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タイトル:Daily Drama Express 2006/08/24 下北サンデーズ (7)  2006/10/18


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/08/24 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 下北サンデーズ
局  名 テレビ朝日系
放映日時 木曜21時
キャスト 里中ゆいか(上戸彩)
 あくたがわ翼(佐々木蔵之介)
 代沢二朗(藤井フミヤ)
 里中喜三男(北村総一郎)
 江本亜希子(山口紗弥加)
 伊達千恵美(佐田真由美)
  八神誠一(石垣佑麿)
 下馬伸朗(古田新太)
 サンボ現(竹山隆範)
 寺島玲子(松沢京子)
 キャンディ吉田(大森美幸/森三中)
 田所双葉(高部あい)
 佐藤新(藤ヶ谷太輔/ジャニーズJr)
 ジョー大杉(金児憲史)
原  作 石田衣良
脚  本 河原雅彦
主題歌  藤井フミヤ「下北以上 原宿未満」

あらすじ 第7回「芸能プロ争奪戦!消えたメンバーの悲劇」

 スズナリの公演に向けての稽古初日。里中ゆいか(上戸彩)は江本
亜希子(山口沙也加)に呼び出された。亜希子は「ぴっちりブルマー
コンテスト」で準優勝を飾ったゆいかにはいろいろな事務所から問合
せがあったが、大手プロダクションフォルテッシモに任せようと思っ
ていると話す。

 仕事が入ってにわかに忙しくなり稽古にでられない団員のために、
亜希子はボランティアのスタンドイン(代役を務める人)を用意する。

 あくたがわ翼(佐々木蔵之介)は新しい脚本ができず、作品の内容
もタイトルも未定で、伊達千恵美(佐田真由美)は怒っている。翼は
最高傑作を作ってみせると約束する。

 ちくわ水産。ゆいかのおっかけも来ている。上演会場がスズナリに
なったことで、ジョー大杉(金児憲史)はチケットノルマを心配する
が、亜希子によるとフォルテッシモがチケットすべてを買い上げてく
れたため団員の負担はない。千恵美は何か裏があると心配する。

 翼は雑誌の取材を受け脚本は進まない。

 ゆいかは亜希子から水着のグラビアの仕事を受けるように言われる
が、ゆいかは頑なに拒否する。

 翼の脚本はできずただ日にちだけが過ぎていき、団員たちの心はい
つしかバラバラになっていったが、誰もそのことに気付いていなかっ
た。

 公演20日前。稽古場はジョーと八神誠一(石垣佑磨)とゆいかの
3人だけ。

 3人はゆいかの部屋で飲む。ジョーは仕事のある他の団員たちに嫉
妬している。

 翼は脚本が書けない。千恵美は自分の書きたい物を書けばいいと言
うが、翼は10年で初めてきたチャンスを逃したくないために筆が進
まない。

 次の日。稽古場にフォルテッシモのチーフマネージャー渋谷が来る。
レストランでゆいかたちは話を聞く。

 ゆいかは芝居の勉強をしたいので、グラビアの仕事はやりたくない
と言うが、渋谷は集中する時も大切だとゆいかの意向に賛成する。

 翼は脚本をまだ一行も書いておらず、千恵美の元にも帰らず色々な
女の家を転々としている。サンボ現(高山隆範/カンニング)も女遊
びを始め、寺島玲子(松沢京子)はイライラしている。結局脚本が出
来るまで、稽古は中止。団員たちに不協和音が立ち始める。

 眠眠亭。ゆいかはヒロ太(三宅弘城)に愚痴をこぼす。ヒロ太は、
翼が昔サンデーズは本多劇場まで登りつめるから下北で一番になった
ら公演を見に来てくれと言ったことを話して、ゆいかに「信じて待っ
てやりな」とアドバイスする。

 ゆいかは自分を追いかけてきたおっかけたちに芝居を見に来てくだ
さいと話をする。

 そんなゆいかを見ていた八神はみんなの心を一つにするためにいい
ことを思いついたと言う。

 稽古場。団員たちが集められている。部屋の電気が切れて、ケーキ
を持った八神とゆいかが現れる。八神は9月10日はサンデーズが初
演を行った日で、この日はサンデーズの誕生日だからと説明する。

 八神は初演を見て感動し入団したのだ。

  しかし、八神の気持ちは伝わらない。サンボとキャンディは仕事を
理由に帰ろうとする。千恵美はコミ二ケーションを大切にと言うが、
サンボは小さな輪の中でグダグダやっているからダメなんだと言う。
もみ合っているうちに、八神の持っていたケーキがつぶれる。

 八神は「余計なことをしてごめんなさい」と泣いて出て行く。ゆい
かが八神を追いかける。

 八神にはゆいかに嫌な思いをさせたことを謝る。八神のうちは金持
ちで働かずに金を稼ぐ。実母は5歳で家を出て行き、父は4人の愛人
を持ちそれぞれ子どももいて、父・継母・愛人たちはみんなお金のこ
としか考えていない。

 孤独に育った八神にとってサンデーズは家族。父は翼で、母は亜希
子、ゆいかは妹のような存在だ。八神は今のサンデーズに失望してい
る。

 ゆいかと八神の話にジョーが割り込んでくる。家柄も学歴もなく30
を過ぎてしまったジョーやサンボにとって、ちょっとばかりの成功や
金は死活問題。八神のような気持ちは「ボンボンの甘えだ」と言う。

 八神はジョーの話を聞いてジョーさんの言う通りと頭を下げて立ち
去る。ゆいかは八神が退団してしまうのではないかと心配する。

 翼が亜希子を呼び出す。

 稽古場。八神は来ない。亜希子は新作の上演は中止し、有名作家の
作品を上演することにしたと発表する。別の作品を探してくれと言っ
たのは翼だ。翼は画期的な演出プランを練っている。八神からは亜希
子の元にしばらく休団したいとメールがあった。

 亜希子は切り捨てなきゃいけないものもあると言い、千恵美は妥協
も必要と現状を冷静に受け止める。

 ゆいかはそんな割り切った考えに「ゆずっちゃいけないものあるん
じゃないですか」と疑問を投げかける。八神にとってサンデーズは家
族だったと言う。

 ゆいかは夢が叶っている自分たちの心がバラバラなことを嘆く。稽
古場には八神の飼っているペレットがいた。八神の身に何か不吉なこ
とが迫っていることを感じたゆいかたちは八神を探す。

 とあるビルの屋上から八神が飛び降りた。


寸  評  電信柱に「この後報ステ」と、次の番組を宣伝したり、翼が電話
に出て「こちらauです」とスポンサーの名前を言ったりするのが、
内輪受けというのか宣伝がかっているのが気になりました。

 内容的には、繊細な八神が自殺してしまうという回で、後半はいつ
もよりシリアスでした。それだけに、ゆいかの脱線する説教もなくて、
おもしろみに欠ける回でした。演出が堤幸彦という宣伝だったのに、
今回も確か3話4話ぐらいも違う演出家で、それはないよという感じ
です。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 秋ドラマの情報が出始めたので、チェックしていたら、「相棒」や「Drコト
ー診療所」は再登場で、「セーラー服と機関銃」がリメイクされることがわか
りました。「セーラー服と機関銃」といえば、薬師丸ひろ子のイメージが強い
のですが、どうなるんだろうちょっと興味があります。

 「嫌われ松子の一生」も放送されるようですが、映画で中谷美紀がはまり役
と言われていたのを内山理名でドラマ化するのは、イメージが違いそうなんで
すがどうなのでしょう。

 私がドラマ化しないかなと思っていた桐野夏生の「魂萌え」もドラマ化され
るようで楽しみです。(たま)

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