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タイトル:Daily Drama Express 2007/01/05 花より男子2 (1)  2007/01/18


===================================================== 発行部数   25 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/01/05 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 花より男子
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 牧野つくし(井上真央)
 道明寺司(松本潤)
 花沢類 (小栗旬)
 美作あきら(阿部力)
 西門総二郎(松田翔太)
 大河原滋(加藤夏希)
 松岡優紀(西原亜希)
原  作 神尾葉子
脚  本 サタケミキオ
主題歌  「」

あらすじ  第一話 あれから一年…今夜遂に復活!!今度の舞台はニューヨ
ーク

 ニューヨークの街角に立つ牧野つくし(井上真央)。通りかかる人
がみんなスターに見える。
 2006年クリスマスの頃。
 つくしは道に迷ったが、英語が通じない。
 呆然としていたら、足下に置いていた荷物を置き引きされる。
 ひたすら走って追いかける。

 でも、遂に見失う。パスボートもお金も、すべて盗られてしまった。

 そんなつくしの前に立ちはだかる四人の大男たち。
 つくしが金を持っているのではないか、とポケットを探ろうとする。
 つくしは恐怖のあまり、「道明寺!」と叫ぶ。
 それを聞いた大男たちは、あの道明寺グループの関係者なんて、ク
レージーだと言って、持っていたバスケットボールを、つくしにぶつ
ける。

 −− わたしは旅に出た。あいつに会いたくて、会いたくて、会い
たくて.....日本から1万1千キロも離れた、こんなところまでやっ
てきた。


 2006年 NYから1ヶ月前。
 道明寺司(松本潤)と離れたつくしは、同級生たちに馬鹿にされて
いた。三年生になってから、一度も連絡来ないんでしょ。でも、一時
でもいい夢見られてよかったね、と。

 親友の松岡優紀(西原亜希)に愚痴ると、つくしは絶対耐え抜いて
卒業すると言われる。

 −− わたしの通う英徳学園は超セレブが集まる、日本一のお金持
ち高校。登下校には高級車での送り迎えが当たり前。生徒たちが身に
つけているブランド品も超一流。

 卒業旅行は月旅行!?
 庶民のわたしにとっては、「ありえねーつっーのー!!」

 花沢類(小栗旬)−−ストレス発散に使うこの場所も、今はわたし
専用になった。っていうのも、去年までこの学園を牛耳っていたF4
も、三月に一人は留学し、残りは無事、卒業したからだ。

 四人は卒業記念に、学食を取り壊し、総工費12億円のラウンジを
寄贈した。


 『F4』は、花の四人組〜 Flower 4 〜の略。彼らの名は、学園の
外にまで鳴り響いている。
 リーダーの道明寺は留学。
 西門総二郎(松田翔太)。彼は日本一大きい茶道の家元の息子で、
一番の女ったらし。道明寺がいなくなってからのリーダー。
 美作あきら(阿部力)。年上好きのマダムキラー。父親は日本の裏
社会の大物。実はF4の中で一番怖いかも知れないが、わがまま集団
のF4の中で、彼が調節役となっている。彼が実際F4をまとめてい
ると言っていい。
 花沢類。彼は世界で一、二を争う大商社の息子。でも、全然飾らな
い人。そしてわたしの初恋の人。

 大学生になった花沢類とは、たまに会っていた。彼だけは大学生に
なっても変わっていないように思う。今でも花沢類と会っている時間
はホッとする時間。

 花沢は免許を取った。教習所の人に家に来てもらって、庭で練習し
たという。
 いろいろあったけど、今はなんでも話せる友達。

 花沢に、道明寺に会いたいんだろう、と振られたつくしは、道明寺
に会ったらまた、振り回される。どうせ向こうでボン、キュッ、ボン
の金髪のお姉ちゃんに色目使ってんだろうから。会わなくてせいせい
している、と強がる。

 馬鹿男、道明寺司。世界に名だたる道明寺グループの御曹司で、
F4のリーダー。馬鹿でわがままで自分勝手な暴力男。最低な男。で
も、わたしが心から愛していると言えた男。あの時、この恋だけは絶
対だと思っていた。


 つくしが夕食の席で、大学に行かないで就職しようかなと言うと、
節約すればつくしの学費も大丈夫、と言う父・牧野晴男(小林すすむ)
、母・牧野千恵子(石野真子)、弟・牧野進(冨浦智嗣)。それと道
明寺と結婚すれば、借金なんてたちまち大丈夫、とのんき。


 道明寺が去年のクリスマスに旅立ってすぐは、3ヶ月ぐらいわりと
まめに連絡を取っていたが、それ以来ぱったりと連絡が途絶えていた。
最初のうちは、どうしたのかすごく心配した。

 夏休み。
 三条桜子(佐藤めぐみ)が留学先のオーストラリアからボーイフレ
ンドと一緒につくしのバイト先を訪ねてきた。桜子は、道明寺のいな
い英徳なんて、と3年になるとサッサと留学したのだ。向こうなら、
整形していることを知っている人もいないし。
 そして『冬休み』を利用しての世界一周旅行の途中、実はNYでば
ったり道明寺に会った、というのだ。NYでも相変わらず『オレ様』
で、クルクルパーマの金髪女性を連れて歩いていた、と言うのだ。

 −− 道明寺が元気でいると知ると、逆に心にポッカリと穴が空い
た。


 NYの一ヶ月前。
 つくしは優紀に、大学に行かずに就職しようかと思う、と言う。
 優紀は、英徳学園大学へ進むと、本当は道明寺のことを思い出して
つらいんじゃないの?それから逃げるために就職したいんじゃないの?
と問う。
 否定するつくし。

 優紀が、今度の土曜日、中学の同窓会どうする?と聞く。

 −− 昔の友達と会うこと。それは今の英徳での生活をちょっとだ
け忘れられること。そして道明寺のことも。


 同窓会ではしゃぐつくし。庶民はやっぱり庶民のお店だよね、と。
そして就職しようと思うと発表。
 やりたいことがあるの?と聞かれ、別に、とつくし。

 そこに参加者のいとこで、英徳に通っているという織部順平(生田
斗真)が現れ、つくしがF4にたった一人で立ち向かい、TOJでも
準優勝、とつくしを持ち上げる。

 つくしのことが好きかと問われると、順平はあっさりと「はい」と
言う。つくしは英徳のジャンヌダルクだ、と。
 同窓生の中には、つくしには弁護士が似合う、と言う人もいる。


 同窓会の帰り、つくしは優紀に、順平のようないい男がいれば、英
徳の女子が騒いでいるはずなのにと首をかしげる。
 つくしは、英徳に憧れたのは藤堂静(佐田真由美)がいたから。静
の夢は国際弁護士になること。それなら自分も.....

 帰宅したつくしは、先日の就職するという話を撤回し、英徳の法学
部へ進み、弁護士を目指すという。
 両親はつくしが進学するのはうれしいが、つくしの今の成績では、
英徳の法学部は難しいのでは、と心配する。
 これからしっかり勉強する、とつくし。

 本当に勉強を頑張るつくし。


 2006年12月。
 つくしが図書館で本を読みながら歩いていると、足を引っかけられ
て転ぶ。
 するとつくしを引っかけた女生徒たちの上に本が降ってくる。

 本を落としたのはめがねを掛けたジミでダサイ男子生徒。男子生徒
は順平と名乗る。


 池の端でつくしは順平と話をする。順平はこの学園では目立つと何
かと生きにくいから、ジミに目立たず生きていると言う。
 つくしは、自分と同じ考えの人もいるんだと言う。
 順平は紙飛行機にアリを一匹乗せ、このアリがつくしで、飛行機が
順平と言って飛ばす。こんな風に自分も飛べたら、と。そしてつくし
に友達になって欲しいと言う。
 つくしがとまどっていると、いや本当は恋人になって欲しいんだけ
ど、と言う。
 あっけにとられるつくし。


 順平は放課後、つきあって欲しいという。
 順平が連れて行った先はスタジオ。そこで順平はモデルをやってい
たのだ。カッコイイ!!

 順平は、記念に、とつくしと一緒に写真を撮りたいという。
 目立ちたくないと拒むつくしに、外には出さないから大丈夫、と順
平。


 つくしが登校すると、みんなの視線がいつにも増して冷たい。
 西門から電話がかかってくる。"Treasure" の写真見た。あれは全
世界で発売されているから、きっと道明寺も見る。やきもちを焼かせ
る作戦なんだね、と言う。
 わけのわからないつくし。

 美作からも電話。今日、学校へ行くから、顔を出すと言われる。

 つくしが、わけもわからずいつもの非常階段へ行くと、順平が来て、
"Treasure" を見せる。表紙に『2007年のパリコレ』と書かれ、
なんと順平とつくしの写真が使われている。
 びっくりするつくし。そして抗議すると順平は、スタッフの人があ
の写真をすごく気に入っちゃって。つくしはモデルに向いている、と
こともなげに言い、つくしを抱きしめる。

 そこに花沢が現れ、じゃましちゃったかな?と言う。
 つくしは何でここに!?と驚く。
 花沢は、今日はあのラウンジの落成記念だと言う。
 納得し、順平とのことは何でもない、とつくし。

 もうすぐ授業。つくしは慌てて教室へと向かう。

 非常階段の手すりの上に残された "Treasure" を一別する花沢。


 F4の三人がラウンジに現れ、つくしをF4専用ラウンジへ呼ぶ。
でも、なんとなく浮かない様子のつくし。みんな道明寺に会えないか
らだろう、とつっこむが、そんなことではない、とつくし。


 −− でも、笑ってられたのはその時だけだった。翌日、1年ぶり
に英徳に衝撃が走った。

 なんとつくしのロッカーにF4の赤紙。3年C組牧野つくしに赤紙
が貼られたことは、全校生徒の知るところに。
 F4は〜F4というか事実上道明寺から今朝、久々にショーがある
からということで送られてきたれっきとしたもの、と言う。

 つくしに生卵がぶつけられる。

 その時、順平が進み出て、つくしを助ける。
 みんな、なんで!?とじゃまに思うが、順平はめがねを外し、前髪
をかき上げる。

 「なんでジュンがうちの学校にいるの!?」と女性たちが騒然とな
る。


 西門から、つくしに赤紙が貼られたことを聞き、驚く花沢。西門は
今朝、優紀から抗議の電話をもらって知ったと言う。
 でも、道明寺はつくしの電話をずーっと無視し続けているのにな
ぜ!?


 つくしは、何で!?とふて寝している。
 花沢から電話。

 花沢はつくしに、行ってくれば?と勧める。今更.....と渋るつく
しに、何もかも終わった、と言われるのが怖い?と花沢。
 つくしは、そんなのすでに終わっているでしょ、と言う。
 花沢は、そんな風に逃げていちゃ、卑屈になるだけだ。そんなんで
はつくしらしくない、と言う。


 つくしが勉強の途中で居間へ行くと、三人が固まっている。
 またパパがリストラされたの?とつくしが心配すると、今回はそう
ではなく、パパが忘年会のビンゴで一等を取ったというのだ。その一
等の賞品がNYまでの往復航空券、三日間の旅、お一人様。
 それをつくしに渡し、道明寺に会ってくるよう言う。

 つくしは道明寺からもらったペンダントをつける。

 −− わたしの思いはパパの忘年会に通じて、あいつに会いたくて、
会いたくて、会いたくて.....わたしは12月のNYに旅立った。
1年ぶりのあいつに会いにってとこまではよかったんだけど、泥棒に
遭って.....その上、たちの悪い不良にまで絡まれて、絶体絶命の大
ピンチ。
 「道明寺ー!!」
 不良たちにバスケットボールがぶつけられる。

 そこに現れたのは花沢。花沢は立ち向かってきた不良たちにピスト
ルを突きつけ、"I win." と言う。

 蜘蛛の子を散らすように、逃げていく不良たち。

 「でもどうして!?」とつくし。
 「こんなことだろうと思って.....行くなら行くって、行ってくれ
れば最初からついてきたのに」と花沢。
 しかも花沢の連絡で、西門も美作も明日着くという。

 つくしはジュースを飲んでいる。花沢が大使館にも連絡をつけてく
れていた。
 固いままのつくし。緊張していたのだ。でも、お腹は鳴る。
 花沢からお金をもらい、ホットドッグを買いに行く。

 でも、お店の前で立ちつくすつくし。

 さっきホットドッグを買った青年が振り返り、やはりつくしを見て、
立ち止まる。そしてサングラスを外す.....道明寺だ。

 「お前、なんでこんなところにいるんだ」と道明寺。
 「久しぶり。元気だった?」とつくし。
 「お前は、オレの質問、聞こえているか?」と道明寺。
 「何で来たでしょ.....飛行機!」とつくし。
 「.....」と道明寺。
 「ここはアメリカだから、英語じゃなきゃダメか..... Airplane !」
とつくし。

 でも、道明寺はつくしの手を引っ張って、無言でドンドン歩いてい
く。
 「ボケたんだから、つっこみなさいよ!!」とつくし。

 雑踏を避けて建物の側面へ回ると、道明寺は、この街はまだまだ物
騒だから、気をつけるように、と言う。
 道明寺の携帯が鳴り、英語で取引。道明寺財閥の跡取り息子として、
忙しいのだという。そして、身体に気をつけて帰れ、と言う。

 そこに迎えの車が来て、道明寺は乗っていってしまう。


 展望レストランで花沢と食事をするつくし。
 「花沢類がいなかったら、今頃どうなってたんだろう.....やっぱ、
ピンチの時の花沢類だよね」とつくし。
 花沢は、明日三人で道明寺に会って、話してみると言う。
 つくしは、もうどうなってもよくなってしまったかもしれないと言
う。久しぶりにあったのに、何の挨拶もない。
 花沢は、そんなんでは、つくしらしくない、と言う。

 つくしは、おいしい。こんなにボリュームがあるなんて、NYの食
事は自分向き!とはしゃいでいる。


 秘書の西田(デビット伊東)が道明寺楓(加賀まりこ)に、プライ
ベートで話があると言う。
 楓は、つくしのことでしょ、と言う。あの娘がついにやってきたと
いうか.....あの娘としては我慢した方ね、と言う。

 西門も美作もやってくる。
 美作がつくしのバッグを取り戻してくれる。美作の父親のつてで。
蛇の道は蛇、ということらしい。

 三人は、これから道明寺の家へ向かうが、つくしも来るか?と問う。
つくしはどこかで時間つぶしする、と答える。
 美作は、今朝の件で、つくしのことはこっちのマフィアにも知れ渡
っているから大丈夫だという。


 つくしは街角で道明寺椿(松嶋菜々子)にバッタリ会う。
 椿はつくしを一流ブランド店に連れ回し、似合うドレスをプレゼン
ト。それは2,200ドル!
 椿は、今日ごちそうさせて、と言う。でも、つくしは浮かない顔。
 椿はつくしにドレスに合う靴なども買う。

 別れ際椿は、いつでもつくしの味方だから、何かあったらすぐ連絡
して、と言う。


 つくしは三人と落ち合う。西門は口角に殴られた痕。

 道明寺は最初から突っ張ってた。西門と口論になり、遂に道明寺が
西門を殴る。
 西門は、つくしの名前を出した後、急に道明寺の機嫌が悪くなった
という。

 一人傍観している花沢。道明寺に何かあったんだよ、きっと、と言
う。

 つくしは遂に、道明寺にもう一度会いに行く、と言う。もう一度会
って、訳のわからないこと言ってたら、一発ガツンと殴ってやる。な
んかムシャクシャしてきて、それぐらいのことしないと日本に帰れな
い、と言う。

 つくしは三人を断り、一人で地図片手に道明寺を大学に訪ねる。
 途中、店の主人と日本語で言い合いをしている若い日本人女性を見
かける。でも、言葉は相手に通じていないよう。
 そこにパトカーがやってきて乗せられてしまう。

 なんとか大学にたどり着いたものの、果たして道明寺が授業を受け
ているのかが問題。

 でも、そんな心配をよそに、道明寺が校舎から出てくる。しかもア
メリカ人の取り巻きをぞろぞろ連れて。
 そしてつくしを無視する。つくしにつきあうような時間は無い、と。
 つくしは、少しぐらい話聞いてくれてもいいじゃない!と怒鳴る。

 道明寺はつくしとグラウンドで二人きりになる。忙しいから早く話
をするよう促す。
 つくしは、なんで会いに来たのに無視するの?と聞く。
 会いに来た訳じゃないって言ったじゃない、と道明寺に返される。

 つくしは、何で赤札なんて貼ったの?後輩使ってまで、と問う。
 道明寺はいぶかるが、そんなガキみたいなこと、するかよと言う。

 つくしはなおも興奮して、電話にも出ないで、会いに来ても逃げ回
って、卑怯なマネしないで、言いたいことあるんなら堂々と言いなさ
いよ!と啖呵を切ると殴る.....が、道明寺にサッとかわされる。

 道明寺は、つくしのレベルに合わせたお遊びは終わり、と言うと去
っていく。


 つくしは、慰めようとする三人に、放っておいてよ!と言う。
 もう散々お世話してますけど。お金無いでしょ、と三人。
 つくしは、「お世話になります.....」と頭を下げる。
 三人は、日本に帰ったらしっかり返してもらいましょと言い、クリ
スマスパーティーへと出かける。


 楓は西田の報告を受ける。道明寺は全くつくしを相手にしなかった、
と。
 楓は道明寺にも、道明寺グループの跡取りとしての自覚が出たのね、
とうれしそう。


 日本に帰り、英徳に登校したつくしは、「赤紙女!」と、相変わら
ずいじめに遭っている。
 つくしは果敢に立ち向かうが、なんといっても多勢に無勢、疲れ果
てる。

 すると、順平がつくしを助ける。襲ってきた生徒を椅子で殴る。
 「ずるいじゃないか!」と言われ、「一人にこんなリンチのような
マネをする方がずるいじゃないか。助けずに見ているお前らも同じだ」
と順平。
 そしてつくしをとりあえず非常階段へ連れて行く。


 三人から赤紙の件を聞かれた道明寺は、そんな暇なこと、するわけ
ないだろうと、取り合わない。つくしを助けに行かなくていいのか?
と聞かれ、もう関係ない、と道明寺。


 非常階段から校舎内へ戻った順平は、そこにいた数人に、計画通り
にいっている、という話をする。


 つくしは、廃倉庫のようなところで机の脚に後ろ手に縛られていた。
 さこに順平が現れる。そこにいた不良たちは、順平は助けに来たん
じゃない、と言う。

 順平は、目的はつくしではないと言う。前にもこういうことがあっ
ただろう、と。
 目的は道明寺だ。順平をかわいがってくれていた近所のお兄さんが
いた。その人はまだ道明寺が一年の時、オレ様風を吹かせ、やりたい
放題の道明寺に意見した。するとそのお兄さんは道明寺にボコボコに
された。
 訴えようとしたが、金の力で事件はなかったことにされた。
 ここにいるほかの仲間も同じように道明寺の被害にあったものたち。

 赤札を貼らせたのも順平。道明寺の声色で電話したら、後輩はすぐ
貼った。そしてつくしを助けたことで、英徳の奴らはオレたちができ
ていると思っているだろう。つくしも、もしかしてオレに惚れた?と
順平。

 つくしの手を縛っていたロープがゆるみ、片手を外せる。
 つくしは順平に反論。道明寺が憎ければ何をやってもいいのか!と。
 もう片手も外れると順平を殴り、脱走。

 でも、ようやく倉庫の外へ出たところで追いつかれそうになる。
 するとそこに車のヘッドライト。

 女性に命令された屈強な男たちが順平を追いかけ、順平たちは「警
察だ!」と逃げる。

 その女性は椿。つくしのピンチは必ず救うと約束したから。つくし
が行方不明になって探したが、結構時間がかかってしまって、と言う。

 椿はつくしの怪我の手当をし、高級寿司店へ連れて行ってくれる。
椿は、道明寺がどう言ったかわからないけど、つくしのことは妹だと
思っているから、と。
 でも、別れ際、つくしは椿に、もう道明寺のことはいいんです、と
言う。

 椿は、電車で帰るというつくしを残して車を発進させる。
 つくしが、「お姉さーん!!」と叫びながら走ってくるのに気づい
て、車を止める椿。

 つくしは椿にだけは自分の本当の気持ちを知っておいて欲しいと、
心の内を吐露する。道明寺のことを好きなのは本当だった、と。


 道明寺は椿に呼ばれる。そして業務命令で、来月から日本へ行くよ
うにと言われる。


 2007年正月。
 −− こうして新しい一年が始まった。

 千石屋の女将・千石幸代(加藤貴子)からお年玉をもらうつくしと
優紀。
 二人が久しぶりに幸代の昔の男の話を聞きたい、と言う。
 幸代は、昔の男が結婚した。やっぱり好きな男とは離れていちゃダ
メ、と言う。


 優紀が西門をお茶室に訪ねる。何?という雰囲気の西門。
 優紀の後ろからつくしが顔を出すと、うれしそうな西門。

 順平の件は、きっちり落とし前をつけた。特に花沢が熱くなっちゃ
って、と西門。


 登校したつくしは順平とすれ違い、何も言わない順平に、話は無い
のかと声を掛ける。
 順平は退学届けを出したので、もうここには関係ない。つくしの件
は悪かった、と謝る。そして、いつか道明寺と対等に渡り合えるよう
になる、と言う。花沢は本気でつくしに惚れている。道明寺に振られ
たなら、花沢とつきあえばいいじゃない、と言う。
 つくしは、余計なお世話!と言う。


 三人はつくしに、一月は道明寺の誕生日だと教える。去年はNYで
大勢の著名人を呼んでパーティーを行った。だから、今年は日本で行
うのだと説明。
 つくしは、どうせ自分は呼ばれないだろうとあきらめている。


 つくしが自宅アパートの前まで来ると、高級車が止まっていて、中
から楓の秘書の西田が出てきて、つくしを呼び止める。
 西田は道明寺のバースデーパーティーの招待状を手渡す。楓から
直々につくしに渡すように言われたから、と。


 つくしは、手作りのバースデー・プレゼントを持って、バースデー
パーティーに参加。
 楓がつくしを見つけ、すてきなドレスねと声を掛ける。
 つくしは、椿に買ってもらったものだと答え、今日の招待の礼を言
う。
 楓はちゃんとごあいさつできるようになったのね、と言う。

 パーティーが始まり、道明寺が壇上に現れる。続いて楓も壇上に登
り、今日はサプライズ・プレゼントがあると言う。
 それは道明寺の婚約者の発表。今日、その女性はこの会場に来てい
ると言う。
 楓から直々招待状をもらったつくしは、イヤでも期待してしま
う.....

 でも、楓の口から発表された名は、大河原滋(加藤夏希)−−大河
原財閥の一人娘。

 スポットライトを浴びたその女性は、その時、スパゲティを頬張っ
ていた。
 つくしは彼女を見て驚いた。NYの街角でどなっていて、パトカー
に乗せられた人だ。

 滋は状況がわからないまま、壇上へと導かれる。


寸  評  たぶん、「華麗なる一族」と人気を二分するのが、この「花より
男子」ではないかと思います。みんな、前回のイメージを壊さない程
度に成長しているところがいいですね。
 前回の放送時には、大河原滋が出てこなかったので、どうするのか
な、と思ったのですが、シリーズを分けたのですね。
 ところで、『流星花園』では、父親がリストラされて、住むところ
無くなり、道明寺家のメイドになるエピソードがありましたが、これ
はどうなのでしょうか。
 なにはとまれ、毎週、楽しみです。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 先週の花より男子を録画し損なってしまいました。それは別に、予約の設定
をミスったとか、そういう理由ではありません。なんと、アンテナが不調にな
って、テレビが映らなくなってしまったのです。とりあえずその日のうちに直
ったので、土曜日の晩からは、普通に見られるようになったんですけどね。
 というわけで、知り合いに録画したテープを見せてもらうことにしました。
あらすじは、それを見て書きますので、申し訳ありませんが、遅れてしまいま
す。
 うーん、アンテナという伏兵には正直、参りました。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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