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タイトル:Daily Drama Express 2007/04/26 ホテリアー (2)  2007/05/22


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/04/26 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル ホテリアー
局  名 テレビ朝日系
放映日時 木曜21時
キャスト 小田桐杏子(上戸彩)
 水沢圭吾(及川光博)
 緒方耕平(田辺誠一)
 北野みつ子(片平なぎさ)
 柏木真由美(笛木優子)
 森本正和(竹中直人)
 森本あかね(サエコ)
 後藤加世子(小田茜)
原  作 カン・ウンギョン
脚  本 江頭美智留ほか
主題歌  「」

あらすじ  第二回 危険な客からの300本のバラ!?

 フロント・アシスタント・マネージャー・小田桐杏子(上戸彩)は、
M&Aの専門家・水沢圭吾(及川光博)と弁護士のエドワード・キク
チ(甲本雅裕)を、ホテルで最高の部屋に案内する。

 キクチはすぐにビジネス・センターの場所を聞く。

 部屋を出ようとする杏子を水沢が呼び止める。だが、その時、水沢
の携帯が鳴る。大日東開発会長・森本正和(竹中直人)からで、敵地
に乗り込んで買収工作なんて、水沢は大胆だと言った後、総支配人・
緒方耕平(田辺誠一)は、要注意人物だと言う。

 水沢の電話が終わり、杏子が何か質問があるかと問うと、水沢は杏
子の勤務が何時までか聞く。食事に誘いたい、と。
 杏子が、今日は10時までと答えると、水沢は改めて誘う、と言う。

 杏子が出て行くと水沢はキクチに、緒方について、家族構成から経
歴まで、何もかも徹底的に調べ尽くすようよう指示する。


 杏子がフロントに戻ると、緒方は水沢たちと知り合いか、と聞く。
 杏子は韓国でお世話になったと答える。


 緒方が戻ってきたことは、従業員たちに、様々な波紋を投げかけた。

 副総支配人・岩間武彦(東幹久)は緒方に面と向かって、緒方を総
支配人と認めないと言い切る。

 フロントマネージャー・上田奈津子(西田尚美)は、緒方に花を持
っていき、緒方を歓迎しているという。緒方に好意を持っているらし
い。


 森本が、前社長・北野幸治郎(大杉れん(インターネットの標準外
の漢字のため))のお悔やみを言いに、北野の妻・北野みつ子(片平
なぎさ)を訪ねる。そしてこのまま東京オーシャンホテルは傾くのを
見ていられないので、自分に任せないかという。
 即座に断るみつ子。

 森本がみつ子に、相変わらずお美しいというと、みつ子は森本はす
っかり変わってしまったと切り返す。


 みつ子は緒方に、バンケット部門だけはどうやら持ちこたえている
が、宿泊部門を始め、その他の部門は、軒並み落ち込んでいる。追加
融資も、森本のせいで受けられない。
 でも、みつ子は緒方に期待している。緒方のことをいろいろ言う者
もいるが、今度は自分が必ず緒方を守る、と言う。


 森本を会長室に訪ねる水沢とキクチ。そこには娘・森本あかね(サ
エコ)も同席しているが、仏頂面。

 森本は、一人娘に跡を継がせたいので、こうして同席させている。
水沢と結婚してくれればと言うが、あかねは森本の指示も受けなし、
森本の仕事にも興味がない、とそっぽを向く。

 話は契約内容にうつる。水沢とキクチの滞在費は全額経費として請
求する。報酬は50億と買収後の東京オーシャンホテルの株の5%。
期間は三ヶ月。なるべく株価が高騰しないよう、少しずつ買い集める。


 電話を受けた杏子は、客室へと走る。
 そこでは年配の男性客が倒れていた。すでにハウスキーパー・紺野
里子(大島蓉子)や市川香織(堀まゆみ)、ベルボーイ・飯塚雅人
(渡邉紘平)が駆けつけ、声を掛けているが、反応が無い。

 緒方も駆けつけてきて、杏子にAEDを持ってくるようにと言うと、
人工呼吸をし、心臓マッサージをする。

 AEDの効果か、お客様は息を吹き返す。


 総支配人室で緒方がホッと一息ついていると、杏子がコーヒーを淹
れてくれる。緒方の好みを正確に覚えていた。
 杏子は、韓国のM&Aの専門家・シン・ドンヒョク(ペ・ヨンジュ
ン)が言っていたとおりだと、あの時のハンカチを取り出してつぶや
く。

 緒方は杏子に怒られると思っていた。杏子の必死の説得も聞かなか
ったのに、こうして戻ってきて、と言う。
 杏子は、怒るわけ無い、と言う。
 緒方は、自分が戻れたのは、ドンヒョクが背中を押してくれたから、
と言う。
 ドンヒョクには感謝しなければ、と杏子。

 杏子の携帯が鳴る。出ると水沢。

 杏子は、水沢が待っているバーラウンジへ行く。
 水沢は杏子に座るよう言うが、杏子は勤務時間中なので、と断る。
 水沢は、ほんの少しならと言って、杏子は水沢の向かいに座る。

 水沢は、日本には仕事だけではなく、杏子に会いに来たという。日
本は二十年ぶり。父親の海外赴任に連れられてアメリカに渡って以来、
と。
 杏子が、日本が恋しくならないかと問うと、水沢は、普通はそうい
う気持ちになるのか?でも、自分は全然そんな気持ちにならない。ど
こか壊れているのだろう。ずっと居場所を求めている、と言う。


 職場に戻った杏子は、水沢の言葉を反芻する。
 緒方は杏子に、お客様とは節度を持っておつきあいするよう言う。


 翌日、緒方がお客様の命を救った話は、ホテル中に広がっていて、
緒方の人気は鰻登り。


 森本家では、森本があかねに、今週の金曜日は、予定を開けておく
ように命じる。平和商事のパーティーがあるからだった。今度は途中
で抜け出さないように、と釘を刺す。
 あかねが、森本の今夜の予定を聞くと、わからない、と森本。
 あかねはふてくされ、森本は仕事へ行く。

 森本の秘書・柏木真由美(笛木優子)は、今日はあかねの誕生日だ
から、森本も仕事の合間を縫って、顔を見せるだろうと言うが、あか
ねはもう誕生日が嬉しい年でもないし、とふてくされたまま。


 水沢はキクチに、東京オーシャンホテル周辺の地価を調べるよう命
じると、自分は杏子に会いに行く。
 キクチが、女は危険だぞと止めても、水沢は聞かない。

 水沢が杏子を食事に誘うと、杏子は勤務中なのでと、断る。


 あかねが友達と大学を出ると、門前でベルボーイの息子・北野洋介
(佐藤祐基)がスポーツカーで待っていた。洋介の友達も車の中にい
る。
 洋介があかねを誘う。
 でも、あかねは断る。

 あかねの友達の話から、今日があかねの誕生日と判明。


 緒方が厨房へ行くと、厨房でも緒方の人気は高い。
 レストラン料理長・黒岩輝夫(塩見三省)も、「遅くなったけど、
お帰り」と声を掛ける。


 杏子がプールに、お客様の忘れ物を取りに行くと、岩間とレストラ
ン・マネージャー・後藤加世子(小田茜)が内緒話をしていた。緒方
は二年前にあんな事件を起こしたのだから、総支配人にはふさわしく
ない、と。
 それを聞いた杏子が、あれはでっちあげだと抗議すると、二人は杏
子がその場面を見たのか。それに立ち聞きなんて、とかさに掛かって
杏子を責める。
 杏子は怒って行ってしまう。

 岩間の携帯が鳴る。洋介からで、シャンパンとバースデーケーキを
用意して欲しいと言う。


 杏子が緒方をバッティングに誘うが、緒方はまだ仕事だから、と断
る。

 杏子が一人でバッティング。なかなか打てない。
 その時、水沢が声を掛ける。今は勤務時間じゃないからいいよね、
と。


 岩間が裏口から出てきて、洋介に部屋キーのカードを渡し、シャン
パンとバースデーケーキは用意してある。ほかにも必要なものがあれ
ば電話してください、と言う。

 洋介が、岩間に用意させたスイート・ルームで、四人は騒ぐ。
 洋介の友達が、「洋介は.....」と本当の身分を言おうとするが、
洋介は止め、あかねたちにただのベルボーイと思わせておく。


 水沢は今までバッティングをやったことがない。チームプレーは嫌
いだったから、と。
 杏子は、入社した頃、緒方に連れてきて貰った。スッキリするから、
と。今の自分があるのは、緒方のおかげ、と言う。

 杏子に仕事を聞かれた水沢は、経営コンサルタントと答える。
 杏子は、韓国や日本をまたにかけ、すごいと言う。


 洋介たちは音楽を大音量でかけている。
 ベッドの上で酔って寝ているあかねを、洋介の友達が襲おうとする。

 キクチはフロントに、隣の部屋がうるさくて仕事にならない、と苦
情を言う。

 緒方と奈津子は、その部屋は今晩、使っていないはずだが、と言い
ながら訪ね、ノックをするんが反応がない。
 マスターキーで開けて入り、洋介たちのらんちき騒ぎと、あかねが
襲われそうになっているのを知る。

 助けられたあかねは、騒ぎにしたくない、と言う。
 緒方は、とりあえず自分の使っている部屋にあかねを寝かせ、自分
は総支配人室で休む、と言う。そしてこのことは奈津子と二人だけの
秘密、と。
 『二人だけの秘密』という言葉に舞い上がる奈津子。

 緒方はスイートルームに戻ると、洋介を平手で打つ。二年前と変わ
っていない、と。
 説教は聞きたくないと言う洋介に、説教されないようにしろ、と緒
方。


 翌朝、緒方の好物のサンドイッチを手に、緒方が泊まっている部屋
を訪ねる杏子。
 でも、出てきたのはバスローブ姿のあかね。

 杏子が落ち込みながらオフィスへ入ると、緒方がコーヒーを淹れて
くれる。
 杏子は、二年前の二の舞にならなければと心配するが、緒方は総支
配人としての適切な判断として、杏子にも事情を明かさない。
 杏子は緒方にサンドイッチを渡すと、怒ってオフィスを出て行く。


 キクチの緒方の調査書。
 緒方は1970年生まれの37才。両親はすでら亡いが、父親が東
京オーシャンホテルの警備員をしていたことから、大学卒業後就職。
25才の時、アメリカの大学院でホテル学を学び、MBAも取得。
2年前に一度事件を起こして辞めていたが、前社長の死去に伴って、
呼び戻された。かなりの切れ者で、評判もいい。

 水沢は、それほどの男なら、ホテル内に敵もいるだろうから、探す
よう指示する。


 緒方はあかねに、ベルボーイが無礼をはたらいたことを詫び、両親
も心配しているだろうから事情を話しましょうか、と言う。
 あかねは、両親は心配などしていないのでいいと断る。

 緒方が先導して部屋を出るところを、加世子に見られてしまう。
 加世子は岩間に報告。
 二人は警備室へ行き、監視カメラに写っている、その時の様子を見
る。それを見て喜ぶ岩間。


 緒方が命を助けたお客様が、緒方に挨拶する。そして自分の会社の
パーティーを東京オーシャンホテルで行うという。千人規模のパーテ
ィー。
 厨房も盛り上がる。

 緒方のその話に浮かれる奈津子。杏子が、オーシャンホテル従業員
心得その1『お客様の満足のために働くこと』と言うが、奈津子は後
で働くから、と言って、緒方をたたえる。
 聞いていて満更でもない杏子。

 杏子のところに大量の赤いバラ。水沢から。

 杏子は FITNESS CLUB にいる水沢を訪ね、お客様からプレゼントは
貰えないと断る。
 水沢は、では自宅に送りましょうか?と言う。
 杏子が、そういうことではなくて、と言うと、水沢は迷惑ならほか
のホテルに移る?と言う。
 それは絶対に駄目、と杏子。

 水沢は、なぜ300本のバラだと思う?と聞く。
 わからない杏子。
 水沢が杏子に初めて会ったレストランの店名が "Three Hundred 
Roses" 。あれが運命の出会いだったかも知れない。その時から杏子
のことが好きだ、と言う。

 そんな二人を見ている緒方。


 キクチは水沢に、債権者リストができた、と言う。


寸  評  緒方はやっぱり脇が甘すぎるのではないですかねぇ。人には、同
じミスをしないように言いながら、自分は同じようなことをやってい
るではないですか。女性と二人きりになってはいけない。
 あの場面であれば、奈津子にあかねの世話を任せ、空き室を一つ使
えばよかったではないですか。
 こんなことをやっていたら、たちまちまた解雇の憂き目にあうので
はないですかねぇ。

 ところで、緒方の経歴ってすごいですね。37才でというか、もっ
と若いときに総支配人になっている。彼は社長に次ぐナンバー2とい
うことですよね。MBAがものをいったのでしょうか。

執 筆 者 鈴木()

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2. 編集後記
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 遂にバイオリン再開です。
 最近、楽器の練習をしていると騒音だという近所のトラブルになるというの
で、なかなか練習ができないでいました。
 でも、弾きたい!という気持ちが高ぶってきて、電子バイオリンを買ってし
まいました。電子バイオリンだと、音が小さくてすみます。ただし、電子ピア
ノと違って、構造的には、弦をこするので、音自体は出るのですが、テレビの
音より小さい程度、とのことです。これで、練習できます。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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