メルマガ:日刊ドラマ速報
タイトル:Daily Drama Express 2007/03/22 きらきら研修医 (最終回)  2007/04/05


===================================================== 発行部数   25 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/03/22 (Thu) ☆☆
======================================================================

== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
======================================================================

----------------------------------------------------------------------
1. 木曜日の連続ドラマ
----------------------------------------------------------------------
タイトル きらきら研修医
局  名 TBS系
放映日時 木曜22時
キャスト 織田うさこ(小西真奈美)
 立岡ケン(ウエンツ瑛士)
 木下みかこ(りょう)
 川合真介(生瀬勝久)
 向井隆史(パパイヤ鈴木)
 山崎英彦(加藤雅也)
 壇ノ浦龍平(原田芳雄)
原  作 織田うさこ『きらきら研修医』
脚  本 荒井修子
主題歌  主題歌「CHU-LIP」大塚愛

あらすじ 最終回「最後のありがとう」

 内科で研修をしている織田うさこ(小西真奈美)。光江(五月晴子)
の心筋梗塞の予兆を見逃し、医者をやっていく自信を失った。うさこ
は、医者を辞める決心をして指導医・木下みかこ(りょう)に退職届
を出す。

 みかこは、あっさり退職届を受理する。その上、うさこの後任は、
戸田あさこ(原史奈)という研修医がすぐにやって来た。

 うさこが辞表を提出したことを聞いた山崎英彦(加藤雅也)は、看
護師を辞め医大を目指し予備校生になった立岡ケン(ウエンツ瑛士)
を呼び出す。

 立岡はうさこが医者を辞めないように必死で説得する。説得の途中
でうさこへの愛の告白もしてしまうのだが、自信を喪失しているうさ
こには気持ちは通じなかった。

 居酒屋。立岡と山崎はうさこが医者を辞めないように作戦を練る。
うさこの辞表を盗み出そうと、内科の医局や院長室に忍び込むが、辞
表は見つからないばかりか、院長・壇ノ浦龍平(原田芳雄)に見つか
ってしまう。

 立岡と山崎は、うさこを再度説得しようとうさこの部屋の前で張り
込む。

 次の日。うさこは、故郷へ帰ろうとトランクを持って出かける。バ
ス停でたくさんの荷物を持って倒れこんだ濱崎かよこ(木村翠)の様
子を見かねて、うさこはかよこを家に送る。

 かよこの家は、定食屋「はまざき」だった。うさこは、定食をご馳
走になり、店を手伝う。その様子をうさこの後をつけていた立岡と山
崎が見つめている。

 その頃、医局には光江の夫がうさこに謝りに来ていた。うさこの代
わりに事情を聞くみかこ。夫によれば、うさこが心電図をとるように
勧めたのに、光江が心電図を断って帰ってしまい、心筋梗塞が起こっ
たのだった。

 ランチタイムが終わった定食屋では、かよこが突然倒れてしまい、
心停止。うさこは立岡の助けを借りて心臓マッサージを行う。

 うさこは、かよこに付き添い小都羽総合病院に行く。うさこは、み
かこに助手につかせてほしいと頼む。みかこは断るが、うさこは一部
始終を見ていた「私がやらなければいけないんです」ときっぱりした
口調で話をする。

 その様子を見つめる立岡・山崎と壇ノ浦。みかこは「何があっても
かばってあげないわよ」と言い、うさこが助手になることを了承する。

 かよこの処置後。病室でかよこの夫・智樹(不破万作)がうさこに
「ありがとう」と言う。

 うさこは、みかこに辞表を撤回してほしいと頼む。みかこは、辞表
はまだ自分の手元に置いたままで、うさこは休暇扱いにしてくれたの
だった。

 1年後。山崎はドイツで新薬の開発中。みかこは内科の女帝として
さらにパワーアップ。受付の霧島里美(中山恵)は売店に異動。売店
のおばちゃん(研ナオコ)は売店の横で占い師の格好をしてカウンセ
リング?を行っている。依然として謎の人物。

 壇ノ浦は、引きこもりだった過去が嘘のように生き生きとして、手
術の傍ら後進の育成に力を注いでいる。うさこは、研修を終えて皮膚
科の医師として働いている。立岡は医大に合格し、うさこの報告に来
る。

 うさこは、相変わらずドタバタの毎日。皮膚科ではうさこの指導医
だった向井隆史[ムック先生](パパイヤ鈴木)が海外赴任中というこ
ともあり、うさこは頑張っている。

 うさこは、病院に来てからたくさんのことを教えてもらった。小児
科の倉橋啓太郎(寺島進)からは社会人としてのファーストステップ
を。産婦人科の川合真介[ガチャピン先生](生瀬勝久)からは、患者
が主役であることと執刀医としての責任を。皮膚科の向井からは、患
者を思う心を。内科のみかこからは医者を続けていくための強さを。

 うさこ、これからも医者として生きていこうと思っている。人は、
自分のためよりも他の人のための方が頑張れるかもしれないからと感
じているからだ。


寸  評  「最後のありがとう」とタイトルは思わせぶりで、やはりうさこ
は医者に戻ることになりました。最終回の出だしはシリアスでしたが、
山崎や立岡が辞表を盗みに行く場面はコメディでした。

 初回から私の好みでない展開で、皮膚科の回頃は見るのを辞めたく
なるほどでしたが、何とか最終回まで見続けました。低視聴率だった
ので、早めに打ち切りになることを期待していたのですが、打ち切り
はありませんでした。最後はそれなりに、見ていてホロッとさせられ
る感じで終わって良かったと思いました。

 小西真奈美の初主演ということで期待したのですが、はっきり言っ
て演技力を発揮できる内容でなかったと思います。

 「おだうさこ」の後任が「とだあさこ」というのは、パロディっぽ
くて安直なネーミングだと思いました。

執 筆 者 たま()

----------------------------------------------------------------------
2. 編集後記
----------------------------------------------------------------------
 いよいよ花見シーズンですね。子連れでは夜桜や飲んで騒いでということが
難しいので、昼間近くの公園で子どもたちとそのお母さんたちとで一緒に遊ぼ
うと思っています。それはそれで楽しいんですよ。

 今クール見続けたのは、「ハケンの品格」「華麗なる一族」「ヒミツの花園」
「ハゲタカ」です。「ヒミツの花園」は、四人兄弟のそれぞれの役割や個性が
描き分けられていたことや、警察か暴力団風の恐い顔の寺島進が編集者でジャ
ージ姿でエプロンをしているとか、キャリアウーマンな真矢みきが少女のよう
な心の持ち主で、おだてられてお見合いに赤の振袖を着てしまうというはギャ
ップが面白かったです。

 「ハゲタカ」は、企業買収・不良債権を買い叩いて安く買い高値で売る、会
社は誰のものか、経済至上主義などがドラマ中に盛り込まれ、見終わった後も
考えさせられる内容でした。主役の大森南朋と柴田恭平、脇役の田中民の演技
がよかったです。非常に緊迫した内容でしたが、最後は大森と柴田の2人が協
力して、日本企業の買収を食い止めるという希望の持てる結末で終わったのも、
よかったなと思いました。(たま)

======================================================================
発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。
(http://www.mailux.com/)
======================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。