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タイトル:Daily Drama Express 2006/12/12 僕の歩く道 (10)  2006/12/21


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/12/12 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 僕の歩く道
局  名 フジ系
放映日時 火曜22時
キャスト 大竹輝明(草なぎ剛)
 大竹里江(長山藍子)
 大竹秀治(佐々木蔵之介)
 大竹りな(本仮屋ユイカ)
 堀田丈二(加藤浩次)
 久保良介(大杉漣)
 松田都古(香里奈)
 大石千晶(MEGUMI)
 大竹真樹(森口瑤子)
 大竹幸太郎(須賀健太)
 亀田達彦(浅野和之)
 古賀年雄(小日向文世)
 河原雅也(葛山信吾)
脚  本 橋部敦子
主題歌  『』

あらすじ  第10話 涙で、愛が見えない

 「ロードバイク、かっこいいね。見せに来てくれたの?」と松田
(河原)都古(香里奈)。
 「うん」と大竹輝明(草なぎ剛)。
 「ごめんね、せっかく来てくれたのに、行かなきゃならないんだ」
と都古。
 「どこに?」と輝明。
 「仕事。動物病院」と都古。
 「約束だからね−−結婚、一生一緒にいようって」と輝明。

 バイバイ、と二人は別れる。


 帰宅した輝明は、靴をきちんと揃えて家に上がると、うがいをし、
都古への葉書を書く。


 夜、いったんベッドに入ったのに、また起き上がる輝明。


 翌日、普段のママチャリで亀田達彦(浅野和之)の店へ寄る輝明。
 亀田は輝明に、ロードバイクの魅力を語る。そして自転車レースの
ビラを渡す。


 大竹秀治(佐々木蔵之介)が大竹りな(本仮屋ユイカ)に、卒業し
たらなぜ家を出るのか、と問う。

 そこに輝明が来て、レースのビラを机の上に置く。「出たい」と輝
明。

 40キロも走れない。それに大勢の人がいるところでは危険と、秀
治は反対する。そもそも輝明は、競争が何かもわかっていない。無理、
と頭から反対する。
 りなはやってみなければわからない、と言う。そして秀治に問われ
た将来やりたいことも答えず、りなは二階へと上がってしまう。


 河原雅也(葛山信吾)が帰宅すると、都古は、明日の準備をしてい
る。明日八人も来るのだ。

 河原は、そろそろマイホームも欲しいし、子供も欲しい、と言う。
 曖昧に頷く都古。


 翌日、都古は掃除をし、花を飾り、料理にとてんてこ舞い。
 でも河原はお茶を飲んで、ゆっくりしている。

 そのうち河原が、ワインを買ってくると言う。
 都古もスーパーへ行くという。にんじんが焦げたので、買ってく
る.....と。河原はそんなこと、と言うが、都古はそれでも行く。

 にんじんを手にした都古は、人にぶつかられ、山積みにされていた
ジャガイモを崩し、落としてしまう。

 都古は手に持っていたにんじんが落ちる。

 河原が帰宅すると、家が無人。クローゼットの中やタンスから都古
の服が消えている。そして机の上には都古の結婚指輪。


 夕食の席で秀治はりなに、先輩の会計事務所が雇ってくれると言っ
ている。いい話だろ、と言うが、りなは上の空。

 大竹幸太郎(須賀健太)が、輝明が泣いているという。
 大竹真樹(森口瑤子)が心配するが、りなは時々突然泣くことがあ
る。食欲もあるから大丈夫、と言う。

 夜、眠っている輝明の様子を見る大竹里江(長山藍子)とりな。ぐ
っすり寝ている。輝明は何かあると眠れなくなる人だから、大丈夫と
頷きあう。


 家を飛び出した都古は、一人民宿に泊まって寝る。

 イライラと一晩中電話する河原。


 里江が動物園に、輝明に何があったか聞きに行く支度をしている。
 りなが、何かあったら向こうから言ってくると止めても、出かけて
いく。


 三浦広之(田中圭)が輝明に、ロードバイクに乗っているか聞くと、
輝明は休みの日に乗っていると答えた後、亀田が語っていたロードバ
イクの魅力をそのままの言葉で語る。


 園長・久保良介(大杉漣)と古賀年雄(小日向文世)も里江に、輝
明には特に変わったところが無いという。


 遅くに帰宅したりな。
 里江が輝明は動物園で特に変わったところはないと言われたという
と、そんなの最初からわかってたじゃん、と反発。


 亀田と一緒にロードバイクを走らせる輝明。


 秀治は里江に、りなは里江を心配させたいだけじゃないか?昔から
里江が輝明は動物園にかかれきれだったから、と言う。


 堀田丈二(加藤浩次)のところに相談に行くりな。大学を出たら家
を出ようと思っても、輝明のことを考えると.....と言う。
 堀田は今日はりなの話を聞く、と言う。


 秀治は里江に、里江もわかっていたはずだという。小さいときから
りなは母・里江に甘えられなかった。それは里江がりなに甘えている
からだ。昔は今より自閉症もわかったもらえず、ずっと苦労したのだ
から、と。


 帰宅した輝明は、ロードバイクのレースに出たいと繰り返す。秀治
がいくら無理だと反対しても、出たい、と言う。
 頭に来た秀治は、出たいなら一人で出ろ。兄弟が必ず手を貸してく
れるなんて思うな!と言う。

 秀治は子供の頃、輝明のことで苦労した。輝明が問題を起こすと、
担任が秀治に愚痴をこぼす。
 里江は「そんなことがあったの」と言う。


 りなは堀田に話す。里江に何か話そうとすると、よく「ちょっと待
って」と言われた。そういうとき、里江は輝明のことをやっていた。
 里江の愚痴はよく聞かされた、

 堀田は、りなにどうしたいのかと聞く。
 りなは、母親に甘えたかったというと、大声で泣き出す。


 真樹は秀治に、自閉症の人たち四人で自立していた。食事の世話し
かはしてもらっていたが、輝明より症状の重い人もいた。グループ・
ホームって言うの、と言う。
 「黙っていてくれないか!」と声を荒げる秀治。


 帰宅したしなが里江の肩をもむ。りなに甘える里江。


 輝明はツール・ド・フランスのビデオを見ている。
 秀治が部屋にはいると、ゴミ箱にレースのパンフが捨てられている。

 秀治は輝明に、小学生の時、運動会の競争の意味がわからずコース
を走れなかった。自転車のコースは.....と言うと、「お兄ちゃんが
手を引いてくれた.....ありがとう」と輝明。

 「さっきはごめん。きついこと言っちゃって」と秀治。


 帰宅した輝明が、誰もいないので、鳴っている電話を取ると、無言。
 掛けていたのは都古。
 不意に輝明が、「都古ちゃん」と言うと、都古はすぐに電話を切っ
てしまう。

 りなが帰宅し、電話?と聞く。
 「都古ちゃん」と輝明。
 「何か?」とりな。
 「何も言わなかった」と輝明。

 「ごめんね、テル。約束」と涙声でつぶやく都古。

 大石千晶(MEGUMI)から都古への電話。


 輝明は三浦に、ジンジンが元気がないと言う。獣医に診てもらうよ
うに言う三浦。


 千晶がランチ持ってきた、と都古のところへやってくる。のんびり
していていいね、と。

 都古は、こんなことしているとドンドン落ち込む。家を出る一週間
ぐらい前から夜、眠れなくなったという。

 千晶は、安心できるところへ行こう。うち来る?それともお母さん、
変わったんじゃない?年取って、と言う。
 都古は、昔も今もお母さんのところは安心できるところではない、
と言う。

 母親の住むマンションの前にやってきて、母親に電話する都古。
 母親は、河原から電話があった。今すぐ河原のところへ行って謝る
ように。離婚なんてダメ。親が離婚しているからって言われるだけだ
から、と一方的にいい、都古の話は一切聞いてくれない。

 都古は電話を切るとバスに乗り、動物園にやってくる。

 夜になってジンジンの様子を見ていると、輝明が来る。
 「まだいたの?」と都古。
 「ジンジンが元気じゃないから」と輝明。

 輝明と一緒に事務所に行くと無人。三浦は動物の様子を見に行って
いる。
 「ここにいてもいい?」と都古。
 「うん」と輝明。
 輝明はいつものように、「手紙出したから」といい、「うん」と答
える都古。

 輝明はビーバーについて暗記している。

 輝明がふと振り返ると、都古は机に突っ伏して寝てしまっている。
輝明は自分の上着を脱ぐと、都古に掛けてあげる。
 そしてまた暗記作業に戻る。


寸  評  先週時点で、もっと輝明と都古の距離が縮まるのかと思いました
が、さすがに都古にとって離婚は大きな問題なのでしょうね。心は輝
明に救いを求めてしまうけれども、だからといって、それを認める訳
にはいかない。
 都古のちょっと突飛な行動は不眠症から来たのだったのですね。

 ところで、輝明は、来週自転車レースにでるような予告でした。単
にロードバイクに乗れるようになっただけではなく、レースまででき
るようになったということなのでしょうね。
 輝明を成長させる原動力が自転車でした。好きこそものの上手なれ
−−って、ちょっと違うか。。。。

 最後、輝明が人を思いやれるようになったということでしょうか?
それとも、人が机に突っ伏して寝てしまっている時は上着を掛ける、
という経験からくるものでしょうか?
 自閉症の人は他人を惻隠できないのが症状の一つ、と紹介がありま
した。すると、あの行動は症状が軽減しているということ!?
 来週、その謎が解けるのでしょうか?
 なんにしてもあと一回です。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 「のだめ」、はまりまくってます。でも、先々週から突然のだめが大人にな
ってしまったように感じます。今までは自分が何をしたいかが中心だったのが、
千秋先輩が何を望んでいるのかを考え、それに協力する。千秋のそばにいるた
めには、イヤなことでも我慢する、と。
 でも、こうなると一抹の寂しさがあります。もう一度、天真爛漫なのだめに
会いたい、と思ってしまいます。
 これって、子供が成長したときの親の気持ちに相通じるものがあるのでしょ
うか。そういえば、飼い猫が成長して、甘ったれていたずらして来なくなった
ときも、助かりはしたけど、寂しかったですね。

 来年にはアニメ化もされるとのこと。楽しみです。(鈴木)

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