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タイトル:Daily Drama Express 2007/03/15 きらきら研修医 (10)  2007/04/05


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/03/15 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル きらきら研修医
局  名 TBS系
放映日時 木曜22時
キャスト 織田うさこ(小西真奈美)
 立岡ケン(ウエンツ瑛士)
 木下みかこ(りょう)
 川合真介(生瀬勝久)
 向井隆史(パパイヤ鈴木)
 山崎英彦(加藤雅也)
 壇ノ浦龍平(原田芳雄)
原  作 織田うさこ『きらきら研修医』
脚  本 荒井修子
主題歌  主題歌「CHU-LIP」大塚愛

あらすじ 第10回「うさこ痛恨の誤診」

 引き続き内科で研修をしている織田うさこ(小西真奈美)。指導
医・木下みかこ(りょう)から新たに患者を10人任された。

 外科の神林(デビット伊東)に申し送りを伝えるといううさこ。そ
れを聞いたみかこや看護師・池上一夫(佐藤二朗)、増田昭光(六角
慎司)、大平正志(本田誠人)に不穏な空気が流れる。神林は外科は
病院の中で一番だというプライドを持ち、内科をバカにした態度をと
るため、内科ではよく思われていない。


 みかこはうさこに、外科になめられないようにと助言する。うさこ
は神林に内科の患者について説明しようとするが、神林の迫力に押さ
れて言い返すことができない。

 居酒屋。山崎英彦(加藤雅也)と立岡ケン(ウエンツ瑛士)が飲ん
でいる。立岡は病院を辞めることをうさこに話せずにいた。山崎は立
岡に、うさこに一人前の医者になってもらうたいのなら、あえて突き
放すことも大事だと助言する。

 うさこの部屋。「今はダメダメですが、外科の先生ともちゃんとや
りとりできるように頑張らなくては」とブログに書き込む。

 合同カンファレンス(症例検討会)前、みかこは「カンファレンス
は戦いよ。内科と外科の頂上決戦」と意気込む。

 カンファレンスが始まり、心筋梗塞の患者に、内科的処置のカテー
テルをするか、外科的処置のバイパス手術をするかで、みかこと神林
は丁々発矢。果てには、取っ組み合いになり、内科外科の看護師を含
めての大乱闘になる。

 カンファレンス後。みかこはうさこに、「喧嘩をしろと言っている
わけではないのよ、衝突を恐れるようでは患者の命は守れない。患者
は守りたいなら、医者としてのプライドを持ちなさい」と教える。

 院長室。山崎は壇ノ浦龍平(原田芳雄)からシャウエッセン製薬へ
の推薦状をもらう。新薬開発のチームに参加できるのだ。みかこは山
崎のドイツ行きを知る。

 うさこは立岡に、愚痴を話す。立岡はうさこの考えを甘いと言い、
このままでは本物の医者になれない、もっと強くならないとといって
突き放す。


 うさこは、胃の痛みを訴える光江(五月晴子)の心電図をとろうと
するが、光江がケーキの食べ過ぎと言ったため、心電図をとらずに帰
してしまう。このことが後で大変なことを招くのだが。

 山崎がうさこたちに退社のあいさつ。山崎は自分が新薬開発のプロ
ジェクトに参加できたのは、院長の口添えのおかげ。院長を動かした
のはうさこで、うさこは知らず知らずのうちに人を動かしているのだ
とは話す。うさこは、立岡が病院を去ることを知る。

 うさこは立岡を探すが、立岡とは行き違いになる。みかこは気を利
かせて、立岡から預かった紅白饅頭をうさこに渡す。紅白饅頭の紅い
方を好きな人に渡すと思いが叶うという言い伝えがあるからだ。

 その晩。光江の容態が急変し、病院へ搬送される。うさこはみかこ
から、高齢者が胃の痛みを訴えた場合は、心筋梗塞を疑って心電図を
とるべきなのに、なぜとらなかったのかと注意される。結局光江は神
林が手術をすることに。

 うさこは、光江の家族に説明するが、病院に行った後に病状が悪化
したことを責められてしまう。

 翌日。みかこはうさこに、「しっかり反省してしかっり立ち直りな
さいよ」と言うのだが、うさこは昨日失敗したことが怖れにつながり、
仕事にならない。うさこをみかこを家に帰す。

 うさこは落ち込んだまま家に帰り、疲れて寝てしまう。うさこの机
の上には「退職願」が置いてある。


寸  評  うさこを見ているとイライラしてしまいます。こんな弱気なら初
めから医者なんか目指すなと。医者に必要なもの、熱い情熱と確かな
技術、そのどちらをも持ち合わせていてほしい。一生懸命やっていけ
ばそれでいいというものではないと思います。

 皆さんご存知のように、このドラマの原作は人気のブログです。研
修医の目から見た個性的な指導医のエピソードという点が見所だと思
うのですが、ブログとして面白くても、ドラマにしてみると何かパッ
としないのはなぜでしょう。
 個性的な指導医の面々に対して、主人公の性格設定(気弱・お人よ
し・一生懸命など)があまりに弱くて何が描きたいのかがぼけてしま
ったこと、コメディを優先してしまったため本来の医療ドラマが描け
ていないことなどが原因でしょうか。

 今回は、うさこがあまりにもダメなので、破天荒なみかこの方が真
っ当な人に見えてしまいました。前回手術復帰した壇ノ浦(原田芳雄)
の出番が増えるのかと思いましたが、今回はうさことの絡みなしで、
この人何のために起用されているのでしょう。もっと良い役ができそ
うなのに。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 昼ドラマの「砂時計」を見始めました。美山加恋始め子役の子たちがかわい
いです。初詣のシーンで、今から10数年前という設定なのに、神社の石に平
成13年奉納?の文字がちらっと写っていて残念でした。編集でも誰も気がつ
かなかったのでしょうか。「砂時計」の前の「結婚式へ行こう」が、ハイテン
ションで騒がしかったので、今回は静かなドラマで嬉しいです。

 「ハケンの品格」が最終回になりましたね。続きまたはスペシャルがあるよ
うな終わり方でした。小泉孝太郎は今回の優しいけど頼りない主任役が合って
いたと思いました。

 「ミヤコ蝶々ものがたり」を何となく最後まで見てしまいました。見れば見
るほど久本雅美がミヤコ蝶々は苦しいなと思いました。番組の最後にミヤコ蝶
々本人のビデオを見せていましたが、しゃべりが違うんですね。実在した人物
の場合、視聴者はどうしても本人と似ていてほしいと思うものです。その辺が
難しいと思いました。(たま)

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