る蛍。


 蛍は、交通調査をしている。幸せ一杯の気分で。

 早智子は電話で、シネコンへ行って、配電盤の調査を命じる。
 蛍は、この時間から?と難色を示すが、早智子の方では身動きが取
れないと言われ、シネコンへ行く。

 配線を確認すると、虎のマークに自分たちの提案が採用されたこと
の礼を言い、頭の中は、ビールを飲むことで一杯。
 すれちがった工事の人にも、この間のビール、おいしかったよと言
われる。
 蛍は、ビール断ちして、頑張った自分は偉い、と自分に言う。

 帰宅して、バッグを自室へ放り込み、冷蔵庫を開けた蛍は、ビール
が無いことに、ショックを受ける。

 冷蔵庫を閉め、「あれ?」と思う蛍。

 帰宅した高野は、玄関の明かりが付いているのを不審に思う。
 そして、冷蔵庫の前でボーッとしている蛍を見つけ、高野は、今日
はデートでは?と声を掛ける。急げ、と高野。

 自室に入った蛍の携帯が鳴る。
 出ると優華で、フェアな恋愛をすると言っていたのに、隠していた
ことがある。それは、今日、マコトの誕生日ということ。祝ってあげ
て、と言う。

 蛍は急いで飛び出そうとして、躓いて転び、バッグの中身をぶちま
けてしまう。それを適当にかき集めると、飛び出していく。

 途中で誕生日に手ぶらでいいのか?と気づく蛍。
 ま、いいかと行きかけて、やはり途中でコンビニに入ると、カレー
パンを一つ買う。
 すでに時刻は約束の7時を回っている。

 マコトは約束の場所で蛍を待っていた。

 蛍がやっと会場にたどり着いたときには、もうマコトはいなかった。

 蛍はバッグの中を探るが、携帯がない。
 係員から携帯を借りたが、今度はマコトの電話番号がわからない。

 家に飛んで帰る蛍。すでに8時を回っている。

 携帯を見つけ、ホッとすると、マコトからの電話。
 マコトは突然キスしてしまったことを謝ると、蛍のことが好き『で
した』。さようなら、と言って電話を切る。


 優華はプレゼントを選び、店の外へ出て道を歩いていると、向こう
から、肩を落として歩いてくるマコトを見つける。
 マコトは、振られてしまったという。


 蛍が冷蔵庫を開けると、プレミアムビールが箱から出してラベルを
正面にして並べてある。
 蛍は一缶取り出すと、縁側に腰掛ける。ビールの缶には、『祝 初
デート。よかったな』と書かれている。

 蛍は、一仕事終えた後のビールはおいしいな.....と、無理矢理自
分に言い聞かせて飲む。


寸  評  蛍−−信じられません。待ちこがれた初デートを、ビールごとき
で忘れるなんて。

 このドラマって、実は現代版『君の名は』?−−携帯が発達して、
連絡が取れないなんてことが無くなると、お互い相思相愛でありなが
らすれ違うには、デートを忘れてしまうような、底なしのおっちょこ
ちょいが、必要だったってことなんですね。
 わたしも大事な予定−−歯科の予約を一回と会議の予定を一回、忘
れてしまったことがありましたが、デートは忘れられませんね。

 ところで、桑田佳祐を聞いていて思い出しましたが、以前、時刻を
聞いて恋愛系のメールになるか、というテーマがありましたが、『今
何時?』と言う問いかけに対して、『そうね、だいたいね』と答えて
おけばいいのでしょうか。(って、ファンじゃないと通じませんか)

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 ここ一週間で、夏の悲劇に遭っています。それは蚊の猛攻撃。なぜか脚を
20カ所近く刺されてしまったのです。
 しかもこの蚊、すっごくかゆいし、しかもかゆみ止めを塗っても、塗っても
かゆみがおさまらないのです。
 どういうことでしょうか?
 まさか、地球温暖化で、熱帯地方の変な蚊が、東京にまでやってきているの
でしょうか?(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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