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タイトル:Daily Drama Express 2007/02/09 花より男子 (6)  2007/03/06


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/02/09 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 花より男子
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 牧野つくし(井上真央)
 道明寺司(松本潤)
 花沢類 (小栗旬)
 美作あきら(阿部力)
 西門総二郎(松田翔太)
 大河原滋(加藤夏希)
 松岡優紀(西原亜希)
原  作 神尾葉子
脚  本 サタケミキオ
主題歌  「」

あらすじ  第六回 告白は大波乱

 ドアがノックされ、牧野つくし(井上真央)が扉を開けると、秘書
の西田(デビット伊東)が立っている。

 花沢類(小栗旬)が車でやってきたが、その前を西田に連れられた
つくしが横切り、西田の車に乗る。
 西田は、あそこではあまりに寒いので、と、止めたままの車のヒー
ターを入れる。
 そしてつくしに、道明寺司(松本潤)は、本当にあり得ない存在な
のかと問う。
 道明寺がニューヨークへ行ってすぐ起きた出来事を語る。

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 向こうで道明寺が兄のように慕う、剣持という日系人がいた。道明
寺は剣持の妻子とも仲良くしていた。
 道明寺はパーティーに出たとき、彼らしいいつもの軽口で、クソパ
パアのやり方にはついていけない、と言う。
 でもこの言葉は、居合わせた記者によって記事になり、これは道明
寺グループの次期会長による、現会長への批判としてとらえられ、道
明寺グループの株価は下落した。
 そのため、リストラが行われ、剣持たちはリストラされた。
 剣持はその後、ホームレスにまで身を持ち崩したが、遂に道明寺に
再就職先を世話してくれるよう頼みに来た。
 でも、道明寺はどうにもできず、遂に剣持は道明寺の目の前で、万
歳をしてビルの屋上から飛び降りてしまった。

 その一件以来、道明寺は、自分には何百万人というグループの人た
ちの生活がかかっていると言うことを考えるようになった。
 でも、つくしとニューヨークで会い、それからもつくしに関わるよ
うになり、道明寺は抑えていた気持ちを抑えきれなくなってきている。
 道明寺は、つくしと会っているときだけ、人間らしいと言う。
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 つくしは、西田たちは、自分と道明寺が付き合うのに反対じゃない
の?と聞く。
 西田は、明日には自分もニューヨークへ行く。でも、道明寺楓(加
賀まりこ)や自分が日本にいないからといって、安心してはいけない、
と注意する。

 つくしが西田の車を降りると、花沢が声を掛ける。電話をくれたか
ら来た。今の、西田だよね、と聞く。
 曖昧に頷くつくし。

 花沢は、何かあった?と心配した後、これからドライブ行かない?
と誘う。
 でも、つくしの様子を見て、「今はやめとくか」と言う。
 つくしは、今混乱していて.....と。
 花沢はつくしを抱きしめ、「こんなことしたら、ますます混乱しち
ゃうか」と言う。

 花沢がつくしにキスしようとするが、つくしは逃げる。


 道明寺は、姉・道明寺椿(松嶋菜々子)に助けを求める。


 昨夜の話を、千石屋でのバイト中、松岡優紀(西原亜希)にする。
 道明寺にそんな告白されちゃ、迷うよね、と優紀。

 優紀は今年のバレンタイン、自分の気持ちを考えるんだね、と言う。
 優紀自身は、西門総二郎(松田翔太)にアタックするという。

 つくしは優紀に、西門のバイクの後ろに乗せて貰ったことある?と
聞く。
 無い、と優紀。
 つくしは、西門がバイクの後ろには女は乗せないと言っていた、と
言う。

 千石屋の女将・千石幸代(加藤貴子)は、それは指定席。西門にも
忘れられない初恋でもあるんじゃない、と言う。


 父・牧野晴男(小林すすむ)と 母・牧野千恵子(石野真子)は、
夜行バスが一番安いのでそれで帰る、と言う。
 つくしは、月末には仕送りくれるんだよね?と聞く。
 晴男と千恵子は、一瞬言葉に詰まった後、しどろもどろの変な方言
で、送ると答えると、両手に大量の荷物を持ち、「しっかり戸締まり
しなさい」と言って出て行く。

 つくしが戸締まりしようとすると、道明寺が飛び込んでくる。「砂
糖がきれたので、砂糖を貸してくれる近所の人を探してます」と言う。
 でも、手に持っているのはこしょうの筒。

 つくしがあきれていると、弟・牧野進(冨浦智嗣)が、これから夕
食だから、どうぞ食べていってください、と道明寺を招き入れる。そ
して自分は勉強したいので、道明寺の部屋を貸して欲しいという。
 もう受験、終わったでしょ?と不思議そうに言うつくし。

 進のサインを見た道明寺は、進に部屋を貸す。

 道明寺のリクエストの肉じゃがを作ろうと、ジャガイモの皮をむこ
うとするつくし。
 道明寺はつくしを後ろから抱きしめ、昨日言ったことは本当だから、
と言う。

 でも、道明寺の手はつくしの胸を触っている。
 つくしは道明寺を背負い投げ。
 そのままアパートの床は抜け、下の老夫婦の部屋へ落ちる。


 西門に、つくしに対して本気かと聞かれ、花沢は「どうかねぇ」と
答える。
 また、道明寺は完全につくしに行ってしまっているので、大河原滋
(加藤夏希)は、バサッと切られるんだろう、と言う。

 花沢は、道明寺との関係を聞かれ、「どうなってもいい」と答える。
 あきれる西門と美作あきら(阿部力)に、決めるのは、花沢自身で
も道明寺でもなく、つくしだから、と言う。

 花沢には藤堂静(佐田真由美)がいるだろうと問われ、花沢は完全
に終わったと答える。


 つくしのアパートの床が抜け、アパートが取り壊しになる件は、す
でに学校中に知れていた。


 千石屋に茶道の先生・日向更 (貫地谷しほり)が和菓子を買いに来
る。そしてつくしに、あのアパートを丸ごと買い取ってくれた人と一
緒にいたのかと聞く。
 つくしがいたと答えると、その人の友達とも知り合いかと聞く。
 つくしは、F4なら.....と答える。

 その時、椿が千石屋に入ってくる。


 滋はお菓子を作っている。


 椿が道明寺に、プレゼントがあると、大きな箱を運び入れる。
 なんと中からつくしが出てくる。つくしが住むところが無くて、困
っていると聞いたから、と。
 そして、この間の件なら任せておいて、と道明寺が頼んできたこと
を言う。
 道明寺は、滋との婚約を破棄し、つくしと一からやり直したいと、
椿に助けを求めたのだ。

 道明寺は、本人の前で恥ずかしいことを言うなと言うが、椿は道明
寺に、本気なんでしょと確認し、本気だと道明寺。

 椿は道明寺に箱を片付けておくよう命じると、つくしを案内する。

 道明寺は滋から、『この前のカフェで待っている』というメールを
貰う。


 滋のお菓子は失敗。


 椿がつくしを案内したのは物置部屋。ここなら当分ばれないだろう
から。それとも、道明寺のそばじゃイヤ?それは二人の問題だから、
二人で決めればいいけど、と言う。

 つくしは、なんで椿がこんなによくしてくれるのか聞く。
 椿は、自分も高校生の頃、サラリーマンの家庭に育った男の子と恋
をした。でも、ホテル王の息子との縁談が急に持ち上がり、当時ホテ
ル事業を拡大したがっていた楓は、強引に椿の縁談を進めた。

 道明寺と同じだ、とつくし。

 椿は楓を憎み、抵抗したが、彼の父親の会社との取引を停止すると
言われて、あきらめた。
 やろうと思えば二人で逃げることもできたし、静のように家を捨て
ることもできた。
 でも、この生活を捨てられないし、夫は自分のことを愛しているの
で、これはこれでよかった。でも、もし愛していた彼と結婚していた
らどうだっただろう。自分の中のもう一人の椿が、自分をチクチクと
責める、と言う。


 カフェで待つ滋。道明寺からの呼び出しだからと喜んで待っている。

 道明寺がやってくる。
 滋は、結婚式場どこがいい?今、ウェディング・ドレス制作中だか
ら、とはしゃいでいる。

 道明寺が話を変えようとすると、滋は、「わたし、別れないよ。司
に別れるなんて言われたら、死んじゃうから」と言う。

 困る道明寺。


 進は、もうすぐ春休みだから、両親のところへ行くと旅立つ。

 つくしは身の回りの品を持って、道明寺家へと向かう。

 つくしはその報告を優紀にする。
 更に、もうすぐお稽古が始まると呼ばれる優紀。
 優紀はつくしの住むところが決まったと言った後、バレンタインが
勝負ですからと言う。

 更は、バレンタインにはいい思い出がないと言う。


 西門は美作とクラブにいる。バレンタインの話題が出ると、美作は
女の子たちに、西門にはバレンタインは禁句だから、と言う。


 つくしは椿に案内された部屋に入る。


 椿は帰宅した道明寺に、つくしがこの家に住むことになったという。
 固まる道明寺。
 これからどうするかは二人の問題だから、二人で決めなさいと言い、
自分はもう帰ると椿。
 道明寺はつくしと一つ屋根の下にいることに、はしゃぐ。
 椿は道明寺に、つくしの寝込みを襲わないように注意した後、はし
ゃいでばかりいないで、滋の件はきちんとしなさい。滋を捨ててつく
しを取ると言うことは、道明寺グループにとっても大きな犠牲を払う
ことだから、と言う。

 道明寺はつくしがいる部屋のドアノブに手を掛けるが、結局開けず
に立ち去る。


 つくしはベッドに入るが、寝られず、道明寺から貰った土星のペン
ダントを手に取る。


 翌日の昼、つくしは一睡もできなかったし、弁当も作れず、お金も
無い。
 悩んでいるつくしに、西門と美作がF4ラウンドで食べろと声を掛
け、助かるつくし。

 つくしは、優紀がお茶を始めたという。西門が流派を聞いてもつく
しにはわからない。
 どこに住むことにしたの?と聞かれ、焦りながら親戚の家、とごま
かすつくし。

 そこに道明寺がやってきて、つくしの姿を見ると、露骨に驚く。

 西門と美作は道明寺に、つくしとの間に何があったのかと問い詰め
る。

 つくしは今日、合格発表だったと校長室へ急ぐ。

 道明寺は西門と美作に、つくしが昨日から自分の家に住んでいる。
でも、滋と結婚しないでつくしを選んだと言うことは、社会的にも大
きな影響を及ぼすので、内密にしないとならないと言う。
 楓はこのことを知らない。

 そこに花沢がやってくる。
 道明寺と花沢は決着をつけなければと言い、西門と美作は、一度二
人で話し合った方がいいと二人を残してラウンジを出て行く。

 道明寺は花沢に言われてつくしをあきらめようとしたけど、やはり
つくしは自分にとって最強の女。あきらめられない。つくしと一緒に
なっても何とかやっていく方法も、そのうち見つかるだろう、と言う。

 花沢は冷めた目で道明寺を見るだけで、自分の気持ちは言わない。


 つくしはいつもの非常階段で、そうっと合格通知を見る。
 そこには『合格』の文字。
 一人で大喜びするつくし。

 すると携帯が鳴る。
 花沢からで、つくしは花沢に合格したと言う。
 花沢は、お祝いしなくちゃ、と言う。

 すると花沢の携帯に、道明寺の声が飛び込んでくる。
 つくしは慌てて携帯を切り、道明寺がそばにいるならかけてくるな!
と言う。

 花沢は道明寺に、つくしに携帯切られちゃった、と言う。

 つくしの携帯が鳴る。今度は滋から。


 滋と会うつくし。
 滋はつくしがバレンタインのチョコを渡す相手は花沢?それとも道
明寺?−−やっぱれ道明寺なんだ、と言う。そして滋が道明寺とつき
あうと言った夜、おめでとうって言ってくれたよね。道明寺とは、も
う何もないって言ってたよね。信じていいんだよね、と言う。
 無言のつくし。


 バイト中のつくし。今日は優紀は、バイトはお休み。
 つくしに電話がかかってくる。優紀からで更にチョコの作り方、教
わったと言う。そしてつくしは今までいっぱい我慢したんだから、つ
くしがあげたいと思う人にチョコをあげればいいと言う。


 茶室に西門と美作がやってくる。
 西門をチラッと見た更は、慌てて身を隠す。

 西門がお茶を点てることになる。
 西門は前に置かれた茶碗を見る。
 優紀が、「それ更さんの」と言うと、西門は「更って、日向更?」
と確かめた後、お茶を点てずに突然出て行ってしまう。
 優紀は、もしや.....?と思う。

 優紀はつくしに、もしかしたら西門の初恋の相手って.....と言う。


 バレンタインデー当日。
 優紀は西門家の前で待っている。そこには、大勢の女の人たちが待
っていた。

 バイクにまたがった西門が戻ってくる。西門と優紀の目が合う。


 花沢は道明寺に、つくしと待ち合わせをしているという。


 道明寺が橋の上で待っている。
 そこにつくしがやってくる。

 道明寺はつくしがチョコを渡してくれるのを待ちわびている。
 でも、つくしがカバンから取り出したのは、道明寺から貰ったネッ
クレスのケース。
 受け取った道明寺は、ケースを開け、中身を見る。

 つくしは、どうしようか迷った。でも、もう遅すぎた。大勢の人を
傷つけてしまった、もうつきあえない。このプレゼントを持っている
いわれが無い、と言う。

 道明寺はそれを、下を流れる川に捨てる。
 ケースは川を流れ、浅瀬に引っかかる。

 道明寺はペンダントを帰して貰っても、自分にはなんの価値も無い。
自分には、つくししかあり得ないんだ、と言いながら橋の欄干を何度
も蹴り、去っていく。

 つくしが川を見ると、浅瀬に引っかかっていたケースは再び流れ始
める。
 必死に追いかけるつくし。
 そして川の中へ入り、ケースをやっとのことで拾うと、川の中で抱
きしめる。

 川のそばを通っていく黒い服の老婆。


 道明寺はソファーに座る。目の前にチョコの包みとメッセージカー
ド。カードには、大好きな道明寺とずっと一緒にいたいという滋のメ
ッセージが書いてある。


 道明寺はソファーに座ったまま一晩過ごす。

 朝、道明寺の脱ぎ散らかした服を拾うメイド。それから、朝食をど
うするか聞く。
 その声に道明寺が振り返ると、そのメイドはつくし。
 驚く道明寺に、つくしはこの家にいる理由が欲しかった。ただで住
まわせて貰うわけにはいかないので、働かせて貰うことにした。これ
が今の自分には精一杯の答えという。そして住むところがあるという
のは、今の自分には、とてもありがたいと、つかえながらも道明寺に
敬語で話す。

 するとそこにあの黒服の老婆・タマ(佐々木すみ江)がやってくる。
タマは先代から道明寺に仕えて60年。楓から道明寺の面倒を見るよ
う言いつかってきた、と言う。

 つくしが、「おばあさん」と呼ぶと、タマはつくしの手をつかんで、
グイグイと引っ張っていく。そしてメイドをすると言うからには、し
っかりと働け。この家にはやるべきことがたくさんある。そしてタマ
は女中頭なのだから、『先輩』と呼ぶようにと命じる。

 そこにやってくる道明寺。


寸  評  遂にタマ登場で、つくしは道明寺付きのメイドになりましたね。
 少女漫画だからいいようなものの、客観的に見ると、結構危ないの
では?道明寺は、つくしの部屋にも入っていきますし。

 ところで気になるのは、西門と更間に、何があったか?ですね。二
人とも、バレンタインデーが鬼門らしいですし、お互いに会うことを
避けていますし。
 二人が復活してしまったら、優紀には勝負にならないですよね、き
っと。ここに新たな三角関係発生!?

 原作の漫画を読んでいないので、毎回、ドキドキと楽しめます。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 『ママが料理を作る理由』を見ました。でも、一番記憶に残っているのは、
松任谷由実の歌。そうすると、歌つながりで思い出されるのが『夢で会いまし
ょう』。また、このドラマで刺激されてしまったために、あれから、暇がある
と頭の中に松任谷由実の歌がグルグルとリピートしています。
 肝心のドラマの筋は、言ってはなんですが、陳腐だと思うんですよね。それ
だけに、歌の印象が強くて。テーマソングって大切だと思います。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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