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タイトル:Daily Drama Express 2006/08/07 サプリ (5)  2007/01/22


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/08/07 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル サプリ
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 藤井ミナミ(伊東美咲)
 石田勇也(亀梨和也)
 柚木ヨウコ(白石美帆)
 今岡響太郎(佐藤浩市)
 荻原智 (瑛多)
 田中ミズホ(りょう)
 桜木邦夫(相島一之)
 渡辺ユリ(浅見れいな)
 松井良英(原口あきまさ)
原  作 おかざき真里
脚  本 金子ありさ
主題歌  絢香『Real Voice』

あらすじ  Episode 5 私を守る人


 −− 男は外に出ると七人の敵がいるらしい。じゃあ、女は?
    社内のうわさ話。前はおもしろおかしく聞いていたけど、こ
のままじゃわたしも登場人物。そして三角関係の果てはバレて社内で
干され、そして彼を疑い始め、予感的中。そのままもつれ、社内にい
られなくなってしまう.....考えもしなかった人生。

 思わず悲鳴を上げ、みんなから心配される藤井ミナミ(伊東美咲)。


 朝、ゴミ捨て場で目覚める石田勇也(亀梨和也)。からわらにピン
クのカーディガン。


 荻原智(瑛多)がミナミに、IEエレクトロニクス、だめかもしれ
ないと、すれ違いざまささやく。


 ミーティング。桜木邦夫(相島一之)が、返事が無いときは62%
の確率でだめ、と言う。

 そんなとき、今岡響太郎(佐藤浩市)は雑誌の取材を受けていた。
何でも日本を代表するCMクリエーター10人のうちのひとりとして
らしい。


 記憶がないまま出社する勇也。

 渡辺ユリ(浅見れいな)がやってきてカーディガンを回収すると、
「ちゃんと帰れた?酔ってたみたいだし.....疲れたね、結局朝まで
だったし」と囁く。
 焦る勇也。


 荻原は、どうしても名古屋に出張に行かなければならないので、お
みやげ何がいい?と聞いて、出かける。

 荻原が行ってしまうと、大きなため息をつくミナミ。
 勇也は自分も修羅場。
 ミナミが、自分の方が大変な修羅場かも、と漏らし、田中ミズホ
(りょう)の件か聞く、勇也。

 ミナミはなぜそれを勇也が知っているのか話せ、と迫る。怖い顔。

 その時、ミズホがミナミを呼ぶ。ミズホの声が冷たい。
 ミズホを振り返ったミナミの顔も怖い。
 ふるえる勇也。

 「がんばりましょう。ヤナセシンのところ、一緒に行きましょう。
荻原も染谷も今、空かないのよ。何とかいい返事もらいましょ」とミ
ズホ。

 ミナミが勇也に説明する。ヤナセシンとは、今の日本を代表するア
ニメクリエーター、と。
 でも、勇也はサザエさん、ちびまるこの一連のアニメしか見ないか
らわからないと言う。

 勇也の役割は資料運搬役ということで、勉強してもらおうと思っ
て.....と説明するミナミ。
 なわけないでしょ、との勇也のつっこみに二人じゃ気まずいからで
しょ、と白状する。

 ミナミは、ヤナセにほかのクリエーターでもいいでしょと言われる
と、勇也はヤナセの作品を知らない。そんな若い世代にヤナセ作品を
広めたい。15秒のヤナセワールドを作ってみて欲しい。そのための
サポートなら、最大限すると言う。コンセプトは赤ずきんちゃん。カ
ーナビの広告にしたいという。

 ついにヤナセのOKをもらう。そして赤ずきんちゃんのイラストを
描いてもらう。


 松井良英(原口あきまさ)は熱烈なヤナセファンで、イラストを押
し頂く。
 でも、勇也は赤ずきんちゃんのストーリーを知らない。


 ミズホがミナミに、今夜二人で飲みに行こうという。
 ついていくミナミ。
 そして二人で大いに食べる。


 赤ずきんちゃんは、シャルルペロー版、グリム兄弟版、現代版とあ
る、と説明を始める桜木。その中で一番有名なのが、グリム版。

 でも最後、オオカミのお腹から赤ずきんちゃんとおばあちゃんが救
出されたくだりに、「ありえないでしょ」とつっこむ勇也。
 桜木は、赤ずきんちゃんの寓意は、その当時のその地方では、未婚
の女性は赤い髪留めをしていた。若い女性がフラフラと出歩いている
と、オオカミ男に食べられちゃうと言うこと。


 ミナミがミズホに、荻原との過去は聞かない。でも、これからどう
するのか、問う。
 ミズホはそれに答えず、もう一軒行こう、と言う。

 お店を出て、千鳥足のミズホ。そして気持ち悪ーいと言い出す。か
いがいしくミズホを介抱するミナミ。
 ミナミが、ミズホは結婚している。旦那さんに気づかれないのかと
問うと、ミズホはミナミはからかいがいがある。当分荻原は手放さな
いという。


 いきなり今岡の家を訪ねてくる柚木ヨウコ(白石美帆)。赤ずきん
ちゃんの本を借りに来たのだ。
 焦る今岡。
 ここで勇也と会うのは初めて。
 まどかがヨウコに、宿題を教えて欲しいという。喜ぶヨウコ。

 一緒にまどかの部屋へはいると、まどかは今岡と離れた方がいいと
言う。今岡は人と一緒にいられない人。母親は今岡のために尽くした。
まだピアニストを目指していたときも、広告業界に入って忙しくなっ
てからも、あんな調子。


 ヨウコと二人でお昼を食べているミナミ。
 ヨウコはフリーで働いていると、社内のことがよくわかる。荻原と
ミナミのこととか、ミナミとミズホとのこととか、と言う。そして好
きならその気持ちを大切にしなければ、と言う。


 ミナミと勇也が打ち合わせをしていると、ユリが通りかかり、この
間のように朝まではつらいけど、今度は週末、まったりしようと言う。
 勇也は、ミナミにそう思われては大変、とあわててユリを物陰に連
れて行き、あの日泥酔して記憶がない、と言う。
 ユリは、泥酔した勇也はカラオケ屋で『ダンゴ三兄弟』を歌ってい
たと教える。そしてミナミが二人の仲を気にするなら、勇也も男とし
て見られているが、スルーされたら男と見られていないという。

 勇也はミナミにいろいろ弁明しているが、ミナミは聞いていない。
ミナミの視線の先にあったのは、ミズホと話している荻原。


 荻原は今岡に、クライアントがうんと言わない。クライアントは今
岡に会いたいと言っているので会ってください、と頼む。


 ミナミは、あがってきたヤナセの絵コンテに、OKですと返事をす
る。

 荻原がミナミに、出張土産として、冷やしきしめんを買ったので、
持って行っていいかと聞く。
 ミナミは喜ぶが、それって自宅に荻原が来ることだと気づく。

 ミナミの自宅は散らかり放題。ミナミは片付けを始める。メールを
チェックしながら。
 でも、パソコンの前でうたた寝をしてしまって、もう午前5時。

 翌日、会社でてきぱき働き、帰宅すると片付け。なんとか最後の服
をクローゼットに押し込め、髪をまとめ、花を活け、準備完了。

 荻原がやってきて、お土産とワインを渡す。
 ミナミは手料理を出す。
 でも、荻原が話しているとき、ミナミは速いピッチでワインを飲み、
そのうち、荻原の肩に頭を預けて、寝てしまう。

 荻原は、目覚めたミナミに、緊張してしまったから、話、つまらな
かったですよね、と恐縮して帰って行く。


 今岡が帰宅すると、DVDを見終わった勇也とまどかが泣いていた。
ヤナセの代表作を見ていたのだ。
 今岡は、最高とノー天気に言っている勇也に、のんきでいいね、ク
ライアントとの関係、大変なんだと言う。


 ミナミ、ミズホ、勇也は、ヤナセにクライアントがある少女タレン
トを使っての実写版もしくはアニメと実写の融合版にして欲しい、と
頼む。
 ヤナセは、最初の約束はアニメでしか表現できない世界を表したい
と言っていただろうと言う。

 ミナミは、もう一度、アニメ版のままクライアントに戻してみると
言う。

 帰り道、ミズホはクライアントの意向ははっきりしているだろう。
ヤナセの名前も、少女タレントも欲しいと言うこと。


 ついにヤナセ降板。ミナミは今岡に、ヤナセに言ってくると言うが、
それは今岡とミズホが行って決めたと。もう調整している時間はない
のだ。ヤナセの絵コンテはお蔵入り。

 今岡は、今回大切なのは新規の顧客を取ることであり、ヤナセ作品
の発表ではない、と言う。
 ミナミは、自分ならもっといい形で作品を引きとれたのに、と言う。
 今岡は、だからミナミを連れて行かなかった。ミズホが最近、ミナ
ミのフェアウェーが狭くなっていると言っていたと言う。自分たちが
やっているのはクライアントの広告を作ることなんて、初歩的なこと
を言わせるな、と言う。

 ミナミはヤナセに謝ってくると飛び出していき、今岡が後日会うこ
とになっていると言った言葉も聞いていない。

 ミナミがヤナセに謝りに行っても、取り合ってもらえない。

 帰社したミナミは、ミズホに会う。
 ミズホはミナミの視野は狭い。そしていつも清らかでいいねと、嫌
み。自分は荻原にはいい男になって欲しい。ミナミのような狭い枠に
はめられてはかわいそうだから、ミナミに渡す気はないという。

 ミズホは荻原を会議室に呼び出し、今夜はどうしてもつきあって欲
しいと頼む。

 ミナミが荻原に電話するが通じない。


 勇也はユリに呼ばれて焼き肉を食べに行くことになる。

 同僚がミナミをのみに誘うが、ミナミは調べ物があると断る。


 ヨウコが今岡と食事をしようとするが、今岡の予定は詰まっている。
金曜日にはピアノを教える日だし、週2回は無理としても、1回は教
えないと、と言う。

 ヨウコは、娘に嫌われちゃいけない、と我慢。今岡が別の女に声を
かけても我慢。がまんなんてもう嫌!と言い出す。
 「芸風変えて、どうしたの?」としか反応しない今岡。


 バーに並んで座るミズホと荻原。ミズホは何も言わないのね、と言
う。
 荻原は、ミズホの行動は、会社の利益を護った。でも、心の中には
わだかまりがあったから、こんな風に呼び出したのだろう。でも、つ
きあうのも今回だけ、と言う。
 突然ミズホは別かれたら?旦那と別れると言ったら?と言い出す。


 話しているユリを無視して立ち止まる勇也。


 図書館が閉館して、ミナミが出てくると、息を切らせて駆けつけた
勇也。本を借りに来たけど、閉館だったんだととぼける。

 二人並んで道を歩く。赤ずきんちゃんは、フラフラと外を歩いてい
たのでオオカミに襲われた。ミナミが襲われないように自分が護って
やる。ミナミは、ヤナセとの約束を守ろうとしたのだから偉いよ。俺
がみんなに、ミナミが正しいと言ってやる、と言う。

 ミナミはも自分は結局何もできなかったという。

 −− 本当はしみていた。彼の言葉が。なぜだろう。しみていた。


寸  評  ミナミは、プライオリティーが考えられない人なんですね。
 仕事の現場では、ちょっとできる女性に多いタイプかも、と思いま
すね。彼女の中ではとても正解なことなのですが、企業活動−−利益
を出すこと−−からすると、ベクトルがずれている。だから、彼女の
努力は、なかなか前に進まないし、横に力がそれているだけ、チーム
・メートにも余分な力がかかる。
 ミナミの精一杯がんばってます、は今のところ、自己満足のレベル
にとどまっていますね。

 一方、勇也は勘違いしながらも、なかなかがんばって、一人前の男
に近づきつつありますね。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 入社してXX年。今更仕事にとまどうようなことは起きないと思っていたの
ですが。このところはちょっと勝手が違ってます。
 本当は9月初めまでで今年の大きなプロジェクトが終わり、その後は通常業
務でそれなりに落ち着いてこなしていけると思っていました。
 でも、突然一緒に仕事をしていた人が8月末で退職し、その人の分の仕事も
こなさなければならなくなって、毎日、何をしているのか、わからない状態で
す。
 10月になったら落ち着くだろうと期待していたのに.....見事に希望は打
ち砕かれました。トホホ.....(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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