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タイトル:Daily Drama Express 2007/05/03 ホテリアー (3)  2007/05/25


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/05/03 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル ホテリアー
局  名 テレビ朝日系
放映日時 木曜21時
キャスト 小田桐杏子(上戸彩)
 水沢圭吾(及川光博)
 緒方耕平(田辺誠一)
 北野みつ子(片平なぎさ)
 柏木真由美(笛木優子)
 森本正和(竹中直人)
 森本あかね(サエコ)
 後藤加世子(小田茜)
原  作 カン・ウンギョン
脚  本 江頭美智留ほか
主題歌  「」

あらすじ  第三回 突然の恋!4人の運命は

 300本のバラを机上に活け、満更でもなさそうなフロント・アシ
スタント・マネージャー・小田桐杏子(上戸彩)。
 フロントマネージャー・上田奈津子(西田尚美)は、バラのアレル
ギーなのと嫌みを言う。

 総支配人・緒方耕平(田辺誠一)が着て、奈津子が、「お客様から
の頂き物は、規則違反だと申し上げたんですけど」と言いつけるが、
緒方は、「いいんじゃないか」と言う。


 副総支配人・岩間武彦(東幹久)は社長・北野みつ子(片平なぎさ)
に、緒方は追放された二年前と何も変わっていないと言って、あのテ
ープを見せる。

 呼び出された緒方は、お客様のプライバシーなので言いたくないの
ですが.....と言う。
 みつ子は、プライバシーは守ります、と言う。


 秘密を守ることに耐えきれなくなった奈津子は、杏子に昨日のでき
ごとを話してしまう。


 緒方からベルボーイの息子・北野洋介(佐藤祐基)の不始末を聞い
たみつ子は、すぐ先方にお詫びをと立ち上がるが、緒方は騒ぎを大き
くしたくないとの要望で、聞いていないと言う。
 みつ子は母親としても社長としても、申し訳ないと言う。

 社長室を出た緒方は岩間に、洋介は社長の息子とはいえ、一介のベ
ルボーイ。客室を手配した人物がいるはず。社長の息子だからって、
何でも言うことを聞くのではなく、自分に言って欲しい。文句があれ
ば、正々堂々と言って欲しい、と言う。


 大日東開発会長・森本正和(竹中直人)は、朝帰りした娘・森本あ
かね(サエコ)の頬を叩く。
 あかねは、森本は自分のことなんて関心無いでしょう、とむくれる。

 あかねに森本の秘書・柏木真由美(笛木優子)は、森本は大変心配
し、今も仕事中なのに、戻ってきた、と言う。
 あかねは心配なのはあかね自身のことではなく、会社の将来でしょ、
と言う。


 杏子が、緒方を誤解したことを詫びる。
 緒方が奈津子のおしゃべりを苦笑する。


 岩間にレストラン・マネージャー・後藤加世子(小田茜)がうまく
いったか聞く。
 岩間は答えず、不機嫌そうに去っていく。


 杏子はハウスキーパー・紺野里子(大島蓉子)や市川香織(堀まゆ
み)から、今晩レストラン料理長・黒岩輝夫(塩見三省)の料理で、
緒方の歓迎会をサプライズパーティーでやるからと誘われる。


 あかねは友達とダーツバーにいる。
 友達は、あの夜の記憶がない、と言い、あかねはあの夜の記憶を消
したいと言う。

 そこに洋介がやってきて、洋介の友達の失態を詫びる。そして何で
もさせて貰う。もう二度と危険な目に遭わないよう、送り迎えをする。
夜だろうと何だろうと、と言う。

 あかねは、一番望んでいるのはもう二度と自分の前に現れないこと、
と言うと、友達と去っていく。


 ロビーで水沢から今夜の予定を聞かれた杏子は、今日は6時で勤務
あけだが、8時から緒方の歓迎会がある、と言うる
 すると水沢は、6時に迎えに来ると言う。8時までには帰すから、
と。


 客室のトラブルで呼び出される杏子。香織が、「社長を呼べ」とお
客様に言われたから、とみつ子を呼び出していた。

 客はベルボーイ・飯塚雅人(渡邉紘平)に、酒やら雑誌やら買って
こいと命じ、今度は焼き鳥。これで10回目だ。

 客は、社長が来たなら、社長に買ってきて貰おうかなと言う。
 いきり立つ雅人。
 雅人に手を出そうとする客から雅人を守ろうと自分の身体を割り込
ませようとしたみつ子は突き飛ばされ、客が割ったグラスの上に手を
ついて切ってしまう。

 杏子が客の頬を叩き、客は警察を呼べと言って騒ぎになる。

 緒方も駆けつけ、緒方は、杏子や雅人を部屋の外へ出す。
 部屋に一人残ったみつ子は、土下座して詫びる。

 心配しながら社長室でみつ子を待つ緒方と杏子。

 戻ってきたみつ子は、何とかおさまったという。
 詫びる杏子に、ホテルの中では、どんなお客様でも大切にしなけれ
ばならない。でも、杏子が自分のことをかばってくれたのは、親代わ
りとしては嬉しい、と言う。


 プールサイドにたたずむ杏子。
 水沢がやってくる。
 杏子は水沢との約束を忘れていた。

 杏子は、この場所が自分の出発点だ、と言う。昔、杏子も自分の居
場所が無いと思っていた。でも、ある人のおかげで、自分の居場所を
見つけられるようになった、と言う。

 水沢は、その人は緒方かと問い、認める杏子。

 杏子は、自分のことばかり話してしまったことを詫びる。
 水沢は、今度は、自分の話を聞いて欲しい、と言う。

 ロビーに8時に戻ってくる。
 水沢に礼を言ったとき、杏子は緒方から貰ったペンダントが無いこ
とに気づく。
 慌てて引き返して探す。


 レストラン主任・荻原隆一(丸山智己)が、緒方に、黒岩がカンカ
ンになって怒っていると言って、厨房に呼び出す。
 緒方には、怒られる心当たりが無いのだが、それでもドキドキして
いる。

 すると厨房で開始されたのは、緒方の総支配人就任を祝うサプライ
ズ・パーティー。荻原が、昔黒岩が、祝い事はサプライズでなければ
と言ったから、と説明するが、黒岩はとぼけている。
 そのパーティーに、杏子の姿は無い。

 謝る雅人に緒方は、「二度同じ過ちは繰り返さない」と言う。

 奈津子は、杏子はきっと300本のバラの人とデートしているのだ
ろう。仕事を頑張るためにも恋は必要、と緒方を見るが、緒方は上の
空。

 緒方がタバコを吸いに、プールサイドへ出てくると、丁度、水沢と
杏子が戻ってくるところだった。会はそろそろ終わりで、緒方は、締
めの言葉を、と呼ばれて行ってしまう。


 杏子は、翌朝もペンダントを探しに行くが、見つからず、もうすぐ
勤務時間。


 水沢とキクチは、銀行が持っている東京オーシャンホテルの株を
5%増しで買い取る合意を取り付ける。


 緒方はみつ子に、敵対的買収から生き残る方法を、弁護士と相談し
たい、と言う。


 森本は、水沢が着々と買収工作を進めていることを喜ぶ。


 真由美があかねの素行調査記録を森本に提出する。


 杏子は、水沢から風邪薬が欲しいと言われ、届ける。必要としてい
るのはキクチだった。

 水沢は、無くしたペンダントの代わり、と言って、ティファニー
(?)のハートのペンダントを差し出す。

 杏子はいただけない、と断る。訳を問う水沢を振り切る。

 キクチは、買収は順調だから、ホテルの女を利用するまでのことも
ない。後腐れ無く別れろ、と言う。

 水沢は出かけてくると、出て行く。


 杏子が仕事を終えて出て行くとまもなく、緒方も出て行く。
 どちらへ?と問う奈津子に、今日は引っ越し、と緒方。近くのマン
ションに空きが出たから、と。
 喜んで、手伝います、と言う奈津子に、荷物は紙袋一つだから、と
断る緒方。


 森本から素行調査の結果を見せられ、よくない友達と付き合うのは
やめ、アメリカに留学して、MBAを取ってこい、と命じられるあか
ね。フラフラしていると、母親のようなろくでもない女になってしま
う、とも。

 あかねは、自分の人生、森本の指示なんて受けない。母親のように、
森本の前から消えてやる、と言うと、雨が降る中、傘も差さずに屋敷
を出て行く。


 杏子が雨の中、プールサイドへ行くと、人影。水沢だった。杏子の
ペンダントを探しているのだ。
 杏子が、もうあきらめたので辞めてください、と言っても、水沢は、
あのペンダントは杏子にとって大切なもののようだから、とやめない。


 緒方が雨の中歩いていると、前方から、ずぶ濡れのあかねが近づい
てくる。そして今晩部屋ありますか?と聞くと、緒方の胸に倒れ込む。


 遂に水沢は、杏子のペンダントを見つける。
 水沢は杏子に向こうを向くように言うと、杏子の首に、ペンダント
を止める。そして緒方のことを好きなのか、と問う。

 無言の杏子に、杏子のことが好きだ。今まで負けるような戦いはし
てこなかったが、自分が杏子に受け入れられる可能性があるか、と問
うと、杏子を抱きしめる。


 緒方は、目を覚ましたあかねに、紅茶を入れてあげる。


 翌日、総支配人室に、あかねが緒方と共にいる。
 心中、穏やかではない美奈子と杏子。

 あかねは緒方に、このホテルで働かせて欲しいという。
 緒方は条件があると言って、洋介を呼ぶ。
 やってきた洋介を見て、あかねは洋介のことなんて、忘れていたと
いう。

 緒方は洋介に、あかねの保証人になるよう言う。保証人になるから
には、遅刻、欠勤などは許されない。破れば洋介だけでなく、あかね
にも一緒に辞めて貰う、と言う。
 了解する洋介。

 緒方は杏子に、あかねの面倒を見て欲しいという。

 あかねは緒方に、杏子は彼女か、と聞く。
 緒方が、「まさか」と答えると、ホッとするあかね。

 あかねはレストランに配属され、加世子から今日中にメニューをす
べて覚えるよう、指示される。
 びっくりするあかねに、緒方のコネだからって、甘くはしない、と
加世子。


 杏子は、出かける水沢に声を掛ける。
 サングラスをかけて、厳しい顔をしていた水沢は、サングラスを外
すと、にこやかに杏子を見る。水沢はキクチが車を回してくるのを待
っていた。

 あかねが杏子に声を掛ける。水沢がこのホテルに泊まっているのか?
と。
 杏子がそうだと答えると、あかねは、水沢は客ではない。企業ハン
ターだ、と言う。

 杏子は、水沢の職業を聞いたとき、水沢は「ハンター」だと言い、
すぐあと、冗談のように「経営コンサルタント」と言っていたこと。
奈津子が、東京オーシャンホテルはどこかのホテルグループに買収さ
れるのかと、お客様に聞かれたことを思い出す。


 韓国のM&Aの専門家・シン・ドンヒョク(ペ・ヨンジュン)から
緒方へのメール。
 大日東開発に雇われた企業ハンターが、東京オーシャンホテル買収
に関わっているようだ。
 ハンターの名前は水沢圭吾。アメリカ在住の日本人で、これまで世
界各国で買収を成功させている。失敗したことは一度もない。
 買収を成功させる為には、手段を選ばない冷酷な男だ。
 ターゲット企業の役員のプライバシーを徹底的に調査し、スキャン
ダルをネタに、脅迫同然で同意させたり、時には罠を仕掛けてスキャ
ンダルを作ることもある。
 血も涙もない男だ。決して油断するな。


 杏子は水沢の車を追いかける。

 水沢は車を止め、杏子と向き合う。
 杏子は水沢に、東京オーシャンホテルを買収しようとしているのか。
それに自分を利用しているか、と問う。


寸  評  遂に水沢の本性が杏子に知れてしまいましたね。杏子の心が水沢
に傾きはじめていたかと思いましたが、これで、緒方に戻るのでしょ
うか。
 今まで緒方に思いを寄せるライバルは奈津子でしたが、ここで突然
あかねまで登場してしまいましたね。しかも、あかねは緒方に直接好
きな人がいるのかときけるほど大胆。お嬢様は、常識に縛られないだ
けに、むしろ手強いライバル!?

執 筆 者 鈴木()

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2. 編集後記
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 取り貯めてあった、「特急田中3号」をまとめて見ています。きっかけは、
会社のテツ仲間、もとい仕事仲間から、ドラマに出てくる桃山ホテルの舞台は、
5月25日に開業する実在のレストランだと聞き、どのように線路が見えるか、
見てみようと思い立ったからです。
 見始めてみて、こんなにディープなてつの世界でいいのか!?と思える内容
でびっくりです。どれぐらいの人が真剣に見ているのでしょうか?(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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