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タイトル:Daily Drama Express 2007/07/09 ファースト・キス (1)  2007/07/17


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/07/09 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル ファースト・キス
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 福永美緒(井上真央)
 加納和樹(伊藤英明)
 高木蓮子(松雪泰子)
 福永りえ子(夏木マリ)
 番場大 (竹中直人)
 結城秋生(平岡祐太)
 進藤一流(劇団ひとり)
 斉藤はるな(酒井若菜)
 諸畑健夫(蕨野友也)
 二階堂勝(阿部サダヲ)
脚  本 井上由美子
主題歌  小田和正『こころ』

あらすじ 第1回「妹は悪魔だった!!」

 福永美緒(井上真央)と加納和樹(伊藤英明)は両親の離婚でアメ
リカと日本に離れて暮らしている。

 美緒の手術台での独白。なんで私だけがってずっといじけてた。神
様なんて不公平だから大嫌いだった。でも今は信じてる。この夏私は
最高の贈り物をもらったから。ありがとう神様。もう思い残すことは
ありません。なんて思える訳ないだろう。冗談じゃないよ。ありえな
い。私絶対に死にたくない。神様本当にいるならちゃんと責任をとっ
てよね。生まれて初めてもっと生きたいと思ったんだから。ずっとず
っと生きたいって。

 2ヶ月前。美緒と母・理恵子(夏木マリ)はアメリカで主治医から
手術を受けた方がいいと言われた。研究医師として働いていた高木蓮
子(松雪泰子)からバイパス手術で確率は50%、100人のうち50人が
完治すると説明を受ける。蓮子は日本に帰国するので、相談がある場
合にと連絡先を渡す。

 美緒はもうびくびくして生きるのはうんざりなので手術を受けるこ
とを承諾、その前に旅行に行きたいと言う。蓮子は無理は控えた方が
いいと言うが、美緒は「私に時間を下さい。せめてこの夏が終わるま
で」と病人の涙に勝てるものなしという戦略から泣きおどし。

 東京。和樹の部屋。和樹は寝言で「美緒」と言ってしまい、傍らで
寝ていた斎藤はるな(酒井若菜)に聞かれてしまい、ベットから落と
された。はるなは怒って帰ってしまうが和樹は引き止めない。

 友人の進藤一流(劇団ひとり)の家に和樹と二階堂勝(阿部サダヲ)
と共にに転がり込んでいる。和樹ははるなからもらったお金を見せび
らかし、一流と口論になり、勝も交えて喧嘩になる。和樹は定職がな
く顔だけが良くて金も頭もない。和樹は今でこそイケメンをきどって
いるが、小さい頃はとても太っていた。

 和樹の携帯に美緒から電話。和樹は写真家になる夢が実現し今は一
軒家に住んでいると嘘をついてしまう。美緒はお昼の3時に成田に着
くので迎えに来てほしいというのだ。

 成田空港。和樹と一流と勝の姿がある。二人は和樹と美緒との10年
ぶりの再会場面を見ようと興味津々。和樹は二人に美緒は明るくて素
直で純粋、病弱ではかなげで綿菓子みたいと説明する。

 空港では外国人たちが抱擁しており、それを見た和樹と一流もふざ
けて抱き合っていた。それを見た美緒は「ゲイじゃないの」と言うが
二人は否定。美緒は初対面の二人にいきなり荷物を押し付け和樹の家
へ。

 美緒は和樹と一流に自分の病気と病状について説明、発作が起きて
も首から下げたペンダントに入っているニトロを飲めば5分ぐらいで
発作がおさまると言う。美緒は夏の間滞在するようだ。

 和樹は仕事と偽って和樹と一流たちと出かける。二人は妹の前で見
栄を張ってその場しのぎをする和樹の行動を非難する。

 和樹の部屋。美緒は和樹の撮った写真を見るが、最近のものはなく
その中でも新しいものは2003年のもの。美緒はビアスを見つける。

 和樹は写真家・番場大(竹中直人)の撮影助手をしていたが、「や
ってられるか」と言って辞めた。美緒が来てしまい定職がないのに困
り、番場の元に行く。

 一方、和樹をはるなが訪ねて来た。和樹に女がいることを知ったの
で、忘れたピアスと和樹にあげた10万円返してもらおうと思ったよう
だ。

 美緒がはるなの応対をしたため、はるなは美緒を和樹の女と間違え
る。美緒は和樹と関係のある女のふりをして、和樹のことは何でも知
っているとはるなの感情を煽る。

 美緒ははるなと話しているうちに発作が起きてしまい、病院に運ば
れる。病院には新人医師・結城秋生(平岡裕太)とアメリカで美緒の
担当だった蓮子がいた。美緒は結城を新米だと見抜く。和樹は美緒が
病院に運ばれたと知り慌ててやって来た。

 和樹は蓮子から美緒が秋に難しい手術を控えていると知り驚く。美
緒の処置が終わり、和樹は美緒におんぶをせがまれておんぶする。美
緒は和樹が手術のことを知ったことを知り、一流と勝には言わないで
ほしいと頼む。赤の他人に心配されたくないからという理由だ。

 美緒は病気だから散々憎たらしいやつになって、死んでも人が覚え
ていてくれるぐらい憎たらしいやつになりたいと言う。

 美緒は和樹には自分の言うことを聞いてもらう義務があるのだと言
う。16年前の夏祭りで花火がうまくつかず泣いてしまった美緒。美緒
をどうして慰めていいかわからない和樹は美緒にキスした。美緒はフ
ァースト・キスを和樹に奪われたことがトラウマになっていると言う。

 和樹は彼氏を作ってキスをしてトラウマを払拭すればと言うが、美
緒は恋愛のようにすぐに壊れてしまうはかないものはいらないのだと
言い返す。美緒は和樹にやってもらいたいことがあるのだと言う。

 それは、グラビアみたいな写真を撮ること。和樹は番場の留守にス
タジオに入り込み、ヘアメイクを一流に、衣装をスタイリストの勝に
頼んだ。

 美緒が写真を撮るということを和樹から聞いた蓮子は、心配になり
秋生を見学に行かせる。

 和樹は美緒と秋生を二人っきりにさせてやろうと思い、一流と勝を
外に連れ出す。

 美緒は秋生の家族が全員医者だと聞いて「最悪だ」と言う。家族で
競争になるからというのが理由だ。秋生は美緒の歯に衣着せない発言
を新鮮に感じる。

 留守にしていたはずの番場が突然スタジオに現れ、美緒と秋生の写
真を撮っている。戻って来た和樹たちは冷や汗ものだが、番場は和樹
のアシスタントになりすまして、和樹に写真を撮らせる。

 写真を撮らせたところで、番場は和樹には才能がなく、モデルが悪
い師匠が悪いと言って番場の弟子を辞めたことを暴露する。

 それを聞いた美緒は、兄も最低だが陰険な番場も最低だと批難する。
名のある大先生ならもっと大きく構えたらどうかというのだ。美緒は
怒って帰る。

 秋生は美緒の元気な様子を見て頼もしく思い、蓮子に美緒は手術し
ても助かると思うと電話し、蓮子から手術に絶対はないのだとたしな
められる。

 美緒は和樹に本当のことを言うように迫る。高校を卒業して写真家
になろうと専門学校に行き、スタジオ助手から写真家に弟子入り、頑
張ったが才能がない無理だと言われて3年ぐらい前にあきらめた。が、
やれることがないので、助手を続けていたが首になったのだ。

 それを聞いた美緒は健康でバカみたいに元気でどんなこともできる
和樹が何やっていいかわからないなんて最低だとなじる。

 和樹は美緒にお前だって何でもできるのに病気だということで言い
訳していると反論する。

 和樹は美緒に恋人を見つけてやると宣言する。終わりがあってはか
なくてもすごいものがあることを教えてやると意気込む。

 和樹の独白。妹のために泣いたのはこの時が初めてだった。そして
俺は二度と泣かないと誓ったんだ。このどうしようもない妹に素敵な
恋をさせるまでは。できるかなあ。ほんとに俺。


寸  評  美緒が病気という以外は、重いところがなくてテンポよく進んで
いくドラマだと思いました。井上真央はNHKドラマ「蔵」で主人公・
烈の幼少期を演じていた頃から見ているので、とうとう月9枠に出ら
れるようになったんだあと思いました。気の強い女の子役が多いです
ね。

 伊藤英明がどうしてだかわからないけれど、どうも苦手です。役柄
は28歳という年齢の割に子どもっぽいなあと思いました。しっかりも
のの妹とダメな兄という対比でお互いにどう影響しあっていくのかが
見所でしょうか。

 ところで美緒と和樹の両親なぜ離婚したのでしょうか。娘が病弱で
あれば、家族の絆は深まりそうなものですが。和樹を見ているとダメ
男なので、父親は相当ダメ男だった?

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 夏休みには、息子と一緒に恒例のポケモン映画を見に行きます。ところが、
今年は異変が。ポケモンはもちろん見に行くのですが「西遊記」も息子が見に
行きたいと言うのです。再放送を見て気に入ったらしいのです。子ども向けに
もわかりやすい内容ではあると思いますが意外でした。

 息子は「どんど晴れ」も私と一緒に見ています。主人公の婚約者夏実・征樹
(内田朝陽)と彩華(白石美帆が抱き合っているシーンがあり、夏実がいるの
に「なんで?」と聞かれ説明に困りました。「苦労してるからかわいそうに思
ったんだね」と答えましたが、色々なことに興味を示すお年頃なんだなあ。

 ドラマを見ていて思うのは役者の実年齢とドラマ上の年齢設定のギャップで
す。「ホタルノヒカリ」を見たら、武田真治が30歳で藤木直人が37歳の設定ら
しく部下と上司の設定。何だか違和感があり、調べてみたら二人とも1972年生
まれと同学年でした。「肩ごしの恋人」の高岡早紀がドラマ上米倉涼子とおな
い歳の30歳というのもやはり違和感があります。(たま)

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