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タイトル:Daily Drama Express 2007/07/25 ホタルノヒカリ (3)  2007/08/01


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/07/25 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル ホタルノヒカリ
局  名 日本テレビ系
放映日時 水曜22時
キャスト 高野誠一(藤木直人)
 雨宮 蛍(綾瀬はるか)
 手嶋マコト(加藤和樹)
 三枝優華(国仲涼子)
 二ツ木昭司(安田 顕)
 山田早智子(板谷由夏)
  神宮司要(武田真治)
原  作 ひうらさとる『ホタルノヒカリ』
脚  本 水橋文美江
主題歌  aiko

あらすじ  第三夜 干物女に恋は無理!?失恋 ドジョウ掬い

 雨宮蛍(綾瀬はるか)の携帯にメールの着信。
 今度は蛍は縁側で携帯を背中に乗せ、亀のように四つんばいになっ
て這っている。
 蛍は自分で読む勇気がないので、部長・高野誠一(藤木直人)に読
んで欲しいという。

 高野は、二人暮らしのルールとして、お互いにメールや手紙、小包
は覗かないと約束しただろうという。
 蛍は許可しているから、と言う。

 メールを見た高野は、何も言わずに携帯を蛍の前に置く。

 蛍は、何か教えてくれ、と高野の部屋まで行く。

 すると高野は、10時にミーティング・ルームで待っているとあっ
た、と言う。
 蛍は、まだわたしたち付き合ってもいないのに、と舞い上がる。

 高野の携帯に電話が掛かってくる。デザイナー・手嶋マコト(加藤
和樹)からで、今日はクライアントのところへ直行すると言う。
 蛍は、ではミーティング・ルームで待っているのは?といぶかると、
高野は、メールは神宮司要(武田真治)からだ、と言う。
 高野は、これでマコトに会わずに済むのだから、早く会社へ行け。
着替えるのだから出て行け、と追い出す。


 蛍が会社へ行くと、山田早智子(板谷由夏)はいるが、要が見あた
らない。
 なんと要は早智子の後ろに隠れてしまっていたのだ。

 早智子が、今度飲み会をやる。ゴールデンカップルを誕生させるた
め。それは三枝優華(国仲涼子)と.....といったところで、要が遮
り、幹事は蛍と要だという。

 早智子は、飲み会でカップルが誕生する訳がないと言う営業マンに、
外部とやるのが合コン。社内は飲み会。カップルの成立度は、飲み会
の盛り上がり度に比例するという。


 蛍は、幹事なんて面倒なことイヤだな、と屋上に寝そべっている。
 立ち上がって、足の間から逆さまに向こうを見ると、なんとマコト
が立っている。
 蛍が慌てると、マコトはメールの会いたいとは?と問う。
 蛍は仕事の進捗をマコトに聞きたかったから、と言う。
 マコトは、仕事のメールかと、がっかりしながらも、蛍からメール
を貰って嬉しかったという。

 蛍はその言葉にパニックになり、後ずさりすると、物陰に隠れ、マ
コトの言葉を反芻し、これって!?と期待に胸をふくらませ、さっき
の場所に戻る。
 でも、もうマコトの姿はない。
 蛍は悔やむ。


 マコトの新しいデザインは、朝倉屋に気にいられ、高野にもOKを
貰った。

 蛍はマコトのデザインを見せて貰い、内心「すごい!」と驚嘆。
 でも、取った態度は、デザイン画を持ったまま後ずさりすること。
 みんなマコトは蛍に嫌われているのだろうと思う。

 自席に座ってしまった蛍は、後悔で頭を机に何度も打ち付ける。


 要が蛍に、紙袋を渡す。宴会を盛り上げるための小道具が入ってい
る。


 高野が居酒屋で飲んでいると、経理部次長・二ツ木昭司(安田顕)
がやってきて、紙袋を渡す。中には、DJオズマに扮するための金髪
アフロとサングラス。宴会をやるからには、必要な宴会芸だろう。も
っとも二ツ木がやっても受けなかったが、と言って。そして今回の宴
会は、マコトと優華をくっつける為なんだな、と言う。
 立ち上がりながら二ツ木は、高野の妻から二ツ木のところに連絡が
あり、高野の居所を聞くから、高野は実家に戻っていると答えておい
た。だいたいそういうときは、離婚届を持ってくるのだろう。でも、
離婚届には、簡単に判をついてはいけないぞ、と経験者としての忠告
をする。

 高野は慌てて蛍に電話するが、つながらない。


 その頃蛍は座敷で、ドジョウ掬いのビデオを再生しながら、ちょん
まげにほおかぶり、浴衣を尻端折りにして、練習していた。
 携帯はテレビ電話になっていて、公園で同じくドジョウ掬いの練習
をしている要とつながっている。

 要の特訓に対して、蛍はもう以降は自主練でと言う。


 高野は、一刻も早く帰宅しようと、タクシーを捕まえようとしてい
た。


 やっと要はテレビ電話を切り、高野の蛍への電話がつながる。
 高野は蛍がいつものジャージか聞く。
 蛍が、ジャージではないが、と答えると、高野はそのままの恰好で
いろ。そして誰が来ても出るな、と命じるが、時すでに遅く、蛍は出
てしまったという。

 全力疾走で帰宅する高野。
 座敷では、ドジョウ掬いの扮装のまま、蛍が寝ている。

 高野が訪ねてきた人がいるか問うと、蛍は代わりにはんこを押して
おいたという。焦る高野。

 でも、蛍が手にしていたのは、小包。
 蛍は、高野の父親ボンタロウからお中元が届くかもと言われていた。
生ものかもしれないので、開けていいと言われている、と言う。
 高野は、いいよと言う。

 中を開けた蛍は、中に入っていた手紙を読む。

 なんとそれは高野が別居中の妻に、恋人時代に送ったラブレターだ
った。
 DJオズマの扮装をしていた高野は手紙を取り上げ、蛍に、ゴール
デンカップルって、誰と誰をくっつけるのか知っているか?と問う。
 知らない蛍。
 高野は、ドジョウ掬いは止めろ。いや、飲み会そのものに出るのは、
止めろと言う。

 でも蛍は、意地になって、ドジョウ掬いやってやる!と言う。


 朝倉屋のリノベーションの手伝いをしているとき、蛍は今度の飲み
会が、優華とマコトをカップルにするためだと知ってしまう。

 蛍は優華と一緒にお昼を食べに行く。
 マコトに告白したのかと問うと、優華は、振られるのが怖くて、告
白していない、と言う。
 『ステキ女子』の優華が、振られるはずがないと言う蛍に、マコト
にはほかに好きな人がいるのよ、と優華。

 優華は、ドジョウ掬いは自分がやる。人にお膳立てして貰ってまで、
恋を叶えたいとは思わないので、今回は裏方に回る。蛍は飲み会を楽
しんで欲しい、と言う。

 2人はおいしいパスタ屋へ行くが、臨時休業。
 そこで蛍行きつけの店へ行く。

 そこは立ち食いそば屋。
 コロッケそばを食べても、やっぱり優華は、『すてき女子』。

 優華は、自分には負けたくない、と言う。すなわち、いつか自然に
マコトが自分の方を向いてくれるのを待つ、と言う。

 そのけなげな言葉に、その店にいたおじさんたちも、感動。


 社に戻った蛍は早智子に、ドジョウ掬いは優華がやると言っていた、
と報告。

 だが、早智子は許さない。後ろに隠れていた要を引っ張り出し、要
は短い足をねんざするぐらい、一生懸命ドジョウ掬いの練習をした。
 要は優華が好きなのだが、その優華の恋を応援することにした。そ
ういう恋もあるのだ、と早智子は言う。
 蛍は、自分1人でドジョウ掬い踊ります!と言う。


 飲み会。本当に1人で、舞台の上で、ドジョウ掬いを踊る蛍。

 要は松葉杖をつき、物陰から満足そうに、蛍の姿を見ていた。

 早智子は必死に、優華とマコトが親密になるようにする。


 不機嫌そうに飲んでいる高野の隣に、二ツ木がやってくる。
 高野の家での見直そうと二ツ木は言うが、高野は家に酒がないと断
る。

 踊り終わった蛍が、1人座り込んでいると、高野が料理を持ってき
て、マコトと優華は一緒に帰った。蛍は本当に『アホミヤだ』と言う。

 帰り道、マコトは優華に、蛍のドジョウ掬いなんて初めて見た。ま
だ蛍が営業部にいた時、かわいそうになるぐらいひどく部長に怒られ
た後、蛍は屋上で1人缶ビールを飲んでいた。

 本当はいけないことなんだけど、そんな蛍はのびのびしていて、い
いと思ったと言う。
 優華が、もしかしてマコトの好きな人って蛍?と聞くと、そうだ、
とマコト。


 高野と二ツ木は、居酒屋で飲んでいた。
 手紙が返送されてきたと打ち明ける高野に、二ツ木は、それはある
意味、離婚届が送られてくるよりキツイ。あきらめた方がいいだろう、
と言う。


 家に帰った蛍は、自宅が一番、といつもの恰好になり、ネコ相手に、
縁側で缶ビールを飲んでいた。


 朝、蛍は縁側で毛布をかぶったまま寝てしまっていたところを、高
野に起こされる。

 高野に、「二人暮らしのルールは?」と問われ、「共通の場所で、
寝ない」と答える蛍。

 高野は、ブリキのバケツに火を付けた新聞紙を入れ、返送されてき
た手紙を燃やそうとする。
 蛍は止めようとしたが、高野の力に負け、高野は手紙を燃える火の
中へ放り込む。
 蛍は何とか消火しようとし、最終的に何とかホースを使うことに気
づくが、自分や高野に水を掛けてしまい、それでも何とか消火。

 高野はタオルで、自分の身体を拭くと、蛍にもタオルを投げて渡す。
 蛍は自分の身体を拭くと、燃え残りの高野の手紙も拭く。

 蛍は、この手紙は高野が一生懸命書いたもの。蛍はこんなステキな
手紙、書いたことも貰ったことも無い。
 マコトはこの間の蛍のメールを嬉しいと言ってくれた。でも、気の
利いたことは何も言えず、後ずさりしてしまった。
 マコトのデザイン画を見せて貰ったときも、同じ。
 自分は駄目だ。全然うまい言葉が浮かばないなんて、と蛍。

 「だろうね」と高野。

 着替えてくると言う蛍に、高野は「本当はよくなかったんだ。手紙
や葉書、本当に終わらせることはできなかったんだ。だからありがと
うな」と言う。


 生まれ変わった朝倉屋へ入る蛍。
 マコトも最後の仕上げにやってくる。
 早智子達は、中目黒のマンションの期日が迫っているので、とそち
らへ回る。

 マコトと蛍が作業しているのを見て、優華は中へ入れず、物陰から
中を覗いている。

 蛍はやっとのことで、以前の朝倉屋は寂しそうだった。それがこん
な風に生まれ変わるなんて。「ありがとう.....ありがとう。朝倉屋
完成おめでとうございます」と蛍。

 マコトは蛍の手に、ミニチュアの椅子を乗せる。

 マコトが奥へ行ってしまうと、蛍はドジョウ掬いの振り付けで、欣
喜雀躍。
 そして店の外まで出て、優華に気づく。

 蛍は、優華がいつから見ていたのか問う。
 優華は、ずっと見ていた。蛍もマコトが好きなんですね、と言う。

 蛍は、好きなんていうんじゃなくて.....と必死に否定しようとす
る。

 優華は、蛍がマコトを好きでも構わない。恋愛は自分の気持ちにウ
ソをついたところで負け。蛍のドジョウ掬いを見た後、蛍のことを嫌
いになれたらいいだろうなと思っていた。でも、これでマコトにぶつ
かっていける、という。

 蛍は、ドジョウ掬いを踊ったのは、優華が『ステキ女子』だったか
ら。優華がイヤな女だったら、どんなによかったか、と思った。

 じゃあ、戦闘開始ですね。蛍も全力でぶつかってください。自分も
全力でやりますから、と優華。

 蛍は、『ステキ女子 vs 干物女』ってこと!?と内心驚く。


寸  評  蛍とマコトが両思い。蛍は恋敵の優華の口からこのことを知りま
した。一方、マコトは蛍の気持ちに気づいているのでしょうか?

 このドラマのテーマって、実は 『ステキ女子 vs 干物女』の恋の
争いだったのでしょうか。

 今まで、高野と蛍の関係を気にしてきましたが、やはり蛍は高野に
はいかずにマコトのまま?それとも、この優華との競い合いを通じて、
マコトより、高野にひかれていく?

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 藤木直人のテーストが、『ギャルサー』の時に似ていると感じます。お説教
口調というか。『プロポーズ大作戦』の時には、全然そんなことを感じずに、
昔のちょっと必死な藤木直人だったのに。
 これは、局によって、俳優に求める姿が違う−−裏を返せば、その局にとっ
て、その役者に求めるものが同じ−−ということなのでしょうか?
 そういえば、あの時のギャル達も、蛍たちのようなOLになっていくという
ことですよね。そして会社のおじさん−−とはいいたくないのですが、お兄さ
んからお説教されるのでしょうか。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
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