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タイトル:Daily Drama Express 2006/10/24 役者魂! (2)  2006/10/31


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/10/24 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 役者魂!
局  名 フジ系
放映日時 火曜21時
キャスト 烏山瞳美(松たか子)
 相川護 (森山未来)
 梓里奈 (加藤ローサ)
 斉藤和子(濱田マリ)
 本能寺海造(藤田まこと)
 柳沢光春(香川照之)
脚  本 君塚良一
主題歌  松たか子『みんなひとり』

あらすじ 第2回「大福が奇跡を呼ぶ」

 烏山瞳美(松たか子)は本能寺海造(藤田まこと)のマネージャー
になった途端に騒動に巻き込まれる。その一つが本能寺の隠し子と主
張する福田桜子(川島海荷)と忠太(吉川史樹)姉弟。瞳美は、二人
を自分の部屋に泊まらせて、次の日は初日の舞台へ出かける。

 瞳の同僚の斉藤和子(濱田マリ)から、本能寺がまだ家にいて、舞
台に出ないと言っていることを聞かされる。社長・柳沢光春(香川照
之)から本能寺の大好物の神田の鶴亀本舗の大福を楽屋に欠かすなと
助言を得る。

 経理の相川護(森山未来)は、桜子と忠太の母親について調べ始め
る。

 舞台開始まで9時間。瞳美に相川から連絡があり、二人の母親は店
を辞めてから連絡が取れないと聞かされる。瞳美は大福の手配を相川
に頼み、本能寺の家へ。

 本能寺は一人セリフの練習をしていた。本能寺は客に見せる演技で
はないと舞台に上がることを拒否する。瞳美は「どこから見てもリチ
ャード」と本能寺の演技をほめちぎる。それでも動かない本能寺に、
大福があることを告げると、着替え始める。

 本能寺は楽屋入りしたが、楽屋に大福はない。客席では桜子と忠太
が大福を食べている。最後の一個となった大福を瞳美が取り上げ、楽
屋へ運ぶ。

 しかし、本能寺は粉がいっぱいかかっていないとクレームをつけ、
瞳美は子どもたちの手や顔についた粉をはたき落し大福に振りかけて
もう一度本能寺の元へ。

 本能寺から自宅にある加湿器を持ってくるように言われた瞳美は、
相川に鍵を渡し加湿器を探すついでに、母親の手がかりになるものを
探すように命じる。

 開演まで6時間。本能寺は小道具の杖を短くしろと注文をつける。

 本能寺家。相川は書斎の机の中から桜子たちの母親・福田まり子か
らの手紙の束を見つける。

 開演まで4時間。通し稽古をする本能寺は、今度は杖が短すぎると
文句。その様子はリチャード3世というよりむしろ志村けんだ。それ
を見ていた子どもたちが笑ってしまい、本能寺は不機嫌になり、母親
に引き取らせないと今夜幕をあけないと宣言。

 相川が瞳美に母親の手紙の中にあった緊急の電話番号先を見せる。
しかし、その番号は日本国内ではない。海外にいるのだろうか?

 梓里奈(加藤ローサ)は極度の緊張で倒れ相川がそれを抱きとめる。

 桜子は忠太がいないことに気付く。

 本能寺は今度は演出に文句をつける。忠太は照明の邪魔をしたため
本能寺に追い出される。

 柳沢が大福を大量に持って陣中見舞い。本能寺は大福を食べて喜ぶ。

 瞳美は劇場の外で二人を見つけ、逃げないで言いたいことを言うよ
うにと助言する。

 開演2時間前。里奈は大福を食べると芝居ができるようになると勘
違いして食べ続けている。

 本能寺はセリフが思うように決まらない。客席にシチューの差し入
れを持ってきた瞳美の友人で隣人でもあるアントーニオ(富岡晃一郎)
が「普通でいいんじゃない」と演技の感想を述べる。

 それを「リアリズム」と解釈した本能寺は、アントーニオの意見を
受け入れる気になる。セリフはかみくだいた方が伝わると柳沢。相川、
桜子も演技に口を出す。

 本能寺は皆の意見を聞き入れ、ラッパーや時代劇などの扮装をして
リチャード3世を演じてみるが、バカらしくなりやめる。

 開幕まで1時間。瞳は母親に電話をかける。母親は再婚してロスに
いた。結婚相手が子どもを望まなかったため、子どもを本能寺に託し
たのだと言う。

 開幕5分前。瞳美は本能寺に母親の消息を告げる。本能寺は桜子が
自分の子であることを認めるが、この歳になって子どもの親になると
いう覚悟がつかなくて悩んでいる。

 瞳美はマネージャーとして私生活も面倒を見ることを約束する、そ
して本能寺に舞台に立つように説得。

 本能寺は舞台に向かうが、ノーメイク、つけ鼻、背中のこぶなどを
つけることを忘れており、瞳美は慌てて後ろから追いかける。

 初日の幕は開いた。本能寺は子どもを育てるという極度のプレッシ
ャーから芝居をするどころではなかったらしい。力のこもらない演技
とセリフ。しかし、そんな舞台は本能寺の新境地を開いた力の抜けた
演技として評価される。

 柳沢は上機嫌。相川は里奈の元へ花輪から抜いた花を持ってプレゼ
ントしに行く。

 本能寺は約束を守ると言って、二人を連れて行こうとするが、瞳美
は「父親を演じるのは無理です」と反対する。負けず嫌いの本能寺は
その言葉に反発し「私のできない役はない」と二人を引き取る。

 一人部屋に戻った瞳美の電話が鳴る。電話口からは本能寺の困った
声と子どもたちの騒ぐ声が聞こえる。子どもたちは瞳美が引き取るこ
とになる。

 次の日の朝。瞳美は目覚まし時計で目を覚ます。二人の子どもがい
ない。


寸  評  第2話も面白かったです。本能寺があっさり桜子を自分の子であ
ると認めたのにはびっくりしました。もう少し引っ張るかなと思って
いました。忠太は誰の子なんだろう?

 アントー二オが差し入れにシチューの鍋を持って現れたのはちょっ
と不自然でしたが、彼を登場させるにはそれしかなかったのでしょう。
でも、なぜシチュー?しかも朝も差し入れしていたのに。それも鍋入
り?フランスのル・クルーゼ製らしき鍋にシチューは入れてありまし
たが、あれってすごく重いんですよ。差し入れ向きではないと思いま
す。

 「下北サンデーズ」に続いて舞台物ですが、サンデーズの時は芝居
と言っていた割には芝居の場面は少なかったのですが、こちらは割と
多く入っている気がします。

 見所としては、エンディングが毎回違うことだそうです。第1話は
瞳美、第2話は本能寺編でした。第3話は誰でしょう?

 毎回、瞳美の人間観察に基づく想像場面が入りますが、これって必
要?なのかなと思います。筋に関係なくというか筋に無理矢理こじつ
けで脚本家が楽しんでいるだけのような。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 実家がNTT日本のひかり電話に加入しています。ところが、10月23日
から回線の故障で、加入者86万件の通話に支障が出るという事態に陥りまし
た。母は電話がつながらず、パニックになっていました。原因は4日たっても
究明されず、NTTとしてはサーバーを監視するしか手立てがないのだとか。

 一人暮らしの高齢者にとって電話はライフラインとして貴重なもので、社会
から断絶したような気になるらしいのです。一人でいると、テレビまたは新聞
を読まない限り情報砂漠のような状況になります。NTTの故障係は電話しても
ずっとつながらないし。母は携帯を持っているのですが、携帯のダイヤルは小
さいため、視力が低下している年寄り向きではないようで。これもサーバーの
整備もそこそこに利益拡大を図り顧客獲得を焦ったNTTの見通しの甘さなの
でしょうか、早くなんとかしてよと思いました。

 結局回線がつながらないので、母から携帯で連絡を受けた私が、母の連絡し
たい所に自宅(私はKDDIです)から電話し用を済ませました。とんだとば
っちりで、この電話代をNTTに請求したい気分です。(たま)

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