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タイトル:Daily Drama Express 2007/04/27 帰ってきた時効警察 (3)  2007/05/13


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/04/27 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 帰ってきた時効警察
局  名 テレビ朝日系
放映日時 金曜23時15分
キャスト 霧山修一朗(オダギリ ジョー)
 三日月しずか(麻生久美子)
 熊本  (岩松了)
 又来  (ふせえり)
 十文字疾風(豊原功補)
 真加出 (小出早織)
 サネイエ(江口のりこ)
 蜂須賀 (緋田康人)
 諸沢  (光石研)

脚  本 三木聡ほか
主題歌  「」

あらすじ 第3話「えっ!?真犯人は霧山くん!?」

 総武警察署の時効を迎えた事件を管理する「時効管理課」に所属す
る霧山修一朗(オダギリジョー)には、時効になった事件を調べると
いう趣味がある。

 現在、巷で流行っているのは、プクーちゃん人形。時効管理課でも
人気のキャラクター人形だ。プクーちゃんという頬がふくらんだ少年
の紙芝居が元になった人形だが、内容は、みもふたもない話だ。

 そのプクーちゃんの生みの親である・尾沢ミツコ(杉本彩)が関係
する時効事件があった。「沈みがち人形事件」というのだが、霧山は
熊本(若松了)からその事件を調べてみてはどうかと勧められる。

 15年前、ミツコ(当時20)と清原みつよ(満島ひかり)(当時19)
の2人は、自分たちのためのマスコット人形を描いて、漫画にしてみ
たがうまくいかず、公園で「沈みがち人形」の紙芝居を始めた。それ
を見た一人のプロデューサーが、朝の番組の1分枠で「沈みがち人形」
の紙芝居を起用した。

 「沈みがち人形」は大ヒットし、マスコット人形もでき、ミツコと
みつよは豪邸に住むようになる。その頃から二人の間では、著作権の
問題が持ち上がる。二人はいがみ合い、別々の弁護士を立てて権利を
主張したが、突然みつこが死んだ。

 ある日、自宅の階段から転げ落ちて死んだのだ。事件か事故かそれ
が焦点となったが、15年の月日が流れ時効となった。「沈みがち人形
事件」は時効になったが、その後ミツコが雇った助手も変死している。

 助手が変死するたびに新しいキャラクターが生まれると噂される。
この沈みがち人形が一人の死を生み、次の「バタンキューちゃん」が
もう一人の死を生んだ。しかし、どちらも事故として処理され、現在
は「プクーちゃん人形」が今年大ブレイク。

 十文字疾風(豊原巧補)は、霧山がこの事件を解析するのは無理だ
と断言。署内のあらゆる頭脳が結集したが、現場にあったありとあら
ゆる物証を読みとけなかったのだ。

 15年前の4月14日火曜日。署にミツコから電話があり、みつよの死
体があった。一見ただの落下に見えたこの事件の被害者の手にはなぜ
か卵が握られており、その卵には「私の」と書かれていた。階段の途
中にはタコ。みつこの服はすべて裏表逆さま。窓はうっすらと開いて
おり、窓にはバラの鉢植えが挟まっていた。鉢植えには「明日の午前
中に」のメモがささっていた。

 家中のミツコとアシスタントの二人が犯人であるという断定はでき
たが、なぜ被害者の手に卵、服が逆さまだったのか?

 2件目の「バンタキューすべて逆さま事件」は平成17年6月10日。新
しいアシスタント・三津屋小百合(早川美緒)(当時21)が階段から
転落死。部屋の家具が逆さまになっており、死体のダイイング・メッ
セージが「ちんちんだもんね」。窓べにはやかん。

 霧山と三日月しずか(麻生久美子)は、蜂須賀(緋田康人)と十文
字からプクーちゃんのビデオを借りる。

 取材を受けているミツコに霧山としずかは会いに行く。霧山は「全
部ミツコさんが作ったんですか?」と質問する。ミツコは「最初の沈
みがち人形はつみよさんとの魂の交流からできたもの。後は全部オリ
ジナルよ」と答える。

 霧山はミツコに自分は警察官で趣味で時効になった事件を調べてい
ると説明すると、ミツコは「うちに来て。なかなかセクシーね」と霧
山を気に入った様子。

 ミツコの住む豪邸「プクー御殿」に来た霧山としずか。ミツコはア
シスタントに「何やっとるの。うみゃーご飯あるでよ。あっちに行っ
とりゃー」と名古屋弁で話している。ミツコは名古屋出身。

 ミツコは、15年前の事件は自分がやったと自供ともとれる大胆な発
言をする。ミツコは霧山をいたく気に入ったようで、ベッドの中だっ
たら洗いざらい話してもバッチグーよ」と霧山を誘う。

 この事件を諜報組織「トップシークレット本部」も調べていた。内
偵員は、霧山が以前から時効になった事件を調べ、犯人に変なカード
を渡していることや、カードには「誰にも言いませんよ」と書いてあ
ることから、霧山を怪しい人物としてマークしている。

 ミツコから呼び出された霧山。霧山はミツコの家で、ミツコとみつ
よのツーショット写真を見つける。みつよは逆さまの服を着ていた。
ミツコによるとみつよは、どこに物を置いたかを忘れてしまうぐらい
そそっかしいという。

 霧山の前に、内偵者たちが現れて、霧山を怪しい人物としてマーク
していると言う。熊本(若松了)、サネイエ(江口のりこ)、又来
(ふせえり)は、霧山に対してよそよそしい態度をとる。

 霧山としずかは内偵者たちから取調べを受け、しずかは時効事件を
趣味で調べているだけと否定するが、内偵者たちは霧山を真犯人と断
定する。

 霧山としずかは、ミツコを訪ねる。ミツコは、みつよをこうして押
して階段かを転がって死んだと言うが、霧山はミツコは犯人ではない
と推理する。

 物証は意味がなく階段から転げ落ちただけ、みつよは元々忘れやす
く、事件の翌日は雨という天気予報を見て、鉢植えを雨にあてようと
窓側に置きメモを残した。服を逆さまに着ることもあったし、フライ
パンを床に置きっぱなしにして焦げを作ったこともある。

 真相は、翌日雨ということを知ったみつよは鉢植えを雨に当てたく
て窓側に置き、ミツコに伝言するためにメモを残した。その日の服は
逆さまで、階段にタコを料理しようとして階段に置いたことを忘れ、
足をすべらせ持っていた卵が割れた。

 「沈みがち人形」の作者は小百合で、ミツコはキャラクターを自分
の物にしたくて、完全犯罪をもくろんだ。ミツコは小百合を階段から
突き落とし、混乱させるために家具を逆さまに置き、死体にダイイン
グ・メッセージを書かせた。ミツコはパニックになると名古屋弁にな
る癖があり、「ちんちん」とは名古屋弁で「あつい」、「だもんでは」
は「だから」。本当は「あついから」と書こうとしたのだ。

 霧山の推理を聞いたミツコは「どえりゃあすいりやわ。おそがいわ
(ものスゴイ推理ね。おそろしいわ)と言う。

 霧山は時効事件ではないが、二番目の事件について自分は逮捕する
気はないのでと「誰にも言いませんよカード」を渡し、第二の事件に
ついては時効事件ではないのでと言って帰ってしまう。

 霧山は、外で張り込みをしていた内偵者たちが自分に盗聴器をしか
けたことを知っていたので、内偵者たちに後を頼む。

 ミツコは「バタンキュー人形事件」の犯人として逮捕された。内偵
者たちは霧山を鋭い人物として評価し、事件が解決できたことの礼に
来る。が、十文字だけは、自分の手柄のように話し、相変わらず浮い
ていた。よそよそしかった熊本たちは霧山をたちまち高く評価をする。


寸  評  ドラマで名古屋弁をしゃべっているのを見ると、とても違和感が
あります。私自身が名古屋弁圏内の出身なので。ミツコぐらいの世代
だと「どぇりゃー(ものすごい)」「ちんちん(熱い)」などは使わ
ずに、語尾が上がる程度だと思うのですが。

 今回はドラマ中に何度も出てきたように、みもふたもない事件でし
たが、内偵者たちの動きが入っていたし、事件も2つあったので話を
まとめるのが難しかったです。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 学生時代や社会人だった頃は、とても楽しみだった長期休暇ですが、主婦と
なった今は休みでない方が嬉しく思います。出かければ家事は停滞し洗濯物は
たまる一方だし、かといって家にいて3度の食事を作って片付けてるのも、普
通の日常のようだし、休み中は家族の人員が多く、普通の日よりすることが多
いのです。世間は休みでも主婦には休みがないと思うと、早く休みが終わって、
一人になりたいと願ってしまいます。(たま)

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