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タイトル:Daily Drama Express 2006/07/12 CAとお呼び! (2)  2006/07/26


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/07/12 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル CAとお呼びっ!
局  名 日本テレビ系
放映日時 水曜22時
キャスト 山田紗依(観月ありさ)
 南田俊彦(沢村一樹)
 田中恵 (西田尚美)
 市原美里(川原亜矢子)
 藤沢りさ子(佐藤江梨子)
 星菜々美(安田美沙子)
  高岡真 (谷原章介)
 菊池優花(香里奈)
原  作 花津ハナヨ
脚  本 梅田みか
主題歌  中ノ森BAND「Fly High」

あらすじ  第2話「えっ私クビなの!?」

 山田紗依(観月)はANL(エアロニッポンライン)の国内線CA
(キャビンアテンダント)。
 朝5時、次々と鳴る目覚まし時計を叩きながら起床。家計はピンチ
でもコレクションの勝負下着を眺めて「今日から恋も仕事も出来る女
になるのよ!」と奮起する。

 フライト後の客室部でのミーティング。コーヒーポットをひっくり
返した山田は、市原チーフ(川原)から今年19枚目の始末書提出を
求められる。
 ミーティング後の山田に近寄る南田課長(沢村)と高岡機長(谷原)
。課長のくだらない駄洒落のあと「CA辞めるって言ってなかったっ
け?」と茶化す高岡機長に「そちらこそ今日は無いんですか?合コン
・・・」と応酬する山田。
 次いで客室部へ入ってきたのは天敵、藤沢(佐藤)を筆頭とする国
際線のCAグループ。山田は藤沢に暗に彼氏のいないことを揶揄され、
恒例の睨み合い。

 行きつけの居酒屋、小椋店員(忍成)相手にうっぷん晴らしの山田
と先輩田中(西田)、後輩のユカチンこと菊池(香里奈)の3人の
CA。
 合コン10連敗中の山田に、菊池が「合コンよりもシップ(機内)
で相手を見つけるほうが合理的ですよ。」とサゼッション。
 場面は変わって勤務中のシップ。山田の眼に入って来たのは、狙っ
た乗客相手に、あの手この手でコンタクトするCAの面々。
 山田も後れてはならじと菊池にゲット・テクの教えを乞い「山田紗
依、この空の上で最高の男をゲットするぞ!!」と宣言。

 神戸行きの機内。いい感じの男を見つけた山田は、菊池優香伝授の
ラブゲット大作戦・その1「アイドル風のアプローチとハンドタッチ
で相手に意識させる。」を実行するも、ハンドタッチが強すぎて「あ
のー、この手を離してもらえませんか。」と逆効果。
 山田は次に眼をつけた乗客に優香のラブゲット大作戦・その2「ド
ジッコを装って親しみやすさをアピール」を実行。
 乗客の前でわざと転んでドジッコぶりを見せるも、転んだはずみに
お絞りのタオルを客の顔に被せてしまい、またまた逆効果。
 相次ぐ失敗に意気消沈でワゴンを押す山田。ようやくいい男に声を
掛けられるも、男の真意はユカチン狙いでまたまたガックシ・・・。
 そんな山田に「エコノミーのお客様は眼中にないですから。」と豪
語する菊池。

 神戸に到着しオフタイムのCA達。ホテルでの飲み代を節約する為、
コンビニでお酒とおつまみの買出し中。
 しかし買物の最中に田中先輩の携帯に、手配ミスでパイロットと同
じホテルに泊まれること、そこで高岡機長の歓迎会をするとの連絡が
入り、急ぎ買出し品を陳列棚に戻しホテルに急行。

 いつもの安ホテルよりは高級なホテル、市原チーフの音頭で高岡機
長の歓迎会開始。高岡は、若いCA達はもとより市原チーフまでが憧
れの瞳で見つめるなか、国際線ではバンクーバー線勤務が多かったこ
と、夏のカナダは最高なことなどを得意げに話す。
 そんななかで山田だけは、高岡が合コンの受け狙いで機長の制服姿
で現われ、はしゃぎまわっていたのを知っているだけに一人シラケモ
ード。

 ホテルの自室へ戻り、高岡の悪口を言いながら缶ビールをぐい飲み
する山田。
 むくんだ脚を冷やすため、アイスディスペンサーへ氷を取りに行こ
うとし、廊下を覗き「誰もいないからこのままでいいか。」とバスロ
ーブ姿のまま、うっかりオートロックの部屋のキーを持たずに出てし
まう。
 ホテルの従業員に「お寝み。」と声を掛けつつロビーを行く高岡に
どこからか聞こえる「ちょっと、ちょっと!!」の小声。
 怪訝そうにあたりを見回すと神戸牛フェア開催の立て看板の牛の顔、
丸く切り抜いた穴に山田の丸顔が・・・。
 バスローブ姿ではフロントへ行けない山田に「一生のお願い、部屋
の鍵を取って来て。」と頼まれ大笑いするも、山田に合コンに機長制
服で参加したことをCAみんなにバラすと脅され結局は取りに行く羽
目に。

 フライト中の機内、CA達が眼をやる先には若手のIT長者、年収
5億円の秋元光彦(東幹久)の姿が。
 後輩CAを押しのけミネラルウォーターと新聞を届けてアプローチ
する山田に、秋元は「ANLはサービスが悪い、急な搭乗でスーパー
シートが取れなかったが特別な客には特別な対応をするのが当然。」
「あなたもサービス業ならそれぐらいの常識は持って戴かないと。」
と苦言たらたら。
 山田がムッとしつつも「失礼します。」と離れかかった時に、秋元
がミネラルウォーターを倒しズボンにこぼしてしまう。
 「大丈夫ですか?」と戻る山田に「キミの置き方が悪い、飲物ぐら
いまともに運んで欲しいもんだな!!」と怒る秋元。
 山田もついに「何よ、大の男が水がかかったぐらいで大げさな!」
と反論、慌ててなかに入る市原チーフに秋元は「これからうちの会社
とANLの業務提携の件でお宅の社長のところへ行く時に困った話に
なったもんだ、穏便に済ますつもりだがこのキャビンアテンダントは
クビにしてください。」と言い放つ。

 羽田の客室部内、秋元社長と山田との一件で頭を抱える南田課長。
南田課長の困惑振りに反してあっけらかんの山田が「あんな奴に謝る
ぐらいならクビになった方がマシだ。」と会社を出かかると、ちょう
ど後から帰り際の秋元が「そうですか、クビになる方がましですか、
たかがCAが大きく出ましたね。」と声をかける。
 睨み合う山田と秋元、なかに入って平謝りの会社幹部。

 寮の乱雑な部屋に戻った山田は「クビになったらこの部屋も出て行
くのか。」と仲間のCAたちとの写真を前にちょっとしんみり。
 山田抜きで居酒屋で秋元を「ヤナ奴・・・」とけなす田中先輩や菊
池たち。
 その目の前のテレビには業務拡大を続ける秋元の笑顔と、次のター
ゲットはANLとのニュースが流れる。
 同じニュースを部屋で一人で見ながら「クビになったらどうしよ
う?」とつぶやく山田。

 いつものノーテンキぶりとは打って変わり、しんみりとした表情で
空港ロビーをカートを引いて歩く山田。
 高岡機長が近寄り軽口を叩くが山田はそれには応えず「前はCAな
んて何時でも辞めてやると思っていたのに、今は辞めたくないと思う
自分がいるんだよねー。」「あたし、結構この仕事好きなのかなーな
んてね。」とつぶやく。
 高岡が「そりゃそうだよ、俺らの仕事は常に他人の命を預かってい
て、好きでなければ絶対やってやれないよ。」「自分から謝ることも
必要なんじゃないかなー、CAを続けたいのなら。」と話す。
 「もう遅いんだよねー。」と答えて立ち去る山田、その姿を心配そ
うに見送る高岡。

 飛行中の機内、ため息まじりでワゴンを押す山田と心配そうに見守
る同僚ボタン操作がわからないお婆ちゃんに親切に応対する山田に
「いいわねー、あなたの笑顔、あなたみたいな人に息子の嫁になって
貰いたい。」と言われる。
 そんな山田に市原チーフが「息子の嫁ねー、あたしも初めて言われ
た時は嬉しかったわ、何だかCAとして認められたようで・・・」と
話す。
 山田が改めて機内を見回すと、そこここで乗客と笑顔で接する同僚
の姿が眼に入る。それを見て「CAの仕事っていいもんだなー。」と
つぶやく山田。
 「どうした?」と近づく田中先輩に「あたし、秋元社長に会って来
る。」と答える山田。

 ANL社に大勢の部下を引き連れ入ってくる秋元社長。その真正面
に一人ツカツカと進み出る山田と、やや離れて心配そうに見守る同僚
のCA達。
 「おやおや、山田さんじゃありませんか。わざわざお出迎えとは有
難いですね。」と皮肉たっぷりの秋元社長。
 意を決した山田は「申し訳ありませんでした。私のせいでご不快な
思いをさせたことをお詫び申し上げます。」と神妙に詫びる。
 普段の山田からは想像も出来ない姿を、驚きの表情で見守る同僚の
CA達。
 「さすがにクビになるのは怖くなったのですか?」と居丈高の秋元
に、山田は「私はCAの仕事を続けたいんです、だからどうか許して
ください。」と重ねて詫びる。
 秋元はさらに傲慢に「CAなんて、空の上で客に愛想をふりまきお
茶運ぶだけの仕事」「そもそもいい男を掴まえるためにやっている仕
事」と言い放つ。
 ムッとしつつもここまで耐えていた山田が「ちょっと待ちなさいよ、
確かにあんたの言うとおりいい男を掴まえるためやってた。でも今は
違う、こんなやり甲斐のある仕事、男を掴まえる手段に使うなんても
ったいないって気づいたの。」「だからもっと頑張ろうと決めたの
よ。」と言い返す。
 さらに「お客様が笑顔になるだけで嬉しく、やる気が出てくる。心
からそう思えるようになってきたの。」「今はこの仕事が大好き、あ
んたが馬鹿にしているCAの仕事がね。」「クビにしたければしなさ
いよ、だけどあんたなんかに絶対負けない。一から出直してでも一人
前のCAになってみせる。」とたたみ込む。
 そんな山田を睨み返す秋元のもとにANLの幹部社員が平身低頭で
迎えに入って、その場を離れ社長室へ向かう秋元。
 ことの成り行きを固唾を呑んで見守っていた田中先輩をはじめとす
る同僚達が駆け寄り「バカ、せっかく謝ったのに相手怒らせてどうす
んの?」「でもスッキリした。」などと山田をいたわる。

 客室部に入ってきた山田を呼ぶ南田課長と市原チーフ。神妙に前に
立つ山田に南田が「2年間見てきてキミがCAに向いていると思った
ことは一度もない。」と言う。
 続いて市原が「ただ、CAに向いていることが一つだけあったわ、
悪運が強いこと。」と言い、南田が手元の新聞を見せる。
 そこには秋元社長の会社の顧客情報流出と株価下落、ANLとの業
務提携暗礁にとの大見出しの記事があった。
 山田は「良かったな、辞めさせられないで。」と言い寄る高岡機長
と「当たり前でしょう、私は何も悪いことしてないんだから。」と軽
く小競り合い。
 机に戻ると後輩が「紗依さんクビになったらどうしようと思って。」
と安堵の表情。「みんな心配してくれていたんだ・・・」と喜ぶ山田
に田中先輩が「あんたが辞めると、自分達の新米ぶりが目立っちゃう
からでしょー。」とキツイ一言。
 「そういう心配かい!!」と息巻く山田を囲むみんなの笑顔。
 そんななかでスックと立った山田「よーし、恋も仕事も益々パワー
全開で行くわよー、ヨッシャー!!」と右手を天に突き上げての気合
い。
 部屋のみんなも「ヨッシャー!!」の唱和。


寸  評  ドジでノーテンキな観月姉さん、それでも第2話で早くもCAの
仕事に目覚めたようです。
 このあたりは契約社員とはいえCA4年目のキャリア、さすがに
「スチュワーデス物語」の上戸さんとは格が違いまんナ!!
 どうかこの先、同じようなドジの繰り返しでドラマをマンネリ化さ
せないようお願いします。

執 筆 者 風神()

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2. 編集後記
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(風神)

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発行元:ドラマ研究会
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