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タイトル:Daily Drama Express 2006/11/07 役者魂! (4)  2006/11/13


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/11/07 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 役者魂!
局  名 フジ系
放映日時 火曜21時
キャスト 烏山瞳美(松たか子)
 相川護 (森山未来)
 梓里奈 (加藤ローサ)
 斉藤和子(濱田マリ)
 本能寺海造(藤田まこと)
 柳沢光春(香川照之)
脚  本 君塚良一
主題歌  松たか子『みんなひとり』

あらすじ 第4回「嘘の家族がバレる」

 烏山瞳美(松たか子)は、相川護(森山未来)から社長・柳沢光春
(香川照之)が、本能寺海造(藤田まこと)が所属する演劇班をなく
すつもりらしいということを聞く。

 本能寺の契約更新をするには赤字続きの芝居ではない新しい仕事を
取るしかない。

 そんな中、弁護士・細川辰夫(奥田達士)が父親の代理人として福
田忠太(吉川史樹)を引き取りにきた。忠太の父親はすでに死亡して
おり、その未亡人・大野木京子(平淑恵)が夫の忘れ形見である忠太
を引き取りたいというのだ。

 瞳美と相川は必死に本能寺の売り込みをするが、演劇一筋でテレビ
出演をしてこなかった本能寺の知名度は低く手ごたえがない。

 瞳美の部屋。瞳美は忠太の姉・桜子(川島海荷)だけに忠太を引き
取りたいという未亡人の話をする。瞳美は明日のことはわからないと
思ってきたが、本能寺に出会ってから明日のことを考えるようになっ
てきたことに気付く。

 相川護と梓里奈(加藤ローサ)は人知れず連絡を取り合っていた。
相川は里奈が東都デパートの社長令嬢であると知り驚く。

 里奈は炭酸飲料のCMに出演が決まった。相手役はオーディションで
決定するらしいことを聞いた相川は、その相手役に本能寺を売り込ん
ではどうかと考える。

 相川が柳沢に本能寺のオーディション参加の了解を取ると、柳沢は
里奈を相川の父親が経営するデパートのCMに出演させることを条件に
了解する。

 相川は大阪のデパートの御曹司だったのだ。相川と里奈の運命はま
るでロミオとジュリエット。二人の運命は?

 オーディション当日に瞳美は京子と会う約束があり、瞳美の代わり
に相川が本能寺に同行することになる。

 演劇班の事務所で瞳美は弁護士・細川と未亡人・京子と会う。京子
は青森の資産家で物腰も穏やかで上品な婦人だ。生前の夫から亡くな
った後は子どもを引き取ってほしいと言われたそうで、その子のこと
が心配だと言う。細川は忠太の母親が再婚してアメリカに行ったこと
も調べており、忠太を引き取らせてほしいというのだ。

 オーディション会場。若いタレントと一緒にオーディションを受け
る本能寺。本能寺は演劇人生50年を語り続ける。本能寺は演劇に傾け
る情熱を1時間しゃべり続けそれに根負けしたディレクターが合格に
する。

 瞳美の部屋。アントーニオ(富岡晃一郎)がシチューを差し入れに
来ると京子が忠太を訪ねて来ていた。京子は忠太と親しげに遊んでい
る。

 知らせを受けた瞳美は自分の部屋に戻る。瞳美は忠太にはまだ父親
の件は話していないので、京子の突然の来訪の真意を問うが、京子は
早く忠太と仲良くなりたくてと悪びれた様子はない。

 瞳美は京子を車まで送る。それを物陰から本能寺が見ていた。

 アントーニオは京子を裏表のない人と好印象のようだ。本能寺が忠
太の意志を聞くと忠太は京子と一緒に行くつもりだと答える。本能寺
は忠太に「行ってはならん」と言うがその理由は言わずに帰ってしま
う。

 その後忠太に問うと、忠太は本能寺が反対なら行かないと言う。

 CM撮影。本能寺は里奈の隣でバナナの被り物を着ている。本能寺は
初めは硬すぎてNGで次は能天気と言われてNGとなる。

 事務所。瞳美は細川に忠太は行きたがっていないと告げると、細川
は家庭裁判所の調停を頼むと言う。

 明日、家庭裁判所の調査員が瞳美の部屋を訪ねることになる。

 本能寺は瞳美と子どもたちと共にうその家族を演じることを提案す
る.本能寺の主張によると心の底から演じた時それが真実になるとい
うのだ。

 本能寺は忠太と遊び、幸せな家族を演じるが、忠太は調査官の質問
に対しおばちゃんのうちに行くと答える。理由はみんなに迷惑をかけ
たくないから。

 忠太の意志が尊重され、忠太は京子と共に車に乗って行ってしまう。

 瞳美が車を追いかけると、後ろから桜子(川島海荷)と本能寺も追
いかけてくる。

 車の中。忠太がやっぱり行きたくないと言い出す。京子は「ならお
仕置きね」と車から忠太を降ろす。

 車に追いついた本能寺たち。本能寺は京子が忠太をいじめるために
引き取ったことを見破る。

 本能寺は京子が瞳美と別れた時に、車の中で穏やかな表情が一瞬に
して険しい顔になったことを見逃さなかったのだ。本能寺は京子に、
「心をこめて演技をしなきゃいかん。あんた気を抜いただろう」と言
う。

 京子はついに本性を現した。夫の浮気相手の子がかわいい訳ないじ
ゃないですかと。京子は忠太をいじめるつもりだったのだ。

 京子は忠太を置いていった。忠太は「瞳美ごめんね」と謝り、瞳美
は忠太を抱きしめる。

 瞳美はこの時忘れていたが、相川と里奈の秘めた恋心はライバルデ
パートの子ども同士ということで一層惹かれあってしまい、ついに二
人はキスをしてしまう。新たな火種となりそうだ。

寸評 里奈が東京のデパートの娘で、相川が大阪のデパートの息子でライバル
同士ということで「ロミオとジュリエット」的立場に、今後もってい
くようですが、強引というかありえない感じがします。

 「下北サンデーズ」でもゆいかがサンボの嘘の恋人役を演じるとい
う回がありました。今回も嘘の家族を演じるという展開。ドラマでは
よく使われる展開ではあります。

 本能寺も途中で京子の本性を見抜いていたなら、「早く言ってよ」
という感じですが、脚本家の意図としては後半まで引き伸ばしたかっ
たのでしょうね。

 夫の浮気相手の子どもを引き取りたい未亡人っているのかな?「源
氏物語」の紫の上でもあるまいし。なんで父親を登場させなかったの
だろう?強引さが目立つ回でした。


寸  評  里奈が東京のデパートの娘で、相川が大阪のデパートの息子でラ
イバル同士ということで「ロミオとジュリエット」的立場に、今後も
っていくようですが、強引というかありえない感じがします。

 「下北サンデーズ」でもゆいかがサンボの嘘の恋人役を演じるとい
う回がありました。今回も嘘の家族を演じるという展開。ドラマでは
よく使われる展開ではあります。

 本能寺も途中で京子の本性を見抜いていたなら、「早く言ってよ」
という感じですが、脚本家の意図としては後半まで引き伸ばしたかっ
たのでしょうね。

 夫の浮気相手の子どもを引き取りたい未亡人っているのかな?「源
氏物語」の紫の上でもあるまいし。なんで父親を登場させなかったの
だろう?強引さが目立つ回でした。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 NHKドラマの「魂萌え!」を見ました。高畑淳子主演で夫の愛人役は高橋恵
子。対決シーンはそれなりに迫力があり、見応えがありました。ただ、長編を
3話にまとめてしまってあるので、説明不足の感は否めませんでした。せっか
く良い原作で出演者も良かったので残念です。テレビでじっくり演じるには今
や昼ドラマしかないのかな?

 昼ドラマは昼食を1時頃にとる関係で見る確率が多いです。終わってしまい
ましたが「スイーツハート」は、デパート勤めをしていた3人の女性がお取り
寄せスイーツの店を立ち上げて軌道に乗せていく話でした。何年か前にやって
いた「お仕事です」(鶴田真由、松下由紀、雛形あきこ出演)とよく似ている
感じがありましたが、女性が仕事と恋に生きる話は最近の昼ドラマでは珍しく
却って新鮮な気がしました。ここのところ冴えない役の多い東幹久がこのドラ
マでは珍しく二枚目役だったのにも驚きました。

 現在放送されている「いい女」は石野真子と野村宏伸が出ています。二人と
も若い頃を見ているので、老けた感じはしますが、45歳の人の考えていること
って日頃わからないのですが、自分もいつか通る道であるので、その予習的に
見るとおもしろいです。

 「魂萌え!」は主人公はドラマでは55歳、原作では59歳でした。そのぐらい
の人が何を考えてどんな生活をしているのかということって、実際話をする機
会がないのでわからないですよね。そういう知らない世界をドラマなり本なり
で経験できるのはいいなと思います。
(たま)

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