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タイトル:Daily Drama Express 2006/10/17 僕の歩く道 (2)  2006/10/24


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/10/17 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 僕の歩く道
局  名 フジ系
放映日時 火曜22時
キャスト 大竹輝明(草なぎ剛)
 大竹里江(長山藍子)
 大竹秀治(佐々木蔵之介)
 大竹りな(本仮屋ユイカ)
 堀田丈二(加藤浩次)
 久保良介(大杉漣)
 松田都古(香里奈)
 大石千晶(MEGUMI)
 大竹真樹(森口瑤子)
 大竹幸太郎(須賀健太)
 亀田達彦(浅野和之)
 古賀年雄(小日向文世)
 河原雅也(葛山信吾)
脚  本 橋部敦子
主題歌  『』

あらすじ  第二話 教えて本当の気持ち

 翌朝、昨日のことを大竹輝明(草なぎ剛)に謝る松田都古(香里
奈)。すごく気分悪かったでしょ、と。
 でも、輝明は無反応。みた都古に手紙出した、と言う。

 都古は、それでも、昨日自分が怒ったのは輝明が悪いのではなくて、
悪いのは自分、と言う。
 輝明は理解できないようで、「行こう、動物園」と言う。

 朝礼。
 園長・久保良介(大杉漣)に、「一言どうぞ」と言われ、とまどい
ながらも、「昨日は先に帰ってしまって済みませんでした」と謝る輝
明。
 都古も一緒に謝り、二人で頭を下げる。

 古賀年雄(小日向文世)は三浦広之(田中圭)に、後五日間の辛抱、
と言う。
 三浦は、五日で終わるかなぁ.....とぼやく。

 三浦は、天竺ネズミ(モルモット)の世話をしようとする輝明を止
める。また逃げ出して仕事を増やされたくない、と。
 でも、そこに来た都古が、小さなことでもいいから担当させてあげ
て、と頼む。

 三浦は、いつも隅っこにいて、えさを食べるのもマイペースの『ジ
ンジン』という名の天竺ネズミの世話を担当させる。すばしっこくな
いので、逃げないだろう、と。

 天竺ネズミの説明コーナーのはじで、ジンジンを抱いて立っている
輝明。
 お客さんに、「山羊のえさやりってどこでできます?」と聞かれ、
黙り込む輝明。
 「わからないんですか?」と聞かれ、「わかりません」と答える輝
明。
 お客さんがキレる。
 「誰に聞けばいいのか?」と聞かれ、「動物園の人」と輝明。
 「あんた、動物園の人じゃないのかよ!」とお客さん。「動物園の
人です」と輝明。

 そのやりとりのさなか、三浦が来て、お客さんに説明。そして輝明
に、「大竹さんは、お客さんと話さないでください」と言う。

 お昼、輝明は「おいしい」と『いつも』の鶏の唐揚げをのせたポー
クカレーを食べる。

 午後、輝明が立っていると、お客さんが「天竺ネズミのふれあいタ
イムはいつですか?」と聞く。
 だまり続ける輝明。
 お客さんがキレる。
 それに気づいた都古が、お客さんをなだめる。

 事務所の久保の前に集まる輝明、都古、古賀、三浦。
 なぜ黙っていたのか聞かれても答えない輝明。
 わからなかったんでいすか?と久保に聞かれ、「天竺ネズミのふれ
あいタイムは、1時から3時です」とすらすらと答える輝明。

 なら、なぜ答えなかっのかと問われ、「大竹さんはお客さんと話さ
ないでください」と言う輝明。
 誰に言われたの?と聞かれ、「三浦さんです」と輝明。
 「俺が悪いのかよ!」と怒る三浦に都古が、輝明は言われた言葉を、
言われたとおりに受け取る、と言う。

 三浦は輝明と持ち場に戻る途中、「あんな時、俺の名前、言うか!?
チクってんじゃねぇよ!」とキレる。


 夕食の食卓を、輝明、母・大竹里江(長山藍子)、妹・大竹りな
(本仮屋ユイカ)で囲む。
 りなが里江に何か話したそうにするが、里江は元気がない輝明を心
配していて、りなの話を聞いてくれない。

 輝明は現場で嫌なことがあったという。
 里江は、仕事には嫌なことがあっても、生きていくために続けてい
かなければならない。今までは嫌なことがあると辞めていたけど、今
度は何があっても辞めてはいけないという。

 そこに兄・大竹秀治(佐々木蔵之介)が顔を出し、りなは兄貴がい
ては話せないと言葉を濁す。

 秀治は輝明が、ごちそうさまと行ってしまうと、里江に輝明が嫌な
ら、無理強いしなくていいのでは?と言う。
 でも里江は、輝明にがんばって仕事をしていって欲しい。それが輝
明のためだと信じているから、と言う。

 秀治が二階へ昇ると、今度は妻・大竹真樹(森口瑤子)が、勉強の
進まない息子の大竹幸太郎(須賀健太)を怒鳴りつけていた。
 秀治かそんなにしなくてもと口を出すと、幸太郎のためを思ってや
ってるんです、と反論される。

 秀治が、お袋も、輝明のためって言って、とぼやくと、真樹が怖い
顔になって、里江と自分を一緒にしないで。教育方針が全く違うんだ
から!と怒る。

 自室に戻った輝明は、都古に、いつものようにはがきを書く。そこ
には、「チクってんじゃねぇよ」という言葉も書かれている。


 翌日、輝明は、ジンジンを抱いて、えさを食べさせていた。
 そのコーナーでは、いつものように古賀が観客に天竺ネズミの説明
をしていた。

 午後はやはりいつものように、リンゴを切る。輝明はちゃんと定規
を使って2センチ幅に切る。

 突然輝明が、「チクってんじゃねえよ」とつぶやく。
 びっくりする三浦。
 輝明は昨日三浦がそう言いましたよね、としつこく問う。

 いい加減三浦が、「言ったよ」と言うと、「『チクってんじゃねぇ
よ!』って、どういう意味ですか?」と聞く。
 「つかれたなぁ」とぼやく三浦。
 「休んでいていいですよ」と輝明は、言葉をその通りにとらえる。

 そこに古賀がやってきて、今度から三浦に天竺ネズミの説明を任せ
ると言う。喜ぶ三浦。


 それから淡々とした毎日が続いた。


 ある朝、輝明を送り出すとき、里江は何か言い出そうとしてやめる。

 輝明が出て行った後、起きてきたりなが里江に、夜のバイトを入れ
た。ファミレスで21時まで、と言う。本当は里江に相談してからと
思ったけど、輝明のことで忙しそうだったから、と付け足す。
 里江は、りなのことは心配していないから、と言う。

 里江は主治医・堀田丈二(加藤浩次)と面談。仕事で嫌なことがあ
ったらしいが、生きていくために続けて欲しいという。
 堀田は、里江はわかっているだろうけど、と前置きしてから、輝明
は気持ちが顔に表れない。だから穏やかな表情をしていても内心はと
ても大きなストレスを抱え込んでいるかもしれない、と言う。


 その日、輝明はいつものようにジイジイを抱いて、えさを食べさせ
ていた。
 三浦は、天竺ネズミの世話をしながら、古賀から引き継ぐ説明の練
習をしている。
 でも、なかなか覚えられない。

 ところが、すらすらした説明が聞こえる。なんと輝明がそらんじて
いるのだ。
 まさか全部覚えているわけでは!?とびっくりすると、声が途絶え
る。
 振り返ると輝明が床に倒れていた。


 病院で点滴を受ける輝明。
 里江が来る。
 都古は、このところ輝明がほとんど眠れていなかった。現場でうま
くコミュニケーションがとれていなかったので、それがストレスにな
っていたのだろう。自分が悪かったと謝る。

 里江は、自分がつらくても仕事に行かせていたせいだから、都古は
悪くないという。


 翌日の動物園。久保は輝明が二、三日休養する。肉体的、精神的疲
れのせいだと説明。
 古賀はこれで二週間が経つけど、どうするのか聞く。
 久保は様子を見るという。
 古賀は、輝明が辞めるといってくるかもしれない、と言う。


 家で秀治は、まだ仕事へ行かせると言う里江に反対する。健常者と
一緒に働いても、つらい思いをするのは輝明だ、と。
 里江は、これからも仕事へ行かせるつもり。そして、健常者、障害
者と分けるのは気に入らない。秀治は本当は輝明が恥ずかしくて隠し
たいのだろう。そういうところ、お父さんそっくりで嫌だ、と言う。


 夜、眠り続ける輝明を見守る里江。
 そんな里江を部屋の外から見ているりな。


 翌朝、里江が気づくと、ベッドはからになっていて、里江の体には
毛布が掛けてあった。

 輝明は動物園に出勤していた。
 みんなに大丈夫なの?と聞かれても無反応で、トイレと降りていく。

 一緒にトイレに入った三浦。なんと声をかけていいやらととまどい
ながら、「いつも黄色い服、着ているね」と声をかけてみる。
 でも、輝明は、「はい」と答えただけ。

 輝明が作業着に着替え、みんなで朝礼。
 そこに里江が入ってきて、やはりみんなに迷惑をかけるので、今日
で辞めさせると言う。
 でも、輝明はその場に固まったまま。
 都古が輝明に、動物園の仕事、続けたい?と聞いてみる。

 何度か、辞めようと言う里江と、続けたい?と聞く都古が輝明に声
を掛け合った後、突然大股で輝明は歩き始める。
 そして、天竺ネズミの小屋のところへ着くと、ドアをガチャガチャ
とやり、あけようとする。
 都古が鍵をあけさせる。

 すると輝明は中へ入り、ジンジンを抱き、「大竹さんの担当はジン
ジンです」と何度も言う。

 そこに輝明を残し、里江と都古は歩く。
 里江は今までわからなかったけど、輝明は動物園の仕事、続けたい
のかしら?と聞く。
 都古が、そう思う、と答える。

 都古が久保に、輝明の雇用を頼む。
 久保は、自分は会社の利益を考えなければならない立場。雇用は無
理だが、輝明が望むなら、来てジンジンの世話をしてもいいよと言う。
 都古が、これからはいっそう輝明の面倒を見ると言う。

 でも、古賀は、一緒に仕事をするのは、自分たち飼育係だと三浦に
同意を求める。
 曖昧な表情の三浦。

 退社時刻になり、「さようなら」と挨拶する輝明。
 三浦が輝明を呼び止める。そして輝明には特技があると言う。
 それは、天竺ネズミの説明がすべて頭に入っていると言うこと。

 でも、そう言われても輝明は突っ立ったまま。
 三浦が説明の頭を口にすると、そのあとすらすらとすべて説明する
輝明。

 里江が久保からの電話を受ける。正式採用、と。

 輝明が帰った後、古賀は久保に、障害者を雇っているとイメージ・
アップにつながりますね、と言う。
 久保は、さらに、説明役もできればね、と付け加える。

 夕日に照らされた帰り道。都古は、正式採用、よかったねと言う。
 でも、輝明は、「正式採用」と繰り返すだけ。そしていつものよう
に分かれ道で別れる。


 翌朝輝明が赤信号で自転車を止めると、隣にかっこいいロードレー
サーに乗った中年の男の人・亀田達彦(浅野和之)が止まる。
 輝明は亀田をあこがれのまなざしで見つめ、「こんなにちは」と声
をかける。
 とまどう亀田。
 もう一度声をかける輝明。
 返事をする亀田。
 輝明は、「僕は動物園の飼育係です」と名乗る。


寸  評  輝明が極度のストレスから倒れてしまいましたね。もっと引っ張
るかと思ったのですが、輝明の身辺が結構急展開している気がします。
 今後、堀田は輝明の人生に対して、どのような影響を落としていく
のでしょうか。

 このドラマ、草なぎをはじめとして、みんな自然な演技をしている
のに、香里奈とMEGUMIの会話が、まんま学芸会ですね。
 友達とも話したのですが、香里奈を生かすためには、やはり友人役
にうまい人を配するわけにいかず、このバランスがちょうどいいとこ
ろなのでしょうか。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 秋ドラマ、「みたい!」と思わせるドラマがたくさんあってうれしいです。
月9も今回漫画原作のコメディーで、ここまでとんでくれると、見応えがあり
ます。
 でも、よくできている「のだめカンタービレ」ですが、一つだけ気に入らな
い点というか、変えて欲しい点があります。
 それは、千秋がのだめに譜面をぶつけるなどをする点です。
 やはり悪気が無かったにしろなんにしろ、男性が女性に手をかけるシーンは
やめて欲しいですね。たとえ、のだめは気にしていなくても。
 男性同士、女性同士あるいは女性が男性にというのは、まだ同格だったり、
ハンデがあったりするので許しようがありますが。子供も見る時間帯のドラマ
では避けて欲しいです。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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