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タイトル:Daily Drama Express 2007/04/23 プロポーズ大作戦 (2)  2007/05/14


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/04/23 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル プロポーズ大作戦
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 岩瀬健 (山下智久)
 吉田礼 (長澤まさみ)
 榎戸幹雄(平岡祐太)
 多田哲也(藤木直人)
 奥エリ (榮倉奈々)
 鶴見尚 (濱田岳)
脚  本 金子茂樹
主題歌  桑田佳祐『明日晴れるかな』

あらすじ 第2話「コーヒー牛乳で結婚できる!?」  

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<妖精(三上博史)の言葉>男の名前は岩瀬健(山下智久)。結婚式
場に現れた憐れな男である。これまで何百という結婚式を見てきたが、
新婦に対してここまで後悔している男は稀である。そもそもこれほど
悔いている者は結婚式には参加しないものだ。幼馴染であるがゆえ彼
女の思いをずっと伝えられなかったつけが、皮肉にもこんな形でめぐ
ってくるとは、しかも結婚を祝福するスピーチまで任されてしまうと
は、つくづく憐れな男である。男は、スライド写真を見ながらやりな
おしたいと強く願った。見るに見かねた私は写真の時代に戻ることを
許可した。私とは無論この教会に住む妖精である。
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 健は同じ写真に戻ることは無理でも、違う写真ならいけるかもしれ
ないと思い、次のスライドの写真を見ると、仲間5人で写っているが、
吉田礼(長澤まさみ)が怒っている。礼はなぜ怒っているのだろう?

 健は礼が言った「こんなにずっと一緒にいるのに、ケンゾーは何に
もわかってないよ」という言葉を思い出す。でも、「わかってないっ
てなんだよ」と思いながらも、「やり直したい。もう一度」と強く願
う。

 健の周りが暗くなり眩しい光が差し込み、ハレルヤが流れ妖精が現
れた。妖精は「運命はちょっとやそっとじゃ変わらない」と前置きす
る。健は今度こそ頑張ると約束する。妖精は頑張るっていうやつほど
頑張らないと皮肉を言うが、健に再度チャンスをくれた。

 健は「ハレルヤチャンス」と呪文を唱え、過去に戻った。

 健の戻ったのは、学園祭の後片付けをしている教室。健と礼は伊藤
先生(松重豊)に暗幕を視聴覚教室に持っていくように命じられる。

 礼は健に「私、コーヒー牛乳でいい」と言うが、健はそれが何のこ
とかわからない。礼は二人で奥エリ(榮倉奈々)がミス立修に選ばれ
るかどうかを賭けをしたこと、エリは選ばれ賭けには礼が勝ったので、
健にコーヒー牛乳をおごってほしいということだと説明する。

 教室に戻った礼は健に、借りていたモンパチのCDを返す。鶴見尚
(濱田岳)が健にCDを貸してほしいと言うが、礼が強い口調で「ダメ」
と言う。健は礼の気持ちを察して鶴見には貸さなかった。

 健は礼のため、コーヒー牛乳を買おうとしたが、お金が足りなくて
買えず、礼に謝ると、礼は健には期待していないとにくまれ口。健は
礼が不機嫌なのは、コーヒー牛乳をおごらなかったせいなのか?と考
えると、礼の机の上には「乳の科学」「牛乳生活」などの本があった。

 健は礼が、乳製品を愛していると思い、何としてもコーヒー牛乳を
手に入れようと思う。

 野球部の部室でも、流しそうめんをしていた鶴見と榎戸幹雄(平岡
裕太)に借りようとするが断られ、榎戸に教室のフランケン(学園祭
で使った)の顔にお金が入っているからと言われた健は、その中から
小銭を失敬する。

 健は購買部にコーヒー牛乳を買いに行くが売り切れ、その牛乳は伊
藤先生に買われていた。健は高校をこっそり抜け出し、スーパーに行
くが売り切れ。次に銭湯に行くが、お風呂に入った人にしか売らない
と言われて、風呂に入り、コーヒー牛乳を買う。

 しかし、健は校門で伊藤先生に見つかり、コーヒー牛乳を取り上げ
られ、飲まれてしまう。おまけに、健は礼に掃除をさぼって出かけた
と皮肉を言われる。

 いつもなら健は言い返すが、健は言い訳せずに謝った。すると礼は
健にコーヒー牛乳を買うために一生懸命になってくれたことに「でも
嬉しいよ。気持ちだけもらっとく。ありがとう。」と言う。礼は笑顔
になったが、教室に入っていく時に、また暗い顔になっていた。

 教室に集まった仲間5人は、放課後ケーキを食べに行く約束をする。
ケーキをみんなにおごる人を決めるため、紙飛行機を校庭に飛ばす。
飛ばしたのは、健だけで、健は伊藤先生に見つかり叱られる。

 その隙に礼たちは帰ってしまう。健が教室に帰ると黒板に
「健 18歳おめでとう」「ハンバーガーショップジョーダンで待って
る」とメッセージが書いてあった。

 健は礼から返してもらったCDを聞く。高校生の頃、礼のことを考
えてあげていたら、言い合いばかりしていつも不機嫌な顔にさせてい
たことを反省する。

 健は今日ここで自分がやったことがこれでよかったのかと、もう一
度振り返る。礼の不機嫌な顔の原因は、返してくれたCDにあるので
はないかと思い、ケースをあけると、メモが落ちた。メモには
「645か〜645せ」とある。健はそれが礼が持っていた図書室の本の背
に張ってあったラベルの番号だと思いつく。

 健が図書室に行くと「645か〜645せ」の場所に阪神タイガースのバ
ースのフィギュアがあった。健は小学生の頃からバースのファン。そ
こには、タイガースの絵柄のばんそうこう。礼は健がひじにケガをし
ていることを心配してくれていたのだ。バースのフィギュアには、
「ケンゾーへ バースからのハッピーバースディ 礼 なんちゃって」
と書かれたメモが貼ってあった。

 健は過去の自分に無性に腹立たしさを感じながら、礼に無性に会い
たくなって、全力疾走した。

 店に入った健。礼は健のひじのばんそうこうに気付いた。健と礼は
少しの間二人っきりになった。健は礼にメモを見せ「あんなの普通わ
かんないぞ。おれだからわかったよ」と言う。礼に見せたメモの裏に
は、コーヒー牛乳と書かれており、健は礼に、健がコーヒー牛乳をお
ごる引換券だと説明する。

 健は礼に、明日朝一番に学校に行った方がいいと言う。そこへエリ
たちが健のためのケーキを運んできた。

 健は礼に見てもらいたくて、教室の黒板に「大事な人がすぐ隣の席
にいた」とメッセージを残した。しかし、それは、伊藤先生の所に教
育実習の挨拶に来ていた多田哲也(藤木直人)にいたずら書きとして
消されてしまったのだった。多田は礼の結婚相手。

 そんなこととは知らない健は、マスターに誕生日記念の写真をとっ
てもらっている。そこで健は現在に戻る。スライドの写真は、礼は笑
顔に変わり、健はフィギィアを持っている。

 再び健の前に現れた妖精は「人が結婚するということは並大抵のこ
とじゃないってことだ。少なくともバースと出会ったぐらいじゃ結婚
できっこない」と言う。

 妖精は少なくともアィデアだけはあったと健を少し評価する。妖精
は次の日、健は礼にコーヒー牛乳をおごったが、礼はメッセージを読
まなかったことを教えてくれる。

 妖精は「読まれない告白ほど無意味なものはないけどな。観光地の
石碑に書いてある俳句みたいなもんだ」と評する。

 そして、妖精は「あんまり気にするな。まだスライドは終わった訳
じゃない」と励ます。

 次の写真は、教育実習を終えた多田が学校を去る日に撮ったクラス
写真。健は多田との別れが辛くて号泣している。


寸  評  初回は、ちょっと間延びしたような感じで、どうかな?と思いま
したが、今回はエピソードがまとまっていて、面白かったです。ただ、
礼が書いた暗号のようなメモはわかりにくいですね。ドラマなので、
面白く見られましたが、実際にそんなことをやられると、ちょっとわ
かりにくい相手だなと思ってしまうと思います。

 高校生ぐらいの頃は、女の子の方が精神年齢が高いように思うので
6年たって健も成長し、ようやく礼の思いに気付くようになったとい
うことでしょうか。そう考えると、礼のようにストレートに気持ちを
現わさない女の子は、多田のような年上の男の人を選ぶことになって
しまうのか。

 妖精は思いの外、親切ですね。次の機会はどうなるのか楽しみです。
それと、妖精のセリフがなるほどと思える言葉が多いので、こちらも
楽しみにしています。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 やっぱりというべきか「セクシーボイスアンドロボ」は、視聴率が低迷して
きました。第3話もよかったのに。二時間ドラマをやっている時間帯なので、
マニアチックなドラマは受けないんでしょうね。でも、見ると最初変だけど、
最後の方でホロリとさせる展開で、見た後考えさせられます。浅丘ルリ子のセ
リフも毎回何かしら胸に来るものがあり、「気のすすまない仕事でも押し付け
られたことでも自分らしいやり方でやり通すこと、それが自分らしく生きると
いうこと」(第3話)なんか気に入ってます。(たま)

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