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タイトル:Daily Drama Express 2006/07/21 タイヨウのうた (2)  2006/08/28


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/07/21 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル タイヨウのうた
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 雨音薫 (沢尻エリカ)
 藤代孝治(山田孝之)
 橋麻美 (松下奈緒)
 大西雄太(田中圭)
 立浪隆介(川村陽介)
 加藤晴男(濱田岳)
 松前美咲(佐藤めぐみ)
原作  天川彩
原案  板東賢治
脚本  渡邉睦月
主題歌  『』

あらすじ  第2話 月夜の告白…忘れられない初恋

 「ありがと、助けてくれて」と雨音薫(沢尻エリカ)。
 「危ないんじゃないの?こんな時間までやってちゃ」と藤代孝治
(山田孝之)。
 「へー、心配してくれるんだ.....いい人なんだね」と薫。
 「そんなんじゃないよ」と孝治。
 「普通、ああいうの、かかわりたくないと思うんじゃない?この間
はありがとう。死んだら?なんて言っちゃって」と薫。
 「お互い様なんじゃない?」と孝治。
 「でも、だから自分の歌歌える」と薫。

 ギターを見ると壊れている。不良に絡まれたときだ。
 孝治は直してやる。そして、「大事に塚ってんだな」と言う。
 「わかる?」と薫。
 「なんとなくな」と孝治。

 あと一週間で満月、と薫。月は友達みたいだから好き、と言う。

 自分の曲はどうだったかなと聞く薫。
 前の曲よりよかったじゃないか、と孝治。

 今日は自分がコーラをおごる、と薫。
 CD売れたこともない奴から、金取れるか、と孝治。
 その背中に、絶対売れてやる!と怒鳴る薫。


 レコード会社に売り込みの電話をする薫。駅前で歌ったり、オーデ
ィションに応募して結果を待つだけだったりしては、間に合わない、
と。

 遂に薫は、落選通知にメッセージを書いてくれた審査員・工藤洋平
(要潤)と会話が出来る。
 今ならちゃんと歌える、と薫。でも、工藤は分刻みのスケジュール
で、時間が無いと断る。

 薫は、自分にも時間がない。5分でいいんです、と言う。
 工藤は、それなら5分だけ時間を割く。明日の13時、と言う。
 夜じゃダメですか?と聞く薫に、そんなんじゃ、無理だと工藤は、
ぷつっと電話を切ってしまう。

 様子を見に来た母・雨音由紀(黒田知永子)に、「お店、バイト、
欲しくない?」と笑いかける薫。


 立浪隆介(川村陽介)は、合コンした松前美咲(佐藤めぐみ)とデ
ート中。


 孝治、隆介、大西雄太(田中圭)、加藤晴男(濱田岳)は、海の家
でダラダラと過ごしている。
 三浦修(竹中直人)から時給3万、住み込み三食付きとバイトを誘
われる。
 みんな飛びつく。
 仕事の監督はエミリー(ベッキー)。とても厳しい。


 店を手伝って、ウェイトレスをする薫。
 休憩時に、自室のカーテンを開ける。眼下の海の家で、働く孝治達
が見える。「がんばってるじゃん」とつぶやく薫。


 『3万』の単位は、『ウォン』。日本円にして、約3000円。
 その事実を知り、愕然とする孝治達。

 白いスーツを着た隆介がやってくる。3千円なんて、30分で稼げ
る。

 そのバイトとはホスト。
 孝治達三人もバイトを開始。
 こんな場末の店へ来て、指名したホストを必ずナンバーワンにして
くれるという謎の女性に指名される孝治。指名の理由は、一番無愛想
だったから!?−−彼女は会社を経営していて、みんな自分に愛想笑
いするから、もう、そういうのを見たくないという。
 彼女はそっと孝治に10万円握らせる。


 父・雨音謙(勝村政信)は薫に、三日分のバイト代・1万円を渡し、
毎日は身体に負担がかかりすぎるから一日おきにするという。
 何が欲しいかは内緒、と薫。


 曲かが書けない橋麻美(松下奈緒)。レコード会社は、ゴーストラ
イターを用意した方がいいかもしれないと話している。


 ホストをやっている隆介を目撃してしまう美咲。薫のところに愚痴
りに来る。
 そんな男、忘れなさいと言う薫に、初めてできた彼氏だから、忘れ
られないと泣く。


 薫がホストクラブに乗り込む。隆介は逃げ、孝治に後を託す。

 薫は、孝治がホストをやっていることを責める。似合わない、と。
 孝治は、何で自分のことをかまうのだ。いい人だと決めつけて、と
言う。

 薫はね三年前から孝治を知っている。当時、足の手術をして入院し
ていたとき、名残惜しそうにして、ギターを捨てるところを見た。
 ギターを拾って、取りに来るのかな?と思った。
 いつもお弁当をぶら下げて、バイクを押していた。

 雨の日、親とはぐれた子猫に、ビニール傘で屋根を作ってあげた。

 どうしてバイクを押しているのか考えた。きっと早朝だから、騒音
を立てないようにということだろう。

 それから孝治の通る時間を待つようになった。会えないときはギタ
ーを弾いていた。

 孝治は、確かに高校生の時、朝まで弁当工場でバイトをしていた。
 卒業しても就職がなかなか決まらないから、そのままその工場で勤
めていたけど、首になった。もし当時の自分に会えたら、何そんなに
がんばってるんだ。がんばったっていいこと無いぞ、と言いたい、と
言う。

 薫の携帯のアラームが鳴る。4時15分。
 薫は、バイトで稼いだ1万円を、修理代として、無理矢理孝治に押
しつけて、走り去る。


 美咲が、明るくなっても戻らない薫を心配して電話する。
 一心に走る薫。街はドンドン明るさを増す。


 肌へのダメージを調べて貰う薫。大丈夫だったようだ。

 薫の様子の違いを見つける主治医・榎戸真一(山本圭)。
 薫は失恋した。最低の男で、早く忘れたいのに忘れられない、と言
う。
 榎戸は、恋をするということは、いいことだ。忘れられないと言う
ことは、彼をまだ好きだということだという。


 孝治は、女性客に問わず語りに、今、住むところがない。両親は交
通事故で亡くなった、と話す。
 社長をやっているその女性客は、孝治に300万円入った封筒を渡
す。
 驚く孝治に、どういう意味か、わかってるよねと言う女社長。
 キョトンとした孝治に、"Inperial Coast Hotel" とプリントされ
たマッチを差し出す。そしてチャンスは賢くつかまなければ、と言う。

 タクシーに乗り、ホテルへ向かう孝治。
 途中、首になった弁当屋のトラックを見つけ、タクシーから降りる
と、そのコンビニへ入り、お弁当を手に取る。
 そこには、かつて自分が担当していたたこのウィンナーが入ってい
る。

 ポケットから、薫に貰った1万円札を取り出し、何か考えている孝
治。

 ホテルに現れた孝治は、300万円を差しだし、返しに来たという。
 女社長は、孝治の差し出した手を引っ張って寄せる。
 孝治はただ夢を追っているだけの女に、偉そうにされたくないから、
と言う。

 女社長は、「いい人じゃない、彼女」と言い、孝治を帰す。


 再び三浦の店で働いている孝治。
 雄太、晴男も一緒に働いている。良介もホストを辞めていた。隆介
は人一倍さびしかり屋なのだ。

 夜も働く彼らを、暗幕を開けた部屋の窓から見下ろす薫。ほほえん
でいる。


 ギターをかき鳴らし、ストリートミュージシャンをやっている薫。
今日も売り上げはなく、ギターをしまおうとする。

 そこに孝治がやってきて、もう終わりか聞く。
 終わりだ、と薫。
 孝治はCDを買う。ホストで稼いだ金じゃないから、と言って払う。

 薫は知っていると言うと、五円玉を混ぜて欲しいと言う。
 「『ご縁があるように』なんて、寒いこと言うなよ」と言いながら、
孝治は渡す。

 薫は、五円玉を持った手を、月へ向かってのばし、こうすると五円
玉の穴と月の大きさが同じになると言う。
 半信半疑で、薫に並んで薫の手の先の五円玉の穴を覗く孝治。
 本当に月が、穴の大きさになっている。

 薫は、初めて音楽で稼いだ記念に、この五円玉を取っておくという。

 −− 太陽を知らないわたしは、月ばかりを見てきて、世界中の誰
よりも月はきれいだと知っていた。


 孝治が海の家に戻ると、高級車が止まっている。車の傍らに麻美が
立っていて、「孝治、久しぶり」と言う。


 薫は、うれしそうな足取りで帰宅。


寸  評  前回の寸評で、配慮の足らないことを書いてしまい、反省してい
ます。また、それにより、ご不快な思いをされた方にも、お詫びいた
します。
 お月様と五円玉の穴のことは、今度機会があったら、確認してみた
いと思いました。

 最近、若い女性がお金に困ってホステス.....というだけでなく、
若い男性がホストというパターンが、ドラマの中では増えているよう
に思います。
 実社会でも増えているのでしょうか!?

執筆者  鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 毎日、東京は煮えたぎったように暑いです。暑くてクーラーをかけると、
「ドライ」なのにもかかわらず、膝が冷たくなってきて、困ります。年を取っ
た!?とは、思いたくないので、仕事が忙しくて睡眠不足とストレスがたまっ
ているせい、と思っておきます。
 どうして、忙しいときは忙しいことが重なるのでしょう。(鈴木)

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