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タイトル:Daily Drama Express 2007/02/04 華麗なる一族 (4)  2007/02/28


===================================================== 発行部数   25 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/02/04 (Sun) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.日曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 日曜日の連続ドラマ
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タイトル 華麗なる一族
局  名 TBS系
放映日時 日曜21時
キャスト 万俵鉄平(木村拓哉)
 万俵大介(北大路欣也)
 高須相子(鈴木京香)
 万俵寧子(原田美枝子)
 万俵銀平(山本耕史)
 万俵二子(相武紗季)
 美馬一子(吹石一恵)
 安田万樹子(山田優)
 万俵早苗(長谷川京子)
 美馬 中(仲村トオル)
原  作 山崎豊子「華麗なる一族」
脚  本 橋本裕志
主題歌  『』

あらすじ  第四回 悲しき裏切り

 昭和42年秋。

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 半年が過ぎ、季節は秋になっていた。高炉建設は順調に進み、万俵
鉄平(木村拓哉)はシカゴのアメリカン・ベアリング社を訪ねていた。
 ベ社の社長は、鉄平が送っておいたサンプルを高く評価してくれ、
自動車業界に売り込んでくれるという。それは阪神特殊製鋼が世界最
大の鉄鋼国に対する足がかりを作るチャンスであった。

 同じ頃、金融再編を急ぐ大蔵省では、連日のように都市銀行の合併
案が討議されていた。それは合併で大きな銀行を作り、高度成長期の
日本に進出をもくろむ外国銀行に対抗するためであった。
 その生き残りを賭け、小が大を喰う合併をもくろんでいた父・万俵
大介(北大路欣也)であったが、未だその糸口をつかめずにいた。
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 書類をいらだたしげに閉じる大介。居合わせた面々は、ビクッとす
る。
 「このままでは、いずれ三栄に飲み込まれるだけだ。決め手となる
弱点を探し出すんだ」と大介。


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 シカゴから、成果を携え鉄平が帰国したとき、結婚式を翌日に控え
た次男・万俵銀平(山本耕史)の新居が日本家屋の跡地に完成しよう
としていた。
 そして鉄平の家では.....
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 銭高常務(西村雅彦)と一ノ瀬工場長(平泉成)がやってきて、鉄
平のアメリカン・ベアリング社との成果を喜んだ。でも、そうなると
原料の確保がますます大変。
 鉄平は、一ノ瀬が話をつけた第一製綱と会ってみたい。明日、会え
ないか、と言う。

 一ノ瀬は鉄平がそういうと思い、明日10時にアポを取ってある、
と言う。

 二人が帰った後、鉄平の妻・万俵早苗(長谷川京子)は、明日、銀
平の結婚式なのに大丈夫かと聞く。
 鉄平は、銀平の結婚式は3時からだから、正午に名古屋を出れば大
丈夫、と答える。

 早苗は、遅れないようにと、念を押す。この頃ますます執事の高須
相子(鈴木京香)の態度が大きくなっているから、と。
 何か考えたようだが鉄平は、お茶漬けを食べながら、早苗と息子・
万俵太郎(荒木崇秀)と、家族団らんの時を過ごす。


 第一製綱 名古屋工場で、鉄平は第一製綱の山田所長と話をする。
 山田は、鉄平が専務の要職にいながら、今も現場の先頭に立ってい
ることをたたえ、鉄平がアメリカン・ベアリング社に送ったサンプル
を、帝国製鉄同様、第一製綱も入手した。あんなすごいものが出回っ
たら、と思う帝国製鉄の恐怖の気持ちもよくわかる、と言う。
 鉄平は、そんなことで今回の話が断られはしまいかと、一生懸命フ
ォローしようとする。

 山田所長は、技術で負けたら技術でやり返す、鉄鋼マンの心意気を
思い出した。阪神特殊製鋼の高炉が完成するまで、銑鉄を供給すると
言う。
 喜ぶ鉄平。


 万俵家 安田家 東京 結婚披露宴会場

 相子が万俵寧子(原田美枝子)に文句を言う。寧子の親族が、予定
より急に多く来たから、席や料理の手配で大変だ。公家というのは、
なんでこう何もできないのだ、と言う。

 そこに鉄平がやってきて、家族ではない相子に、そんな心配をして
もらう必要は無い。そもそも相子には、今日の披露宴を遠慮して貰い
たい。相子がいると、家族のみんなが不愉快になるから、と言う。

 美馬一子(吹石一恵)も、鉄平の言う通り、相子には遠慮して欲し
い、と言う。

 大介は、相子の出席は、自分が認めた。不満なら、鉄平が出席を取
りやめればいいだろう、と言う。

 銀平が二人の争いを止める。所詮今日は、安田家との閨閥を作るた
めの結婚式じゃないか、と言って。


 式には、永田格(津川雅彦)大蔵大臣も通産族の大物代議士・大川
一郎(西田敏行)も来ている。次期総裁候補を二人も呼ぶとは、と出
席者は驚く。

 大介は、安田が囁いた、三栄銀行に、ある噂が立っているという言
葉に、興味を示す。

 早苗は、銀平も安田万樹子(山田優)もつかれているみたい、と心
配する。
 鉄平は、出席者はみな、阪神銀行と安田重工業の話ししかしないか
らな、と相槌を打つ。
 一子も、遂に来賓のスピーチでは、一度も銀平の名も、万樹子の名
も出なかった、と言う。

 美馬と相子に連れられて、小泉 元駐仏大使 夫人が、二子のとこ
ろへやってくる。小泉夫人が、二子の縁談の世話をするというのだ。
 鉄平に救いを求める二子。
 鉄平は、二子は二子の人生を生きればいい、と言う。


 大介は安田から、三栄銀行に関する黒い噂を聞いたらしい。
 美馬が大介に、その黒い噂とは、政界へのヤミ献金。向井頭取から、
大川へ渡されていたのだ、と言う。次期立候補のための政治資金とし
ていたのだろう。
 身内では、このスキャンダルは使えない。大川は、万俵家の後ろ盾。
 「身内に足を引っ張られるとは、何のための閨閥なんだ」と吐き捨
てる大介。


 阪神特殊製鋼 出荷倉庫。今月の風間自動車への出荷は、なんとか
間に合った。来月からは、アメリカン・ベアリング社からの受注分も
増えるので、もっと大変だ。この出荷倉庫がいっぱいになって、入り
きれないかも知れない、と一ノ瀬。
 うれしい悲鳴だ、と鉄平。

 その頃港では、もめ事が起きていた。一ノ瀬四々彦(成宮寛貴)が
必死に押さえようとしていたが、収まらない。

 鉄平が駆けつけると、沖仲仕の荒武玄が、「何が専務だ、この若造
め」と進み出てくる。
 鉄平は、とにかく早く持ち場に戻れ、と言う。

 荒武は、積載量はいつもの二倍。それを同じ時間で積まなければな
らないか
らと急いだら、製品を大切に扱え、と言ってきた。こんなこと、やっ
てられない。やめだ、と言う。

 鉄平は、積載量の件なら、謝る。でも、現場放棄をするというのか?
この鉄を作るために、自分たちは徹夜をしてきた。積み出さなければ
その努力が報われないと言う。

 荒武は、ただの鉄じゃないか、と言う。

 鉄平は、この鉄で、日本の技術力を世界に知らしめるのだと言い、
遂に荒武と鉄平はつかみ合いになる。

 荒武は、鉄平を、肝の据わった奴と認め、沖仲仕たちを仕事に戻ら
せる。

 鉄平は、その場にいた四々彦たち阪神特殊製鋼の社員たちにも、荷
運びを手伝わせる。出向まで二時間を切っていた。


 万俵一家と夕食を共にする万樹子。
 相子が、鉄平の新居の時は、鉄平任せだったが、銀平の時は、大介
の力の入れ方が違う、と言う。
 二子は、鉄平は物を作るのが好きだから、ご自分でなさったのよね、
と早苗に同意を求める。
 そうですわね、と答える早苗。

 寧子が万樹子に、新居は片付いたのか、と問うと、相子がカーテン
も絨毯も届き、整った。寧子は何もやらないから、知らないのだ、と
勝手に答える。

 フォークを落とした万樹子がかがんで拾う。そのついでに、自分の
足を大介の足に絡めている相子を見てしまう。

 鉄平に、四々彦から電話。二子の目が輝く。

 鉄平は電話に出ると、四々彦にすぐ来るように言い、早苗共々、急
に仕事が入ったからこれで戻る、と言う。


 四々彦だけでなく、一ノ瀬工場長も来ていた。
 二人は開口一番、第一製綱が、銑鉄の供給を白紙撤回してきたとい
う。きっと裏で帝国製鉄が糸を引いているのだろう。でも、こうなる
と輸出ができなくなり、阪神特殊製鋼の名声は地に落ちる。
 大川に助けを求めたら?との話しも出る。

 そこに二子がやってくる。もう話は終わったと思って、と。
 でも、四々彦だけでなく、一ノ瀬も来ているのを知って、焦る。

 お茶を出しに来た早苗が、この際だから二人のことを打ち明けてし
まえば?と言う。
 事態を察した一ノ瀬が、四々彦を殴ろうとする。
 早苗が間に割って入る。
 鉄平も早苗と自分は、二人を応援していると言う。

 そこに、「そんなことは認めませんよ」と言いながら、相子が入っ
てくる。
 鉄平が、すぐ出て行ってくれと言うと、相子は、鉄平たちが先に出
て行ってしまったから敬介の13回忌の案内を持ってきたと言い、早
苗に渡す。

 早苗が、結婚は好きな人とするべきだと言うと、相子は閨閥結婚し
た早苗に、閨閥結婚を否定することはできないだろう。通産大臣の娘
でなければ、鉄平も結婚しなかっただろう、と言うる
 鉄平は、自分たちはそんなことはない。愛し合っている、と言う。

 相子は二子に、小泉夫人の話をしたでしょ。もし、この縁談が壊れ
るようなことがあれば、自分もこの家庭を壊すかも知れませんよ、と
脅す。

 電話が鳴る。
 固まったままの人たちに対して、「さっさとお出になったら」と言
いながら、相子は鉄平の家を出て行く。

 早苗が電話に出る。母から、父・大川が倒れて入院したとの連絡だ
った。


 早苗が京滋大学付属病院に駆けつける。
 入院中の大介は、鉄平のことを聞く。
 早苗が、鉄平も来たがったが、仕事で来られなかったというと、男
はそれぐらい、仕事に忙しい方がいい、と大介。


 訪れた鉄平に、深々と頭を下げてわびる第一製綱の山田所長。


 春日銀行局長(田中隆三)が永田大臣に、日本初の都市銀行同士の
合併報告をしに、訪れる。
 永田は春日に、どうも春日は、自分の考えとは違う方に持って行き
たがる.....と言う。




 芝利庵 東京 赤坂。
 永田は美馬に対して、大介が望んでいるような、『小が大を喰う合
併』など、どことも無理なようだ、と言う。「この・ま・ま・だとね」
と含みを持たせて。


 美馬が大介に話す。大介がねらっている三栄銀行は、平和銀行を吸
収するらしい。すでに両行は、合意済みらしい、と。

 怒る大介。一度合併が成立すれば、銀行再編は加速し、阪神銀行は
飲み込まれる。最初でなければ、『小が大を喰う合併』は成立しない、
と。

 美馬は落ち着いた声で、永田大臣は、この合併を本心ではつぶした
がっている。こうなった以上、この合併はつぶすしかない。大介はす
でら、大川のヤミ献金という大きな札を引いている、と言う。
 まだ、このカードは、きれていないのか!?と大介。

 美馬は、二年後の総裁選で、大川が相殺になれば、この上もない閨
閥となる。ここで大介も、大川を取るか、永田を取るか、腹をくくる
ときではないか、と囁く。


 神戸市電の車内で鉄平は、第一製綱を操っている帝国製鉄を、さら
に操っているのは、結局通産省だとの結論に達する。


 眠れない大介は、ベッドの上に起き上がる。


 雨の中、自宅の池の畔に座っ鉄平は、鯉の『将軍』に語りかける。
また銑鉄の供給を止められてしまった。こんな馬鹿なことをしていて
は、日本の鉄工業が世界に肩を並べることなどできない。明日、通産
省へ行ってくる、と言う。

 水面が波立つ。そして、わずかな間水面に姿を見せるが、将軍はす
ぐに隠れる。
 鉄平が振り返ると、ガウンを羽織った大介がやってくる。

 「こんな時間まで、何をしている?仕事か」と大介。
 頷く鉄平。そして、まだ大川の見舞いにも行けていない。二年前に
も手術をしているので、心配だ。大介も上京したら、見舞って欲しい
と言う。

 大介はしばらく考えた後、くれぐれも養生するように伝えてくれ、
とだけ言うと、「お休み」と屋敷へ戻っていった。


 鉄平が大介を見舞う。
 大川は、鉄平の元気が無いことを心配する。
 鉄平は、大川にはもう充分して貰ったので、と言う。

 大川は、この病院には、つる乃屋女将・鶴田志乃(多岐川裕美)も
入院しているから、そこいらの果物かごを持って行って欲しい。なる
べくバナナが多く入ったものを、と。

 鉄平が病室を出ると、大川は早苗に対して、鉄平に何があったか言
うよう迫る。

 鉄平が志乃の病室をノックすると、鶴田芙佐子(稲森いずみ)が現
れる。
 鉄平は買い物かごを渡しながら、この前の芙佐子の言葉で目が覚め
たと礼を言う。そしてすぐに戻らなければならないから、と立ち去る。

 志乃は芙佐子に対して、鉄平に会ったの?七年前の、もう鉄平には
会わないという約束は嘘だったの!?と苦しそうな声で問いただす。
 芙佐子は志乃に、何か隠しているでしょ。鉄平との交際に反対する
のは、自分の本当の両親のことと関係があるの?と問う。
 志乃は、関係あるわけ無いじゃない、と否定すると伏せってしまう。


 鉄平は、病院の前からハイヤーに乗ると、通産省へと向かう。
 鉄平がハイヤーに乗った車寄せの片隅の公衆電話からは、阪神銀行
専務の大亀(武田鉄矢)が大介に報告を入れている。たった今、外科
部長と話ができた、と。


 鉄平は石橋重工業局長に、帝国製鉄から要請があった上での判断で
はないのか?と詰め寄る。
 石橋は失礼な、と言い、高炉建設を認可した恩も忘れ。さ、早く出
て行ってくれ。後の客がつかえているのだ、と追い出そうとする。
 すると石橋の部下が、水谷大臣が、すぐ鉄平を連れて、大臣室へ来
て欲しいと言っている、と呼びに来る。

 大臣室では、医者と看護婦が控えている。
 奥を覗くと、大川が大臣の前に座っている。
 大川は石橋に対して、だいぶ近頃の通産省の空気はよどんでいるな。
帝国製鉄のいいなりになっていれば出世が約束されていると勘違いし
ては、日本の将来の舵取りを誤る。今すぐ、こんなつまらないことは
辞めろ、と机を叩きながら怒鳴る。
 そして水谷に対しても、これでいいのかと問いただす。

 水谷は石橋に対して、「そういうことだから」と言い、石橋は頭を
下げて受け入れる。

 鉄平は大川を支えてハイヤーまで行く。そしてハイヤーに乗り込ん
だ大川に、今日のことを感謝する。
 大川は、自分に対しては、何の遠慮もしないで欲しい。鉄平のこと
を本当の息子だと思っているから。親は子供の役に立てるのがうれし
いのだと言う。


 金栄庵 東京 新橋。
 大介は永田に、三栄銀行から自由党の大物代議士に対して、ヤミ献
金の噂がある、と言う。
 永田は、それが事実なら、そんな銀行の合併はすすめられないな、
と言う。でも、銀行を監督する大蔵省から、そんな事実を公表するわ
けにはいかないなと言う。

 大介は、それなら当行独自の判断で行かしてもらう、と言う。
 永田は、そうするとその代議士は政治生命を失うことになるな、と
言い、大介に酒を注ぐ。


 阪神特殊製鋼では、みんな銑鉄が運び込まれ、喜ぶ。


 鉄平は、大川に感謝する。これで明日の敬介の十三回忌にも、いい
報告ができる、と。

 そこに大川の部下の杉浦がやってきて、必死に抑えようとしたが、
抑えきれませんでしたとわびながら、持ってきた新聞を大川に渡する

 一面トップに、大川の不正献金の疑惑の記事。
 大川は、「誰の仕業だよ!!」と怒る。


 永田は春田を呼び、春田の監督不行届だと叱責し、今回の合併は無
かったことになる、と言う。


 大介は美馬に、大川を売ったのは、医者から大川はもう長くないと
聞いたから、美馬だって、永田を勝たせたいのだろう。新たな合併先
探しには、今まで以上に美馬に協力してもらう、と言う。


 鉄平は、溶鉱炉の炎を見つめながら、手に持っていた大川の件の載
っている新聞を握りしめ、くしゃくしゃにする。


 敬介 十三回忌 当日。
 鉄平は早苗を気遣う。

 大介は寧子に対して、「あの日のことは一日たりとも忘れない。死
んだ人間は何も話してくれない」と囁く。

 万樹子がお茶を出しながら早苗に、「大変ですわね」と声を掛ける
と、すかさず相子が、「同情することはないんじゃない?万俵家に恥
をかかせたのだから」と冷たい声で言う。

 「なんだと?」と鉄平。
 「事実でしょ。万俵家から犯罪者を出したのは」と相子。

 鉄平は、「大川の父に謝れ!」と相子につかみかかろうとし、美馬
と銀平が止める。

 そこに現れた大介は、「そんなことで動揺していては、経営者には
なれないぞ」と言う。
 「そんなこと、ですって!?先生が侮辱されて、お父さんは腹が立
たないんですか?」と鉄平。
 「わたしも昨日の記事は気の毒だと思う。でも、あれは大川先生の
自業自得でもある」と大介。
 「よくそんなことが言えますね、万俵家のために尽力くださった恩
人に対して。ボクはあの記事を書かせた者を絶対許さない」と鉄平。
 「お前はその人間が憎いのか?」と大介。
 「はい。もし今、家の前にその人物が現れたら、撃ち殺してやりた
い」と鉄平。
 「そっか。そんなに憎いか」と大介。

 にらみ合う二人。


寸  評  なんと、大介が大川が病床に倒れると、引き金を引くとは。
 今回、鉄平は正論を振りかざして、大介にかみついているだけとい
う印象でした。
 それに対して、大介は、自分の野望を達成するためには、身内さえ
裏切り、それをおくびにも出さずにとぼけてみせ、着々と進んでいく。
やはり、原作が大介が主人公であることがわかるような気がします。

 もっと、鉄平を中心にストーリーをすすめないと、主人公が変わっ
てしまいそうに思います。

 ところで、相子は、本当に腹が立ちます。これだけの悪女を演じら
れていると言うことは、成功と言うことでしょうね。
 寧子にもっとしっかりして欲しいです。

 二子には絶対相子の連れてきたお見合い相手ではなく、四々彦との
純愛を貫いて欲しいです。

 そういえば、原作では、三女・三子までいたのでしょうか?またそ
うだとすると、今回どうして省いたのでしょう。あまりに煩雑になり
すぎるから?

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 じつは今回、レギュラー時間帯の連続ドラマは、自分が執筆しているもの以
外は、まだ全然見られていません。なぜこんな変なことになってしまったかと
いいますと、以前書いた通り、ハードディスク・レコーダーの録画数が限界に
達していて、とにかく削除するために見てしまわなければならなくなっている
のです。そのため、時間の短い深夜や昼帯のドラマか、二倍速で見られる情報
番組を見て、片付けているためです。
 レコーダーも、HDDの容量も多い方がいいですが、それよりももっと録画
可能数を増やして欲しいと思っています。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv/
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ID  :MM3E195F16414CD 
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