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タイトル:Daily Drama Express 2007/02/23 花より男子 (8)  2007/04/04


===================================================== 発行部数    25==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/02/23 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 花より男子
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 牧野つくし(井上真央)
 道明寺司(松本潤)
 花沢類 (小栗旬)
 美作あきら(阿部力)
 西門総二郎(松田翔太)
 大河原滋(加藤夏希)
 松岡優紀(西原亜希)
原  作 神尾葉子
脚  本 サタケミキオ
主題歌  「」

あらすじ  第八回 四角関係の決着

 大河原滋(加藤夏希)は一方的に、大学に入ったら道明寺家に住ん
で、花嫁修業する。四年待てなければ、在学中に結婚してもいいって、
親が言っていた、と言う。

 道明寺司(松本潤)は、それは親の敷いたレールに乗ってるだけじ
ゃないか、と言う。

 滋は、好きな女は自分で見つけるって?自分を好きになるって言っ
てくれたじゃない、と言う。

 好きになる努力はしたが、ダメだったという。

 まだ努力もしていないじゃない、と言って滋は、自分で服を脱ぎ始
める。
 裸になった滋は、自分を見ても道明寺は何も思わないのか、と問う。

 道明寺は、何も思わない。風邪引くぞ、と言う。

 滋は、そういうことじゃないでしょ、と言うが、道明寺は服を着ろ
ってことだ、と言う。

 滋は、男の人って、チラリズムの方が好きなのよね、と言いながら
服を着る。

 道明寺は、牧野つくし(井上真央)は自分にとって最強の女。忘れ
る努力をしたけど、無理だった、と言う。


 松岡優紀(西原亜希)は電話でつくしに、「それじゃ大河原滋の思
うつぼじゃない」と言う。

 道明寺家の自室に戻ったつくしは、ベッドの上で膝を抱えている。
その時、突然、道明寺の部屋の方から、ガタンッという大きな音が聞
こえ、つくしはおそるおそる道明寺の部屋へ入る。

 部屋の中では椅子などが倒れている。
 更にベッドの上に目をやると、道明寺の上に滋が覆い被さっていた。
 つくしは慌てて道明寺の部屋を飛び出すと、自室に駆け込む。

 滋は道明寺に、つくしも自分の恋を応援するって言ってくれた、と
言う。

 道明寺は、つくしも苦しんでいるんだ、と言う。

 滋はなんであの時、自分のことを好きって言ったんだと文句を言う。

 道明寺は、悪いのはすべて自分。気の済むまで殴ってくれ、と言う。

 滋は泣きながら道明寺を何度も殴る。


 朝が来る。つくしは結局眠れなかった。ベッドの上で飛び跳ね、パ
ンチを繰り出し、気合いを入れる。


 F4ラウンジで道明寺は、西門総二郎(松田翔太)と美作あきら
(阿部力)に、滋とは別れたと言う。
 これでこれからはつくし一直線だね、と西門。

 美作が、大変なのはこれからだ、と言う。道明寺楓(加賀まりこ)
をどうするのだ、と。
 現実に引き戻される道明寺。でも、何も考えていない。婚約解消は
わびを入れ、つくしのことは、しばらく黙っている。これが大人のや
り方、と道明寺。

 それでは花沢類(小栗旬)が黙ってないだろう。女でもめて、男の
友情台無しなんて、添加のF4なんだから、やめてくれ、と西門。

 花沢は、オレの気持ちを分かっているはずだ、と道明寺。


 校門で待つ花沢。
 つくしが出てきて、二人は公園へ行く。

 花沢は、今回はつくしのことは絶対あきらめない。いつも最後の最
後で、スッと引いてしまうから。今度だけは最後まであきらめない、
と言う。

 つくしは、「応えられない」と言う。
 花沢は、混乱させちゃった?と聞く。

 つくしははっきりと、花沢とはつきあえないと言う。なぜなら、道
明寺といるとき、一番自分らしくいられるから、と。
 つくしは、何度も道明寺に苦しめられて来たじゃないか。それにあ
の女とも、切れたのかわからない、と言う。

 つくしは、道明寺の「お前だけだ」という言葉を信じると言う。
 花沢は、でもしばしばつくしは花沢のところに泣きついてきたでは
ないか。だからまたつくしが戻ってくるかも知れないので、あきらめ
ない、と言う。


 暗くなってから帰ってきたつくしに、門のところで待っていた女中
頭・タマ(佐々木すみ江)は、「遅い!早く着替えて夕食の支度をし
なさい」と言う。


 花沢のところに、道明寺が訪ねていく。


 道明寺家に、滋がやってくる。そしてつくしに話があると言う。
 昨夜話している時に、道明寺が欲情してきた。大きな物音がしたの
は、最初、焦って抵抗したから。でも、よく考えたら婚約しているし、
悪いことしているわけではないし、といい感じになったところにつく
しが来て.....あれから道明寺も家のこととか考え直して、自分と結
婚してくれると言っていた、と滋。
 つくしは、「ウソでしょ....!?」と胸の内でつぶやく。


 道明寺は花沢に、今日つくしと会っただろう、と言う。
 花沢は、つくしのこと、あきらめないと言ったと言う。

 すると道明寺は、突然土下座して、つくしのことをあきらめてくれ
と頼む。今までに散々つらい思いをさせたし、つくしを好きにしても
いいという態度を取ったこともあるけど、この通り謝るから、と言う。


 F4ラウンジで花沢は西門と美作に、道明寺が人に謝るところを初
めて見た。今までの『オレ様』の道明寺なら、力ずくで思い通りにし
たのに、とみんな驚く。

 花沢は、いつでも本当に好きな人には振り向いてもらえない、と言
う。


 下校するつくし。
 その前に道明寺が現れ、これからは自分がつくしを守る、と言う。

 向こうに花沢が現れ、道明寺と花沢がお互い無言のままこぶしで胸
を叩き、その手を相手に向けて伸ばす。

 つくしが今日の花沢はおかしいと言うと、道明寺は男と男の友情だ。
妬くなと言う。


 滋と一緒に食卓を囲む両親。


 西門は一人の女を二人で取り合うなんて、わからない、と言う。
 美作は、『一人の女』じゃない。『牧野つくし』なのだ。滋では、
道明寺を扱いきれないだろう、と言う。そして西門にも特別な人はい
るだろう、と言う。
 西門は、日向更 (貫地谷しほり)のことを思い出す。
 美作に、優紀は?と聞かれ、革命を起こしてくれた、と西門。


 つくしはさっさと歩く。
 道明寺はつくしを追いかけ、何怒ってるんだ?と聞く。そして手を
出し、特別に手をつないでやってもいいと言う。
 でも、まだふくれているつくし。
 道明寺は、楓が日本に帰ってきたことか?でも、大丈夫だ、と言う。

 急に不安な顔になるつくしに、しばらく使用人はやめておけ。タマ
にはオレから言っておいてやる、と道明寺。
 つくしは、それは自分からしっかり言うと言う。


 滋の顔色に、父・大河原は、道明寺との結婚に気が向かないのなら、
無理することはない。ウチは道明寺グループと手を組む必要はないの
だから、と言う。
 滋は、自分が好きな人と一緒になりたいのだ。大河原も応援してね、
と言う。


 ご相談があるというつくしに、タマは耳も貸さず、もうすぐ楓が帰
ってくるので、早く着替えなさい、と言う。

 そうこうしているうちに、楓が帰ってくる。つくしは柱の陰に隠れ
る。

 楓はタマに、何か隠し事をしているでしょう、と言う。
 何も変わったことはない、とタマ。
 楓は、この家に牧野つくしが出入りしているんじゃないでしょうね、
と問う。
 出入りしている、とタマ。
 柱の陰で焦るつくし。
 あのドブネズミが、この屋敷に入るなんて、許せないと怒る楓。

 タマは、楓こそ、若い者の恋に口出しするなど、なんと無粋なとた
しなめる。
 楓は、自分に対して、なんてことを、と言うが、逆にタマが楓を叱
る。先代の遺言で、この屋敷で起こったことはすべてタマが責任を取
ることになっている。だからたとえ楓であっても、この屋敷のことに
口を出すことは許されない、と言う。
 言い返せない楓。


 タマの部屋に招かれるつくし。自分をかばってくれたことの礼を言
い、屋敷の中にこんな渋い部屋(和室)があるなんて、と驚く。
 タマは、この部屋は、先代、すなわち道明寺の祖父がタマのために
作ってくれた、と言う。

 つくしはタンスの上の写真を見て、若くてかわいい女性がタマで、
隣の凛々しい男性が旦那様?と聞く。

 タマは、旦那様は戦争で亡くなってしまった。タマが19才の時だ
った。行く先を無くし、途方に暮れていたところを救ってくれたのが
先代だった。その時、タマはこれからの一生を、道明寺家のために捧
げようと思った。
 楓が嫁いできて、道明寺椿(松嶋菜々子)と司が生まれた頃が、屋
敷に一番活気があった、と懐かしむ。
 でも、道明寺の暴走は誰も止められなかった。だが、それを変えた
のがつくしでしょう、とタマ。
 つくしは最初、道明寺のことが嫌いで、一発ガツンと殴っただけ、
と言う。
 それが重要だ、とタマ。
 つくしは、命がけだったんですよ、と言う。
 タマは、つくしのことは自分が命を賭けて守るので、出て行かない
で欲しい、と頼む。


 秘書の西田(デビット伊東)から顛末を聞く道明寺。「タマもやっ
てくれるじゃないか!」と喜ぶ。西田は用心した方がいいという。
 道明寺は、つくしがここにいること?と言う。「ここにいる?」と
あきれる西田。

 そこに楓がやってくる。
 西田は道明寺に、大河原家との会食の日程をお伝えしていたと、ご
まかす。
 楓は道明寺に、つくしにフラフラしているんじゃない。『あの悲劇』
は、二度と起こしたくないでしょ。それぐらいの自覚はあるでしょ、
と言う。

 楓が行ってしまうと道明寺は、西田に、「牧野に行くオレをケンは
情けなく思っているのかな?」と問う。
 西田は、そんなことはないと答える。


 F4ラウンジで、西門と美作は、今日道明寺は大河原家との会合に
行ったんだろう、と言う。断りに行ったけど、もう丸め込まれている
んじゃない?と。

 花沢は、そんなことはない。道明寺の決意は固いからと言う。

 もし、このために道明寺グループが倒産などと言うことになったら、
日本の経済はどうなるのだろう。どれだけの人が路頭に迷うのだろう。
それだけ道明寺の決意は固いってことだと言い合う。


 会食会場に現れる道明寺。

 道明寺の前に現れる滋。来ないかと思った、と言う。
 道明寺は、けじめをつけにきた。滋の両親にわびを入れるという。

 滋は無理だという。
 道明寺はそれでも詫びて分かって貰う。結婚するオレ様が、無理な
のだから、と。

 滋は、道明寺財閥はこのままでは倒産する。それを救うには自分と
の結婚しかない。しかも滋には秘策があると言う。
 受けて立つ、と道明寺。

 道明寺の携帯が鳴る。つくしからだった。暗い声を出すつくしに、
オレを信じろ。そしてもっとオレを励ますことを言え、と道明寺。頷
くつくし。


 千石屋の女将・千石幸代(加藤貴子)がつくしに、バイト中は携帯
の電源切っておいてね、といい、やきもきしても仕方がない。あとは
運を天に任せて、と言う。


 会場に入る道明寺。みんなもう揃っているのを見て、遅れたわびを
言う。

 シャンパンが注がれ、乾杯となるが、その前に道明寺が発言しよう
とする。

 でも、その機先を制して滋が発言する。この婚約はチャラにして、
と言う。付き合ってみて、道明寺はタイプじゃないとわかった。やっ
ぱり結婚相手は自分で決めたい。
 だが、自分のわがままで破談にいるのだから、会社の合併は自分の
結婚には、関係なく勧めてくださいと大河原に言う。そして楓にも、
それでいいでしょ、と言う。

 この合併に乾杯!と言う。


 会場を出て、滋を追いかける道明寺。
 滋は、自分の秘策はこれ。今まで道明寺と付き合って、刺激的だっ
た。今頃、自分を選ばなかったことを後悔してる?−−なわけないよ
ね。道明寺にとってつくしは、最強だもんねと言う。
 最後に、道明寺に一つお願いがあると言う。つくしを自分の分も大
事にしてね、と。


 千石屋でのバイトが終わり、携帯の電源を入れるつくし。すると留
守電が一件入っている。滋からで、道明寺とは別れた。つくしの気持
ちに気づいていたのに、イヤな女だよね。もっとイヤな女になる前に
別れた。でもつくしとは友達でいたい。両親のいるニューヨークに帰
ることにしたが、今度会ったときは、『滋さん』ではなく、『滋』と
呼んで欲しい。またつくしの家にも泊まりたい、と言う。

 つくしは道明寺に電話し、滋がニューヨークに行くと伝える。

 道明寺は運転手に急いで成田空港へ行くよう命じる。

 つくしが大通りに飛び出すと、その前に花沢のスポーツカーが止ま
る。道明寺から頼まれた。成田空港まで行くから乗って、と言う。

 助手席のつくしに、「全く二人は世話が焼ける」と花沢。

 登場時刻が迫り、チェックインへと向かう滋。つくしはそこに駆け
つけるが、滋に対する言葉が出てこない。
 滋は、自分が認めたのだから、もっと自信を持ち、道明寺と仲良く
しろと言う。そしてエスカレーターに乗り込む。
 つくしは、また家に泊まりに来てください、と言う。
 滋は片手をあげ、去っていく。

 滋がいなくなってから駆けつけてくる道明寺。道明寺は、滋が認め
てくれたのだから、もっと自信を持って。もう怖いものなんて無いだ
ろう、と手を出す。
 素直に手をつなぐつくし。

 でも、顔を上げたつくしは慌てて手を離す。道明寺もそちらを見る
と、楓が大勢の部下を従えて立っている。
 にらみ合う楓と道明寺。


寸  評  これでつくしと道明寺との間の障害の一つ、滋の件が解決しまし
たね!よかった、よかった。それに滋と結婚しなくても企業の合併は
できることになったわけですので、道明寺は労せずして、倒産の危機
を回避できたわけです。なんか濡れ手で粟、という感じですね。
 この上は、しっかりとつくしを幸せにして欲しいと思います。『流
星花園』は結末がすっきりしなかったと思いますから。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 冬ドラマに、近年稀なほど作品が揃ったのは、秋ドラマに間に合わなかった
ものまで入ったからでしょうか?
 『華麗なる一族』は、はっきりとそういわれていますね。そのため、空いて
しまった秋枠に『鉄板少女アカネ』を急遽入れた、と。
 そして、『拝啓、父上様』は、どう考えてもラス前が年末年始で、これって
秋ドラマとしか考えられない。
 『花より男子』と『ハケンの品格』はそうした激戦区を勝ち残りましたが、
これで多分割を食ったのが、『東京タワー』と『わるいやつら』でしょうね。
『黒川の手帳』や、『けものみち』はあんなに真っ先に見ていたのに、今回の
『わるいやつら』はわたしの中で後回しです。
 あの2作が秋に放送していたら、あれほどの『のだめカンタービレ』の一人
勝ち状態にはならなかったでしょうか。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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