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タイトル:Daily Drama Express 2006/08/18 タイヨウのうた (6)  2007/03/06


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/08/18 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル タイヨウのうた
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 雨音薫 (沢尻エリカ)
 藤代孝治(山田孝之)
 橋麻美 (松下奈緒)
 大西雄太(田中圭)
 立浪隆介(川村陽介)
 加藤晴男(濱田岳)
 松前美咲(佐藤めぐみ)
原作  天川彩
原案  板東賢治
脚本  渡邉睦月
主題歌  『』

あらすじ  第六話 捨てた過去の復習

 昼間、民宿でこき使われ、へとへとの四人。

 でも、夜になると藤代孝治(山田孝之)は外へ飛び出していく。


 雨音薫(沢尻エリカ)がギターをつま弾いている。左手の調子を聞
かれ、まあまあ、と答える。そしてギターを弾けなくなったおかげで
ネイルができた、と見せる。きれいでしょ、と。
 「ああ」と答える孝治。

 ギターを受け取る孝治。薫に、緊張しているでしょと聞かれるが、
していない、と孝治。
 人前で弾くの初めてでしょと問われ、「ああ」と孝治。
 薫が、ギターが、帰るべき場所に帰れて、喜んでいると言うと、孝
治は、たとえ自分が弾いても、これは薫のものと言う。
 薫は、なら絶対に間違えないですよねと言い、孝治のギターに合わ
せて歌う。
 そんな二人をのぞき見ていた三人は、孝治がギターを弾けるのに、
驚く。

 帰り道、すごく歌いやすかったと薫。最初は歌う楽しみが半減する
かと思って心配したけど、二倍楽しかった、と言う。
 孝治は、自分も楽しかった、と言う。

 不良っぽい青年が車の中から孝治を見かけ、運転をしている男に、
「知り合い」と言う。


 孝治が戻ると、寝床の上に「先に寝ていて欲しい」とのメモ。

 孝治がそっと行くと、みんな楽器を前に騒音を立てていた。

 一ヶ月後のライブへの出演を申し込んだしまったという。優勝賞金
は30万円。

 大西雄太(田中圭)は、パソコンのキーボードを打つのが速いから、
キーボードもどうにかなるだろう。
 立浪隆介(川村陽介)はベースをギターと言っている。
 加藤晴男(濱田岳)はドラムの並べ方さえ変。
 三人は、モテるにはバンドしかない、と思ったらしい。
 仕方なく、教えてやる、と孝治。

 シンガーは当然.....。

 薫のところに頼みに行く孝治。薫は、一ヶ月じゃ無理。それにメン
バーの技術を見てみないと.....バイトが終わってからの練習でしょ、
と言う。

 薫の父・雨音謙(勝村政信)は、文化祭のようでいいな、と言う。
文化祭の前には俄バンドが沢山できて、青春、と言う。
 薫は、通信制の高校だったので、文化祭は知らないという。

 練習場に連れてこられた薫はあきれる。
 孝治は、こんな馬鹿なことをしていられるのは今だけ。来年、隆介
たちが大学に合格したら、解散だからな、と。

 そこに三浦修(竹中直人)が、エミリー(ベッキー)と、うるさく
て寝られない、とやってくる。
 エミリーがエレキギターをセットアップ。三浦が、華麗に弾き始め
る。
 エミリーが紹介。70年代、風のように去っていった、ミスター・
オサム ミウラ、と。
 三浦は、自分が指導してやる、と言う。

 みんなどうするか相談を始める。
 三浦はいつも楽器を身につけているように言い、みんな頑張って楽
器を背負っている。

 孝治がウィンナーを焼いていると、声を掛けてくるさっきの不良た
ち。

 みんな、三浦の指導の元、汗をたらしながらエアロビ。
 それが終わると、雄太には左手で暑中見舞いの宛名書きをするよう
に。隆介には、鍋磨き。晴男には包丁日本で大量のタマネギのみじん
切りを作るよう指示。孝治は自主練。

 途中で抜け出す孝治。あの不良たちに会いに行く。不良たちは孝治
に、一緒にクスリ(?)を売ろう、と言う。あんなところでのバイト
より、よっぽど儲かる、と。
 バイトは、最初はいやいやだったけど、今は楽しくなったから、と
断る孝治。
 不良は、「お前のそういうところ嫌い」と孝治に言うと、解放する。
 そして孝治の後ろ姿を見送り、「お前には手を出さないけど
な.....」と、含みのあるつぶやきをする。


 工藤洋平(要潤)が来るが、橋麻美(松下奈緒)の曲はできていな
い。
 工藤は、明日、麻美が入院することになっている、と、予定稿のゲ
ラを見せる。曲ができないことのいいわけが必要なのだ。明日からマ
ンションから一歩も出ず、一日も早く曲を作るように、と言う。


 一心に宛名書き、鍋磨き、みじん切りをする三人。
 三浦がやってきて、みんな楽器を触ってもいい、と言う。

 雄太がキーボードを鳴らすと、左手がスムーズに動いている。
 隆介のベースもなめらか。
 晴男のドラムも細かく正確にリズムを刻んでいる。

 そこに、バンドアレンジもできた、と薫が譜面を持ってくる。みん
なは薫にバンド名をつけて、と言う。
 わたしが.....と、とまどう薫。

 孝治がボソッと、"Moon Child" と言う。XPのことを美しくそう
いう国もある、と。

 孝治はバイト中、テレビで麻美入院ニュースのを見る。


 麻美の部屋のチャイムが鳴る。同じマンションに住む女性がやって
きて、麻美はそこにいるんでしょ。入院してないって、雑誌に言うわ
よ、と脅す。
 麻美が部屋に入れると、自分の自分の部屋より広くて、豪華と言う
と、書けないならゴーストライターでも何でも使ったら?本当に工藤
のこと、愛しているの?と責める。
 彼女は、麻美が困惑している間に、机の上にあった孝治の写真と書
類を盗む。


 孝治たち四人のバンドは、イントロだけでも、まだメチャクチャ。
三浦が薫に、歌ってみる?と問うが、薫は「まだイントロだけじゃな
いですか」と言う。
 「クールだね」と三浦。

 薫を送っていく孝治。「間に合うの?」と聞かれ、「まだ一週間だ
から。あいつら根性あるし」と孝治。
 孝治は、どこか行きたいとこ無い?と聞く。
 薫は、もう太陽の下に連れて行ってくれた、と答える。
 やりたいことはないの?と問われ、ギターを弾いてくれたと答える
薫。
 もっと欲張っていいよと言われ、薫は「あそこから一緒に月を見た
い」と言う。
 「いつ?」と孝治。
 「明日」と薫。
 「気が早いな」といいながらもOKする孝治。


 昼のバイト中もウキウキしている孝治。晴男たちは、いい練習場所
を見つけた、と練習に積極的。


 松前美咲(佐藤めぐみ)は薫に、デートは貸すーとで行くもんだよ
と言うが、薫はスカートを一枚も持っていない。スカートでは弾き語
りができないから。
 美咲の勧めを振り切って、ズボンのままで出かけていく薫。


 薫が孝治を待っていると、突然、孝治を恨んでいる不良たちのグル
ープに拉致される。

 孝治が待ち合わせ場所に行くが、薫はいない。

 薫は、不良たちにレイプされそうになり、叫び声を上げる。

 その時、たまたま近くを、練習場へと向かう晴男たちが通りかかり、
薫の悲鳴を聞き、助けに行く。
 でも、不良たちは強く、不良のリーダーが薫を追い詰める。

 その前に孝治が現れる。不良のリーダーはナイフを取り出すが、近
くに巡査が駆けてきて、不良たちは散っていく。


 三浦屋で女性スタッフたちに治療を受ける一同。
 どうしてこんなことに、と聞かれ、仕方なく説明する孝治。
 孝治は四年前、人を殴り、少年院へ入った。その時、知り合ったの
が、あの不良グループのリーダー。先日、クスリを売らないかと持ち
かけられ、断ったから、と言う。

 みんなそんなこと、早く打ち明けてくれれば。水くさい、と言う。
 落ち込む孝治を、「孝治は悪くないよ」と慰める薫。
 「怖くないのか?」と孝治。
 「孝治は理由もなく、あんなこと、する人じゃないでしょ....もし
かして関係ある?橘麻美、ずっと気になってた。ギターに刻まれた
『A』。孝治がギターを捨てた理由」と薫。

 とつとつと話し始める孝治。4年前、麻美が襲われているのを助け
た。
 「ただの幼なじみだって言うの、嘘なんでしょ?本当に思ってたん
でしょ?今でも、思ってる?」と薫。
 「思ってないよ。オレが少年院出たときには、あいつはもう施設に
いなかった。金持ちのお嬢様と言うことで、過去のことは無かったこ
とにしていた。だからオレもギターを捨てた」と孝治。
 「だったら、なんで今更会いに来るの?」と薫。
 「もう、信用できねぇんだろ、オレのこと。オレはお前にふさわし
くない。オレなんかといたら、お前の時間、無駄にするだけだ」と孝
治。
 「わたしはいたい、孝治と一緒にいたい」と薫。

 その時、日の出のアラームが鳴る。4時50分。

 「孝治、卑怯だよ。こんなにしてから、逃げようとするなんて、卑
怯だよ。ねぇ、何か言ってよ」と薫。
 孝治は無言。薫は孝治に背を向け、歩き去る。

 帰宅した薫の怪我を見とがめる母・雨音由紀(黒田知永子)。
 でも、何も言わず自室へ入り、孝治から貰った五円玉をもてあそぶ
薫。

 −− 本当は抱きしめたかった。ずっとそばにいたかった。あなた
の心が応えてくれるまで。あなたがわたしにそうしてくれたように。
助けて、孝治。


 明るくなった海岸。
 孝治の前に麻美が現れ、自分は孝治から逃げたわけではない。ひと
りぼっちは寂しくて。あの時に戻りたいと言うと、孝治に抱きつく。

 −− 本当は抱きしめたかった。


寸  評  孝治の過去が明らかになりましたね。少年院に入ったことがあり、
その縁であんな変な人たちに関わりができてしまったのですね。
 麻美との関係も微妙で。
 薫もだんだん病気が重くなってきて、これからが心配です。

執筆者  鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 放送が終わってからだいぶたってからの配信で申し訳ありませんでした。ホ
ームページだけの公開と、迷ったのですが、配信を待ってくださっているとい
うメールを何通かいただきましたので、配信させていただくこととしました。
 たぶん、大部分の人にとっては不要な配信かと思いますが、待っていてくだ
さる方に免じて、削除してください。(鈴木)

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