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タイトル:Daily Drama Express 2006/08/04 タイヨウのうた (4)  2006/10/17


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/08/04 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル タイヨウのうた
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 雨音薫 (沢尻エリカ)
 藤代孝治(山田孝之)
 橋麻美 (松下奈緒)
 大西雄太(田中圭)
 立浪隆介(川村陽介)
 加藤晴男(濱田岳)
 松前美咲(佐藤めぐみ)
原作  天川彩
原案  板東賢治
脚本  渡邉睦月
主題歌  『』

あらすじ  第4話 あなたがくれた夢

 ウィンナーを焼きながら、雨音薫(沢尻エリカ)と病気のことを考
える藤代孝治(山田孝之)。


 薫はCDやビデオ、そして五円玉をゴミ箱に捨て、ギターをケース
にしまうと、押し入れに入れる。

 店へ降りると、手伝うという。
 父・雨音謙(勝村政信)は、今日は金曜日。金曜は必ず抜け出して
弾き語りに言っていただろう、と言う。

 薫は、もうあきた。今度はシェフ目指そうかな、と言う。


 謙は内緒話のために、松前美咲(佐藤めぐみ)を店に呼ぶ。用件は
観覧車で薫を助けてくれた人にお礼を言いたいということ。薫には直
接聞けないし、と。


 謙は孝治に会いに行く。礼を言う謙。皮膚の炎症が全くなかったの
は孝治のおかげと頭を下げる。そして薫とどこで知り合ったか訪ねる。
 孝治は弾き語りをしていたところを見たのだが、薫は高校生の頃か
ら自分のことを知っていたらしい。足の手術をしたときに、と言う。
 謙は薫の障害が足にでた頃ですね、と相づちを打つ。

 孝治は薫が自分のギターを拾ったらしいと言う。

 謙は驚き、薫は幼いときは防護服を着て、昼間も元気に遊んでいた。
でも、思春期になるとだんだん周りの目を気にしだし、そして手術の
頃から、ふさぎ込むようになった。

 ギターを拾った日から明るくなり始め、そして最近はバイトするほ
ど明るくなった。薫を変えたのが全部孝治なんて、ちょっと悔しい。
 男親なので、娘に男の影がちらつくのはやっぱり嫌で、薫が泣いて
いるのに、男と別れたと知ると少し安心した。
 もしかしたら最後の誕生日になるかもしれないので来て欲しいと頭
を下げる。そして薫の誕生日の招待状を渡す。

 孝治は、薫にもう来るなと言われている、と断る。
 謙は、それは薫の強がり。薫には、本人には内緒にしているが、脳
の萎縮が始まっている、と。


 戻ってきた仲間たちが、薫の誕生会への招待状を見る。そして口々
に、『行くってことは彼女のことをちゃんとするってことでしょ』
『長く生きられない病気だよ』『これからいろいろ障害がでるかもし
れない』『自分の面倒も見られないのに、人の面倒まで見られるの?』
『重いの、嫌だな』と。


 孝治はひとり夜の街角に座り、薫のCDを聞く。


 エミリー(ベッキー)は歌を歌いながらミシンで座布団を縫ってい
る。
 あっという間にできあがり、孝治に全部交換するように言う。

 孝治はおずおずとエミリーに、ミシンの使い方を教えてくれと頼む。


 橋麻美(松下奈緒)は工藤洋平(要潤)が電話で誰かに、三曲目は
無理だろう。いざとなったらゴーストライターという手がある。この
間のオーディションで最終で落としたが、気になる子がいるといって
いたのを立ち聞きしてしまう。

 麻美は、洋平のバッグに入っている薫のCDを見てしまう。
 音がして、あわててそのCDを鞄にしまう。


 夜、孝治がミシンでピンク色の布を縫っている。


 薫の家の店で、今日は貸し切りで薫のバースデー・パーティー。
 ハッピー・バースデーの歌を歌い、ろうそくを吹き消す。
 薫は恥ずかしいから来年はしない......と言う。そして皆に集まっ
てくれてありがとう。お父さんも自分と一緒にいるために、会社を辞
めてくれて、このお店を始めてくれて.....。だから恩返しのために
自分もお店、手伝わなければ......とまじめに挨拶。

 謙がずっと時間を気にしている。サプライズ・プレゼント!?

 謙がプレゼントを渡す。中から薫のCDが出てくる。
 謙は、店を手伝ってくれるのはうれしいけど、歌はあきらめて欲し
くない、と言う。

 その時、孝治が入ってくる。薫は迷惑がる。
 謙は、孝治は薫を助けてくれた恩人だから自分が招待した。そんな
失礼な態度をとるものじゃない、とたしなめる。

 孝治のプレゼント、それは紫外線を通さないピンクの布地で作った
防護服。透明なマスクもついている。

 薫は、「同情してくれてありがとう」と言う。歌をあきらめたのに、
あきらめるなと言うし、自分のやりたいことは、自分の好きにさせて!
と怒る。

 孝治は店を出る。
 謙は、来てくれてうれしかった。あの防護服もうれしかった、と言
って送り出す。


 薫は自分のベッドの上に丸まっていた。薫へのプレゼントを持って
きた母・雨音由紀(黒田知永子)は薫の肩に手を乗せ、病気のせいで
自由に恋もさせてあげられなくてごめんね、と謝る。薫は、病気はお
母さんのせいじゃないと言う。


 民宿に戻り、ひとりくらい顔をしている孝治。立浪隆介(川村陽介)
が、これで義務は果たしたってことか、と言う。
 孝治が義務って何だ?と反論すると、このままそばにいて弱ってい
くのを見ているわけにいはかないだろう、と言う。
 孝治はそんなことわかっていると言い、二人でとっくみあいのけん
か。

 そこに三浦修(竹中直人)が来て、「おまえらの本気、初めて見た。
本気になることはいいことだ。だがな、とっくみあいなら外でやって
くれ。お客の迷惑だ」と言う。


 一室に並んで寝ている4人。
 孝治が布団を抜け出す。


 薫は物音に、布団から起きあがる。時刻は午前4時15分。
 窓を開けると孝治が立っていて、一曲目がよかった。歌、あきらめ
るなんてもったいない。歌、再開するまで毎朝来るから、と言う。


 午前5時。隆介は孝治がいないことに気づく。


 翌日から孝治は本当に毎朝薫を訪ねていた。
 だが薫は窓から顔を出すことはない。


 何日か後の朝5時。三人とも孝治がいないことに気づく。
 隆介は毎朝なんて、本当に好きじゃなきゃできないだろうという。
本人が気づいてするかはわからないが、と。でも、だからって何かで
きるわけでもない。毎日死ぬこと、考えているなんて.....と。

 加藤晴男(濱田岳)か゜いいことを考えたという。


 ある朝、窓の外で複数人が薫を呼ぶ声がする。四人が、赤、青、黄、
緑の防護服をそれぞれ着て、桃レンジャーが来ないと五レンジャーが
そろわない、と声をかける。
 でも薫は現れない。晴男の作戦は失敗か!?

 その時、ついにピンクの防護服を着た薫が現れる。


 五人は小田急江ノ島駅前で、薫の路上ライブのビラ配り。
 晴男が幼稚園児のグループを見つけ、五レンジャーのポーズ。薫に
も一緒にポーズをとるように言う。

 最初は恥ずかしがったが、子供たちの声に応えて一緒にポーズをと
る薫。


 麻美が薫の路上ライブのビラを手に取る。


 ついに薫の路上ライブ開始。集まった人は少ない。
 薫は四人が来てくれただけでも十分うれしいという。

 薫が歌っているうちに、聴衆がドンドン増えていく。


 −− あのとき、わたしの歌が誰かの心に届いたのだとしたら、そ
れはあなたが届けてくれたのだと思った。わたしには永遠に思えたよ、
あの夜のほんの短い夢の時間が。


 車に乗った麻美が薫の路上ライブの様子を見る。


 −− でも本当はすぐそこまで近づいていたんだね、終わりの時を
告げる暗い足音が。


寸  評  麻美の存在が身近になってきましたね。
 最初は薫があこがれるだけの存在だったのに、知らないところで、
ゴーストライターにされそうになるとは。

 薫もやっと昼間の外に出る元気が出て、よかったですね。でも、防
護服を着なければならず、夏は特につらいでしょうね。

 孝治が、防護服の帽子を作ったところはちょっとやり過ぎですね。
もっと、チューリップ・ハットのような素朴な形にすれば、リアリテ
ィがあったのに、あんなキャップ、お裁縫になれた人でも、素人では
作れないですね。

執筆者  鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 9月は振り返ると、いろいろついていない月でした。
 監査が終わったら、今度は一緒に仕事をしていた人が退職してしまい、月末
の忙しさはいつもの2倍。
 そしてそのさなか、前回書いたHDDの突然の停止。そして交換作業。
 そんなことをしているうちに包丁で手を切り、その傷が癒えてきたと思った
ら、地下鉄の駅で、電車とプラットホームの間に足を落としてすりむくという
けが。
 10月はなんとかいい月であって欲しいのですが。
 いきなり始まりが9月にやり残した仕事の片付けで早く帰れない。。。。
 疲れて時々、地震が来たかとひとり勘違いしてしまう状態の今日この頃です。
(鈴木)

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