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タイトル:Daily Drama Express 2007/02/08 きらきら研修医 (5)  2007/02/14


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/02/08 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル きらきら研修医
局  名 TBS系
放映日時 木曜22時
キャスト 織田うさこ(小西真奈美)
 立岡ケン(ウエンツ瑛士)
 木下みかこ(りょう)
 川合真介(生瀬勝久)
 向井隆史(パパイヤ鈴木)
 山崎英彦(加藤雅也)
 壇ノ浦龍平(原田芳雄)
原  作 織田うさこ『きらきら研修医』
脚  本 荒井修子
主題歌  主題歌「CHU-LIP」大塚愛

あらすじ 第5回「涙のチョコ…皮膚科編」

 織田うさこ(小西真奈美)の皮膚科での研修が始まった。山崎英彦
(加藤雅也)から得た情報では、指導医の向井隆史(パパイヤ鈴木)
は、どぎついパーマで毛むくじゃらで真っ赤なシャツを着ているとい
うのだ。どんな人だろう?

 うさこは、看護師・橋本潤子(高橋ひとみ)、前田清美(片桐はい
り)などから温かく迎えられる。さらに、産婦人科から立岡ケン(ウ
エンツ瑛士)も異動してきた。

 うさこは、向井を見てびっくりする。まるでポンキッキのムックそ
っくりなのだ。

 歓迎会でも、うさこと立岡は優しくされる。向井は明るく楽しくや
ろうとうさこを歓迎し、うさこが皮膚科志望だったと明かすと感激す
る。

 次の日。うさこが向井を探すと、向井は屋上で患者たちとパラパラ
を踊っている。安静にしていなければならない患者もいるはずなのに
と、うさこは向井のやり方に疑問を持ち始める。

 診察室。うさこと立岡が立ち会う中診察が行われるが、向井は老婦
人の悩み相談を親身になって聞き、診察に時間がかかっている。立岡
の情報では、向井は「病院のみのもんた」と呼ばれているらしい。

 診察時間が延びて手術時間に遅れているのに、マイペースでお弁当
を食べる向井にうさこは、やきもきする。

 手術室。向井は、手術はラップバージョンでいこうと、「メ、ラ、
メラメラメラノーマ」と1人はしゃいで手術する。うさこは、向井に
真剣にやってほしいと言ってしまう。

 研修に不安を感じたうさこは、売店のおばちゃん(研ナオコ)に仕
事運を占ってもらうと「サイアク」だと言われる。

 病室で、向井は患者たちと花札をして、患者のお菓子を巻き上げて
いる。あきれ果てるうさこ。

 うさこは、自分のブログに、皮膚科では何も学べそうにないので自
分で勉強するしかないと書き込む。

 ナースステーションでは、ナースたちが患者の不倫の話題で盛り上
がり、それに向井まで加わったのを見たうさこは、一層向井を軽蔑す
る。

 病室。うさこは患者たちが花札で盛り上がっているのを注意し、患
者・神田(六平直政)らから反発を買う。

 元気のないうさこを立岡が心配する。うさこは、向井が患者の管理
をしないため、自分が患者たちに口うるさくしなくてはいけないこと
を愚痴る。うさこが向井の指導についていけないと洩らすと、立岡は
気合を入れてと励ます。

 急用ができた向井はうさこに検査を頼み、指示表を渡してどこかへ
行ってしまう。中に書かれた「エロバント着用」の意味がわからない
うさこ。ナースたちに聞いてもわからない。

 うさこは、エロバントを必死で探すが見つからず、山崎にTバック
ではないかと言われて、Tバックを買い込んで検査に備える。

 そこへ向井が熊の着ぐるみを着て帰って来た。向井に「エロバンド」
を確認すると、「IDバンド」の間違いだと言われる。向井は、Tバ
ックを見てはしゃぐ。

 うさこの堪忍袋の尾が切れる。うさこは、向井に向かって「ふざけ
るのもいい加減にしてください」、先生にはついていけない、患者の
管理もしないし、先生から何を学べばいいのかわからないと言ってし
まう。

 うさこの部屋。立岡が向井に頼まれたうさこへの差し入れのケーキ
を持って尋ねて来る。立岡は向井が良い先生であるとうさこを説得す
るが、うさこは耳を傾けようとしない。

 立岡は、今の頑ななうさこは尊敬できないと言って2人は喧嘩にな
ってしまう。

 病院の屋上。向井からパラパラに誘われた山崎が練習をしている。
山崎はうさこに「やってみないとわからないこともあると思いますけ
どね」と助言する。

 神田が退院のあいさつにやって来る。うさこは、神田から向井が明
るく接してくれたおかげで、入院中暗くならずにすんだこと、向井が
熊の着ぐるみを着て神田の店の宣伝チラシを配ってくれたこと、患者
の中に糖尿病持ちがいるので、そのお菓子を取り上げるために、向井
が花札をしたことなどを聞き、うさこは反省する。ナースセンターで
の噂話も患者たちの動向を詳しく知るためだったのだ。

 うさこは向井に、うわべだけしか見ていなかったことを謝る。向井
は自分は名医にはなれないが、目指している医者がいることを明かす。
それは、パッチアダムスという映画にもなった医者。その医者はピエ
ロになって患者を笑わせていた。その人に「愛と友情とユーモアこそ
が一番の薬だ」という言葉があり、向井は自分は患者に一番近い不安
を誰よりも理解できる医者になりたいと言う。

 それを聞いたうさこは、向井を尊敬するようになる。うさこは、向
井がくれたチョコを涙を流しながら食べる。

 次の日から屋上でパラパラを踊るうさこ。向井は他の病棟の患者た
ちも回診し、寝たきりの病人が床ずれにならないようにしている。う
さこは向井から「皮膚は全身の窓」、皮膚に現れた症状で病気の症状
がわかることがあると話す。

 うさこと立岡は二人で一緒に帰る帰り道。うさこは、向井のような
皮膚科医になりたいと話す。うさこは立岡が皮膚科に来てくれてよか
ったと喜ぶ。

 それを聞いた立岡はうさこに「今夜はもう少しだけそばにいてくれ
ませんか」と言い、うさこの顔を見つめ、いつになく真剣な表情。

 立岡はうさこは自分が一番わかってほしいことをわかっていない、
「先生に知ってもらいたいんです。僕、実は……」と言う。見つめあ
う2人。うさこは思わぬ展開に戸惑っている。この先はどうなるのだ
ろう?


寸  評  最後はラブストーリー的な終わりでしたね。立岡とうさこで、恋
愛ドラマって考えにくい気がします。

 今回も、ハチャメチャでした。ムックに似ているから、パパイヤ鈴
木が選ばれ、パパイヤ鈴木が踊れるので、「歌って踊れる医者」と言
うことでパラパラをストーリーに入れたようですが。

 小児科・産婦人科では、指導医が怖くておどおどしていたうさこが、
一転向井には指導医であるにも拘わらず、ひどいことを言っていまし
たね。相手が代わると、あんなに高飛車になってしまうのかしら。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 角田光代の「対岸の彼女」(文藝春秋)という小説を読みました。35歳で子
育て中の専業主婦の小夜子と同じ年齢で旅行会社の社長の葵が出会い、友情に
発展していくという話です。引っ込み思案の小夜子は、深津絵里か和久井映見
あたりが似合いそうとか、葵は常盤貴子か水野美紀あたりかなと、読んでいて
思いました。ドラマ化しないかな?(たま)

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