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タイトル:Daily Drama Express 2007/07/13 山田太郎ものがたり (2)  2007/07/19


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/07/13 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 山田太郎ものがたり
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 山田太郎(二宮和也)
 御村託也(櫻井 翔)
 山田和夫(松岡 充)
 山田綾子(菊地桃子)
 一ノ宮校長(宇津井健)
 鳥居京子(吹石一恵)
  永原眞実(吉沢 悠)
 中井正美(大塚ちひろ)
 池上隆子(多部未華子)
 杉浦圭一(忍成修吾)
 山田次郎(鎌田晟裕)
 山田三郎(清水尚弥)
 山田よし子(村中暖奈)
 山田五子(吉田里琴)
 山田六生(渋谷武尊)
 山田七生(稲垣鈴夏)
原  作 森永あい『山田太郎ものがたり』
脚  本 マギー
主題歌  嵐 『Happiness』

あらすじ  第二話 潜入メイド大作戦

 山田家を訪れ、呼び鈴を鳴らす御村託也(櫻井翔)。
 「やーまだくん、あーそぼ」なんて変か、と自分に突っ込む御村。
手みやげ持っているのもおかしいかも、と。

 山田太郎(二宮和也)が顔を出し、上がっていけば、と言う。

 御村の持ってきたケーキに、太郎まで大興奮。
 どれを食べるかでみんな大じゃんけん大会。

 母・山田綾子(菊地桃子)がお茶を出すが、それは庭のタンポポを
煎じた物。微妙な味。
 御村は太郎に、「お前.....いいな、いつも楽しそうで」と言う。


 帰宅した御村は、ノリノリで花を活ける。


 一ノ宮高校では、太郎と御村が、二人並んで腰掛けており、女生徒
たちは、夢のツーショットと大興奮。それに最近、御村の表情が優し
くなったことも好印象。
 池上隆子(多部未華子)もウットリと眺めている。
 何を話しているんだろうと想像がふくらむが、実際に太郎が話して
いたのは、スーパーの特売のスケジュールだった。

 女生徒がうっとりと二人を眺めている間に割って入って、ブーイン
グを受ける杉浦圭一(忍成修吾)。


 小学校からの帰り道、山田次郎(鎌田晟裕)は、足元に転がってき
たボールを投げる。それは剛速球。監督が飛んできて、次郎に早速、
次の試合から出て貰うと言って、両親に渡しておいてと言って、入会
申込書を見せる。でも、総額三万円弱するのを見て、やめる、と言う。

 そこに弟妹二人と一緒にスーパーの特売で買ったものを下げた太郎
が、通りかかる。

 少年野球の監督は、太郎に、次郎の入会申込書を渡す。


 その日の夕食。
 いつも通り家訓を唱和してから、食べ始める。
 おかずは肉じゃがのカレー味。昨晩綾子が作ったのだが、味が悪か
ったので、太郎がリメイクしたのだ。たまには、お袋の味をと言う綾
子に、それなら味見ぐらいして!と、みんなからのブーイング。


 華を活ける御村。執事・磯貝(綾田俊樹)が、御村の祖父・聖一
(麿赤兒)に、一度御村が活けた花を見てやって欲しいと言う。
 しかし聖一は、見なくてもわかる。花がかわいそうだ。奇をてらっ
ただけで、基本ができていない、と言う。


 学校の芝生に、御村と並んで腰を下ろす太郎。太郎は次郎の入会申
込書を見て、ため息をつく。
 御村が金を貸そうかと言い、太郎は借りようとするが、すぐ断る。
家訓でお金は借りてはいけないことになっているからだ。割のいいバ
イトないかなぁ.....とため息をつく。
 御村が、あると言う。


 磯谷が運転するハイヤーの後部座席に座っている御村と太郎。
 御村は、仕事はいわゆるハウスメイド。三日間で五万円でどうだ、
と言う。
 驚く太郎に、少ない?と御村。充分です、と太郎。

 御村は、でも一つだけクリアしなければならないことがあると言う。

 広大な御村家に到着。
 ハウスメイドを務める太郎は、本当に黒いワンピースに白いエプロ
ン姿の、メイド姿になる。
 御村は、うちではメイドは女しか雇っていない。三日間ばれなかっ
たら、ミッション成功。ばれたら、バイトどころではない、と言う。
 一番危険なのは爺さん(聖一)だな、と付け足す。


 聖一が帰宅し、見ない顔だけど名前は?と問う。
 何とか、「山田民子です」と答える太郎。
 すると、「男みたいだな」と聖一。
 太郎は突然床に座り込み、もじもじと床に字を書いている。
 磯貝が、「年頃の女にそのようなこと」と言い、なんとか危機脱出。

 太郎は、ゴミ箱に捨てられていた聖一の浴衣を見て、「もったい
ねー」とつぶやく。

 聖一は、メイドが拭き掃除に使っていたぞうきんが、自分が捨てた
浴衣だと気づく。メイドは、太郎が作ったという。
 聖一は35年前、ツユコが自分の浴衣の古布で、ぞうきんを縫って
いたことを思い出す。

 聖一は太郎に、御村の恋人かと声を掛ける。
 「とんでもない!」と太郎は答え、顔を背ける。


 仕事が終わり、御村の部屋でくつろぐ太郎。初日でゲームオーバー
かと焦ったと言い、生け花の続きをしてもいいかと聞く。
 御村はいいけど、おもしろくないぞと言う。

 帰宅途中太郎は、自分の爪のマニキュアを気にしつつも、ポケット
に手を突っ込んでいいことにする。

 次郎は、ショーウィンドーのグローブを眺めていた。


 鳥居京子(吹石一恵)は、若き助教授・永原眞実(吉沢悠)の記事
を見て、ボーッとしている。「これって恋?」と自問。

 一ノ宮校長(宇津井健)に、恋しているのでは?と問われ、慌てて
否定する京子。


 特進クラスでは、東大の入試対策の授業。隆子は、太郎の爪のマニ
キュアを見て、どういう趣味かと、妄想の世界に入る。

 この頃、太郎と御村が仲がいいことが、ツートップともてはやされ
ている。
 杉浦は、ツートップと言っても、所詮弱小チーム。オレは.....と
言おうとするが、後が続かない。


 太郎は一足先に学校を出る。化粧しなければならないから、と。

 一ノ宮校長は御村に、新しい特進クラスはどうか、と声を掛ける。
 「別に」と言う御村に、何かおもしろいことがあったと、顔に書い
てあるぞと言う。
 顔を隠す御村。
 「当たっちゃったかな.....さよなら」と一ノ宮。


 太郎の後を付ける隆子。いつも急いで帰って、どこど何をしている
のか、と。

 そして太郎が豪邸に入っていくのを見て、「これは想像以上の玉の
輿!」とガッツポーズ。
 でも、表札に『御村』と書かれているのを見て、首をかしげる。

 そこにハイヤーで帰宅する御村。山田をつけてきたとばれる隆子。

 御村は隆子に、「ウチでバイトしない?山田もいるけど」と声を掛
ける。
 バイトする隆子。

 メイドに変身中の太郎を見て、焦る隆子。でも、自分に言い聞かせ
る。バイトするのは王子様が庶民の生活を理解するため。ではメイド
は−−庶民の流行を理解するため。
 「大丈夫です。オールオッケーです」と隆子。

 御村がやってきて、「メイド仲間に、協力者がいる方がいいと思っ
て。こいつ、男ってばれたら大変なんだ」と言い、隆子はOKする。

 太郎は隆子の手を握りしめて、「よろしく」と言う。内心では「グ
ローブが欲しいんです」という念をこめて。
 隆子は太郎の目が輝いている、とウットリ。

 メイドの部屋に聖一がやってきて、今日の夕食は太郎に用意するよ
う言う。


 炊事場にいる太郎と隆子。金持ちの口に合う料理が、さっぱり分か
らない。
 そこで太郎は、昔懐かしい味はどうだろう、と思いつく。

 手際よくだし巻き卵やきんぴらを作る太郎。
 「料理もできるなんて、星三つ」と太郎に見とれる隆子。


 聖一は食卓を見て、今日は質素だなと言い、太郎に説明を求める。
代わりに隆子が答える。
 聖一は、隆子には聞いていないと言う。

 聖一は塩むすびを食べて、ツユコのことを思い出す。ツユコは聖一
の着物の襟に付いた米粒を拾い、「お米には、七人の神様がいるのよ」
と言っていた。


 残った汁物を、おいしいと食べる太郎と隆子。
 隆子は、太郎のメイド姿にも見慣れちゃった、と言う。
 太郎は、もうよかったんだ、とカツラを取る。

 そこに御村が来て、そんな残り物でいいのかと問う。
 太郎は、残り物でも味を変えれば、いくらでも食べられる。御村家
は、ものを簡単に捨てすぎる、と言う。

 聖一が炊事場の近くまで来ると、「お米には、七人の神様がいる」
と言っている太郎の声が聞こえる。
 そこに磯貝が来て、炊事場に用があるなら、と声を掛ける。
 聖一は、いや用はないと戻る。


 翌日、また聖一に呼ばれる太郎。聖一は、一ノ宮の女生徒なら、華
道のたしなみぐらいあるだろう。活けた花を見れば、その人隣がわか
る、と言う。

 太郎は隆子に、華道をやったことがあるか聞く。
 隆子は、茶道なら少々という。
 太郎も茶道なら少々やったことがあるのだ。単にただでお茶菓子を
食べに言っただけなのだが、二人とも。

 太郎は、御村の力を借りようとするが、御村は自分の花を聖一は喜
ばない。あの人は常々、花はウソをつかないと言っている。だから、
自分の花を活けるしかない。ここを自由に使っていい、と言う。

 太郎は、ガラスのカップに、一輪の花を浮かべて持っていく。

 聖一は御村に、いい彼女を見つけた。これからも遊びにおいで。い
ずれお前も住むことになる家になるのだから、と言う。
 そして三日分の給金を渡す。少し色を付けておいた、と。

 太郎は、これでやっと終わった、と男子トイレで用を足そうとする
が、そこに聖一が入ってくる。
 二人は同時に悲鳴を上げる。

 男とバレ、給金を返す太郎。
 御村は悪戯だったという。
 磯貝に、知っていたのか?と問う聖一。

 磯貝は知っていた。昔のように御村が聖一と遊びたいための悪戯を
思いついたときの顔と同じく輝いていたからだ。

 聖一も、久しぶりに孫と遊べて楽しかったという。

 太郎は、自分が女装までさせられていたのは、遊ばれていたの
か.....と嘆く。
 聖一は、楽しませてくれたお礼、とさっきの金を渡す。
 そのお金を胸に抱いて、屋敷を飛び出していく太郎。

 やっと花が活けられた隆子は、磯貝から太郎は帰ったと聞き、がっ
かりする。


 次郎は日が暮れた野球場で、1人、野球の試合のマネをしていた。
 そこに太郎がやってきて、グローブをプレゼント。2人でキャッチ
ボールをする。


 日曜日の野球の試合。
 外野を守っていた次郎は、難しいヒットをダイレクト・キャッチし、
それをノーバンドでホームベースに返球し、走者をアウトにする。
 応援に来ていた山田家一同、飛び上がって喜ぶ。

 勝って、胴上げされる次郎。


寸  評  今回は綾子の無駄遣いの場面が無く、ホッとしました。そして無
事次郎に野球をさせることもでき、太郎の努力が報われました。

 メイドの恰好をさせたのは、いわゆるコスプレ。視聴者サービスで
しょうか?一番見てしまったのが、二宮の脚の線のきれいさでした。
男にしておくのがもったいない!?

 御村は、太郎をおもちゃにしているのでしょうか?それでもそれほ
ど腹立たしく思えないのは、太郎にとっても、どんなことをしてもお
金が欲しいというニーズに合致しているのがわかるからでしょうか?
 これって格差の現場?
 でも、太郎は勉強しなくても、東大を狙うような特進クラスのトッ
プ。このままいけば東大を卒業し、格差社会の上を狙える、というと
ころでしょうか。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 嵐のメンバーは、実年齢より幼い感じがしますね。もう大学も卒業してしま
った年でありながら、高校生という設定に、あまり違和感を感じません。
 むしろ、年齢的には下のKAT−TUNのメンバーの方が、年上に見えるか
もしれません。

 二宮、冬ドラマでは板前をやっていたのだから、和食はお手の物?と突っ込
みながら見てしまいました。

 今回あまり杉浦のちょっかいはありませんでしたね。(鈴木)

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