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タイトル:Daily Drama Express 2006/07/17 サプリ (2)  2006/08/16


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/07/17 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル サプリ
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 藤井ミナミ(伊東美咲)
 石田勇也(亀梨和也)
 柚木ヨウコ(白石美帆)
 今岡響太郎(佐藤浩市)
 荻原智 (瑛多)
 田中ミズホ(りょう)
 桜木邦夫(相島一之)
 渡辺ユリ(浅見れいな)
 松井良英(原口あきまさ)
原  作 おかざき真里
脚  本 金子ありさ
主題歌  絢香『Real Voice』

あらすじ  Episode 2 動き始めた気持ち

 藤井ミナミ(伊東美咲)は石田勇也(亀梨和也)と合気道の稽古。


 プレゼンテーション「冷凍食品 新シリーズ」
 今岡響太郎(佐藤浩市)が熱弁をふるう。

 ミナミは、4年間つきあった彼から、突然ね「もう無理だ」と言わ
れた。こういう時はとりあえず会社員していてよかった。とのあえず、
朝起きていくところがある、と思う。

 一人暮らしの快適さを説く今岡。

 勇也が今岡に訴える。ミナミに何か手伝いましょうか?と聞いたら、
突然合気道の練習台にされて、痣だらけ。これで時給980円は安す
ぎやしないか、と。
 でも今岡は聞いておらず、「絶不調だ」と独り言。


 −− 仕事をしていると女はおかま化し、男はおばさん化する。


 ミーティング中も携帯をチェックしているミナミ。男?とからかわ
れたが、別れました。28歳独身彼氏なし。仕事漬けの毎日です、と
軽そうに言う。携帯をチェックするのは、単なる習慣。

 勇也に、「好きなんです」と言われ、頭の中が高速で、年下の恋人
とのデートから破局までを思い浮かべる。
 でも、勇也が好きだと言ったのは、香月ミカという歌手。ファンな
ので、と。香月ミカは、ミナミのCMで起用しようとしている歌手だ
った。

 ミナミの失恋を知り、慰めようとして空回りする勇也。相手は女子
高生じゃないのだから.....働く女を慰めるなら、仕事をほめる。

 荻原智(瑛多)が奇異、勇也を押しのけ、ミナミの作品をほめる。


 ミナミはクリエイティブ・ミーティング「マスカラ新商品」へ、勇
也を連れている。
 張り切る勇也。
 ミナミが勇也につっこむ。何でしゃべるとき、最初に「つか」が入
るのか?と。


 オールスタッフ・ミーティング。
 スタッフの名前を次々と勇也に教えるミナミ。

 ミナミが尊敬するスタイリストが、徹夜していい作品を作る。それ
でも、疲れた顔を見せない。女同士のつながりを確かに感じるミナミ。

 ミナミと一緒にエレベータに乗り損なった勇也を、松井良英(原口
あきまさ)が引っ張っていく。

 モニタリング調査 「ポテトチップス新商品」
 アンケートを採りたいのだが、言葉が通じなくて困っているという。
 モニタリングルームでの女子高生達の会話を同時通訳する勇也。


 荻原はミナミに、勇也をポテトチップス新商品の方へ持って行くと
いう。
 でもそれは荻原が田中ミズホ(りょう)にはかった、スタッフの質
を保つため、マスカラから勇也を外す口実だった。それを松井が教え
る。

 怒る勇也。
 でも、預けたと話すミナミを見て、立ち止まってしまう勇也。


 勇也は紺野なつき(志田未来)に、自分が今岡が夜、帰ってくるよ
うにするから安心しろといいながら、家事の当番表を貼る。そして慣
れた手つきで、焼きうどんを作る。


 今岡は柚木ヨウコ(白石美帆)に、子供がいるので君のうちでどう?
と聞く。
 今岡の実家では?とヨウコ。
 そいつは刺激的すぎないか?と言う今岡に、実家に子供を預けては?
ということだ、とヨウコ。でも、本当に心配なのは、今岡が家庭にか
まけてしまうこと。そうすると、クリエーターとしての鋭さに欠ける。
その兆候が今の今岡にあると言う。
 反省する今岡。


 今岡が帰宅すると、「お帰りなさい、ご主人様」と出迎える勇也と
なつき。
 とまどいながらも受け入れる今岡。


 ミナミは深夜の台所で思う。あふれかえる燃えないゴミ。ほとんど
ない、燃えるゴミ。こんな生活がなりたかった28歳なのだろうか、
と。


 香月ミカが出演を断ってきた。失恋したので、ウェディングドレス
を着られないとのこと。
 明日までに新しいコンセプトを持ってきたら考えるとのことで、張
り切るミナミ。追いつめられたときの方が、いいアイディアが浮かぶ
かもしれない。


 集計作業をする勇也。もう香月ミカのことは諦めた様子。


 図書室で勇也と会うミナミ。勇也と図書室で会うのは、町中で
UFOを発見する気分、とミナミ。
 勇也はやる気を出している。妹や母親も喜んでいるらしい。昔父親
が、発表前の新商品を持ってきたことも思い出した。少ないけど仕送
りもして、今は一家の大黒柱。

 ミナミは会議でアイディア出してみたら?給料上がるかもしれない
よ、と励ます。
 オレのような下の奴には無理、と勇也。
 ミナミは、勇也にしかできないこと、あるはず。がんばって、と言
う。


 荻原の電話が鳴る。ミズホからだった。荻原が大阪にいた頃、新大
阪発東京着の最終新幹線が東京に着く頃、よく電話がかかってきてい
た。でも、同じ東京にいるようになったら、何度でも別れると言えて
しまう。


 「今日、一緒に飲む人」と言う今岡に、今日は帰る日でしょ!と抗
議する勇也。
 飲みに行くと言うのが男なので、やめにする今岡。

 帰り際、今岡はミナミのところに寄り、瞬間だよ、と言う。朝、寝
ている人の前にコーヒーを出す。気持ちの動く瞬間−−マジック・モ
ーメント−−。
 ミナミにそれ思い出させると、「エンジョイ」と手を振り、去って
いく今岡。


 ミナミは香月ミカに新コンセプトを持って行く。
   もうすぐ結婚する花嫁−>別の人に出会ってしまった−>ドレ
スを切り、駆け出す−>『次の恋の準備は出来た』というコピーが出
る。

 実はミナミが失恋した自分自身に一番かけたい言葉だった。

  つらい恋の経験は誰にでもあるから、共感を呼ぶのではないか、
とミナミの後押しをする荻原。
 香月ミカは、荻原の失恋話を聞きたがる。

 荻原は学生時代の話をする。

 でも、あとで荻原はミナミに、あの話はとっさに作った、作り話。
でも、香月ミカが信じたらしくてよかった、と言う。


 勇也が自分が描いてみたコンテを、ミナミだけに見て欲しいという。
 ミナミは、荻原にも見せてみなさい、と言う。

 勇也が渋々荻原に見せると、荻原はあとでCDに渡しておくと、気
がなさそうに脇に置く。

 その時、ミナミが荻原を呼びに来る。上から、もっと普通のドレス
にした方がいいと言われた。今なら、ギリギリ変更できる、と言う。
 でも、荻原はこのままいこうという。いい作品を作りさえすれば、
納得させられる、と。
 ミナミは、もし作ってからNGが出たらどうするのか。しかも、上
からの指示を無視して、と反対。荻原の仕事はいつもそんな、その場
限りの調子の良さだけのものなのか、と。

 荻原がミナミに反論。ミナミはまっすぐを押し通して気持ちいいか
もしれない。でもそれでは、寂しくないか。まっすぐはまわりのもの
をすべてはねとばしてしまう。仕事には、曲がることも大切、と。


 参考資料の映像を探して、DVDを入れ替えている今岡。テレビの
前に置いておいた(散らかしたとしか思えない)DVDの山を、なつ
きが片付けてしまったので、無レーベルのDVDは、どれがどれだか
わからなくなってしまったのだ。

 そこになつきが来て、ピアノを習いたいという。
 どうぞ、と教室へ通うことを許す今岡。
 でも、なつきが習いたいのは今岡から。約束していたし、と言う。
それに自分は掃除や洗濯という仕事をしている。今岡もなつきのいう
ことを聞いてくれてもいいじゃないか、と。
 今岡は、そんなことは頼んでいない。中止半端なことをして、むし
ろ自分の弱をしていると、映像資料が見つからなくなったことを指す。
半端な仕事で、一人前の要求を出すんじゃない。いっそ、おばあちゃ
んのところへ行くか?と切り出す。


 遂に香月ミカの撮影日。

 勇也が荻原に自分のコンテがどうだったか聞くが、荻原はまだ見て
いない。とにかく松井待ちだから、と言う。
 ブチキレ、胸ぐらをつかむ勇也。


 会議でも結局そうなる。勇也の担当するすき焼き味は、松井の担当
する塩味を引き立てるためのものであり、傍流。


 今岡に、謝らないから、と言う勇也。
 今岡は、大人と子供の違いを説く。悪くなくても謝るのが大人。悪
くても謝らないのが子供。どっちが正しいかはわからない。でも結局、
どっちも中途半端、と。


 ミナミは荻原に、撮影のドレス、結局何の問題も無かった、と言う。
 「よかったですね」と荻原。


 勇也に捕まれたとき、こぼれたコーヒーのシミが付いたワイシャツ
を脱いでいる荻原。胸に小さな十字架のペンダント。
 香月ミカの前で語った荻原の話は、あながちすべてが作り話ではな
かったらしい。新幹線の時刻表は空で言える。ちぎれるほど乗ったか
ら、と。
 荻原は小さいときからまわりに合わせ、その場しのぎで切り抜けて
きた。
 でも、彼女が初めて、そのままでいいんだと言ってくれた。3時間
あれば、彼女に会えると、新幹線に飛び乗っていた。
 だが、彼女は結婚していた.....

 ミナミが、自分の方がもっと馬鹿なことをしていたという。手帳に
毎日、「もう連絡は待たない」、「丁寧に話す」、「疲れたときこそ
笑顔で」等々。そうして大人の女性でいれば、失恋なんてしなくて済
んだのに、と思っていた。
 でも、それはそんなまっすぐな自分が好きだっただけ、とミナミ。


 勇也が机の上を見ると、自分の絵コンテに、「つか、面白かったよ」
と、吹き出しが付け加えてあった。


 −− ただの仕事仲間だと思っていた。

 荻原が、「少しだけ肩貸して」と、ミナミの前に立つと、ミナミの
身体を抱きしめた。

 その様子を、偶然廊下から見てしまった勇也。

 −− 同僚だとか、この人は少し寂しいだけだとかわかっているけ
ど、その重さが心地よくて、また始めたくなってしまう。


寸  評  ミナミの、ノートにいろいろ書き付ける習慣、「曲がり角の彼女」
のヒロインと一緒ですよね。20代後半から30代前半のキャリアウ
ーマンに流行っているのかしら?

 ミナミの仕事に対する感想、なんとなく共感する部分もあります。
それに女性も仕事漬けだと、社内結婚が多いような気がしますね。周
りを見ていると、特に女性の社内結婚率が高い気がします。

 でも、最後、社内の会議室で、恋人同士でも無いのに抱き合う、な
んていう展開はドラマだけではないですか?さすがに普通の会社では、
そんなことは起こらないと思います。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 最近、仕事が重なって、本当に家に帰ってからの時間がありません。夏ドラ
マの執筆が遅々として進まず、申し訳ありません。
 仕事で座る時間が長く、そして、好きなことも、テレビを見たり、インター
ネットをやったり、本を読んだりという、座ってばかりいることのため、腰痛
が悪化しています。
 週に一回、会社で簡単なストレッチをやるサークルに参加しているのですが、
今週と来週はお盆休みで休止です。
 普段、運動する習慣が無いと、週に1回でも効果を感じます。
 それが無いこの2週間は、自分で積極的に身体を動かさなければなりません。
(鈴木)

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