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タイトル:Daily Drama Express 2006/07/28 タイヨウのうた (3)  2006/09/29


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/07/28 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル タイヨウのうた
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 雨音薫 (沢尻エリカ)
 藤代孝治(山田孝之)
 橋麻美 (松下奈緒)
 大西雄太(田中圭)
 立浪隆介(川村陽介)
 加藤晴男(濱田岳)
 松前美咲(佐藤めぐみ)
原作  天川彩
原案  板東賢治
脚本  渡邉睦月
主題歌  『』

あらすじ  第3話 太陽に壊される愛

 橋麻美(松下奈緒)は調べてきた。話があると言う。
 でも藤代孝治(山田孝之)は、「ないよ」と言うと、背を向ける。


 目覚めた雨音薫(沢尻エリカ)は、暗幕を開け、黒いフィルム越し
に夕暮れの中、ウィンナーを焼いている孝治の姿を見て、ほほえむ。


 今日も広場でギターを弾く薫。
 ぶすっとした顔の松前美咲(佐藤めぐみ)が来て、慰めてという。
 薫が、隆介はホストを辞めて、民宿でバイトしているみたいだよ、
と教える。
 なぜ知ってるの?と驚く美咲に、孝治から聞いたと薫。
 連絡、取り合ってるんだとうらやましがる美咲。立浪隆介(川村陽
介)からは連絡ないし、と。
 薫は、自分から連絡してみたら?と言うが、美咲は負けを認めるよ
うで嫌だという。


 がらくたを片付けていた孝治は、エレキギターを見つけ、手に取る。
 やってきた三浦修(竹中直人)が、「弾いてもいいよ」と言うが、
「弾けないんで」とギターを置くと、ウィンナーを焼きに行く孝治。


 ウィンナーを一串買う薫。そして孝治に頼み事をする。隆介と美咲
を会わせるため、あさっての夜、偶然を装って、隆介を連れてきて欲
しいという。

 孝治は、薫は友達思いだな。ホストクラブに乗り込んできたときも、
と言う。
 薫は小さい特身体が弱く、そんな自分をかばってくれたのが美咲、
と言う。

 孝治は、薫と会っているのは夜ばかり。きれいなんだな、夜の空。
この大きな空を見ていると、小さいことなんてどうでもよくなる。で
も、そんなこと思えるようになったのは、薫と会ってから、という。


 孝治が、明日の夜、一緒に遊園地に行こうと隆介を誘う。
 男同士で?と焦る隆介。でも、ナンパの穴場と納得。

 でも、その話を聞きつけた大西雄太(田中圭)と加藤晴男(濱田岳)
も一緒に行くという。
 ナンパは3人までが鉄則。四人いては引かれてしまう、と二人を思
いとどまらせようとする。

 しかし逆にエミリー(ベッキー)と三浦結子(小林麻央)も一緒に
行くと言い出す。歓迎会をやっていなかったから、ちょうどいいだろ
う、と。
 それじゃ、店が困るだろうと反撃を試みるが、三浦が、「いってら
っしゃい。店はオレ一人でまかなうから」と言い、あえなく失敗。し
っかり日給から750円引かれることになる。


 UVクリームを塗る薫。壁の日めくりには、その日の日の出と日の
入りの時刻が書かれている。

 遊園地へ行くと両親に言う薫。美咲と一緒と言うと、許可する両親。


 遊園地は、カップルで一杯。美咲は明るい園内に、紫外線を心配す
る。

 薫が顔を上げると、孝治が来ている。二組のグループは、偶然を装
って合流。
 隆介は美咲をみんなに、彼女と紹介。そして、みんなで一緒に楽し
みましょうと言う。

 でも、孝治と薫、隆介と美咲はカップルで行動。

 薫は、遊園地はこんなにたくさんの笑顔を作れてすごい。自分も多
くの一を感動させられる歌を作りたい、と言う。
 孝治はがんばれ、と応援。

 CDの感想を聞く薫。
 よかったよと孝治。
 何曲目?と薫。
 五曲目と孝治。でも、CDには3曲しか入っていない.....

 隆介が薫に、孝治が女の人と楽しそうに話しているの、初めて見た。
黒のロングスカートの彼女がいるはずなのだが、隠していて、いっこ
うに教えてくれない、と言う。
 ショックを受ける薫。


 審査員・工藤洋平(要潤)から、「いい曲だ。このまま書き進めて
くれ」と言われた麻美。でも、それは別の人を思って書いたのに、ど
うして怒らないの?と麻美。初恋の人に会ってきた、と言う。

 洋平は自分を嫉妬させようとしてこの詩を書いてくれたなら、うれ
しいという。

 麻美は、いつも洋平は突き放したようで冷たいと言う。
 洋平は、麻美を成功させるのが自分の愛情だと思っている。もした
だの女としてみて欲しいのなら、ふさわしい男は自分ではないと言う。


 隆介は美咲に、二人だけで消えようという。
 薫を心配する美咲に、孝治もいるし、大丈夫だと隆介。


 薫は孝治に、黒いロングスカートの女性は、彼女かと聞く。
 孝治はただの幼なじみと答える。
 安心する薫。でも、そんな自分に、ドキッとする。


 エミリーと加藤が観覧車から降りるとき騒いで、係員を突き飛ばし
てしまう。

 次のかごには、薫と孝治が乗っていたが、係員が階段を落ちてしま
い、かごの扉をあけてもらえず、もう一周周り始めてしまう。

 薫は孝治に、どうして朝までバイトしているのか問う。
 生活のため、と孝治。
 薫はさらに話を聞きたがる。
 六歳の時、両親が亡くなり、施設に入れられた。高校生の時、施設
を出て、それからは一人で生活費を稼いで生きてきたと孝治。

 遊園地の閉園時間・午前3時となる。係員が遊具のスイッチを切る。
 孝治と薫の乗ったかごが途中で止まる。

 美咲と隆介は、無人のボートでいちゃついていた。

 エミリー達は係員に、「閉園です」と言われ、孝治と薫が気になり
つつも、帰ることにする。

 薫は、段々と迫ってくる夜明けに、焦って美咲に電話するが、留守
電。
 孝治は、薫が焦っているのはトイレにでも行きたいのか、と軽く考
えている。

 隆介に迫られ、電話がかかってきたとごまかして逃げる美咲。そし
て初めて美咲からのSOSの留守電を聞く。

 美咲は慌てて事務所へ行く。
 その姿を見たほかの人たちも付いていく。

 美咲は係員に、友達が観覧車に閉じこめられたという。
 係員は一度電源を落としてしまったので、再起動にあと40分かか
るという。

 美咲は薫に携帯で、今日の日の出を確認する。4時37分。
 美咲は、薫は太陽に当たったら死んでしまうかもしれない病気だと、
ことの重大さを訴えるが、みんな冗談としか思っていない。
 美咲が両親を呼ぼうか?と聞くと、薫は断る。

 4時02分。
 4時37分とは何かと問う孝治。何でもないと、話さない薫。

 隆介は美咲のことを、何が何だかわからないけど信じると言い、バ
イクの後ろに乗せて走り始める。

 携帯のアラームが鳴り、「もう間に合わないよ」と顔を伏せる薫。
 遂に薫は、「わたし、病気なの.....」と打ち明ける。
 「苦しいの?」と孝治。
 「あと15分は大丈夫.....XPって病気なの。聞いたこと無いで
しょ。太陽に抵抗できないの。紫外線を浴びると、皮膚ガンになるか
もしれないの。だからわたし、夜しか出歩けないの。だから月が好き
だったの」と薫。

 母・雨音由紀(黒田知永子)から、あと20分で救助の人が到着す
るとの電話が入る。
 薫は、「間に合わないよ」と投げやり。携帯も電池切れになる。

 薫は、太陽が出たら自分のことを見ないで、と孝治に頼む。あなた
だけには見られたくないから、と。

 孝治は自分の上着を脱ぎ、薫にかぶせる。
 ジャージ一枚じゃ、意味無いと薫。
 孝治は、黒が一番紫外線を通さないだろうと言い、さらにカバンの
中を探す。
 「無理だよ」と諦めている薫に、孝治は、諦めるなと言ったのは薫
だろう。今はやれることを精一杯やるしかないだろうと、日焼け止め
を渡す。

 素直に塗る薫。4時36分。

 あたりが明るくなりはじめる。
 孝治は薫を床に伏せさせる。

 遂に太陽が顔を出す。
 そしてあたりがだいぶ明るくなった頃、観覧車は動き始める。
 太陽が半分顔を出している。

 かごが下につき、救助される薫。
 車に乗る直前、孝治を振り返る。


 病院で検査を受ける薫。どこにも異常はなかった。孝治のおかげだ
った。
 「その彼にも感謝しなければならないよ。よく機転を利かせてくれ
た」と主治医・榎戸真一(山本圭)。

 孝治の五円玉を手に取る薫。孝治に嫌われたくないという。
 榎戸は、病気だからって態度を変える男は、こっちから願い下げだ
と相づちを打つ。

 薫は今度は嫌って欲しいという。自分から孝治を嫌いになることが
出来ない。自分がボロボロになるところを見せたくない。初めて死に
たくないと思った。これ以上好きになったらどんどん弱くなってしま
う。生きたいと思ってしまうと涙を流す。

 −− あの日初めてわたしは自分と向き合い始めたのかもしれない
ね。


 孝治は図書館でXPについての本を読む。


 孝治はいつも薫がライブをしているところへ行くと、いない。
 家を訪ねる。

 ベッドで寝ている薫を由紀が、孝治が遊びに来たと呼ぶ。

 −− 向き合い初めて、そして逃げたんだ。歌から.....そしてあ
なたから。

 薫の防護服を見る孝治。
 自室から降りてきた薫は、それを「宇宙服みたいでかっこいいでし
ょ」と言って悪ぶると、どうして訪ねてきたのか問う。
 「具合でも悪くしていないかと心配して」と孝治。
 「同情?やめてよ」と自室に戻ってしまう薫。



寸  評  これで、孝治も実体験を通して薫の大変さを理解していくわけで
すね。
 でも、高校生の時からの片思いの相手、孝治に振り向いてもらえた
途端、避けようと始める薫。そして薫の症状は単に紫外線に当たると
危ないというだけでなく、脳にも障害が発生してしまうのですね。
 これから薫の命のカウントダウンが始まってしまうのでしょう。
 薫の歌と恋、どうなっていくのでしょう。

執筆者  鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 遂に監査が終わりました。ふぅ〜、これで休日、ゆっくり寝られる。
 さて、寝たら執筆のスピードを上げないと。
 それと、あまり見られないでたまってしまった録画も見なければ。
 いろいろやりたい?やらなければならないことがあって、大変。(鈴木)

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