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タイトル:Daily Drama Express 2006/11/23 Dr.コトー診療所2006 (7)  2006/12/12


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/11/23 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル Dr.コトー診療所2006
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 五島健助(吉岡秀隆)
 星野彩佳(柴咲コウ)
 原剛利 (時任三郎)
 星野正一(小林薫)
 安藤重雄(泉谷しげる)
 仲依ミナ(蒼井優)
 西山茉莉子(大塚寧々)
 和田一範(筧利夫)
原  作 山田貴俊
脚  本 吉田紀子
主題歌  中島みゆき「銀の龍の背に乗って」

あらすじ  第七話 命の期限

 星野彩佳(柴咲コウ)は五島健助[コトー](吉岡秀隆)に突っか
かる。抗ガン剤の副作用が出て、髪が抜けるだけでなく、体自体もつ
らい、と訴える。
 コトーは、今度の抗ガン剤は効いていると聞いているが、と言うが、
彩佳は、コトーだけはわかってくれていると思っていたのに、と泣き
声で言うと、電話を切ってしまう。


 屋上でボッーとしているコトーを、和田一範(筧利夫)が呼ぶ。ま
た、彩佳のことを考えていたのだろう、と冷やかす。ドキッとするコ
トー。
 和田は、彩佳から電話があり、夕べのことを謝っておいて欲しいと
言っていた、と言う。そして診療時間外の長距離電話は、コトーの個
人持ちだと、冗談を言う。

 ミナが、春江(高橋史子)が来たと呼ぶ。

 春江は逆子。でも、明るい。上の二人を産んだときも、最初逆子だ
ったけど、臨月になったら、コロッと戻った。うちはそういう家系、
と言う。

 ゆかりも来ている。みんなにおめでた?と勘違いされているが、そ
うではない、とゆかり。

 ゆかりは胃カメラをのむ。


 コトーが漁協に寄る。
 原剛利(時任三郎)は張り切って働いている。
 安藤重雄(泉谷しげる)は、「あんな、張り切られちゃ、まわりが
迷惑だ」と言いながらも、うれしそう。

 夫・坂野(大森南朋)が通りかかり、ゆかりの胃カメラ、楽だった
といっていると報告。

 コトーは、今度検査結果が出るので、ゆかりと一緒に診療所へ来て
欲しいという。


 やってきたゆかりと坂野にコトーは、胃ガンなので、胃の半分ある
いは三分の二を切除する必要がある。でも、今手術すれば大丈夫。本
土の病院に紹介状を書いてもいいし、診療所でオペしてもいいし、と
言う。

 ゆかりは坂野の仕事もあるので、診療所でコトーに手術をしてもら
うことを希望する。


 坂野は星野正一(小林薫)ゆかりの胃ガンを話す。代わってやりた
くても代わってやれない、と。
 正一は、自分もそう思った。でも、こればかりは代われない。縁あ
って一緒になった夫婦なのだから、力になってやらないと、と言う。


 夜、コトーが本を読んでいると、がしゃん!という音がする。
 おそるおそるオペ室をのぞくと、和田とミナがいる。ミナが今度の
オペ失敗しないよう、和田を相手に練習していたのだ。コトーに見つ
かり、やめようとするが、コトーはせっかくだから三人で練習しまし
ょう、と始める。


 いよいよゆかりの胃の幽門切除術開始。

 坂野は千賀を膝に乗せ、絵本を読むが、千賀は「もういい。お母さ
んは?」と言う。


 ゆかりの胃を開いたコトーの手が止まる。

 手術を終えたコトーが坂野を呼ぶ。実は転移があったのだ。すでに
広範囲にガン細胞が広がり、手のつけようがないので、通過障害を改
善するためのバイパス手術のみしたのだ。

 あと考えられる手としては、抗ガン剤治療だが、抗ガン剤で癌を完
治することはできない。何もしなければ、もって三ヶ月の状態。

 がっくりくる坂野。

 ゆかりが麻酔から覚める。坂野は努めて明るく会話するが、病室を
出て一人きりになると、さめざめと泣く。


 ゆかりの世話をするミナ。

 やがてゆかりは訪れた千賀に、絵本を読んでやる。


 みんなでゆかりがまだ入院していることを心配する。

 そこに正一に呼ばれた剛利が来る。正一は彩佳が原剛洋(富岡涼)
がお土産を持ってきてくれたが、会えなくて申し訳ないと言っていた
という。


 コトーはゆかりの熱を測り、よくなってきたから経口で食事を始め
ましょう、と言う。

 でもゆかりは、もう自分は治らないのでしょう?あとどれぐらい生
きられるの?と聞く。

 コトーが大丈夫ですよ、と言ってもゆかりは、坂野の顔やみんなが
心配する様子を見ていればわかる。自分の体のことなのだから、本当
のことを言って欲しいという。


 ミナがゆかりの病室を訪ねると、ゆかりは一人にして!と言う。
 坂野は、訪ねてきた千賀を抱えて慌てて診療所を出て行く。


 コトーは往診へ出る。

 ゆかりは千賀に絵本を読んでいる。


 春江がゆかりを訪ねてくる。胎盤の位置が悪いから、本土の産科専
門医のところで生むことにした。自分もがんばるから、ゆかりもがん
ばって、と言う。

 でもゆかりは突然キレ、「わたしに何を頑張れっていうの!?」と
大声を出す。

 そこに、ゆかりに話があると、坂野に連れられ千賀が来ていたが、
「もういいの」と話さずに帰ってしまう。


 夜、大雨が降る。
 坂野は病室でゆかりに付き添っている。千賀は泣き疲れて、ゆかり
のベッドに一緒に入って寝てしまっていた。

 ゆかりは、千賀の話は何だったのかと問う。坂野は、千賀は大きく
なって、ゆかりに絵本を読んであげるという。絵本を読むと、ゆかり
が泣いてしまうから、と。


 その頃診療所では、まだ春江が帰宅していないと騒ぎになっていた。

 びしょ濡れの春江が診療所へ運び込まれる。途中で具合が悪くなり、
しゃがみ込んでしまっていたのだ。出血もしている。

 すぐにお産の準備が始まる。

 その様子を病室で聞いていたゆかりと坂野は、千賀に、赤ちゃんが
生まれるときはみんな大変。千賀の時も大変だったと話す。


 春江は逆子も治っていて、頭が出てくる。


 春江と赤ん坊は、ゆかりと同じ病室に寝かされる。

 ゆかりは春江に、赤ん坊を抱かせて欲しいという。
 そして赤ん坊を手に取り、「これが命の重さなのね」と言う。

 千賀が生まれたときは、1100gの未熟児で、保育器に入れられ
てしまい、抱かせてもらえなかったと言って、泣く。そして、「春江
さん、おめでとう」と言う。


 朝、春江は赤ん坊を片腕に抱いたまま寝てしまっていた。隣のベッ
ドは空。

 ゆかりは診療所の窓から、浜辺を走る千賀と坂野の姿を見ていた。

 声を掛けたコトーに、一晩中、千賀が生まれたときのことを思い出
していた。あの時、一度死んでいた。いえ、千賀さえ無事生まれれば、
死んでもいいと思った。でも、今はダメ。千賀が字を読めるようにな
ったら、絵本を読んでくれると言った。だから一日も長く生きなけれ
ばならない。だから、抗ガン剤の治療を始めて欲しい、と言う。

 コトーは、ゆかりは生きることだけを考えて欲しい。たとえどんな
ことがあっても、と言う。


 コトーは剛利に、ゆかりが抗ガン剤治療を始めたことを言う。

 剛利はコトーに、抗ガン剤治療は、髪の毛が抜けるのか?と問う。
 とまどうコトー。

 剛利は、剛洋から聞いた話をする。剛洋は彩佳のアパートを訪ね、
彩佳の姿を見た。そして病気ではないかと思い、声を掛けられなかっ
たというのだ。そして正一はこのことを知っているのか?と問う。
 無言のコトー。


寸  評  次回予告で、坂野はコトーの手を握りしめ、膝をつき泣いていま
した。
 やはりゆかりは.....なんでしょうね。

 ところで、志木那島ではどこまでの検査が可能なのでしょうか?実
際の沖縄の離島の診療所にも胃カメラがあるのでしょうか?
 離島の診療所の医師は、胃ガンの手術からお産まで.....大変です
ね。
 検査機器は思いの外充実していますが、手術に事務長まで参加しな
ければならないということは、人材不足が著しい、ということでしょ
うか?

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 先日初めて、東京メトロの1000系車両に乗りました。東京メトロになっ
てからの初めての新造車です。思った以上に静かでした。そして、細かな揺れ
が少なくなっています。車両間のドアが全面ガラスになって、高級感が出まし
た。また、クーラーが進行方向に対して平行な配置ではなく、垂直な配置に変
わっています。
 それと目につくのは、車体が部品化されていて、組み立てられているのかな?
と思うパネル的な内装です。
 そうそう、あと前面形状が丸くなって、見ていて「踊る捜査線」スピンアウ
ト「交渉人・真下正義」に出てきたクモ(フリーゲージ試走車)を思い出して
しまいました。
 って、こんなことに共感していただけるのは「鉄」だけですよね。。。。
(鈴木)

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