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タイトル:Daily Drama Express 2006/06/06 アテンションプリーズ (8)  2006/06/28


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/06/06 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル アテンションプリーズ
局  名 フジ系
放映日時 火曜21時
キャスト 美咲洋子(上戸彩)
 桜田信哉(小日向文世)
 三神たまき(真矢みき)
 太宰晋一郎(井上順)
 若村弥生(相武紗季)
 中原翔太(錦戸亮)
 香川麗子(高橋マリ子)
 弘田沙織(上原美佐)
 東野はるか(大友みなみ)
  麻生カオル(笛木優子)
 堤修介 (小泉孝太郎)
 渡辺誠 (小市慢太郎)
 木下朝美(七瀬なつみ)
 若村昭三(浅野和之)
 関山有紀(大塚ちひろ)
原  案 上篠逸雄
脚  本 後藤法子
主題歌  木村カエラ『OH PRETTY WOMAN』

あらすじ  第8話「告白…大空の初デート」

 ただ1人延伸になった洋子(上戸彩)は「自分はできていたはず。
適性ってなんですか?」と納得がいかず、たまき(真矢みき)に理由
を尋ねる。だが、たまきは「それを学ぶために補講を行います。明日
までに自分がどうすべきかレポートを書いてきてください」と伝える。

 OJTに進むことになった弥生(相武紗季)、有紀(大塚ちひろ)、
沙織(上原美佐)は喜びに湧くが、洋子のことを思うと手放しには喜
べない。しかし洋子は「2、3日補講すればすぐOJTに行けるってさ」
と強がって見せる。

 洋子は自分を心配する弥生と有紀に「お祝いしようよ」とはしゃぐ。
そこへ翔太(錦戸亮)がやって来て「お疲れ、試験はどうだった?」
と聞く。洋子は「3人そろって合格!」と間髪いれず答える。翔太は
「へぇ、じゃあ動物園行かないとね。関山さんも行くんでしょ?まっ
美咲も連れてってやるよ」とペラペラしゃべってしまう。

 洋子は「じゃあ、今度の日曜上野動物園に行こう」と話をまとめる。
思わぬ展開に弥生は気もそぞろだが、洋子は小声で「安心しろ、あた
しと関山ちゃんは当日腹痛で行けなくなるから」と耳打ちする。

 洋子は、たまきに言われたレポートに取り掛かるが集中できない。
翌朝、みんながオペレーションセンターへ向かう中、洋子は1人教室
でたまきを待つ。たまきが来ると洋子はレポートを提出する。たまき
は「今後私美咲洋子はキャビンアテンダントの適性を身につけるべく、
真摯な態度で延伸に臨み、お客様、会社に貢献できるようになり……」
と読み上げたところで「書き直してください」と返す。

 洋子は「私、ちゃんと考えて書きました」と訴えるが、たまきは
「ではもっと考えてください」としか言わない。たまきは挨拶の仕方
から始める。洋子は「あの、それだいぶ前に習いましたけど」と戸惑
うが、たまきは「ではもう一度やってください」と取り合わない。

 さすがの洋子も落ち込み、修介(小泉孝太郎)に励まされる始末。
空を見上げ「空が私を待っている、かぁ」とつぶやく。

 たまきの補講は基本的なものばかり。洋子は言われたとおりやるが
「なぜそうするのか考えてやってますか?形だけではダメです」とた
まきは厳しい。洋子は「いつまでここにいるんですか?」と思わず尋
ねる。たまきは「2日かもしれませんし、永遠で出られないかもしれ
ません。とにかく半端なままではOJTには出しません」と淡々と答え
る。

 その夜、洋子は弥生と有紀と一緒に弥生の実家でそばを食べる。無
理に明るく振舞う態度に弥生も有紀もかえって心配になる。洋子は自
宅に戻ると再びレポートに取り組むが、何も書けない。

 翌朝、洋子がモックアップの鍵を借りに訓練部にやってくる。朝美
(七瀬なつみ)が声をかけ「残念でしたね。でもやはりまだ無理とい
うのが三神教官の判断ですから」と思わず口走る。太宰(井上順)が
「認定会議は1人の判断では決まりませんよ」とフォローするが、洋
子はたまきに不信感を抱く。

 考え込む洋子にカオル(笛木優子)が「三神教官はあなたに似た後
輩のことで現場を離れて訓練部に行ったという話しだし、待ってるん
じゃない、あなたが辞めると言い出すの」と追い討ちをかける。

 洋子はたまきの補講を受けるが、不信感は拭えない。ついに「これ
本当に訓練なんですか?私を辞めさせたくてやっていることですか?
三神教官が私を延伸にしたのですか?」と尋ねる。たまきは「私の判
断です、それが何か」と静かに答える。洋子は「それじゃあ、できの
悪い後輩のためにフライトを降りたのは本当ですか?」と泣きそうな
目でたまきを見つめる。

 たまきは「今の訓練には関係のないことです。嫌なら帰っていただ
いて結構です」と突き放す。洋子はたまらずその場を走り去り、洗面
所で泣き崩れてしまう。

 午後、たまきは補講のために教室に来るが、洋子の姿はない。

 翔太が飛行機の整備をしているところへ、修介がやってくる。修介
はとりとめのない話をしながら、「美咲さんはタフだよな。OJTに行
けなくても元気なんだから」とため息混じりにしゃべる。聞いた翔太
は顔色を変える。

 翔太は洋子を探す途中、たまきに会い洋子がOJTに進めなかったか
確かめる。たまきは「彼女は訓練を放棄してしまいました」と教える。

 翔太は洋子を探し出し、「何で嘘ついたんだよ!なんで黙ってたん
だよ」と怒る。洋子は「お前に何がわかんだよ!私だってがんばって
んだよ、人生MAXに。それでもダメなんだ、もう無理なんだよ」と苦
しい胸のうちをぶちまける。

 たまきは洋子を思い、悩んでいた。そこへ桜田(小日向文世)がや
ってくる。たまきは「迷いました。このままOJTに進んでもいいのか
もしれない。でも……私は過去を気にしすぎているんでしょうか」と
打ち明ける。桜田は「浅田今日子さんのことですか?確かに彼女は美
咲さんに似ている。でもひとつだけ違うのは教官が三神さんだったこ
とです。教えられることは何でも教えてあげてください」と励ます。

 日曜日、洋子は近くの公園でバスケットをする少年たちをぼんやり
と眺めていた。そこへ翔太が現れ「ちょっと来い!」と洋子をひっぱ
っていく。

 上野動物園では弥生が有紀と待ち合わせていた。有紀は「私が来て
良かったんでしょうか」と戸惑うが、弥生は「中原さんは急用ができ
たんだって」とつらいのを抑えて答える。

 翔太と洋子は飛行場へやってきた。翔太は小型飛行機を見ると、洋
子に乗るように促す。洋子は「誰が操縦すんの?」とあたふたするう
ちに、翔太は操縦を始め、空へと飛び立つ。驚く洋子に、翔太は「小
型機なら操縦できんの」と笑う。

 翔太は「なあ、何で飛行機が空飛ぶか知ってる?」と聞く。洋子は
「推力と抗力、あと揚力が……」と説明し始めるが、翔太は「無理っ
て思わなかったからだ。こんなでっかい鉄の塊に人を乗っけて空を飛
べると信じた奴がいたからできたんだ。だから無理なんて言うなよ」
と励ます。洋子は「飛びたいなあ、あたしも飛びたい」と素直な気持
ちでつぶやく。

 翌朝、たまきが出社すると机の上にレポートがあった。それには
「私美咲洋子は以下のことを誓います」という書き出しで5か条の誓
約があった。

1. 世界一のキャビンアテンダントを目指す。
2. そのためにまずは現場に出る。
3. そのためにキャビンアテンダントの適性を身につける。
4. 先日は申し訳ございませんでした。
5. とにかく今自分のできることをやってみる。何があっても飛ぶ
ことを諦めない。 


 たまきはハッとしてレポートをじっと見つめる。

 そのころ洋子はお辞儀千本ノックと称してフロアで来る人、来る人
に挨拶をしていた。


 その日の授業で、たまきは過去のできの悪い後輩について語りだす。
彼女は洋子みたいに明るく元気で強い子に見えた。あるフライトで心
臓発作を起こした乗客が出て、彼女が心臓マッサージを行ったが、甲
斐なく搬送先の病院で亡くなった。

 防ぎようのない事故と遺族も了解したが、彼女は目の前で起きた死
に耐え切れず退職、しばらくして事故死した。辞めるとき彼女はたま
きに「キャビンアテンダントになんかならなければ良かった」と言っ
た。かわいがっていた後輩にそんなことを言わせたたまきは大きなシ
ョックと挫折を感じ、現場を退いて訓練部に移ったのだった。

 たまきは洋子を見つめ「あなたが一人前のキャビンアテンダントに
なるのは、普通の訓練生よりも何十倍も大変なことです。誰にも負け
ないくらいの空に対する愛情と覚悟、技量がなければきっとあなたは
潰れてしまう、覚悟はできていますか?あのレポートは嘘ではありま
せんね?」と確かめる。

 洋子が頷くと、たまきは「起立!」と言い、客室乗務員用のネーム
バッジをつける。「あなたにはちゃんと理解してほしかった。仕事の
厳しさも恐さもすべてちゃんと分かってから進んでほしかった。明日
からOJTに進みなさい」と伝える。

 洋子は涙を浮かべる。たまきは「もうあなたはキャビンアテンダン
トの卵です」と告げる。

 こうして洋子はOJTに向かうことになった。翌日洋子は髪を黒くし
颯爽と出勤する。翔太に会うと、洋子はニッと笑い、親指を立てる。

 洋子の登場に、弥生、有紀、沙織も喜んで迎える。そして洋子の
OJTインストラクターはカオルが担当することになった。カオルは
「これからが本当の訓練よ」と不敵に笑う。しかし洋子は「イエッサ」
と持ち前の明るさでプレッシャーをはね返す。


寸  評  過去のミスを繰り返すまいとの思いを抱えるたまきと早く空に飛
びたいと心から思う洋子。2人の強い思いのぶつかり合いは見ごたえ
がありました。なのに翔太が「出しゃばって」台無しになってしまっ
たなあという感じです。男と男の世界ではないですが、ここはたまき
と洋子の2人の中ですべてを解決してほしかったです。そうすればた
まきがネームバッジをつけるシーンが最高に感動的になったと思うの
ですが。

執 筆 者 ケン()

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2. 編集後記
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 巷ではプロ野球交流戦が花盛りですが、実は今週大学野球の全国選手権が行
われています。決勝は日曜日なのですが、梅雨時とあって毎年雨が降り、月曜
や火曜に延びます。しかも日中開催ですので、スタンドは両校の応援団がいる
程度で盛り上がりにも欠け……。今年も雨が降り、今のところ決勝は月曜日に
なりそうです。ちなみに決勝は録画中継がありますが、真夜中なので、やはり
注目されません。(ケン)

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