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タイトル:Daily Drama Express 2006/10/19 Dr.コトー診療所2006 (2)  2006/12/29


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/10/19 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル Dr.コトー診療所2006
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 五島健助(吉岡秀隆)
 星野彩佳(柴咲コウ)
 原剛利 (時任三郎)
 星野正一(小林薫)
 安藤重雄(泉谷しげる)
 仲依ミナ(蒼井優)
 西山茉莉子(大塚寧々)
 和田一範(筧利夫)
原  作 山田貴俊
脚  本 吉田紀子
主題歌  「」

あらすじ  第二話 最後の言葉

 仲依ミナ(蒼井優)に仕事を教える星野彩佳(柴咲コウ)。
 でも、なかなか島民の名前や特徴などを覚えきれない。

 ミナは和田一範(筧利夫)と一緒に患者に薬を届けに出る。

 その間に五島健助[コトー](吉岡秀隆)は彩佳を呼ぶ。そして彩
佳の診療記録を取り寄せ、治療方法を検討した。一番いいと思うのは、
化学療法でガンを小さくすること。一番、体に負担をかけないだろう。
この大きさなら十分島でも治療は可能。看護師を続けながら治療でき
る。自分に治療させて欲しいと頼む。そして、絶対に治ると言う。

 彩佳は自分も看護師。ガンの怖さはよく知っていると言う。絶対な
んてこと無い、と言う。
 コトーはそれでも大丈夫と言う。


 彩佳が帰宅すると、星野正一(小林薫)はミナを自宅に下宿させる
と言う。そして彩佳が本当に戻ってくるかと念を押す。
 彩佳はもちろん島のために勉強しに行くのだから、と答える。


 鳴海医師(堺雅人)がコトーに電話し、治療法が決まったか問う。
 コトーは今、考えているという。時間がかかる治療なので、本人と
じっくり話す、と言う。
 鳴海は、考えている時間は無い。若いと進行も早い。それとも島へ
行ってコトーも島ののんびりした時間に染まったか?と言う。

 その時、急患が来て、コトーは電話を切る。


 原剛利(時任三郎)は手配師に、夜、もう一つ仕事を入れて欲しい
と頼む。
 手配師は、そんなに仕事を入れたら、仕事がおろそかになるから入
れられない。むしろ大型免許を取って、長距離トラックを運転した方
が金になる、と言う。

 息子・原剛洋(富岡涼)は剛利に電話し、学校の設備はすごい。で
も、制服とかもいると言う。
 剛利は、電話代がかかるからかけ直すという。
 そしてかけ直すと、そういうお金もまた振り込んでおく、と言う。
 剛洋が剛利に、開陽へ入れてくれた礼を言う。まだちゃんとお礼を
言ってなかったから、と。そして入学式は4月7日と言う。
 剛利は、行けないかもしれない、と答える。


 ミナが偏屈で肋骨を骨折して寝たきりの老人・山下左千夫[さちお
じ](石橋蓮司)に薬を届ける。
 さちおじは妻を亡くし、それ以来、ますます偏屈になってしまって
いた。

 ミナが診療所へ戻る途中、自転車のパンクを直そうとしているコト
ーに会う。
 コトーはパンクを直すのはあきらめ、自転車を引いて、ミナと並ん
で歩く。そして、どうしてこの島に来たのか聞く。
 聞かれたミナは、逆に、なぜコトーがこの島に来たのか問う。

 コトーは居場所が無かったからこの島に来た。この島で居場所がで
きた、と答える。
 コトーはミナに、ここへ来て寂しくないか問う。
 ミナは寂しくないし、夜もぐっすり眠れる、と言う。


 さちおじは、ミナの持ってきた薬を飲もうとして、ミナが薬の袋に、
「ちゃんと飲んでね」と書いてあるのを見て、「子供っぽい。馬鹿に
して!」と袋を投げる。
 それは亡妻の仏壇のろうそくにぶつかり、ろうそくの火が燃え広が
るが、寝ていたさちおじは気づかない。


 安藤重雄(泉谷しげる)が診療所に、ミナの歓迎会をするという口
実で誘いに来る。
 その時、さちおじのところが火事だという知らせが入る。

 火の周りは早く、全焼。
 幸い、さちおじは大やけどを負ったが、助け出された。

 コトーが胸のギプスを外そうとすると、何かを大事そうに抱きしめ
ている。彩佳が取ると、亡妻の写真だった。
 さちおじは、亡妻の湯飲みもなくなったとショックを受けている。

 さちおじのやけどの処置はでき、入院することになる。
 ミナがさちおじの担当を申し出る。自分と似た境遇だから、と。ミ
ナは小学校五年生の時、事故で両親を亡くした。その時、ナースにな
ろうと決意した。ナースには向いていなかったかもしれないけど、と
言う。

 ミナが賢明に食べさせようとするが、さちおじは食べない。そして
ミナの持った茶碗をたたき落とす。

 それでもミナは必死に食べさせようし、さちおじの体を清拭する。


 コトーはある日、往診の帰り道、焼けたさちおじの家による。

 コトーが診療所へ戻ると、さちおじが暴れていた。自殺しようとし
ていたのだ。それをみんなで必死に止めている。
 彩佳がさちおじの頬をたたく。そしてここは病気を治すところ。死
ぬならよそでやってくれ。生きていられると言うことが、どれだけす
ばらしいことか、よく考えるように言う。

 コトーが往診鞄から湯飲みを出す。さちおじが大切にしていた亡妻
の湯飲み。
 それを見てさちおじは、妻には苦労をかけ続けて、自分が殺したよ
うなもの。だから死ねば妻のところへ行けると思ったという。

 さちおじがおいしいものが食べたいと言い出す。ミナは張り切って
食事の用意をする。

 さちおじはもともと土建屋の親父。体が起こせるようになると、さ
っそく自分が監督して、自宅の再建に取りかかる。


 彩佳はコトーに、この診療所に入院した患者さんは、コトーが赴任
してから63人。
 自分は、看護師としてしか見られない。自分の治療をコトーにして
欲しいと思ったけど、やはり東京へ行く、と言う。


 剛利がコトーに電話する。剛洋が急に大人になってしまった。入学
式にも来なくていいという、と言う。でも、忙しい自分にとっては、
むしろありがたい、と。


 出発の朝、彩佳はミナに、ラブレターと言って、風呂敷包みを手渡
すと、両親のことをくれぐれも頼むと言う。

 母親が彩佳を呼び止め、志木那神社のお札を渡す。
 どうやってあんな高いところに上ったの!?と驚く彩佳に、正一と
登ったと母親。

 彩佳が港に行くと、島の人たちが見送りに集まっている。中学の新
入生たちも校長先生に彩佳を見送ってから入学式に来るように言われ
ていると言って、集まっている。

 彩佳は安藤の船に乗り、本島へ向かう。みんな泣きながら手を振る。


 開陽の入学式。真新しい制服に身を包んだ剛洋も入場。
 父兄席を見ると剛利が来ている!
 顔を合わせる二人。


 志木那島の中学校でも入学式が始まった。


 ミナは彩佳からのラブレターを必死に読んでいる。それは大学ノー
トにびっしりと書かれた島の人たちの健康状態と、治療法について。
中には、『ガンの告知について』というページもある。

 コトーは魂の抜けたようになっている。


寸  評  彩佳はやはり東京に治療に行くことにしたのですね。

 とろこで、さちおじのやけどの様子、すごいリアルでしたね。人に
よっては、見るのがちょっと怖いと思うかもしれないですね。
 最近、技術が進歩したせいか、リアルなメイクが増えているような
気がします。特に、ERを見ていると、すごいリアルですね。

 ミナも、だんだん島にとけ込んできたようですね。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 のだめも、嫌われ松子の松子も、部屋が汚い女性ですね。
 わたしも片付けが苦手ですが、あそこまでひどくはないな、と安心してしま
います。
 最近、片付けられない人がバラエティーなどでよく出てきますが、最近片付
けられない人が増えたのか、単に、片付けられない人が世間に名乗れるように
なったというか、顕在化下だけでしょうか。
 あるいは、最近物価が下がり、ひとりが所有するものの量が増えた、という
ことでしょうか?
 いずれにしろ、片付ける段になり、一番必要だと思うのは、思い切って捨て
る勇気ですね。(鈴木)

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