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タイトル:Daily Drama Express 2007/06/19 花嫁とパパ (11)  2007/06/22


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/06/19 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 花嫁とパパ
局  名 フジテレビ系
放映日時 火曜21時
キャスト 宇崎愛子(石原さとみ)
 宇崎賢太郎(時任三郎)
 三浦誠二(田口淳之介)
 岡崎安奈(滝沢沙織)
 金山初音(西原亜希)
 神田竜太(忍成修吾)
  槙原環 (白石美帆)
 鳴海駿一(小泉孝太郎)
 犬飼美奈子(和久井映見)
脚  本 いずみ吉紘、小川智子
主題歌  「」

あらすじ  第11回 娘の涙と父の涙

 犬飼美奈子(和久井映見)のカフェを飛び出していった宇崎愛子
(石原さとみ)を探して、父・宇崎賢太郎(時任三郎)は愛子の部屋
を開けるが、愛子はいない。
 携帯に電話するが、愛子は賢太郎からの電話と知ると、切る。
 三浦誠二(田口淳之介)にも電話するが、留守電。

 愛子は、三浦の父・誠造の病室の前まで来ていた。
 その時、誠造は危険な状態を脱したばかりのところで、三浦の母・
房枝と三浦が見守っていた。

 房枝は三浦に、すぐ帰ってきて欲しいと言う。誠造は、たとえ手術
が成功したとしても、無理はできない身体。それに店の経営が思わし
くない。先日のお見合い相手は、店を援助してくれるというから、受
けたのだという。

 愛子の姿を見つける三浦。
 愛子は三浦に話を聞いて欲しくて来た、と言う。
 三浦も、誠造のこと、店のことを話し、愛子に結婚して一緒に静岡
に来て欲しいと言う。愛子と一緒なら、がんばれると思うから、と。
 三浦は、誠造が静岡で手術を受けることになったから、付き添いで
静岡に帰る。その前に返事が欲しい、と言う。


 すっかり朝になってから帰宅する愛子。
 賢太郎は愛子のゴハンを用意して待っていた。

 愛子は、病院へ行っていた。三浦と一緒にいた。夕べは頭が混乱し
てしまって。もう朝帰りはしません、と言うと、着替えて出社する。


 愛子が出社すると、会社辞めて、静岡で呉服屋の女将さんになるの?
と言われる。

 室長室では三浦が、誠造の看病のための有給休暇を申請していた。
室長の鳴海駿一(小泉孝太郎)は三浦に、呉服屋を継ぐのか?と問い、
はいと答える三浦。


 愛子は三浦に返事が欲しいと言われるが、愛子は槙原環(白石美帆)
に、打ち合わせに呼ばれる。


 カフェで賢太郎は美奈子に、愛子が生まれてからは、一度も後悔し
たこと無いのに、愛子が変に気に病んでたら、困るという。
 美奈子は、もう二度とあんな弱気なこと言わないで、と言う。


 鳴海、環、愛子で、ブライダルのプレゼンの打ち合わせ。
 鳴海は愛子に意見を聞く。
 いいデザインだと思うと言う愛子に、鳴海はデザインについて聞い
たのではない。若い人の結婚観について聞いている、という。
 三浦は実家を継ぐらしいが、愛子もついていくのか?と聞き、愛子
に期待しているという。


 愛子は三浦に、一緒には静岡へ行けない。仕事続けたい、と言うと、
婚約指輪を外して、強引に三浦の手に握らせる。


 夕食の席で愛子は左手を隠していたが、つい油断して、賢太郎に見
つかる。
 愛子は、家では外すことにしたとごまかす。

 そこに三浦が訪ねてきて、愛子の指輪を見せる。

 カフェで賢太郎は三浦の話を聞く。
 三浦は、実家に帰ったら待っているであろうお見合い話を断るため
にも、愛子と一緒に静岡へ帰りたい。だから愛子に賢太郎ともよく話
し合って欲しいと頼んだ、と言う。

 賢太郎は、愛子からそんな話、全く聞いていない。愛子は仕事頑張
ると言っている、と言う。
 三浦は本当にそれだけが理由かな?前はついていくと言ってくれた
のに、と心配する。


 鳴海は、初めて父親とライバル関係になるに当たり、遅くまで資料
作成をしている。
 同じく残っていた環が、鳴海を応援する。


 翌朝賢太郎は愛子に、仕事と結婚を両立するんじゃなかったのか。
結婚を断った理由は、仕事だけかと問う。
 どうして?と問う愛子に、今まで三浦と愛子を見てきたが、そんな
ことで壊れるとは思わない、と言う。
 自分を結婚させたいの?と問われ、そんなことはないけど、と賢太
郎。


 愛子は相変わらず岡崎安奈(滝沢沙織)に嫌みを言われる。最後の
仕事がブライダルなんていいわね。いっそのこと式もクライアントの
ホテルで挙げたら、プレゼン有利かも、と。

 婚約指輪がないことを指摘された愛子は、結婚を断ったという。

 環が愛子に、暑気払いの幹事を頼む。場所は美奈子のカフェ。たま
には息抜きも必要、と。

 環は、正直言って愛子に期待していた。愛子なら、仕事も結婚も両
方ともうまくやるのでは、と思っていた、と。


 一緒に静岡に帰れるという三浦に誠造は、静岡に帰ったらすぐに見
合いをして貰うという。

 待ってくれ、と言う三浦に誠造は、家業を継ぐというのはそういう
ことだ、と言う。


 三浦は愛子に電話し、結婚を辞めるなんて言い出したのは、一緒に
いると苦労すると思ったから?それとも店を救うため?と問う。
 愛子はそれを否定する。
 三浦は、本当に仕事だけ?と問い、そうだと愛子。

 三浦は、この間自分のことだけ話してしまったが、愛子が病院まで
訪ねてきたのは、話があったんだよね、と言う。
 愛子は、母親は愛子を生んだために亡くなった。賢太郎は母親の出
産に反対した。愛する人を守りたいと思うのは当然ですよね。そんな
父親を愛子は一人にしておけないと言って、泣く。


 愛子がオフィスに戻ると、賢太郎が一人残っていた。

 愛子は鳴海とバーに行き、何杯もお酒を飲む。
 鳴海は、自分の足で歩ける程度にしておけ、と言う。

 愛子は、鳴海の父親はどんな人か聞く。
 鳴海は、自分を百倍傲慢にしたような人、と言う。
 それじゃ、似てますねと愛子。

 それじゃ張り合えるかもしれない。プレゼンだけでなく、独立して
も。一人で始めるつもりだ。スポンサーもいないし、人を雇う余裕な
ど無い、と言う。

 愛子が突然、自分を連れて行って欲しい。贅沢は言わないから、と
言い出す。


 時計の針は11時を回り、心配して愛子を待っている賢太郎。

 チャイムが鳴って、出ると鳴海。愛子を連れて来たのだ。
 鳴海は、賢太郎と話したいと言う。

 二人で美奈子のカフェへ。

 鳴海は、愛子は結婚しないのか?と問う。愛子に状況が厳しいから
と止めたのに、ついてきたいと言った。今回のプレゼンは、愛子のア
イディアでいく、と資料を見せる。
 『小さいときには、お父さんのお嫁さんになりたかった』のキャッ
チフレーズ。
 父親の存在は大きい、と鳴海。でも、最近、超えたいと思うように
なった、と言う。


 賢太郎が朝起きると、愛子はメモを置いて、出勤していった。プレ
ゼンがあり、夜は美奈子のカフェで暑気払い、とある。


 プレゼン会場で、トパーズ社の人たちとすれ違う鳴海たち。


 病院の待合室で指輪を見つめている三浦。突然、「愛子を忘れられ
ないのか」と声を掛けられ、思わず「はい」と答えてしまう三浦。
 声の主は三浦。

 三浦は、もう愛子のことはあきらめると言う。
 賢太郎は、仕事に愛子を取られてもいいのか?仕事に負けたことに
なるのだぞ、と言う。

 三浦は遂に、「ボクにどうしろと言うのですか。ボクは宇崎さんの
お父さんに負けたのです。愛子さんは、お父さんを一人にはしておけ
ないと言いました」と言ってしまう。

 二人の会話を聞いてしまう房枝。


 美奈子のカフェで美奈子に、愛子の幸せを自分が奪ってしまった!
と言って、頭を抱える賢太郎。

 美奈子は、陽子から預かった、娘・愛子への手紙を見せる。まだ封
は切っていない。『その時』が来たら開けて欲しい。中にはきっと愛
子への思いが詰まっているのだろう、と。

 賢太郎は、『その時』が来たら、美奈子から渡してくれ、と返す。


 帰宅した賢太郎は、今までの愛子との思い出をたどる。

 今日は美奈子のカフェは貸し切り。
 賢太郎は来るの?と問われ、来ない、と愛子。
 明日、三浦と一緒に静岡行くの?と問われ、行かない、と愛子。

 そこに突然賢太郎がやってきて、愛子に三浦と結婚できない理由は、
仕事ではなく、賢太郎を一人にできないことだったんだな?と問う。

 否定する愛子に、本当のことを言えと迫る。
 遂に愛子は、母は自分を生んだために亡くなった。今また自分が行
ってしまったら、また賢太郎を一人きりにしてしまう、と言う。
 賢太郎は、いてくれなんて頼んでいない、と言う。
 愛子は、自分がいたいから、いるのだという。そして賢太郎の手を
ふりほどくと、家に帰り、自室にこもり、泣く。


 翌朝、三浦は両親に、お見合いをするという。でも、愛子と賢太郎
には感謝している。二人に会わなければ、三浦はここに来なかったし、
店を継ごうとも思わなかった、と言う。

 チャイムが鳴り、愛子が出ると、美奈子。賢太郎がどこに行ってし
まったのかわからない、と言う。
 美奈子は愛子に、陽子からの手紙を渡す。
 『その時』というのは、愛子が結婚するとき。陽子は愛子のウェデ
ィング・ドレス姿を楽しみにしていたのだ。でもこのままでは、一生
渡せそうにないな、と言う。


 三浦たち親子三人の前に、賢太郎が現れ、愛子を三浦と結婚させて
欲しいという。愛子が結婚できないと言い出した原因は自分だから、
と。

 こっちにも事情があるんだという誠造に、親なら子供の幸せを一番
に考えるものではないかと土下座して、懇願する。


寸  評  今回は、愛子がずるいと思います。
 確かに、感情として、男で一つで育ててくれた父親を一人残して、
夫の実家に行くことができないというのは、想像できます。
 でも、愛子は三浦に、実家についていくと言ったではないですか。

 結婚は一生の問題。もっと真剣に考えて欲しいですよね。
 客観的に見て、愛子は結婚するには早すぎるのではないですか?
 それに会社だって、三浦と愛子、二人してまだ試用期間のうちに辞
めてしまう、ということですね。

 今回、このドラマにしろ、『プロポーズ大作戦』にしろ、若い花嫁
ですよね。『ホテリアー』の杏子は結婚を取りやめましたが。
 これって、これから結婚する人は二十歳そこそこになるって潮流!?

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 夏ドラマのラインナップを見ていて、大物が不在の気がしました。確かにそ
れぞれ惹かれる部分もありますが、これに人気集中、といえるほどのものがあ
りません。

 とはいえ、今回の『ライアー・ゲーム』や、『特急田中3号』、『プロポー
ズ大作戦』のように、見てみたら大化けするものが見つかるかも知れません。
 『プロポーズ大作戦』は、最初、軽いノリのアイドル起用の月9とバカにし
ていたら、なかなか見応えがありました。
 山P、あの『ハレルヤ チャンス』という台詞、毎回変わり、気持ちを端的
に表していました。
 山P、ジャニーズの坊やと軽く見ていましたけど、なかなかの役者かも。
 『野ブタをプロデュース。』がよかったの、結構山Pの功績かも。
 その後の亀梨主役ものがいまいちだったのを見て、そう思いました。(鈴木)

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