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タイトル:Daily Drama Express 2006/07/24 サプリ (3)  2006/08/29


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/07/24 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル サプリ
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 藤井ミナミ(伊東美咲)
 石田勇也(亀梨和也)
 柚木ヨウコ(白石美帆)
 今岡響太郎(佐藤浩市)
 荻原智 (瑛多)
 田中ミズホ(りょう)
 桜木邦夫(相島一之)
 渡辺ユリ(浅見れいな)
 松井良英(原口あきまさ)
原  作 おかざき真里
脚  本 金子ありさ
主題歌  絢香『Real Voice』

あらすじ  Episode 3 10年後のあなたに

 −− 化粧品とか服とか、おいしいもの、武器はたくさん持ってい
るの。でも、たった一つ持っていないもの−−それはかわいげ。

 藤井ミナミ(伊東美咲)は笑顔を心がけ、荻原智(瑛多)に「おは
よう」と挨拶。


 石田勇也(亀梨和也)は今岡響太郎(佐藤浩市)に、紺野なつき
(志田未来)を祖母の家に預けることに反対。そしてなつきに言いた
いことを言うように促すが、「どっちでも」となつき。


 オリエンテーション 説明会議 「次世代高層マンションCM」
 熱弁をふるう荻原。

 ミナミは、あれから荻原との将来を描いていた。初めての社内恋愛。
だんだんオープンになる交際。上司の媒酌で結婚。恋人のような夫婦。
 自分だけの妄想が暴走。

 プレゼンは進む。ライバル社はAKコミュニケーションズ代表・神
津晃。
 俄然、今岡が燃える。神津は元、今岡の部下だったが、独立した時、
当時温めていた案を、ごっそり持って行ってしまった。

 荻原を意識してぎこちないミナミ。
 勇也は、ミナミにアピールしているが、気にされていない。

 田中ミズホ(りょう)はメールを荻原に送る。「また会いたいな」


 『かわいげ』という高級技術を使えないミナミは、自分に『恋じゃ
ない』と言い聞かせている。


 郵便物を配り終えた勇也が、ほっと一息ついて自分の机の上を見る
と、物であふれかえっている。「全部やれってか!?」

 それでもがんばってコピーを取っていると、勇也の絵がアートディ
レクターに認められたと言われる。


 飲み会。
 送れてやってきたミナミが、勇也の隣に座る。緊張する勇也。


 今岡はなつきに気を遣っている。取ったお寿司がさび抜きになって
いるか確かめようとする。

 ビアノの前に座っていたなつきは、もう自分にそんなに気を遣わな
いで欲しい。もうわさびも食べられる年になった。明日、おばあちゃ
んちに行く、と言う。


 飲み会の席上、クライアントのマンションのモデルルームを一緒に
見に行こうと誘う荻原。
 ミナミは、「二人きりで!?」とデートを意識してドキドキする。

 荻原は、「ほかに行く人?」と他の人に声をかける。
 「なんで.....」と内心がっかりのミナミ。
 でも、みんなそれぞれの会話に夢中で聞いていない。
 「そのままデート!?」と内心期待するミナミ。

 でも、その時突然、勇也が一緒に行くと言い出す。
 チェッという表情でがっかりするミナミ。


 モデルルームを見に行く。
 並んで歩く、ミナミと荻原。私服の荻原を新鮮な目で見るミナミ。
 いつも休日はこの格好、と荻原。

 休日、どこへ行くかの話に、青山とミナミ。
 「渋谷!」と答える勇也は、無視される。

 飲みに行くのは?
 また渋谷と答える勇也を無視し、恵比寿で意気投合するミナミと荻
原。
 勇也ががんばっても浮いているだけ。

 何で来たの?と聞かれ、「クリエーター修行です」と勇也。ミナミ
の嫌みも全然気にしない。

 現場に行く途中、荻原は、別件の仕事のクレームで呼び出され、社
に戻ることになる。
 「飯、また今度」とミナミに言って、帰って行く荻原。


 荻原が会社に戻ると、ミズホが待っている。
 クレーム?と聞く荻原に、そんなのウソに決まっているでしょ。わ
かっていたでしょ、と言うミズホ。


 現場に二人残されたミナミと勇也。
 係の人に、夏には花火も見えると説明され、花火、夏祭り、海.....
もう何年もそんな行事には参加していない。水着も着ていないし、浴
衣も持っていないとつぶやくミナミ。

 もったいないと勇也。
 夏は暑いだけでしょ、とミナミ。
 夏は特別、と勇也。

 見学が終わり、ミナミは勇也に資料を会社へ持って行くよう言う。


 会社の玄関で、勇也は出てくるミズホと荻原を見つける。
 荻原が、ミズホのバッグのストラップを直してやる。
 ミズホは荻原の腕に手を添えている。


 今岡は、もうなつきはおばあちゃんちへ言ってしまったから、と言
って柚木ヨウコ(白石美帆)をベッドに倒す。
 ヨウコは、こんな部屋じゃ、といやがる。そこにはなつきのランド
セルや制服が置いてある。

 その時、なつきが部屋のドアを開ける。


 今岡は勇也に、なつきが見てしまって、部屋に閉じこもったままに
なっていると言う。

 勇也は、そんなところを見られたのか!?と慌てるが、今岡は、そ
の前の前と言う。
 それでもダメだろうと言う勇也に『それ』って何だ?と今岡。

 遂になつきが部屋から出てきて、「ここにいます」と宣言。
 「また振り出しか.....何でいつまでもこんなところに。出て行く
とか、行かないとか」と愚痴る今岡。

 そしてソファーに座ろうとすると勇也が寝ていて、腹立ち紛れに、
下へ落とす今岡。


 ミナミが自宅の冷蔵庫を開けると、中から転がり出るジャガイモ。

 −− 勝手に進化したジャガイモ。期限切れの調味料。ドリンク剤。
そんなものしか部屋にはなくて、わたしのすべてはやっぱりここにあ
る。
 と思いながら、会社で仕事を始めるミナミ。


 勇也は、新しいゲームソフトのCMにも誘われる。でも、相変わら
ずコピーも頼まれる。
 その様子を見て、渡辺ユリ(浅見れいな)が手伝う。


 勇也はミナミに、昨日突然帰った荻原は怪しいのでは?別に付き合
っている人がいるんでは?と振るが、関係ないと冷静なミナミ。


 荻原に昨日のことを謝られても無視するミナミ。


 ユリは、ほかの女子社員達から、バイトの手伝いなんて、甘やかす
からいけない、と文句を言われている。


 今岡はまたプレゼンで、神津と2社競合になる。
 「あの時に独立して、正解だったな」と言う今岡。
 「あの時に、独立しなくて正解でしたね。組織にいると楽でしょ」
と神津。


 勇也のコンテの評価は、『素人』にしてはよくできている、という
もの。


 勇也がなつきに、何で残ることにしたのか聞く。
 なつきは、復讐、という。このまま自分が出て行ったら、今岡は喜
んで女性を連れ込むだろう、と。
 勇也は、小学生が『連れ込む』なんて言葉、使っちゃダメだよ、と
たしなめる。


 勇也は今岡に、共同生活には、歩み寄りと約束が必要だという。
 なつきは、今岡に部屋を明け渡してもいい。その条件は、今岡が週
二回、ピアノを教えること、と言う。


 今岡は居間で仕事に没頭している。そして着想を得る。


 クリエイティブ・ミーティング「次世代高層マンション」
 今岡の案に、人は出てこない。鳥の目線でマンションの室内を見せ
ていくというコンセプト。キャッチコピーは、『優れた鳥はいい木を
選ぶ』

 荻原は、ミナミも案を作ってあると言って、紹介する。
 『10年後も幸せに暮らせる住まいの安心感』

 AK社は、スタイリッシュ路線。家族を前面に出したエモーショナ
ル路線もいいか、と荻原。
 それに対して今岡は、家イコール家族というのは嫌いだと言う。

 勇也が突然、今岡には家族なんて理解できないだろうと言い出す。

 ミナミは勇也を別室に呼び、勇也の発言は許されていない。しかも
年上の人に向かってあのような発言はいけない、と言う。
 勇也は一緒に住んでいれば、いろいろある。そしてミナミに欠けて
いるのは、かわいさだと指摘。
 ミニミにはこの指摘が一番こたえるのだった。

 −− いつからか、自分の中にある女の子らしさへの後ろめたさ。
いつもかわいい方を選んでこなかったのは何のため?


 どちにのコピーにするか悩んでいる今岡。
 そこにヨウコがやってきて、先日なつきに見られて、家庭内不和か
な?と思って、と言う。

 「王国を治めるより、家庭を治める方が難しい。−−哲学者にしち
ゃ、平凡だけどな」と今岡。そして仕事と家庭、男は24時間営業だ
という。

 ヨウコは、家庭は営業するものじゃないんじゃない?とつっこむ。

 「後悔しているの?」とヨウコ。
 「おやすみ」と今岡。


 今岡が帰宅すると、なつきがピアノを弾いていた。ピアノの傍らに、
なつきのランドセルや教科書が置いてある。
 ピアノを弾くのをやめるなつき。
 「弾いてていいんだよ」と言う今岡に対して、無言のままのなつき。

 今岡はカバンの中から、『10年ごしの君との約束』とコピーの入
った資料を取り出す。
 そしてピアノを左手で弾き、「約束していたな.....最後に会った
とき......いつかまた一緒に練習しようって.....ごめんな、約束忘
れてて」と言う。

 なつきは泣きながら、「大嫌い」と繰り返し、今岡は何度も謝る。
そして、「大嫌いじゃ、ピアノ、弾けないぞ」と言うと、ティッシュ
を取って渡し、「エンジョイ!楽しんで」と言う。

 それから連弾する、今岡となつき。


 プレゼンテーション。今岡は力強い声で、娘や妻から大嫌いと言わ
れるお父さんが、10年後も一緒に暮らせるというコンセプトをたた
き出す。

 その逆説的アプローチで、AKコミュニケーションズに勝つ。


ー ミナミは勇也に、「君にはあれがあるでしょ」と勇也の机の上を
指さす。そこにはたくさんの郵便物の山。

 それを片付けようとするとユリが来て、飲みに行こうと誘う。
 まだ仕事が終わらないので、いけないと断るが、先日手伝ったでし
ょ、と強引にのみに連れて行かれる。

 その店にはすでにポテチ・プロジェクトのメンバーがいた。


 ミナミの携帯に、勇也からの電話。マンションのプロジェクトの件
で、先方が打ち合わせをしたいから、現場に来て欲しいと言っている、
と。

 ミナミが急いでいくと、そこにいたのは荻原。
 見つかる前に、慌てて身を隠すミナミ。

 勇也から電話。ミナミへのお礼、と言う。ポテチのプロジェクトの
人から聞いた。ミナミが、勇也には今のような仕事より、挨拶だとか、
雑用だとか、地道なことを今のうちはさせてあげて欲しい。その方が
勇也は将来成長する。今の10日より、10年後を考えてあげて欲し
いと言っていたと。そう言っていたと聞けば、お礼をしたくなるだろ
うという。

 ミナミは、そう言ったのはあくまで自分のため。だって10年後も
勇也と一緒に仕事をしていたいから。10年後、一緒に残業しながら、
初めの頃は使えなかったねぇ、なんて言えたら、と。

 勇也は、自分は10分先も考えられないのに、自分の10年後を考
えてくれる人なんて、世界でたった一人。一人だけ、藤井さんだけだ
よ、と言う。そして、荻原のところへ行って、自分の気持ちを言うよ
うに言う。
 10代じゃないんだから、そういうわけにはいかないとミナミ。

 勇也は、いくつだって行くか、行かないか、一つだけ。夏なんだか
ら。夏は特別。姉さんらしく、男前にドン、と藤井ミナミ史上、最高
の夏にしなよ、と言う。

 「ありがと」と素直なミナミ。

 ミナミは意を決して、荻原に近づく。

 ミナミに気付き、驚く荻原。そして勇也から電話があったからだと
納得。

 顔を上げるミナミ。
 荻原は、やっと目を合わせてくれた。ずっと避けられているのかと
思った、と言う。
 ミナミは、意識するとダメになって.....かわいくできないの、と
しどろもどろ。

 その時、夜空に花火が上がる。
 「わあ、すごい.....久しぶりに見た.....すごいきれい」とミナミ。
 「今、すごくかわいい顔、してますよ」と荻原。


 仕事を片付け、地下鉄の駅へと向かう勇也。


 そっとミナミの手を取る荻原。


寸  評  荻原はミズホから思われている?そして、ミズホと荻原は両思い
なのか!?
 荻原の態度、微妙ですよね。取りようによっては、八方美人なので
は、とも。

 それと、ミナミの勇也に対する態度も気になりますね。彼女は、勇
也のことを単なる同僚と思っているだけなのでしょうか。だとすると、
みなみの10年後も一緒に働いて、残業しての発言は、誤解を呼ぶ気
がします。
 みんな、わざわざ社内でどろどろになるように、と突き進んでいる
気がしてなりません。こんな職場ではいたたまれないですね。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 16日(水)テレビ朝日放送の『PS羅生門』の録画に失敗してしまいまし
た。原因は、HDDの録画許容本数をオーバーしたこと。HDDの容量は、画
質を一番落としていたので十分空きがあったのですが、録画可能タイトル数が
オーバーしてしまったことに気付かずに予約してしまったのです。
 このドラマは、続き物ではないので、失敗した回について、どうしても困る
というまでのことは無いはずなのですが、でも抜けた回があると、とても気に
なります。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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