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タイトル:Daily Drama Express 2007/07/30 ファースト・キス (4)  2007/08/08


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/07/30 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル ファースト・キス
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 福永美緒(井上真央)
 加納和樹(伊藤英明)
 高木蓮子(松雪泰子)
 福永りえ子(夏木マリ)
 番場大 (竹中直人)
 結城秋生(平岡祐太)
 進藤一流(劇団ひとり)
 斉藤はるな(酒井若菜)
 諸畑健夫(蕨野友也)
 二階堂勝(阿部サダヲ)
脚  本 井上由美子
主題歌  小田和正『こころ』

あらすじ 第4回「妹が今日失恋する」  

 写真家・番場大(竹中直人)の助手に戻った加納和樹(伊藤英明)
は張り切っている。仕事は体力と根性と言って腕立て伏せをしている。
それを見た二階堂勝(阿部サダヲ)は仕事は人間関係と言う。進藤一
流(劇団ひとり)に意見を求めると仕事は才能という意見。アシスタ
ントをしている和樹や勝と違って自分だけが早くに独立できたのは、
才能だといばっている。

 そこへ福永美緒(井上真央)が起きて来て、仕事は運、ついている
かどうかそれがすべてと言い切る。それを聞いた三人は仕事をしたこ
ともない美緒にはわからないとバカにする。

 負けず嫌いの美緒は、じゃあ私が見極めてあげると、撮影現場で働
くエキストラを志願する。困った和樹は担当医・高木蓮子(松雪泰子)
が無理と言ったら働くのを止めるという条件で診察に行く。

 和樹は長時間じっとしているので美緒には無理というが、蓮子はあ
えて仕事は薦めないが動き回る仕事よりはという見解。美緒はいつも
無理するなと止められてばかりでどうしても仕事をしてみたいと懇願
し、了解を得る。

 蓮子は結城秋生(平岡裕太)にエコーを頼む。美緒は秋生を強く意
識しているため、秋生はやぶだからいやだと言ってしまう。ショック
を受けた秋生は退室。

 レストランで、番場の撮影が始まった。エキストラはお客役。テー
マは魅惑のデート。番場は美緒がいることに気付き不快感をあらわに
するが、和樹が女の子が多い方が華やかと事を収める。

 撮影のテスト段階で、美緒一人が食事をしていて番場は怒り出し、
美緒に退場を命じる。美緒も怒って出て行くと和樹がこの世界は徒弟
制度だから番場には何も言えないと説明する。美緒は努力も才能も関
係ないねと言う。

 美緒と入れ違いに外国人の団体がレストランに入ってきてしまう。

 病院。美緒に診察を拒否されて落ち込んでいる秋生に蓮子が声をか
ける。秋生は一生懸命やってきたつもりだと言うが、蓮子は一生懸命
な方法を間違えたのではと指摘する。相手は20歳の女子だから秋生
を男性として意識して当たり前、けじめを持って接しなさい、重病な
患者だけに医師を特別な存在と意識するのだと説明する。

 どうしてよいかわからい秋生は蓮子にぼくはどうすればと言うと、
蓮子は自分で考えなさい、自分の方法で患者の信頼を得るしかないと
助言する。

 レストラン。外国人の団体が居座ってしまった。番場は外人コンプ
レックスで撮影に集中できない。スタッフが集められ、英検準2級と
いう一流が外国人たちに説明することになるが、通じない。続いて勝
が行くが、今度は怒らせてしまう。

 和樹はレストラン内にまだ美緒がいるのを見つけ、美緒に頼むが、
美緒は外国人はフランス語しか通じないから英語ではダメだと言う。

 それでも美緒は、身振りと日本語で外国人たちに、番場は有名なカ
メラマン、一流(いちる)は一流のメイクアップアーティスト、みん
な真剣に仕事をしているのでお帰りくださいと説明。すると、外国人
に通じたようで、出ていく。

 レストラン内は美緒に拍手喝采。番場も美緒を認め撮影に参加して
ほしいと頼む。美緒は撮影の途中で気分が悪くなるが、何とかやり過
ごす。

 撮影が終わりお金を諸畑健夫(蕨野友也)から美緒は受け取る。そ
こへ秋生が撮影の様子を見に来る。和樹が美緒に一緒に帰ろうと声を
かけるが、美緒は秋生とデートだからと出て行く。一流がなぜかショ
ックを受けている。

 一流の家。和樹が美緒のことを心配している。

 秋生の車の中で美緒は発作がおきる。美緒は具合が悪いと知れたら
和樹が心配し外にでるなと言われるので、和樹に心配させたくないた
めに、秋生とデートということにしたのだと話す。

 美緒は発作が落ち着くまでこのままでいさせてほしいと頼む。

 一流の家。相変わらず落ち着かない和樹。一流が医者や政治家は好
色だと言い、勝からはデートでおとなしく帰ったことがあるかキスぐ
らいはしちゃうだろと言われ、和樹は美緒のことが心配になり禁煙し
ていたはずの煙草買ってくると家を出る。

 代官山駅でうろうろする和樹。偶然、斎藤はるな(酒井若菜)と会
うが、和樹ははるなの話しかける言葉に上の空で答える。はるなが和
樹のことが好きで、最初のデートで抱き合って熱いキスをかわして以
来好きだと言ったため、和樹はますます落ち着きをなくし、どこかへ
行ってしまう。

 秋生の車。秋生は美緒の面倒を優しく見る。美緒は秋生になぜ撮影
現場に来たのかと尋ねる。秋生は診察を拒否されて部屋を出て行って
しまったので、これからは医者らしく接していきます、美緒とは外で
会うことが多かったので、つい親しい口をきいてしまった、自分の父
は医者だが病院と家庭を割り切って考えて、夜中に診察を頼まれても
体調を崩しては次の日に響くという理由から出て行かなかった、そん
な父の姿勢がいやで自分は患者の普段の生活をフォローしていきたい
と考えたが、あまり近すぎると患者の方がやりにくいこともある、こ
れからはけじめを持って接していきたいと言う。

 美緒はこうして気軽に口がきけるのは医者らしくないよねと言うと、
秋生は、蓮子からもそのように言われて、父に同じことを言われると
反発するが、蓮子は尊敬でき人間的に温かい理想の医師と誉める。

 美緒は秋生が蓮子に恋していることを知ってしまい内心穏やかでは
ないのだが、秋生にドライブしよう、言うとおりにしてそしたら明日
から担当医として認めてあげるからと言う。

 一流の家。はるなが和樹のために食事を作った。和樹はまだ帰って
いない。はるなは帰ってしまい、ずっと様子がおかしい一流の原因に
勝が気付く。勝は一流が美緒のことを好きなことに気付いた。

 病院。仕事をしている蓮子が手を止めて手帳を見る。手帳の30日の
ところにはマルがつけてある。そこへ蓮子に和樹から電話。和樹は蓮
子に会って話をしたいというが、蓮子は用事があるからと断るが、和
樹はもう病院まで来ているから少しだけ時間がほしいと言う。

 ロビー。和樹は美緒がデートに出かけたが、美緒が女になっても大
丈夫か心配になってきたと話す。蓮子は、同じ病気でも結婚している
人はいるが、子どもは難しいと説明する。

 和樹は相手が秋生で医者は手が早いと聞いて心配だと言うと、蓮子
は秋生はそんなことをする医者ではないと言い、秋生に電話する。

 そこへ美緒と秋生がやって来た。美緒は蓮子の診察を受ける。秋生
には休ませてもらっただけ、秋生は蓮子のことが好きだからと言う。

 蓮子は美緒の言葉に怒り、今日のあなたは行き過ぎ、人をからかう
のはおよしなさいと言う。

 蓮子は美緒の処置を終えた後、秋生にもあなたも誤解を受けるよう
な行動は慎みなさいと言って、どこかへ行く。

 病院を出た和樹と美緒は二人で撮影現場となったレストランへ行く。

 レストラン。和樹は蓮子と秋生では医者としての実力が違いすぎる
ので似合わないと言う。美緒は仕事はやっぱり運だったねと言う。お
金のない和樹は注文を控えるのだが、美緒がバイト代でおごるからと
言う。誰かに自分の稼いだお金でおごることが夢だったのだと言い、
それがお兄ちゃんなのが残念と言いながらも、二人は楽しそうに食事
をする。

 病院近くの橋の上。白いバラの花束を持った蓮子がいた。秋生は蓮
子に声をかけようとするが、橋の上に花束を置いた蓮子の表情は暗く、
秋生は声をかけられなかった。

 レストラン。お金を払っていた美緒がお金が足りないと和樹に救い
を求めてきた。

 和樹の独白。妹が初めて働いておごってくれた料理。どんな味だっ
たか、俺にはわからなかった。これだけはわかった。妹は恋をしてい
る。叶うことのない悲しい恋を。俺にできることがあるだろうか。妹
が帰国するまで1ヶ月。残された日は信じられないぐらいわずかしか
なかった。


寸  評  ちょうど「花より男子」と「キッズウォー」の2本が再放送され
ており、井上真央の変遷がよくわかりした。今回も気の強い役である
ことには変わりありませんが、3回見た限りでは、今回の役は病気だ
ということを割り引いても一番好感の持てない役だと思っていました。

 今回は前回よりは美緒の表情が心なしか柔らかかった気がします。
それでも外国人が、フランス語しか通じないのに、日本語とボディラ
ンケージだけで伝えようとするのは、いささか無理な気がしました。
まだ英語の方が通じると思いますけど。

 そして、散々美緒のことを嫌っていた一流が美緒に恋心というのも
無理矢理な設定。本命・秋生、対抗馬として一流ということでしょう
か?

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 先日、新聞で評論家・小倉千加子の「地震と古老の話」というエッセイを読
みました。小倉が大阪の歯医者で隣のブースで医師と話をしていたおじいさん
の話をたまたま聞いてしまったという話です。

 そのおじいさんは、関東大震災と阪神大震災の年はいずれも亥年、「来年は
亥年だから大阪に大地震がきますよ」と言ったそうです。

 そして今年、大阪に地震ではなくて新潟県でしたが、大きな地震が起きて迷
信と言って聞き捨てにできない話だと思いました。(たま)

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